2014/06/13 - 2014/06/15
58位(同エリア367件中)
○さん
中国の数ある世界遺産の中でも、特徴的な奇観を楽しめる湖南省張家界の武陵源景区。
ここはアバターのモデルにもなった場所で、深い霧の中に巨大な石柱がニョキニョキとそびえ立つ摩訶不思議な世界です。
住んでいる上海から中国のLCC春秋航空で、週末弾丸旅行に出発です。
~旅行概要~
☆1日目:
終業後、会社から直接上海浦東空港に移動。
春秋航空 9C8967便 20:35上海浦東発 ⇒ 22:50張家界着。
張家界市内の Chentian Hotel泊。
☆2日目:
張家界市内から武陵源景区へバス移動。
武陵源景区(世界遺産)観光 :天子山ロープウェー・天子山自然保護区・袁家界景区・百龍エレベーター
武陵源市区の Fulante Pangu Hotel泊。
★3日目:
武陵源景区(世界遺産)観光 :張家界国家森林公園・黄石寨ロープウェー・黄石寨景区
武陵源景区から張家界市内へバス移動。
夕食後、春秋航空 9C8968便 23:40発 ⇒ 翌1:30上海浦東着
旅行終了
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- 春秋航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
張家界の武陵源景区は、総面積260km2にも及ぶ、自然のエネルギーが生み出した絶景です。
1992年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。
世界遺産に登録されてから、中国国内でも旅行先としての人気が高まり、今では有名な景勝地のひとつとなっています。
さて今回の旅行にあたり、武陵源景区をどのように回れば良いか調査をしてみましたが、これだ!という情報が見つからず。
私が今回の旅行で回ったルートをまとめてみたので、武陵源旅行を計画されているかたの参考になれば幸いです。
観光2日目は青線のルート(11:00~18:00の約7時間)
①武陵源市区のゲートから入る(入場券は初日に購入済み)
②シャトルバスで水ぎょう四門(ぎょうは水偏に堯)に移動(景区内のシャトルバスは全て無料)
③張家界国家森林公園を散策しながら、約6km先の太陽広場を目指す
④太陽広場からシャトルバスで黄石寨ロープウェー麓駅に移動
⑤黄石寨ロープウェーに乗り、黄石寨景区へ(往復118元)
⑥黄石寨景区を散策
⑦黄石寨ロープウェーに乗り、麓駅に戻る
⑧シャトルバスで太陽広場へ移動
⑨国家森林公園ゲートより景区を退場し、観光終了
⑩公共バスで武陵源市区へ移動(10元) -
初日の武陵源観光でたくさん歩いたためか、この日は予定より寝坊して起床しました。
8時半頃、慌ててホテルの朝食会場へ移動すると、他の宿泊客は既に朝食を終えており、スタッフが今にも片付けを始めそうな状態でした。 -
朝食は、作ってから時間が経過していたためか、味は今ひとつでした。
まあ、時間に間に合っただけでも良かったのですが。 -
とりあえず荷物をホテルに預けておき、武陵源観光2日目に出発です。
1日目と同じ武陵源市区のゲートから入場し、シャトルバスで水糸堯四門へ。
ここから張家界国家自然公園の森の中を散策しながら、約6km先の太陽広場を目指します。 -
森林公園の遊歩道は、緑のなかを行く気持ちの良い道のりです。
川のせせらぎや鳥のさえずりも聞こえ、心も体もリフレッシュです。 -
この日は生憎の曇天模様ですが、森の木々の合間からは、岩山や石柱を眺めることが出来ます。
-
遊歩道の途中には、様々な地場商品の露天売店があります。
こちらは蜂蜜屋さん。 -
こちらはキノコや木の実などのお店。
お茶にして飲む健康食材です。 -
道ばたに猿を発見。
ニホンザルと同じに見えますが、中国にいるのは、チュウカザルでしょうか。
人間に慣れているようで、近づいても逃げたりしません。 -
こちらは親子猿。
小猿はまだ20cm位の大きさで可愛らしいです。
ママザルにピタッとくっついてました。 -
しばらく歩くと「張家界国家森林公園」と刻まれた石柱がある広場に到着。
ここで一回目の休憩です。
久しぶりの自然の中の散歩は、とても気持ちの良い時間でした。 -
休憩を終え、再び緑の中を歩いていきます。
-
壮大な石柱や岩山を眺めながら。。。
-
2回目の休憩では、道沿いの清流でとれた川魚を頂きます。
魚のサイズによって2匹で10〜20元の価格設定。
比較的大きめな魚を注文しました。
焼き魚にも当然のように、唐辛子たっぷりのタレをかけてくれました。 -
中国の自然系の観光地にはどこにいってもある神輿式タクシー、もちろんここにもあります。
でもほとんど利用しているお客さんはいないようでした。 -
道のりはあともう少しです。
-
風光明媚な景色を鑑賞しながら6kmに及ぶ散策を終え、太陽広場に到着しました。
太陽広場からシャトルバスに乗り、黄石寨ロープウェー麓駅に移動します。 -
異様に空いている黄石寨ロープウェー、ラッキー!っと思いチケットを買って乗車しました。
・旅行情報
黄石寨ロープウェーは往復で118元。 -
んん、なーんか上の方、天気悪くない?
