スペイン・ポルトガル　ドライブ旅行記　3　（ブサコ）

2014/05/17 - 2014/05/18

　さあいよいよポルトガルに入国ですよ。といってもただ表示がかわるだけでなんのことはありませんが。でも本当は大変なことがあるのです。それは高速道路料金体制のこと。
日本なら料金所があってそこで払うのですが、人件費削減の為、一部、機械で察知して課金してくるシステムらしいのです。勿論料金所のあるところもあるのですが、今までお金を取らなかった道路も、この財政難でお金をとることになり、このシステムを考えたとか。地元のひとはＥＴＣのように機械を搭載していればカード払い出来て、なんのことはないのですが、他の国から入った場合、知らないで通過すると、後で10倍の罰金が来るとか。それを防ぐにはトールカードを買って車の番号と関連付ける必要があるということだったので、どうしたらいいのかドキドキでした。入国して11ｋｍ行った所に、手続きをするところがあるらしい。とあるので行ってみると、小さいさもないゲートが道の脇にあり、そこに入ってカードを登録したらカメラが自動的に車の番号を写して、それで完了。なぁーんだ。簡単。でも知らないでここを通らずに通過していたら、罰金だよね。おーこわ！調べておいてよかった。
安心したところでブサコに向かいます。

エリア ブサコ国立公園周辺(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: 個別手配

ここは国立森林公園で、この中にパレスホテルがあるのです。今日のお宿は奮発しましたよ。山を登って行くとネオ・マヌエル様式の建物が現れます。ねじれた柱や石の彫刻で、アズレージョで飾られた建物は　ポルトガル最後の王マヌエル2世が狩猟の為に立てた離宮だとか。

外の回廊

エントランス

一番の見ものは2階へと続く階段の壁のアズレージョ。雰囲気ありますねえ。

2Ｆの階段脇のロビー

私たちの部屋は2Ｆの一番奥でした。

部屋も2間続きで、窓が細長く高くて、カーテンが風にそよぐと周りの緑を映してそれは優雅です。

庭園に行ってみましょう。

写真の正面のバルコニーがレストランのバルコニーです。この奥で夕食を頂きました。この写真を撮っている時、バルコニーでシャンパンを飲んでいる人がいました。いいなあ。

又ハイキングコースもたくさんあり、登って行くとはるかコインブラの方まで見渡せます。ただ森の方は手入れがあまりよくなかったように思いました。

あずまやのような建物。中には礼拝堂もありました。

あずまやを回り込むとコインブラを一望出来る場所がありました。

夕食はレストランで、ここでしか飲めないホテルのワイナリーで作られた2008年のブサコワインと共にシャンパン付のディナー（豆のスープ、サーモンのロティ野菜と共に、苺のケーキ）を頂き、優雅な一時を過ごせました。おいしかったので、ちょっと飲みすぎました。反省。