2014/06/07 - 2014/06/07
627位(同エリア2131件中)
昆虫博士さん
男子ラグビーの国際試合 日本代表 vs. カナダ代表を観戦してきました。
パシフィック・ネーションズ・カップの国際試合がバンクーバー近郊であり、手作りの日の丸を持って 日本代表チームを応援しました。チケットはほぼ完売で、観客のほとんどがカナダ代表を応援していました。
完全アウェーの雰囲気に飲まれたのか、日本は前半は大差で負けていました。しかし、後半は一方的に得点をあげ、逆転勝利! 本当に興奮しました。
ラグビーは初めて見ましたが、団体スポーツのなかの団体スポーツですね。個人的にはサッカーよりもわかりやすくて、断然面白かったです。
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総集編: バンクーバーでスポーツ観戦 一覧
http://4travel.jp/travelogue/10824874
- 旅行の満足度
- 5.0
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バンクーバー市の隣り バーナビー市にあるセントラル・パーク(Central Park)に到着です。
カナダ代表のチームカラーである赤い服を着た人が会場に向かっています。
※ 以下、ラグビー(ラグビーユニオン)のルールなどについてはWikipedia、試合展開についてはRUGBY JAPAN 365 (http://rugbyjapan365.jp/) の試合報告を参考にしました。 -
試合会場は、公園内のスワンガード球技場(Swangard Stadium)です。
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試合開始まであと1時間ありますが、カナダ代表チームはもう練習をしていました。
カナダ代表チームは この試合にベストメンバーを集めたらしいので、楽しみです。 -
会場内はカナダ代表を応援する観客ばかりで、日本人と日本代表チームは完全にアウェーです。
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屋根付き観客席の一番安い席で、1人42.9ドル(35ドル+税諸経費7.9ドル)でした。
ゴールポストの後ろが全体では最も安かったのですが、自由席だったので屋根付きの指定席にしました。
2ヶ月前にチケットを買ったときは、ガラガラでどこでも選び放題だったので、最前列にしました。
最終的にはチケットは ほぼ完売でした。 -
本日の試合は、パシフィック・ネーションズ・カップ(Pacific Nations Cup: PNC)です。
国際ラグビーボード(International Rugby Board: IRB)公認の環太平洋のラグビー国際大会です。
この大会は、世界ランキング第2グループを強化し、トップ国との格差を縮める目的で設立されました。
なので、環太平洋ですが強豪国であるニュージーランドとオーストラリアは入っていません。
2014年は日本、カナダ、アメリカ、サモア、トンガ、フィジーの6カ国が参加しています。
現時点でのIRB世界ランキングは、日本12位(過去最高タイ)、カナダ16位です。 -
日本とカナダの国旗が掲揚されていますが、なぜか半旗になっています。
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日本代表も練習を始めました。
日本のユニフォームは練習では白と黒ですが、本番では紺色と白です。 -
円陣を組んだり、
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ウォームアップしています。
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競技場内には、フードカートがいくつか来ていました。
ビールも売っています。 -
タイ料理のカートに並びます。
後で気付きましたが、この店はシップヤード・ナイトマーケットでパッタイを購入したのと同じカートでした。
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シップヤード・ナイトマーケット
http://4travel.jp/travelogue/10888397 -
タイ・カレー(9ドル)を夕食に購入しました。
レッド・カレーとグリーン・カレーが選べますが、レッドのほうが辛くないとのことで、レッドにしました。 -
試合前のセレモニーが始まりました。
まずは、日本の国旗と現地の子供たちが入場です。 -
続いて、カナダ国旗と子供たちの入場です。
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その後、日本代表、カナダ代表の順で、選手が入場します。
出場選手は15人、控え選手が8人の計23人です。 -
日本代表チームです。
ラグビーの日本代表には、外国人がいます。
これは、ラグビーではオリンピックのような国籍単位でなく、協会単位で代表チームが作られるからです。
といっても、日本代表の “外国人” 選手には、帰化した人が多いです。 -
両国の国家斉唱です。
君が代を久しぶりに聞きました。