多少の心配を覚えつつ、ロープウェーは登っていきます。 -
昨日のロープウェー同様、石柱の中を縫うように登る景観は圧巻です。
-
ロープウェーのワイヤーが掛かっている鉄塔が立っているのも、地上から数百mの岩山の切り立った中腹です。
こんな場所にロープウェーを建設したなんて本当に凄いです。 -
黄石寨山頂に到着です。
遊歩道は黄石寨景区をぐるっと環状に、約2kmを散策できるコースになっていました。 -
散策を前に怪しげなレストランで昼食です。
炒飯と野菜炒めで58元、意外と美味しかったです。 -
さぁ、黄石寨散策スタート!
遊歩道はこんな気持ちの良い、景色なのですが、、、 -
下界に見えるはずの景色が、、、
んんん、全然見えん、、、 -
絶好の景色が見える(はずの)展望台からの景色。
ちょっと歩き疲れたアヤーキー(妻)しか見えません。 -
ここは”天然壁画”とよばれる黄石寨景区での特に素晴らしい景観を望める場所。
がしかし、この日はただただ純白の世界が広がっているだけでした。 -
本来であれば、季節毎にこんな景色が見られるそうです。
-
黄石寨景区では、純白の世界を堪能しました。心が洗われるようでした。
まさに望んでいたとおりの景色を堪能できたのでした(うそ)。
再びロープウェーで下界に戻ります。
写真は我が家の家庭菜園のプロッコリーです。
ではなく、ロープウェーの数百m下に見える森林です。 -
ロープウェーを降りると、再び太陽広場に戻ると、新婚さんが写真撮影をしていました。
せっかくの写真のバックが霧に覆われてかわいそうです。 -
入場した武陵源ゲートではなく、森林公園ゲートから武陵源景区を出ます。
2日間に及ぶ武陵源景区観光は、黄石寨景区での視界不良こそありましたが、想像を絶する景観に出会うことが出来、素晴らしい体験でした。 -
森林公園ゲートの外には、たくさんの紫陽花が咲き誇っていました。
-
武陵源市区のホテルに荷物を預けているので、公共バスで移動します。
バス停は森林公園ゲートのすぐ近くにありました。
そしてタイミングよくやってきた武陵源市区行きのバスに乗り込みます。
・旅行情報
森林公園と武陵源市区間は公共バスが運行している。
料金は10元。 -
ホテルで荷物を受け取り、武陵源市区から張家界市行きのバスで、張家界市内に戻って来ました。
・旅行情報
武陵源市区から張家界市内のバスは約40分、12元。
バス停には次々とミニバスが来るため、5分から10分おきに発着している。 -
この日の上海へのフライトは深夜23:40発。
時間があるので、市内でレストランを探します。
なんだかごちゃごちゃした感じの街で、良さそうなレストランがなかなか見つかりません。
結局入ったのは、”千一料理”というお店でした。 -
店に入ってから気付いたのですが、日本食屋さんでした。
いかにも中国人がやっていますということが分かる、怪しいメニュー表から注文したのは、、、 -
この怪しげなあんかけカツ丼。
しかし意外にも、このカツ丼がとっても美味しかったのです。
もう一品注文した焼き肉丼風のは、がっかりな味でしたが。。。 -
深夜発のフライトではありますが、たくさんの上海からの旅行者でいっぱいでした。
あぁ、あっという間に、また楽しい旅行の時間が終わってしまいます。 -
最後に、今回の武陵源景区観光で購入した各種チケットです。
上から順に、
・武陵源景区入場ICチケット(3日券、248元)
・天子山ロープウェー片道チケット(67元)
・百龍エレベーター片道チケット(72元)
・黄石寨ロープウェー往復チケット(118元)
合計で505元(約8,000円)でした。
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