モンセラットの効果的な廻り方

2014/06/25 - 2014/06/27

バルセロナから半日ツアーも出ているモンセラットですが、見たいところが十分にみられない、聖歌隊の歌声も聞けないツアーが多いです。なので、バルセロナのスペイン広場からカタルーニャ鉄道を使って自力で行くことをお勧めします。

難しくないです。切符購入も駅員さんが手伝ってくれます。
ただ、モンセラットまで行く電車は1時間に1本なので、これには注意しましょう。

エリア モンセラット(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、スペイン広場の地下鉄駅内をカタルーニャ鉄道の駅に向かいます。Montserratと構内に矢印で方向が書いてあるので、それにしたがって行けばカタルーニャ鉄道の改札につきます。地下鉄L3でスペイン広場駅に着くと、L1のホームを通ってチョットややこしいので注意要！

カタルーニャ鉄道改札前にインフォメーションがあるので、そこでTrans Monserratのチケットを購入します。カタルーニャ鉄道と登山電車にケーブルカーに乗れるチケットです。バルセロナ地下鉄の一日券も付いているので、先に地下鉄一日券を買ってしまうと損です。一回券を買ってホテルの最寄駅からスペイン広場まで行くの良いでしょう。

プラス16ユーロで昼食と美術館入館が着きますが不要だと思います。

行きは朝のMonserrat Express(8:55スペイン広場発)に乗るのが、その後のスケジュールを考えるとお勧め！

登山鉄道の乗換え駅、Monistrol de Monserratから見た風景。

来たぞモンセラットと思わせる奇岩の山ですね。

登山鉄道の車窓から前方を見ました。

途中に車で来た人が駐車して登山鉄道に乗るための駅があります。
駅名は･･･････忘れました。

この後、登りが急勾配になりアプト式電車の本領が発揮されます。
まだ、アプト式のギアが噛み合う歯が線路間に見えてませんね。

アプト式に鉄の血がチョット刺激されます。

登山鉄道でモンセラットに着いたら、まずSant Joanへケーブルカーで登り、これぞモンセラットという景色を楽しみに向かいます。Sant Joanへは11:00前に着きます。なぜ、目的のモンセラット修道院へ先に行かないのか理由は二つ。

１．黒いマリアは10:30より宗教行事のため拝観できない(修道院も)。
２．時間が遅くなるとSant Joanへのケーブルカーが混む

ケーブルカーを降りたら30分〜40分周囲を散歩し、修道院を見下ろす景色を楽しみ、12時前に修道院へ行けるようにします。

戻りのケーブルカーで降りて来たら修道院へ向かいます。
写真は修道院へ入ったところ。

右側に黒いマリアを拝観するための列があるので迷わず並ぶ。
宗教行事が終わると、12時前後に拝観可能となり扉が開きます。扉が開くと、どっと人が並ぶので11:45くらいには並びたいところ･･････。

ちなみに私たちが訪問したときは10:30〜12:30までは宗教行事で拝観できませんと書いてありましたが、12:10頃には拝観の扉が開きました。

列の長さにもよりますが、15分〜30分でカタルーニャのシンボル、黒いマリア様と御対面できます。

御対面できるまで、修道院内をかなり歩きますが、彫刻、ステンドグラス等の見るものがあるので飽きません。

但し、時間との勝負。

聖歌隊は13:00、間に合えばよし、間に合わなければ黒いマリア拝観の列び並びながら聞くことに。

聖歌隊、間に合いました！

でも、この日はモンセラットの聖歌隊ではなく、他の聖歌隊の出張公演でした。比較しては何なのですが、完成度が･･･････。

聖歌隊が一番の楽しみだったので、正直にいうとがっかり･･････。

ピンボケ写真で申し訳ないのですが、中央上部に黒いマリアさまを安置した場所が見えます。

その後は、バルセロナへ帰ってからの予定に合わせて、Santa Covaへ行くとか、帰りの登山電車の時間を見ながら考えます。

Santa Cova(写真)の祠は黒いマリア様が隠されていたところ、今もレプリカが安置されています。途中にはガウディー作のモニュメント「キリストの復活」もあります。

モンセラットを十分に堪能して帰ると、帰りの登山電車は15:15かその次か･･････。

ロープウェイで降りるという手もありますが、Trans Moserratoだとロープウェイは別料金。でも、ロープウェイは登山電車より一つバルセロナ寄りの駅に着くので、観光客が多いとカタルーニャ鉄道に座れない事があるので、観光客の数を見ながら考えましょう。

まあ、鉄は登山鉄道ですけどね。

戻って、スペイン広場のアレーナス・デ・バルセロナでショッピングをしながら時間を潰し、その後は屋上で夜景(写真)を見ながら夕食はいかがでしょう？