君が代を歌っていたのは、日系人の歌手でしょうか。 -
試合開始です。
試合時間は、前半40分、後半40分の計80分です。 -
開始5分で、日本はカナダに先制トライを入れられてしまいます (日本 0 : カナダ 5)。
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その後は、お互いペナルティキックを入れ合う展開。
重い反則があったときは、ペナルティキックになります。 -
五郎丸歩選手のペナルティキック。
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前半だけで3本のペナルティキックを全て入れて、一時はカナダに勝ち越していました (日本 9 : カナダ 8)。
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スクラムです。
軽い反則があった場合、スクラムから試合を公平に再開します。
両チーム8人ずつが3列に組みます。 -
スクラムハーフ(SH)がボールを両チームの間のトンネルに入れ、スクラム最前列の選手(フッカー)が足でボールを味方チーム側に蹴り出そうとします。
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その後、堀江翔太選手が反則により、10分間の一時的退場 (シンビン)。
※ シンビン(Sin Bin)は、他のスポーツで言うイエローカードにあたります。 -
その後は、日本はカナダに2トライを許します。
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前半終了です。
前半は、日本 9 : カナダ 25 で、日本はノートライに終わりました。
観客のほとんどがカナダ代表を応援するアウェーの雰囲気に飲み込まれたのでしょうか。 -
後半開始です。
前半とは陣地が入れ替わります。 -
開始1分に、藤田慶和選手がトライ (日本 14 : カナダ 25)。
このトライで藤田慶和選手が脱臼してしまい、前主将の廣瀬俊朗選手に交代します。 -
ボールがフィールドの外に出ると、最後にボールに触れたチームの相手側にラインアウトが与えられます。
ボールを投げ入れ、チームメイトを持ち上げて、ボールを取り合います。 -
21分にもスクラムから展開し、田村優選手がトライ (日本 24 : カナダ 25)。
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27分、ヘンドリック・ツイ選手が素晴らしいランで、トライ。
ついに、逆転しました (日本 31 : カナダ 25)。 -
試合終了間際に五郎丸歩選手が、ダメ押しのペナルティキックを入れます (日本 34 : カナダ 25)。
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ここで、試合終了。
日本 34 : カナダ 25 で、日本の逆転勝利です。
後半だけだと、日本 25: カナダ 0 で、日本がカナダを完封しました。
嬉しいことに、周りのカナダ人が祝福してくれました。 -
ラグビーでは、試合終了を “ノーサイド” と呼びます。
試合が終わると、“敵味方なくなって、同じ仲間だ” という素晴らしい意味です。 -
日本代表は、この勝利で8連勝です。
いい試合でした。 -
カナダの選手が、堀江翔太選手とユニフォームの交換をしていました。
ちょうどサッカー・ワールドカップ 2014 (ブラジル)の時期ですが、個人的にはサッカーよりもラグビーの方が見ていて面白かったです。
2019年のラグビー・ワールドカップは日本での開催なので、ラグビーの知名度がもっと上がって欲しいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ElliEさん 2014/06/12 14:47:48
- 行きましたよ〜!
- 昆虫博士さん、こんばんは。
私も行きましたよ〜!
2週間前にチケット買ったのですが、こんなに人気だとは思ってませんでした。
席はFの少し上のあたりで、昆虫博士さんが観客席を写している写真がありますが、もっと遅い時間だったら、私たちが写っていたかも?!
それにしても完全アウェイの世界でしたね。
ラグビーって、走ったりパスしたりだけでなく、ぶつかりあい、ジャンプありで、ビジュアル的にとっても面白いスポーツなんですね。
今、あまり人気がないんですかね?
サッカー人気の影に隠れちゃってるのかしら。
とっても見ごたえがあるスポーツだと思いました!
- 昆虫博士さん からの返信 2014/06/13 13:50:17
- RE: 行きましたよ〜!
- ElliEさん、こんばんわ。
そうですか! ひょっとしたら、お見かけしていたかも知れませんね!
完全アウェーのなか、日本代表が頑張りましたね。前半終わった時点で大差で負けていて、このまま負けると寂しく帰らないといけないなと思っていました。後半は日本の独壇場で、周りのカナダ人が静まり返っているなか 盛り上がれました。
ラグビーは組織力を比べるスポーツという感じがしました。日本でラグビー部出身者が会社で出世するというのも、何となく納得できました。
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