2014/06/23 - 2014/06/23
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すぶたさん
毎月配達される産経リビング。私が住んでいる高槻市には、
リビング北摂東(高槻市・茨木市・摂津市・三島郡島本町)に配達されています。
一緒に折り込まれている「万博記念公園だより」は、
催しや季節の見ごろの花だよりが載っています。
6月のトップ記事は紫陽花でした。
学生のころから紫陽花は好きな花です。
休日出勤の代休を早く取らなければならなかったので、
せっかくなら梅雨の季節に咲く紫陽花を楽しんで来ようと観に行ってきました。
旅行記の表紙写真は万博記念公園 自然文化園に咲く紫陽花です。
今回は下記を回りました。
・日本庭園(花菖蒲・蓮)
・自然文化園(紫陽花)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
こちらが、毎月産経リビングと一緒に配達される「万博記念公園だより」です。
季節の花や催しの情報が載っています。
もちろん無料で配達されるので、パソコンを使えないお年寄りなども、
この記事を見て訪問する人も多いようです。
下記のリンクからプリントアウトできます。
http://www.expo70.or.jp/guide/booklet/#caption0 -
万博公園へのアクセスはどこに行くかで変わります。
非常に広いので、アクセスを間違えると延々歩かなければなりません。
事前にチェックして地図もプリントアウトをお勧めします。
もちろん現地に行ったらA3サイズのカラー地図をもらいましょう。
下記のリンクから地図をプリントアウト出来ます。
http://www.expo70.or.jp/guide/booklet/#caption0
交通・アクセス情報は下記に載っています。
http://www.expo70.or.jp/guide/access/ -
今回は日本庭園と自然文化園を見られるチケットを購入しました。
大人250円です。
前日はサッカーワールドカップを見ていて、
遅くまで起きていたので午後から万博公園に行きました。
その為、国立民族博物館に行く時間は怪しくなってきました。
時間が足りれば行こうと思いました。
まずは日本庭園から見学します。 -
日本庭園の入口にある案内図です。
日本庭園は、日本万国博覧会に政府出展施設として、
日本の造園技術の粋を集めて造られた名園です。
博覧会当時は、林立する近代建築パビリオンの未来空間と対比して、
自然・緑の憩いの場を提供する役割を果たしていました。
細長い地形に水の流れを造り、西から東に向かって流れるせせらぎに沿って、
上代から中世、近世、現代へと4つの造園様式を取り入れ、
わび・さびの世界に時を忘れる贅沢な散歩道へといざないます。
また、庭園の設計は、水の流れに人類の進歩と時の流れを象徴させ、
全体として調和のとれた一つの作品を作ることも意図しています。 -
季節に応じてどの花が見られるかが載っています。
-
正門入ってすぐの場所にトイレやお土産、
飲物や軽食を出す中央休憩所があります。
日本庭園は大変広いので、まずトイレを済ませて飲物を買っておきましょう。 -
名木クロマツの説明文。
福岡県久留米市から移送されたそうです。 -
立派なクロマツです。
日本語でいいなと思うのは、漢字、平仮名、片仮名で表記されることです。
漢字の意味を考えたり、こんなに豊かな言語はないと思います。
松は「待つ」の意味を短歌では持たせたり、
掛け言葉も楽しいです。 -
イチオシ
中央休憩所から観られる名木クロマツ。
両側の柱を額縁として庭園を眺められます。
日本庭園の見学前後に休憩されている方がたくさんおられました。
平日のせいか、高齢者が多かったです。
撮影同好会の方や、高齢者のご夫婦、外国人の方もおられました。
私も家から持参したお茶を飲んで少し休憩しました。 -
日本庭園をみるとやはり落ち着きます。
-
外国には借景の技法はあるのでしょうか?
