夫婦合わせて140歳、ヨーロッパ5ヶ国の旅

2014/06/03 - 2014/06/19

パリでの滞在も終わり、最終地コペンハーゲンへ向かうことに。 旅の疲れが溜まってきて、移動のことを考えると、ため息が出そう。 しかしこんな欲張ったスケジュールをたてたのも自分なのだから、文句は言えない。 今回はすべての予約、つまり航空券、列車、船、ホテルの予約を私がしたが、ただひとつパリ〜コペンハーゲン間の移動に悩んだ。 寝台車で行くつもりだったが、思っていたよりずっと高い！ パリのガール・デュ・ノールを夕方発車、明け方ドイツのハンブルクで乗り換えてコペンハーゲンに向かうつもりでいたが、いかにも疲れそう。 それで夫にこの件を一任。 何とか自分で決めてと頼んでいたら、イギリスの旅行サイトで飛行機とホテルをセットにしたプランを見つけてきたので、飛行機で飛ぶことになった。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

パリ最後の朝。 メトロの切符が2枚余っていたので、夫はエッフェル塔の写真くらい撮っておこうかと出かけて行く。 クリュニー・ソルボンヌのメトロの駅は素敵！
私は部屋で荷物のパッキング。 TVのニュース番組、BBCやCNNを見ても日本のニュースは何もしない。 ネットでW杯、日本がコートジボワールに負けたということを知った。今回iPad miniを持参して、本当に便利だった。 ホテルはどこもWi-Fi フリーで部屋にいて、日本の友人たちにその日撮った写真も添付して送ることが出来たし、皆からの返信も楽しみだった。 ひと昔前なら高い国際電話でしかコンタクト出来なかったことを思うと、感慨深い。

パリのホテルをチェックアウトする時、市の税 1日3ユーロ、3日分9ユーロ払わされた。 鉄道がまだストだし、モンパルナスまで行って空港行きバスに乗り換えるのも面倒だったから、この際もう良いかと、空港までタクシーをフィックスド・プライス 60ユーロで頼んでいた。
結局私は美術館以外は特にどこにも行かなかった。 もう二度とパリに来ることもないだろうに、ちょっと勿体無いことをしたかな。
SASでコペンハーゲン空港に到着。 時差はなかった。 デンマーク・クローネに両替。中央駅までどう行くか、バス、メトロ、トレインの中から選ぶのに迷う。 トレインが一番早いということで、それに乗り、たまたま隣に座っている女性と話しをして、思いついて、ひょっとしてキング・アーサーというホテルを知ってますか？と聞いて見ると、良く知っているし、ナイス・ホテルよ、と。 そして中央駅で降りずにその次の駅ノーポートで降りたら歩いて行けるとのこと。 ラッキー！ 最初は中央駅で降りて、タクシーに乗るつもりだったので。
このキング・アーサー・ホテルが飛行機とホテルがセットになったプランで夫が唯一自分で予約したところ。 なかなか良いホテルだった。

ホテルにチェックイン。 レセプション・デスクの女性に夕食が取れる適当なところを教えてもらう。 かなり歩いて、やっと広場の一角で直訳すればビーフ&チーズというレストランを見つけてテラス席の一番壁ぎわに座ると、頭の上の方に設置してある電気ヒーターのスイッチを入れてくれた。
もっと広場側に座っている客たちには毛布が配られ、男性でも首まで毛布に埋れて食べている。 夜になって気温が低くなってきた。
料理の運ばれて来るのが異常に遅く、食事を終えるのに2時間かかった。
それに505クローネ… 1万円以上… 外で食べると40%くらい税金がかかると聞いていたけれど…