鹿児島県出水市の武家屋敷群を訪ねました。

2014/05/28 - 2014/05/28

　不知火海沿岸から車で３時間半かけて、鹿児島県出水市の武家屋敷群に行ってみました。

出水の武家屋敷群は、薩摩藩が肥後藩との国境を守る場所として、薩摩藩の地方統治制度に基づいて多くの薩摩藩士を郷士として住みつかせた城下町の１つです。現在は、国の重要伝統的建造物保存地区「出水麓伝統的建造物群保存地区」として４４ヘクタールが指定され、現在３軒の屋敷が一般に公開されています。

エリア 出水・伊佐(鹿児島)

出水の武家屋敷は薩摩藩の中でも最大規模で現在、国の重要伝統的建造物保存地区に指定され、３軒の屋敷が公開されています。

立派な門構え。

武家屋敷一帯は碁盤の目のように配置されており石垣が綺麗に連なっています。

一般公開されている竹添家を訪問します。

立派な造りの門。
ここ竹添家はＮＨＫの大河ドラマ篤姫のロケ地としても使用されました。

竹添家は半農半士の家で屋敷内では畑を耕していたとのことです。

正面が上座敷となっており武士の間とも云うべきでしょう。

ここは、半農の間とも云うべきでしょう。

台所用品の中に落雁の型を作るときの道具がありました。

武家屋敷群らしくマンホールの蓋も武者が弓を引いています。

竹添家のすぐ近くの税所（さいしょ）家を訪問します。

税所家の表玄関です。

座敷が三つ続いています。

上座敷となります。

上座敷を正面から見ます

槍が掛けられています。

上座敷のお縁側です。

出水小学校の正門です。立派です。

武家屋敷群を歩いていると、こんな”のれん”を見つけました。良く見ると蕎麦屋らしく少しお腹も空いてきたので入ってみる事にしました。

店内は座敷のみで明かりを少し暗くしてあります。

おしゃれな空間になってます。

畳の縁に注目！！

灯りがぼんやりとついています.

「お茶おけ」と云って出されました。・・・これがまた味噌のお焦げが何んとも美味い！！

ここのソバ屋は、人気の店らしく、蕎麦が出されるのを待っている時も、お客さんが引っ切り無しに見えて、御主人が「蕎麦が切れた」旨、お断りされていました。

「ざる蕎麦」（750円）と混ぜ飯を注文。蕎麦はこしがあって最高においしかったです。
　　・・・・御主人が一人で切り盛りしているので注文から出てくるまでは少し時間がかかりますが、店の雰囲気も最高で蕎麦もうまい！！！

出水市から帰る途中、かつては日本酒の醸造メーカーとしては“日本最南端”の位置にあった亀万酒造に立ち寄ってお酒を買って帰ります。

それでは、今回の日帰り旅はおしまい！！

この旅行記へのコメント （1）

• がまだす＠熊本さん 2014/05/31 11:59:25

  NHK連ドラ風に「ごきげんよう〜♪」

  出水市を訪問されたのですね。。
  
  
  想い起こせば・・・・・(爆）
  コームイン時代に視察名目で一度だけ行ったことがあります。
  
  彼の地は当地から「お〜い」と声張り上げるなら、
  返事がすぐに返ってきそうな、そんな近場。
  ・・・んなはずですが、
  辿り着くには車で４時間近く、これまた随分な存在だこと(笑）
  
  西郷さんの末裔の方とお会い出来たとはいいですね〜
  ほんま〜ラッキーでした。
  こうしたチャンスは普段は有りえない事だと思います。
  が、これも旅での一期一会でしょうか。
  
  おいらも出水方面へ行きたくなりました。
  
  ところで、朝刊の熊日新聞読みました？
  旅特集をやっていましたが、登場人物がこれまた凄かったぁ〜(^0^)
  
  ほな、また遊びにお伺いますです。