佐原のあやめ祭りと古い町並み

2014/06/13 - 2014/06/13

茨城県の潮来もあやめ祭りでは有名ですが、そのすぐ近くにある佐原を今回は選んでみました。
佐原の町並みも、江戸風で散策してみたかったからです。

それにしても、梅雨まっさかりのはずが、今年は全然雨が降らない…。
いいんですが、暑すぎてすでに真夏のよう。

植物園のあやめも少々ぐったり気味？でしたが、日本らしさがある素敵な景色でした！

エリア 香取・佐原(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

千葉県香取市にある、水郷佐原水生植物園へあやめ祭りに行ってきました。
土日は、都心から「あやめ号」という直通の特急列車が出ていますが、平日は残念ながらなく、普通列車を乗り継ぐこと３時間弱！
ようやく佐原駅に到着〜。
軽く小旅行です。
雰囲気のある駅でした。
びゅうで、日帰りツアーを申し込んでいたので（その方がお得♪）、駅前から水生植物園行きのシャトルバスもついています。
乗り換え時間は6分しかありませんでしたが、すぐなので余裕でした。
そして、大型バスに揺られること25分。
やっと植物園に到着〜…と、遠かった…。

入園料も込みのプラン
中に入ると、団体客様用の記念撮影スポットが２つもありました。
平日でしたが、たくさんの人が訪れていて、けっこう混みあっていました。

ちょうどハナショウブが満開！！！
落ち着いた華やかさがあるお花畑です!(^^)!

あやめ祭りという名前ですが、実際に一番数が多いのは「ハナショウブ」だそうです。
そもそも、ハナショウブとあやめは一緒なんだと思っていました…。

少し、お花が暑さでくてくてっとなっていた気がします…笑

そういえば余談ですが、行きのバスで、短い間なのですがバスガイドさんがいました。
佐原駅から植物園までの間に、利根川を渡って茨城県に入ったり、千葉県に入ったりしながらバスが走っていくのですが、ガイドさんが「ここから茨城です〜ここで千葉に戻りました〜この辺はちばらきと呼んでいます〜」とその度に紹介してくれるので、なんだかおもしろくなりました…笑

雰囲気のある衣装を着たスタッフさんが、せっせとお仕事しています。
絵になりますね〜。

こちら、ここにしかない品種で「のろま」（上の写真の方が教えてくれました）
何故かというと、一番遅くに咲くからなんだそうですが、今年はもう蕾をつけていて１輪咲いてもいました。
やはり異常に暑いのでしょうかね…。

ちょっとくてっとしてますよね。
それとも、ハナショウブはこういう感じ…？う〜ん。

うしろの池では、舟に乗ることができます。
あやめ祭り期間中だけみたいです。
もちろん、ツアーのプランに入っていたので乗りました！

これが暑いこと…。
15分くらい乗るので、すっかり油断してこれで日焼けしました＞＜
舟をこいでくれた方は70歳の方で、とてもおもしろかったです。
3年前に潮来から、この舟で嫁入りした〜って言ってました。笑
そして、歌も披露してくれたのですが、とってもお上手！！！

スイレンもあちこちに見かけます。
今まで、スイレンと蓮が同じものと思っていたら、実は違うということを今回
知りました(ーー;)
スイレンは、葉？の部分が割れていて、水面にくっついているそうです。
確かによく比べると、蓮とは違うなぁ。

紫陽花も少しずつ咲いていました。
前は、紫陽花はそこら中に咲いているし、たいして気にもしていなかったのですが、最近なぜか好きになりました

去年までは、これは紫陽花の咲き途中なんだと思っていましたが…笑
こういう種類があることも去年知ったところです。

この水生植物園は、東京ドーム2個だったか3個分の広さがあるらしく、
400種類、150万本が咲き誇っているんだそう。
その中には、「あやめ」「ハナショウブ」「カキツバタ」があるのですが…
どれがどれだかさっぱり分からない…笑
丁寧に説明が書いてあるのですが、それでも分からず。
あやめは、乾燥した陸地にしかなく、カキツバタが湿地、ハナショウブはその中間に咲いているようなのですが、おそらく
これはハナショウブかな？？

これは何でしょう？笑
という具合に、結局わかりませんでした(+o+)

こちらも、佐原の品種で「絆」
ここにしかないそうです。素敵な名前ですね。
「嫁入り舟」は有名ですが、ちょうどこの絆がある前の橋で、結婚式を執り行うらしいです。
あやめ祭り期間中の数日は、嫁入り舟が見られる日がありますが、土日設定なのできっとすごく混むんだろうなぁ。
今度行くならぜひ見てみたいです。

