2014/07/03 - 2014/07/04
135位(同エリア231件中)
窓際さん
2日目の今日は、食べるためだけの大移動!
そのためのレンタカー・・・なのである!
そんな今日、向かうのは、
あの和歌山の名店!
『Villa AiDA』!!
ココもいちど、行ってみたかったのである。
じゃ、寄り道しながら向かいます!
-
アラームちょっと前に目を覚ます。
二日酔いの確認をする。
ヨシ!OK!
「ミラグレーン」飲んどいてよかった!!
カーテンを開ける。
晴れてはいないが、降ってない!
昨日は分厚い雲で真っ暗だった景色・・・
今日は山まで見えてる。
きゃっほぉ〜い!
それにしても、祇園祭のときにこの部屋に泊まれたら
どんなによかっただろう。
眼下に山鉾が見えたのに・・・くぅっ
チェックアウトしてまずクルマで向かったのは・・・・ -
大阪は靭公園近くのブランジュリ、『Louloutte/ルルット』。
パリの有名パン屋さん、
「Du Pain et Des Idees / デュ・パン・エ・デ・ジデ」で
修行なさった女性シェフだそうで、ぜひとも行ってみたかったのである。
なんてことない町角、かわいいピンクのお店。
ドアノブは、外はバゲット、中はクロワッサン。 -
中に入ると、思わず歓声。
見とれるようなパン!パン!パン!
エシレバターも売っているモヨウ。
簡単なタマゴサンドなども・・・・
どれもこれも目移りするが
我らは悲しきツーリスト。くぅっ -
狙っていたパン・デザミ・・・その名も「パン・ルルット」!
試食も用意されていて、旨い!
1グラム1円?
いちばん大きい“切り身”を選ってトレーに乗せる(笑) -
「ブリオッシュ・プラリネ」。
あれ?『プラリュ』?(笑) -
眺めていると、試食が結構あるパン屋さん!
つまむとどれも美味しくて、そして美しくて・・・・
どんどん欲しくなるのだが、ガマンガマン!
給食のトレーみたいなので
こんな感じで購入する。 -
それにしても、起きてからなにも食べていない我ら。
これから目的地の和歌山までかなりある。
なので、ちょっと小腹を満たそうと
「ポンポン」。
車内でぱくつく。
お砂糖でキャラメリゼされた、ふわもちなパン。
懐かしい感じで素朴な味・・・・
でも、ミルクな後味がすげぇ。
いい材料使ってんだろうな、コレ〜! -
時間は予約の正午前。
とうとう来た!
『Villa AiDA/ヴィラ・アイーダ』!
しかも、ちょっと陽がさしてるんですよ!
ココはぜひとも傘なんかささずに訪れたかった! -
嗚呼!
関西圏ならいざ知らず、ツーリストには過酷な立地。
まさか来れるとは思ってなかった憧れの地! -
なるほど。
いつも読んでるブロガーさんたちは
ココでガーデンパーティをやってたのか! -
ちなみに、ちょっといぢわるな撮り方をすると、
周囲の景色はこんな感じ。
裏は住宅に田んぼ。
向かいは老健施設だったかな。
風情が無い上に、正午を知らせる音楽が
爆音で長々と流れていく・・・
なんでココ・・・なんだろう?(爆) -
ま、いいやいいや。
それじゃ、いよいよ中へ! -
ご自身も料理人だと聞くマダムに迎えられ
隅々まで意思の通された室内へ導き入れられる。
平日だし、和歌山ですしね。
先客は一組だけ。 -
すぐにメニューが渡される。
ちなみにランチは1コースのみ。 -
“A”マークのナプキンリング。
すべての小物に至るまで
シェフご夫婦の配慮がうかがえる。
どれも美しくてかわいくて
ココが「和歌山」だなんて信じられなくなる(笑) -
サービスはマダムともうひとり、女性の方。
二組しかいないんでね?
