2014/06/13 - 2014/06/13
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akkiy363672さん
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東海北陸道を美濃白鳥ICで降りて、油坂トンネルで峠を越え、国道158号を下って九頭竜湖へ寄りました。
そのあとは、九頭竜川沿いに越前大野市、勝山市を経て「永平寺」へ。750年の法灯を伝える古刹は、万緑の中、私達を迎えてくれました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
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午前7時50分、津インターを上りました。
「経が峰」ともしばしのお別れです。 -
← 午前9時、名神高速から「東海北陸道」へと入ります。
最短の「北陸道」を走っていかないのは、今日は美濃白鳥から油坂峠を越えて九頭竜ダムに寄り、福井市へと下る計画だからです。 -
東海北陸道「美濃白鳥」から西へ、自動車専用道路が建設されています。
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建設中のこの道路は中部縦貫道の一部で(油坂峠道路とも呼ばれています)、現在は開通部分を無料で公開しています。
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高速道路として開通している部分は、結構きれいな道路です。
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「油坂トンネル」です。
かつては九十九折のカーブが続くたいへんな難所でしたが、今は油坂第1〜3トンネルで峠を登っています。トンネルはヘアピンカーブです。 -
油坂峠の下を通る「越美トンネル」を抜けると、道は下り坂…。「ようこそ福井県」の看板が迎えてくれます。
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下ること10分、左手に九頭竜ダム湖が見えてきました。
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九頭竜ダムは、高さ128メートルのロックフィルダムで、洪水調節・発電を目的とする多目的ダムです。
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ダム湖の上流方向です。
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ダム堤から下流方向をパチリ!
ダムは満水位から深さ4メートル、3,300万立方メートルを洪水調節容量として確保していて、伊勢湾台風相当の流入量1,500立方メートル毎秒の大洪水があっても、5分の1以下の270立方メートル毎秒を下流に放流するのみで対処できるとか。 -
下流から振り返って撮りました。
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ギョギョッ、道の右手に「恐竜の親子」が待ち受けていました。
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道の駅「九頭竜」です。
食堂があり、昇竜まいたけ・スイートコーン・木工品などの地元特産品が販売されています。
この玄関前に、恐竜県福井らしく、恐竜の親子がいるのです。 -
道の駅「九頭竜」に隣接して、JR九頭竜線の終着駅「九頭竜湖駅」があります。
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「九頭竜線」は、福井県福井市の越前花堂駅から福井県大野市の九頭竜湖駅に至るJR西日本の鉄道路線「越美北線」の愛称です。
JRの旅客案内では、この愛称が用いられています。 -
「越美北線」は福井駅と岐阜県の美濃太田駅の間を結ぶ鉄道(越美線)として建設されましたが、岐阜県側は現在「長良川鉄道越美南線」と改称しています。
駅の先には本来つながるはずだった越美南線建設跡の線路が残り、現在は車止めが設置され発車までの列車置き場となっています。 -
12時30分、永平寺着。門前の駐車場へ車を止めました。
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ここまで、家を出てからコーヒーを飲んだだけ。『手打そば』の看板にひかれて、駐車場横の食堂に入りました。
にしんそばと、永平寺名物「胡麻豆腐」を頼みました。 -
永平寺を訪れるのは5〜6回目…。
先年、立松和平著「道元」を読んでからは初めての訪問です。 -
実は、永平寺の御本尊の記憶がないのです。御本尊はいかなる御仏であったか…、この目で確かめてみたいとも思って訪問しました。
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深山幽谷…、巨木の足元の苔の厚さにも、年月が感じられます。
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永平寺境内図。 たくさんの堂宇がありますね。
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通用門をくぐって、七堂伽藍へと足を踏み入れます。
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山門から、中雀門を見上げてパチリ!
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永平寺の山門は、「四天王」が守っています。
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極彩色の四天王たちです。
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中雀門から仏殿の間にあるお庭です。
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永平寺七堂伽藍の中心に位置する「仏殿」です。
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「仏殿」を廊下の端から…。
須弥壇の中央に念願の御本尊「釈迦牟尼佛」がおわし、両脇には弥勒仏・阿弥陀如来が祀られています。 -
七堂伽藍を結ぶ階段廊下
大仏寺山の西側斜面の懸崖に建つ永平寺の伽藍は、急な勾配の斜面にそれぞれが立てられているので、各御堂は急な階段廊下で結ばれています。
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西の廊下から、東の堂宇「大庫院」をパチリ。
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「一文字廊」と七堂の農地で一番高いところに建てられている「法堂(はっとう)」との間のお庭です。
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「法堂」を下から…。
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道元の御真廟(お墓)「承陽殿」。
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最上階にある「法堂」の縁から、眼下の堂宇を…。
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「大庫院」の甍(いらか、瓦)です。
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「大庫院」には、食事を作る典座寮や、来賓を接待する座敷などがあります。
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典座寮の前につるされている木魚が打たれると、食事が完成した知らせです。
この廊下の右側に、「大すりこぎ」がかかつています。 -
「山門」を、山側から撮りました。
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一般の人の納骨や法要を行なう「祠堂殿」。
堂宇のうちで、一番「通用門」の近くにあります。 -
「祠堂殿」の中央には地蔵菩薩が祀られています。
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この六角形の建物は「報恩塔」。
写経を納める塔です。 -
境内の一木一石にも、道元が自ら身をもって示した、ひたすら坐禅に打ち込む「只管打坐(しかんたざ)」の精神が染み込んでいるようでした。
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明治から昭和に生きた、漂白の俳人「山頭火」は、食うや食わずのいでたちで永平寺を訪れています。
参篭を許されだ彼は3句を残し、今、境内に句碑が建てられています。
午後2時30分、永平寺を辞して、粟津温泉「法師」へと向かいました。
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