チャボがまっしろで、まるっこくてかわいい。
小鳥もいましたし、自然いっぱいでいいところでした。

最初とは別の記念撮影スポット。
３人なのに、ここで撮影しちゃいました！

けっこうたくさんハチが飛んでいます。
何もしなければ刺さないとは思っていますが、やっぱりちょっと怖い…。

これが、あやめとカキツバタ、ハナショウブの違い。
分かるようで分からない、とても似ているんですもん！

スイレン

また駅方面に戻るシャトルバスまで、入園してから２時間ほどあったのでゆっくり楽しみつつ、お腹もすいてしまったので、出てすぐのところの屋台でつい焼きそばを…。
こういうところで食べるのって、なぜかおいしそうに見えてしまうんです。
おみやげなども、少し売っていました。

これは、園外で売っているハナショウブ（？）。
やはり売り物のお花はとても美しい〜！
他にも野菜や佃煮も売っていました。
最初は晴れてラッキーと思っていましたが、最後にはもう少し曇っていてもよかったな…なんて贅沢なことを思ったあたしでした。
でも、結局は晴れてもらって大満足だったのです(^O^)

水生植物園から、佐原駅行きのシャトルバスは途中、佐原の古い町並みがちょうど散策できる場所に停まってくれます。
散策したい方は帰りもシャトルバスに乗って下さいね〜と行きのバスで言われていたので、その通りにしました。
路線バスでも植物園には行けますが、植物園から10分ほど歩く場所が停留所で町並みがあるところにも停まってはもらえないので、シャトルバスがオススメです。

まず何する？という問いに、「お昼！」と答えてしまいました。
さっき、焼きそばを食べたばかりなのですが…お腹がすいてすいて、暑いし。笑
バスが停まったすぐそばに、「忠敬茶屋」があったので、入ることに。

天ぷら定食。
がっつりです！笑
佐原に行くまで全く知らなかったのですが、日本地図を初めて測量して作った伊能忠敬はここに住んでいたそうです。
ちょうど改修中で見られなかったのですが、伊能忠敬旧宅などもあります。
出身は別なようなのですが、17歳のときにお婿さんに来たそうです。
17歳＞＜　若いですね〜。

小江戸川越のような雰囲気。
川越よりこじんまりとしていますが、静かでのんびりできる空気です。

小野川という川沿いに、古い町並みが残っています。
重要文化財に指定されているそうです。

こちらは、通称ジャージャー橋と呼ばれる橋です。
１時間に１度、橋から水が流れて、「ジャージャー」と音がするのでそう呼ばれているそうです。

ジャージャー橋のすぐ横には、ドラマ「東京バンドワゴン」で使われていた『遅歩庵いのう』というカフェがあります。

ドラマを全く知らなかったので詳細はよく分かりませんが、写真や、ドラマの看板をそのまま頂いたという看板も飾ってありました。
店主は、伊能家17代当主の方ということで、伊能家の昔の姿を教えて下さいました。
本当は、もっとゆっくり散策するつもりではいたのですが、非常に暑くて、すぐバテてしまい、またお茶をしてしまいました。

植物園同様に、小野川を舟に乗りながら、古い町並み散策もできるのですが、
日光を遮るものがないので、暑い日はしんどいですね。

でも、乗っている方もいました。
さすがに植物園と違って、手漕ぎではなく自動でしたが…笑

小野川周辺の古い町並みゾーンには、かわいい和紙のぽち袋や手ぬぐいなども売っていたので、ツアーのおみやげ用特典500円券を使い、３人柄違いのおそろい手ぬぐいを購入。
最後は、歩いて佐原駅まで向かいました。

暑かったけど、よいお天気で、楽しい小旅行になりました。
今度は、潮来の方も行ってみたいな。

この旅行記へのコメント （2）

• ともさん 2014/06/29 12:02:14

  あやめ祭り！！

  piggy☆ちゃん
  
  佐原の記事楽しく読ませてもらったよ。
  私も書こうと思ってたけど、前のも書いてなくて先延ばしにしてたんだ。
  
  piggy☆ちゃんの旅行記に私の書きたいこと以上のことが書いてあるし写真も同じような感じだからこれを見たら充分思い出に浸れる♪
  暑かったけど、すごく充実してたよね☆
  あやめ祭りと舟の写真とか風情があって素敵だね！
  
  私は、東京バンドワゴンの建物にすごく感動したよ。
  またいろんな所に行こうね！
  
  慶良間の旅行記も楽しみにしているね♪
  
  とも

  piggy☆さん からの返信 2014/06/29 15:40:53

  RE: あやめ祭り！！

  ともちゃん
  
  この間はありがと〜♪
  時間を置くと重い腰があがらなくなるから（笑）、早めに書いたよ〜。
  楽しかったね！
  
  ともちゃんのドラマ通には毎度脱帽するよ。
  あたしは全然知らないから、スルーしちゃうところだけど…
  教えてもらって得した気分よ♪笑
  
  あたしの真っ赤になった腕はすっかり黒くなった…(T_T)
  しかも、変な位置から…。
  沖縄では焼けないように気を付ける！
  
  またお出かけしようね〜。
  
  
  piggy