細かな気配りは感じられるのだが
ちょっと“見張られてる感”が否めない。 -
まずはわたくし、
自家製ジューンベリーブランデー、ソーダ割。
梅酒みたい(笑)
気の毒なハンドルキーパー、オヤジ君は
ノンアルなスパークリング(爆) -
窓外に陽がさす。
今の時季は、ミモザの赤い実が
庭中に落ちてくるそうで・・・・
オリーブの木にも赤い豆がぶら下がってるもんだから
なんの木かと思った(笑) -
「キュウリのタルトレット&とうもろこし」
とうもろこしは、よくこれでバラけないなと不思議になるほど
“衣”が少ない。でも、サックサク。
そういや昨夜、
どっかでとうもろこしのかき揚げが食べたいよね
なんて言ってたのを思い出す。
ココで出会えたと、マダムと一緒に喜ぶ(笑)
キュウリは・・・ヨーグルトで和えてあったんだっけ?
ウリくささが感じられず、ミントの爽やかさ。ピリっと辛さ。
タルト部分も、薄くて香ばしくて・・・・
ヤル気がどんどん出てくる(笑) -
「ガスパチョ 〜青唐 烏賊 生ハム ナスタチウム〜」
そっか。夏はガスパチョか。
こちらの「バーニャカウダ」も
食べてみたかったんだけどな〜! -
でも、コレがもぉ、美味しいのなんの!
イカはぶりんと半生で絶妙。
夏野菜はどれも大ぶりにカットされてあり
食べ応え抜群!夏、食ってる感じ!(笑)
口の中で追いかけきれないぐらい
とりどりのハーブの香り・・・・
かかってる粉が、生ハムのすりおろし? -
パン。
も、あっつあつ(笑) -
コレはまぁ、さっき試食でいただいた
『ルルット』の方が、味が濃いな。
でも、お食事には
このぐらいの方がいいのかも。
ガスパチョ、全部パンでねぶって食べる。 -
「パッケリ トマト&バジル」
うはっ こんなパスタ、初めて見た!
いっぺんにクチに入れるにはデカすぎるので
スプーンで切ろうとすると、中からぷるんとトマトが飛び出て
切ったパスタの断面を見てまた驚く。
すんげぇアルデンテ!
採りたてだからなんだろうか?
強烈なバジルの爽快さ。コレ、ホントにトマトだけ?
お肉が入ってないのに、なんでこんなに旨みがあるんだろう。
にんにくだって使っていない。
美味しい! -
「真鯛 苦瓜 ルーコラ ジョアンナポテト」
結構な量の真鯛にまず驚く。
で、切ってみる。 -
も、ね?ぶりんぶりんでむっちむち。
すんごい絶妙な火入れ!
そんでもって、皮目がまっ黒に焦がされてある。
この香ばしい香りがもぉ最高。
身の旨さ、皮の香ばしさ、結構きつめの塩!
おまけに下にはサザエの身と肝のソース!
むちゃくちゃ旨い!
こんな驚きがあるから、止められないと思えるほど!
夏野菜もどれも味が濃く、でもくどさは無い。
ちっちゃいじゃがいもも、むっちり美味しい〜! -
目の前でノンアルでガマンしてる人間がいるんでね。
かなりセーブしてたのだが・・・・ -
一杯だけ!一杯だけ!(爆)
開けたてのボトル。 -
お肉用のクトー。
あはっ かわいい。こんなの初めて見た。 -
「紀州鴨 茄子 アマランサス」
こんだけ夏野菜なのだから
黄色いソースはカボチャかなってわいわい言ってたら
なんとズッキーニの花のソースだそうで! -
コレの鴨がまた、猛烈に旨かった!
なんちぅ火入れ!むっちりと・・・そして先ほどと同じく
皮目の香ばしさときたら!!!
「もっと食わせろと」と暴れたくなるほど(爆)
茄子もトロりと美味しい。ハーブの香りが弾ける。
何だろう?金華豚?なんて笑ってたのは
後から「シェフのレシピ集」を拝見すると
鴨のモモ肉部分?!ひぇ〜っ
なんちぅ手間! -
デザートのメニュー。
-
ついね。つい。
リモンチェッロ(爆) -
オヤジ。
「すももとブルーベリーのフロマージュブラン」
全然想像と違うのキター!
こんな風になるんだと驚く。
右がすもも。こんな真っ赤な品種だそうで。
ソルベが冷たくて気持ちいい!
驚いたのが緑の粉・・・・抹茶!