-
さて、日本庭園を散策します。
花菖蒲田に向かう途中に鯉池がありました。
たくさんの錦鯉が泳いでいました。
ここの錦鯉、かなり大きくて太っていました。
なお、鯉の餌は中央休憩所に売っています。 -
向こうに蓮池が見えます。
パンフレットでは「はす池」と表記されていますが、
私は漢字の方が好きなので、出来るだけ漢字を使います。
蓮は7月がシーズンなので、7月中旬くらいは満開になるんでしょう。
その時に来たら、極楽浄土のようでしょうね。
通常、万博記念公園の営業時間は9:00〜17:00ですが、
蓮の季節は早朝観蓮会が開催されます。
この時は朝6:00から入場出来ます。
7月4日(金)〜6日(日)
7月11日(金)〜13日(日)
7月18日(金)〜21日(月・祝) -
もうつぼみになっている蓮もありました。
-
少し咲いている蓮もありました。
-
イチオシ
以前は蓮と睡蓮の違いが分からなかったのですが、
下記のような違いがあると知りました。
茎があるもの→蓮
水に直接浮かんでいるもの→睡蓮
印象派のモネが好んで描いたのは睡蓮です。 -
たくさんのカメラ同好会の方が撮影に来られていました。
-
イチオシ
満開の蓮も見事ですが、つぼみは初々しいですね。
-
半分開いています。
小泉淳作の絵が好きです。
鎌倉の建長寺『雲龍図』、京都の建仁寺『双龍図』、
奈良の東大寺 襖絵(鳳凰4面、飛天4面、散華4面、桜12面、蓮池16面)や、
『東大寺別当清水公照師像』を描かれています。
京都高島屋の小泉淳作展を観に行った時、
東大寺の襖絵が出ていました。
蓮池が見事でした。 -
極楽浄土について考えるようになったのは、
自分が中年になったせいでもあります。 -
蓮の下には池があり泥もあります。
私が好きな言葉に「人間は清濁併せ持った存在である」という言葉。
特に食いしん坊の私は肉や魚も食べます。
また、植物だって生きています。
だから、出来るだけ残さず綺麗に美味しく感謝して食べたいと思っています。
ちなみに蓮から取れる蓮根は私の大好物。 -
花にばかり目が行きがちですが、露がのった蓮の葉もいいですね。
また、このような葉をを見ると、
コロポックルのような小人がいるのでは?とメルヘンなことを考えてしまいます。 -
蓮池の向こうには階段があり、蓮池を見下ろせるようになっています。
休憩をする人々。 -
木に白い大きな花が咲いています。
-
こんなお花です。
甘い香りがします。 -
タイサンボク(泰山木、大山木、学名:Magnolia grandiflora)は、
モクレン科の常緑高木です。 -
さて、花菖蒲田に行きましょう。
見頃は6月上旬から6月中旬で、68品種約10,000株が咲き誇ります。
春の海、筑波根、美吉野などの種類があります。
今日は6月23日なので、ちょっと遅かったです。 -
「乙女の夢」
真っ白の花は清楚な感じで、まさに乙女だと思いました。 -
花菖蒲というと、菖蒲湯を思い出します。
昔は幼少時に亡くなる子供が多かったのでしょうね。
元気に育ってほしいという親心を感じました。 -
「辰野」
薄紫色で美しい -
イチオシ
「古稀の色」
古稀は70歳のことです。
昔は高貴な人しか身に着けられなかった紫、
敬われていた老人にふさわしいですね。
平均寿命が延びた現代では70歳は元気な人が多いですね。
70歳が古稀と呼ばれるようになった由来は、
唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)からきています。
「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」
意味
酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。
しかし、七十年生きる人は古くから稀である。 -
お酒は好きだけど、ツケで飲むのは好きではないです。
支払いはきちんとその場で済ませたいです。
クレジットカードを使う場合はありますけど。 -
「綴錦」つづれにしき
花弁が重なって豪華です。 -
「三渕の流れ」
-
ベンチもあるので、休憩しながら見学出来ます。
-
「桃山」
-
