北欧のお城を見たい！母と娘のコペンハーゲン・ストックホルム旅 　⑥

2014/05/11 - 2014/05/18

北欧のお城って素敵みたいだよね？という結構適当な理由で　その上好みのツアーが見つからず　英検３級レベルで　個人旅行決行してしまった　乗り物好き母とアラサー娘の旅行記です

エリア ストックホルム(スウェーデン)

旅　６日目　ドロットニングホルム宮殿へフェリーで向かいます

画像はストックホルム市庁舎
この中で　ノーベル賞受賞記念パーティがあるそうです
ガイドツアーじゃないと　入れないのでパス
この建物の対岸の船着場から　フェリーに乗ります

船着き場に来ると　9時１5分オープンのチケット売り場が
時間になっても閉まってます
９時20分に　やっと窓口は開いて　チケットを買い
９時半の船に乗ろうと　待っていたのですが

船は準備しているものの　まだ乗っちゃだめといわれ

…こういうこちらのおおらかさに　そろそろ慣れて来ました
それぞれの人は親切なんですが　
タイムテーブルどおりに全部が滞りなく進むわけが無い　と思ったほうがいいです
船は　どうも30分遅れになったらしいです
もちろん何のアナウンスも掲示も無し

今日は暖かく　と言ってもコートは要りますが
陽射しがきつく眩しいので
マフラーにサングラスに帽子という　変な格好してますは

水辺は　とても気持ちがいいです
フェリーにして　大正解でした

でもデッキでこんなに気持ちの良いのは
一年のうちのほんの短い期間だと思います
船内の大部分は　カフェとレストラン
つまり　乗船料だけで過ごすには　デッキか
通路のベンチに座るしかありません
外に出られない天気の悪い日は　バス＋電車のほうがいいかも

周りの景色は　どんどん変わっていって
ビル街→マンション群→一戸建て
そして　こういう素敵なおうちが　水辺に並びます

それぞれ　マイ船着場があるみたい
優雅だなぁ〜

40分ほどで宮殿が一部　見えて来ました

ドロットニングホルム宮殿は　水辺が正面玄関になります
昔　王族も船でいらしたと思われます
そして　午前中フェリーで来ると
建物にきれいに光が当たって　撮影にとても良いです
(と、聞いていたので　船を選びました)

船着場から　みんなでぞろぞろ歩きます

天気も良いので　お昼は中央駅で買ってきたお弁当を
ベンチでたべました

果肉入りの　美味しいオレンジジュースとサンドウィッチ
二人分で　約100SEK　1400円くらい

この宮殿は　庭園も広く　ピクニックに来る人も多いようです
小さなカフェもありますが
季節がよければ　ベンチでお弁当も優雅で　かつ簡単♪

宮殿は撮影禁止
北欧に来て　初めて日本人の団体さんに遭遇
日本語ガイドさんの説明を　ちょっぴり拝聴
女性のために建てられた離宮のためか
規模は小さいけれど　細やかな飾り付けで一杯です
「北欧のヴェルサイユ」と呼ばれたそうですが　
確かに　そういう雰囲気がします

帰りも　フェリーに乗りました

船より　だんだんに小さくなっていく宮殿
映画みたいだゎ

駐車禁止ならぬ　駐船禁止の看板が

フェリーに乗ると　
ストックホルムが水辺の都市だということがよくわかります

一度ガムラスタンに戻って　今度はヴァーサ号博物館へ
地下鉄＋トラムでも行けますが　ガムラスタンから船にしました
水上が　やたら気持ちよかったし
こちらのほうが　博物館すぐ脇につきます
乗り降り自由のホップオンホップオフ　オン　ボートです
スカンセンに寄らず　ここでいきたいなら　このコースがお勧め

スカンセンのある　ユールゴーデン島にある
「現存する最古の完全船として有名な戦艦ヴァーサ号を展示する博物館」
だそうです
1628年処女航海に出てすぐ湾内で沈没した船を
1960年頃引き揚げて　展示して有ります
本物の帆船の実物が　間近に見られて　ものすごい迫力
こちら実物　本物の帆船が　目の前にドドーン！　セットじゃありません

こちらは　模型

こちらも　模型
こんなに　手の込んだ美しい船だったそうです

引き揚げる様子
船の処女航海で　まだ湾内にいるうちに沈んでしまったため
浅いところにあったのが　引きあがられた理由らしいです
といっても　引き上げたのは　300年後ですが

船の断面図模型
こういうの大好き！
この博物館は　おみやげ物も結構充実していました

ガムラスタンに宿を取ったのは　大正解でした
観光の途中でも　荷物を置きに帰ったりできるし

王宮のすぐ傍らの地区なのに　
昔はスラムとみなされていた時期もあったようですが
今は　観光地として整備され　立派な観光名所
よく見ると曲がっていたり　傾いたりの建物も多く
どの小路を歩いても　興味深いです　

せっかくストックホルムに来たからには　ビュッフェ形式の地元のお料理
スモーガスボードというのを試してみたいと
最後の夜に　ホテルグランド内の
ヴェランダというレストランに出掛けました
前菜　冷たい魚料理　冷たい肉料理　温い魚料理　温い肉料理　
デザートと取っていくと　ガイドブックで予習しときました　

同じニシンやサーモンでも　様々な味付けがあり
バラエティーに富んだ味付けで　大満足でした
特に　ここはデザートが美味しいです
画像の真ん中　黄緑の車の右側　白いひさしが　たぶんメインダイニング
あまり写ってませんが黄緑の車の左側　白いひさしの下が「ヴェランダ」です

スモーガスボードは18時からとのことで　18時ちょっと過ぎに行ったら
殆ど空席で　早すぎたかなーと最初思ったんですが
あっという間に　混んできて　19時過ぎには　満席になってました
正面に王宮とガムラスタンがよく見える席に座りたかったら
早く行くほうが　良いみたいです(金曜の夕方のせいもあるでしょうけど)
子供客もちらほらいましたが　男性はジャケットの人が多かったです

いくらメインダイニングでないとは言え　一流ホテル内なので　美しい料理の撮影はできませんでした

後から知りましたが　こちら　ノーベル賞受賞者が泊まるホテルだそうです
とにかく　素晴らしいロケーションです