2014.04　広島東洋カープ応援と観光の旅②～松山城～

2014/04/30 - 2014/04/30

ＧＷを利用して広島東洋カープの応援のため広島まで遠征してまいりました。
でもそれだけでは妻から不満も出そうなので、まずは松山へ入り、道後温泉、松山城を楽しんでから瀬戸内海を船で渡り、広島へというコースにしてみました。
１日目　松山城・道後温泉
２日目　マツダスタジアムのスタジアムツアーに参加
３日目　宮島観光
４日目　マツダスタジアムで野球観戦
５日目　マツダスタジアムで野球観戦
という４泊５日の旅行です。

１日目のメインイベントは松山城です。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5

道後温泉近くでランチをしたあとで向かったのが松山城です。
山の上にある松山城、ロープウェイやリフトでも行けるそうなのですが、城好きとしてはもちろん徒歩、ということで路面電車を市役所前で降りて、

あの山頂を目指します。
本当に楽しみです。

愛媛県庁の脇の道路を進み、左へ行くと二之丸史跡庭園、

でも私たちは右の【県庁裏登城道】を進みます。

最初の数十メートルがかなり急な坂道ですが、それを越えてしまえば、舗装された道で歩きやすいです。

【登り石垣】
登り石垣が見られるとのことでこの道を選んだのですが、木々が生い茂っていてあまり良く見えませんでした。

ゆっくり歩いても10分ほどで、ロープウェイの到着地点でもある長者ヶ平に、そこから少し歩くと巨大な石垣が出迎えてくれます。

【巽櫓】
この石垣を見ただけでテンションがかなり上がってしまいます。

【太鼓櫓】
大手門跡を抜けると太鼓櫓とその奥には天守が見えてきます。

中ノ門跡近くからこれから向かう天守を眺めます。

【戸無門】
ステキな城の眺めですね。
戸無門をくぐり、進みます。

【戸無門・筒井門】
内側から見た戸無門とこれからくぐる筒井門、そして筒井門西続櫓です。

登ってきたので、松山の街並みと海まで見渡せます。

【筒井門】
筒井門から入ろうか、それともその隣、石垣の影にひっそりとある、

【隠門】
隠門から入ろうか…、とりあえず大きな筒井門をくぐり、

【太鼓門】
さらに太鼓門をくぐると、

【本丸】
本丸が広がります。

【本丸】
石垣沿いから眺めると、天守、小天守、南隅櫓、少し離れて乾櫓などが並びます。

【本丸】
本丸はほぼ南北方向に長く、北側に天守が位置しています。

【本壇】
入場券を購入して、いよいよ本壇へ入ります。
手前が小天守、その奥が南隅櫓です。

【本壇】
左手に小天守、右手に一ノ門南櫓、そして正面に天守を見ながら進みます。

【一ノ門】
一ノ門をくぐり、

振り返り見る一ノ門、
入り組んだ城内を進みます。

【二ノ門】
二ノ門もくぐり、

【三ノ門】
三ノ門をくぐると、

【筋鉄門東塀】
立派な壁が現れます。

【天守・筋鉄門】
そして筋鉄門をくぐって、まるで中庭のような場所へやってきました。
東側が天守、

【玄関・内門】
北側が玄関と内門、西側が十間廊下、

【小天守】
南側が小天守と、３６０度が城です。

天守の下の部分から内部へ潜入します。
さすが、城だけあって、階段は狭くて急です、そして頭上注意。

玄関多聞からは先ほどまでいた中庭のような場所と、くぐった筋鉄門が見えます。

北隅櫓からの西側の眺めもなかなかです。
右から野原櫓、乾櫓、乾門が見えます。

見上げると、立派な梁です。

十間廊下、南隅櫓、多聞櫓と進み、

小天守までやってきました。
小天守から見る一ノ門、この眺めも良いですが、

こちらの眺めはもっと良いです。
南へと広がる本丸を眺めることができます。
そしてその本丸下の高い石垣がすごく良いのです。

次に目指すは天守です。

狭く、急な階段を昇り、

天守の一番上までやってきました。

遠くに瀬戸内の海と島々が広がります。

あれは坊っちゃんスタジアムでしょうか。
野球観戦で一度は訪れてみたい球場の一つです。

【内門】
天守などの見学を終えて外へと出てきました。
筋鉄門でなく内門のほうへと進んでみます。

【仕切門】
仕切門をくぐり進んで行くと、

【天神櫓】
正面に見えてくるのが天神櫓です。

気が付けばもう本壇へ入ってから１時間も経っていました。

本壇の東側から本丸の石垣を眺めます。
もう少し、奥へと進んで行くと、

【艮門東続櫓】
本壇の北東に位置する艮東続櫓を発見、

【艮門】
この辺りまで足を運ぶ人はいないようですが、石垣を眺めたいのでこの艮門から外へと出てみます。

この辺りの石垣は歴史を感じます。

本丸の北側の石垣を見上げながら歩いていくと、

古町口登城道へとぶつかります。
舗装されていないようで、山道という印象です。少しだけ古町口登城道を下り、

【乾櫓】
振り返ってみます。
古町口登城道を登ってくると、このように城が現れるのですね。

【乾櫓・乾門】
乾門へと進んでみると、またまたとても美しい城の景色がありました。

【乾門・乾櫓】
緩やかな坂の上の乾門と櫓、奥へと続く高い石垣、美しいですね。

【乾櫓】
乾門をくぐり、内側から乾櫓を見上げます。

【野原櫓】
そこから左手少し奥に位置するのが野原櫓です。

本壇を見上げると、先ほど内部を歩いた南隅櫓、十間廊下、北隅櫓が並び建ちます。

【紫竹門】
南隅櫓の脇を通り、そのまま右手へと進むと紫竹門をくぐります。

紫竹門前からの眺めもとてもキレイです。

初めて訪れましたが、大変魅力的な城です。

【井戸】
素通りをしてしまった場所を遠目に眺めながら、

【巽櫓】
本丸をあとにします。

中ノ門跡近くから天守を眺め、坂道を下ります。

帰りは大手門跡から黒門口登城道を歩いてみることにします。

名残惜しくて、ついつい振り返ってしまいます。

黒門口登城道は舗装はされてなく、石段が続きます。

登城道を下り始めて7、8分、現れたこの石敷きは江戸時代の舗装だそうです。

ほんのわずかな区間なので、見落としてしまいそうです。

さらにそこから2、3分すると、二之丸史跡庭園が見えてきます。

黒門口登城道の入口付近の石垣も高さがあります。

二之丸史跡庭園は二之丸跡を庭園として整備したそうです。

見るからに広そうな二之丸史跡庭園、少し歩き疲れてしまったので、素通りします。

路面電車の市役所前駅近くまで戻ってきました。

すると、坊っちゃん列車を２台も発見。

最後に山の上の天守を見上げます。
３時間ほどの散策となりましたが、とても感激する城散策となりました。
このあとは道後温泉で登城の足腰の疲れを癒したいと思います。