一眼レフなどを使って撮影している人々。
趣味を持って出かけると、足腰も鍛えられますね。 -
もう花菖蒲田は終わりに近いのですが、
案外咲いていてよかったです。 -
私は造花よりも生の花が好きです。
「花は散るから美しい」その通りだと思います。 -
イチオシ
「栄紫」さかえむらさき
鮮やかな紫です。 -
「小笹川」
花は小さいですが可愛らしい。 -
神社仏閣もいいですが、万博公園は穴場です。
-
「東鹿子」あずまかのこ
-
イチオシ
「初紅」
大輪の見事な花菖蒲です。 -
「古照田」こてるた
-
アヤメ、ショウブ、カキツバタ
漢字に変換すると、
菖蒲、菖蒲、杜若
詳細な違いは分かりませんが、素人は花を愛でることに集中します。 -
日本の花は派手さの中にも清楚さを感じます。
-
ゆっくりと観れて良かったです。
-
さて、日本庭園は花だけではありません。
池を活かした庭園も素敵です。 -
日本国内では日本庭園が減っていて、庭士も海外に仕事を求めているそうです。
ある程度は生活様式が欧米化されたので仕方ないんですが、
ずっと残って欲しい技術です。 -
「州浜」
こういう庭園は美意識は日本独特だと思います。 -
イチオシ
小川沿いを歩いて滝へ向かいます。
鳥が鳴いており、緑の中を歩くと気持が安らぎます。 -
せせらぎで涼しく感じます。
-
川の流れを見ていると、鴨長明の方丈記を思い出します。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」 -
滝が見えてきました。
この日は暑い日だったのですが、滝の周りは涼しかったです。
私、晴れ女なんですよ。
梅雨時なのに、日傘をさしながらの見学になりました。 -
イチオシ
ザーザーと滝が流れ落ちてきます。
今から15年ほど前、奥入瀬渓流に家族旅行にいきました。
東北旅行は母の希望だったのですが、
小岩井農場と奥入瀬渓流、温泉の露天風呂が特に楽しかったそうで、
今でも思い出話をしています。 -
滝の周りにはベンチがあります。
ここに座って少し休憩。 -
日本庭園なので、もちろん竹林もあります。
本日、7月3日のニュースでアメリカの権威ある旅行誌で、
今年の世界の観光都市の人気ランキングで、
京都市が1番になったと発表がありました。
円安になったのと治安が良いのもありますが、
西洋文化から遠く離れた日本文化を感じられるからでしょうね。 -
たしかに、竹林は空気が美味しく感じます。
-
私が好きな日本画家で東山魁夷が書いた「京洛四季」シリーズがあります。
その中に「夏に入る」という大山崎町の竹林を描いた絵があります。
それを思い出しました。
京都府大山崎町は筍の産地です。 -
竹の足元に撫子が咲いていました。
日本女性を表す撫子が女子サッカーの愛称なのはいいですね。
ワールドカップ、サムライジャパンは残念でした。
日本は運動神経がいい人はどうしても野球に行くので、
なかなか人材が集まらないのでしょうね。
体格的なものは仕方ないので、戦術を磨いて欲しいです! -
撫子の名所ってどこかあるのでしょうか?
あまり聞きません。 -
竹も様々な種類があります。
-
「孟宗竹」
節が斜めになっています。
変わっているなぁ。 -
日本庭園内には茶室もあります。
こちらは「汎庵・万里庵」
有料で貸し出ししています。
お茶会などに利用されています。 -
一般客が気軽に利用するなら「千里庵」です。
詳細は下記のホームページを参照してください。
http://www.senrian.com/ -
通常は水曜日以外は毎日営業しています。
500円でお菓子と抹茶(お薄)が頂けます。
7月と8月は土日のみ営業です。 -
「千里庵」の建物
やはり雰囲気がいいのは「汎庵・万里庵」の方ですね。 -
日本庭園内にも紫陽花が咲いていました。
-
量は少ないです。
-
日本庭園にはカラスも住んでいます。
暗くなってくるとちょっと怖いなぁ。 -
他の鳥も住んでいます。
万博記念公園は野鳥のすみかになっています。
さて、日本庭園の散策が終わりました。
次は自然文化園の紫陽花を観に行きましょう。
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