2014/06/13 - 2014/06/14
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akkiy363672さん
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20年ぶりぐらいに、粟津温泉の「法師」に泊まりました。
といっても、20年前のときはある会の旅行で1泊4万円10数人の団体客だったけれど、今日は格安クーポンをゲットして、1泊1万円そこそこのバックパッカー…。おもてなしを比較するべくもないけれど、その内容の隔絶感に少々驚いて帰ってきました。
その顛末を、報告します。
旅のブログ、http://akkiy.o.oo7.jp/monomiyusan/276-kanazawa-2.html へも記しています。
よろしければ、覗いてみてください。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 2.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「永平寺」を拝観したあと、午後4時、「法師」に着きました。
右手の杉は、寛永17年(1640年)黄門・前田利常の来訪を記念して法師門前(現在は前の道路の真ん中)に植えられたもので、「黄門杉」と呼ばれています。 -
フロントです。
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ロビー。
右の柱の向こうに見える部屋に案内してくれ、到着した客をもてなす「抹茶サービス」の接待を受けました。 -
結構なお手前を頂戴したあとは、妙齢の仲居さんが、「お部屋へ御案内しますね」と言って先導してくれます。
「建て増しに継ぐ建て増しを重ねて、館内は迷路のようになってしまって…。先日も、おじいさんのお客さんが迷ってしまって、叱られましたよ」と笑う。 -
廊下の袂に、枯山水の箱庭がしつらえています。
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宿泊する階によって、乗るエレベータが決まっているのだという。「向こうのエレベータは3階は止りませんから…」といった調子です。
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ぐるぐると廊下をめぐり、「あっ、そこのエレベータは乗らないでね」などと教えてもらいながら、格安宿泊者の僕達が案内されたのは、窓の下に駐車場が広がるお部屋でした。
それでもテレビはついていました。 -
「風呂の前に庭を見てこよう」と、前回は遅い到着で歩くこともなかった中庭に出てみました。
館内の廊下は庭を取り巻いてぐるりと一周するように造られていて、廊下の数箇所から庭へ出られるように履物が置いてあります。
この内玄関から、庭へと出ました。 -
庭園の中央に位置する貴賓館「延命閣」です。
総ヒノキの御殿造りの建物です。 -
飛び石を踏んで、庭園をめぐります。
あの小堀遠州も愛でた『法師』の庭…。 -
庭の中央には池があって…、
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錦鯉が泳いでいます。
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池は、一階の部屋の廊下の下まで入り込んできています。
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小さな祠が祀られていて、その横には大黒様がいらっしゃいました。
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石造りの藤棚に、大きな藤の木が伸びています。
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「北国の厳しい風雪に耐えぬいてきた椎の巨木。古武士のごとき風格の中にも意外な優しさを感じさせる赤松。ひたすら真っすぐに己の行き方をつらぬくかのような杉…。」と、宿のパンフレットに記されている庭園は、歴史と美庭を守る人々の思いが隅々まで詰まっていました。
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苔の厚さにも、年月が積み重ねられています。
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館内に戻って…。
庭を眺めながらコーヒーが飲めるラウンジです。 -
廊下に、小川雨虹(うこう)の美人画か掛けられていました。
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大浴場の前に、2階へ上がるメイン階段がありました。
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2階へ…。 シャンデリアは和装です。
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2回ロビーの大壷…。うしろの襖(ふすま)もとても美しい。
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お風呂へ入ることにしました。
1階にある男性用大浴場「豊明の湯」です。
この右手に女性用大浴場「艶明の湯」があるのですが、潜入取材は不可能でした(笑) -
男湯と女湯の間には、飲用泉と「『粟津八景』の陶壁画があります。
この温泉の泉質は、無色透明・純度100%の芒硝泉。口に含むとほのかな塩の香りと酸味を感じます。 -
男性用大浴場です。
粟津温泉は、北陸で遍く信仰された泰澄(たいちょう)法師が白山権現のお告げによって西暦700年ごろに発見したと伝えられる、開湯1300年に及ぶ歴史の古い温泉場です。 -
露天風呂。 時間が早いからか…、でももう6時、浴場に人影はない。
おかげで、ゆったりと手足を伸ばせました。 -
露天風呂を、向こう側から…。
とてもまろやかで、やさいし湯でした。粟津温泉が、昔から湯治場として人気であったというわけがわかります。 -
午後7時、夕食です。食事処の4階食事処へと向かいます。
、 -
小付け四種、初夏の素材を盛り付けています。
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刺身、地の魚を四種。
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これは 酢の物 ずわい蟹。
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出ました、あわびの踊り焼き。
格安宿泊ですから当然でしょうが、7〜8cmぐらいの大きさだったから、トコブシじゃないのかと言われると、そんな気もします(苦笑)。 -
とか何とか言いながら、美味しくいただいた夕食も終えて、部屋へ戻る途中、カラオケ居酒屋を覗いてみました。でも、お客さんがいないので、ひとりカラオケ状態…。
ちょっと調子が出なかったので、5曲ぐらいで切り上げてきましたが、あとで前を通ったときには歌声が聞こえましたから、お客さんが入っていたみたい。 -
午後9時、外に出て「法師」の近くを歩いてみました。
共同浴場「総湯」です。2008年(平成20年)、新しい総湯がオープンしました。 -
居酒屋らしきものを2〜3軒見かけましたが、開いている店もなく、ほとんど人影を見かけません。
保養・湯治向けの湯として知られ、木造旅館が建ち並ぶ風情ある湯の町情緒を醸し出してきたという粟津温泉は、いわゆる温泉場によく見られる歓楽街はないと聞いていましたが、ちょっと寂しい。
一巡して「法師」へ戻り、10時過ぎには寝てしまいました。 -
翌朝は7時30分起床。可もなく不可もない朝食の後、もう一度大浴場にざぶりと入り、9時30分、「法師」をあとにしました。
格安クーポンのバックパッカーに極上のおもてなしを施せとは決して望むものではないのですが、15年前の活気はどこへ…?
接客のようすも、あまりに違うので正直驚きました。 -
それでも、温泉ブログの報告には、『2000年以降、個人客中心の集客によって、近年は回復基調にある』と書かれていました。
「法師」は、粟津温泉の開湯と同時に白山開祖の泰澄法師の命によって湯治場として718年(養老2年)に開業し、「法師」の名を戴いたといいます。
2011年2月にその座を、705年(慶雲2年)に開湯したとされる慶雲館(山梨県)に明け渡しましたが、それまでは『ギネス・ワールド・レコーズ』に「世界で最も歴史のある旅館」として登録されていました。
フランスで発足した創業200年以上の歴史を持つ企業だけで構成される「エノキアン協会」に加盟していて、加盟企業内で最古の歴史を有しているとか。
世界でも有数の歴史を持つ老舗旅館の再興を祈りつつ、今日も良い天気…、能登半島へ向かいます。
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