抹茶って、もっとコッテリ真緑なお菓子しか知らなかったが
こんな使い方があったのかとびっくり!
お茶の香りが、いやらしくない程度にさわやかに香る。 -
わたし。
「桃とその氷のガボット ヘーゼルナッツアングレーズ」 -
こんなにみっちり具が入っているのに
フォークを入れると、まだしっかりバリバリっと。
桃の下からひんやり桃氷。甘いソース・・・
嗚呼!もう1コの
「ビワとバニラ ココナッツのソルベ チコリのメレンゲ」ってのも
食べてみたい〜っ -
小菓子。
お砂糖がバリバリっとまぶされた
緑色のホオズキが美味しい。
タルトはベリーソースの下にクリームもあったな。
面白かったのが、ホントに畑で摘んできた花を添えてあるらしく
キレイな黄緑の小さなアブラムシみたいなのが一匹、
行き場を失って、右往左往していた(笑) -
13時半。
大満足な食事だった。
和歌山までみんなが通う理由が分かった。
全てのお皿に驚かされた。
こんな経験ができるから止められない! -
出口でパンが売られている。
『ルルット』で買っちゃったしな(笑)
あ、トイレは特筆すべきコトは無し。
アメニティも普通だった。
面白かったのが トイレへの途中、厨房を覗けたコト!
思ったより広い充実したキッチン。スタッフ。
シェフの姿に感激(笑) -
そうそう!驚いたのが、お支払。
iPadでサクっとカードを通して、画面にサイン。
カードの利用明細は、欲しければメールで送られてくるコトになる。
メアドを入力するのがちょっと面倒だが・・・
へぇ〜! 今はこんな風になってるんだねぇ〜!
帰宅すると、「楽天スマートペイ」ってとこから
メールで使用明細が届いていた。 -
外へ出るとすぐ隣に
「ル・ピリエ」と言うショップがある。
ココではお店で作られた
バーニャカウダソースやジャム・・・・ -
コレは欲しかったなぁ。
トマトソース!
でも、あまりの重さに、ツーリストは断念。くぅ。 -
ショップはキッチンとつながっていて
先ほどのサービスの女性スタッフが対応してくれた。
写真は「シェフママとその仲間たち」が作った器類(笑)
買おうと決めていたバーニャカウダソースを買い
外へ出る。 -
昨日はあんなに寒かったのに
あぢぃ!(笑)
それでも、風が吹くと気持ちいい!
ぐんぐん育てよ?!お米ちゃん♪
裏の空き地にマンションの建設予定があるのか
住宅の塀には「建設反対」の文字(笑)
この『Villa AiDA』・・・一部屋だけだが
宿泊できる部屋もあるそうで・・・・
きっとステキな部屋なのだろう。
でも、窓外がこの景色じゃ、ちょっと泣けちゃうかな(爆) -
あぢぃ中、ちょっとも歩きたくないので
クルマをまわしてもらう。
ほら、「歩き方」を忘れるぐらい
クルマ社会の田舎モンなんでね(爆)
聞いていた通り、お店の裏には菜園。
野菜やハーブ・・・小さなプレートを付けてくれてあるので
それぞれの名前も分かって楽しい。 -
オヤジが茂みの向こうにあるものに気づく。
ズームレンズを持ってなかったので
デジタルズームで・・・・・ -
分かりますかね?
なんと、養蜂箱まであるんですよ!!
忙しそうに飛び交うミツバチ。
初めて見たかも! -
最近ではプラントで
24時間電灯をあてながらの水耕栽培・・・なんてのもよく聞くが
やっぱり土だと・・・今はそう思っている。
旬のものを、きちんといただけるシヤワセ。
とても美味しかった!
素晴らしい経験だった! -
飛行機の時間まで、まだちょっと余裕があったので
途中、高速道路を降り、かつてのホームグラウンドだった
天王寺へ連れて行ってもらう。
驚いた。
もぉ、懐かしいと思える気配も無いぐらい
全てが変わってしまっていた。
あ、いったい いつの話やねんとか言わない(笑)
それにしても、青空!
あの「夏」を感じるお料理を、
日差しを感じながらいただくことができて、本当によかった!
日付はまだ7月4日。
あたしの夏、終わったと思える旅だった(笑)
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