GWで行く世界一周旅行　世界遺産を見るためエチミアジンへ(VIE-EVN編)

2014/04/30 - 2014/04/30

６日間かけて日本→ロサンゼルス→マイアミ→ドミニカ共和国→デュッセルドルフ→ストックホルム→リガ→ウィーン→エレバンと移動してきた片道航空券つなぎ合わせの東回り世界一周ルートの旅行

ついに今回の旅行の目的エリアのコーカサスに到着しました。新規開拓国の玄関はアルメニアです。外務省の危険情報がいつも絶えないし旅行情報も少ないためコーカサスには行かないだろうと思っていたのですが、他の方の旅行記を見ていて街並みの美しさに魅かれて行ってみたくなり計画してみました。ここまでの訪問国は流す感じで観光してきましたが、ここから先は飛行機のスケジュールにとらわれることも無ければ計画も無いため５泊６日での無計画旅行となります。

エレバンの空港はエチミアジンとエレバンの中間にあるため効率を考えて、まずはエチミアジンから先に観光を始めました。小アララト山が富士山のような形状でとても美しかったです。肝心の世界遺産のエチミアジン大聖堂が改修工事中でちょっと残念。

エリア その他の都市(アルメニア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーンからオーストリア航空でアルメニアのエレバンに到着
今回は窓側がＣＡ席と背中合わせになっているため座席が無くデッドスペースとなっている場所でした。この列は２席しか無いけれど隣が居なかったので実質３席占領状態で快適でした。中央席に座るとＣＡが電話機を操作するたびにコードがペチペチ体に当たってウザいです。こういったことを考慮せず設計する思考が欧米的。

ビザ用紙に写真添付覧が有り写真を持っていなかったので万事休すかと思い焦りましたが写真は要求されませんでした。
定刻通り到着した為、夜明けまで仮眠しようと思ったのですが広すぎて明るすぎて落ち着かず寝られませんでした。

夜が明け始めたので外に出ることにしました。
ウォークマンにダウンロードしておいたオフラインの地図を確認したところ空港はエチミアジンとエレバンの中間地点にあることが分かったのでエチミアジンから先に行くことにしました。

マルシュルートカはまだ運行時間前なので交通手段はタクシーしかありません。
ここからは時間にとらわれることも無いので、大通りまで出ればマルシュルートカが居るかもしれないと思い歩いてみました。

出口の文字が全く読めない。アルメニア語？で表記されている。

ようこそアルメニアへ！

１キロほど歩くと大通りに出ました。
アララト山と富士山のように美しい小アララト山を眺めながらマルシュルートカを待ちました。何台か通りかかったのですが停まってくれず３０分くらい経過してしまったので流しのタクシーをつかまえました。
エチミアジンまで２０００ドラムと言われたけれど１０００ドラムで交渉

良く分からないけれどエチミアジンのエリアに入った瞬間の１つ目の教会で降ろされました。朝早すぎて入れないけれど、まあ、いいかということで写真だけ撮って散策開始です。

団地が並ぶ通りを進みました。

池の跡があり最盛期は結構賑わってそうな雰囲気でした

また教会を見つけましたがこちらも朝早すぎて入れず柵の隙間から写真を撮って次へ。

ベンチの背もたれが立派で印象的でした。

この国の集合住宅は好き勝手にベランダを改造する文化のようです。

今まで訪問した国の何処にも該当しない独特な雰囲気の街並みです。

間抜けな石像

住宅地の中に記念碑のようなスペースが有り聖火が灯されていました。

アルメニア語でディズニーと書かれているのでしょうか。

競い合うように競り出したベランダ

すごく旧そうなバス

ロータリーに出ました。ここが街の中心部でしょうか。
ここまでの道のりは特に繁華街的なものも有りませんでした。

不気味なような格好いいような何とも言えないデザインの建物です。
教会のようで牧師さんがたくさん入っていました。

小アララト山が美しい

行政系っぽい建物

首をかしげた銅像

ここがエチミアジン大聖堂の入口っぽいので中に入ってみます。

学校っぽい造りの建物

すごく広い

凝ったデザインの門ですね。

低いドーム屋根の建物ってあまり見かけないかも

こちらも洒落たデザインです。

倉庫でしょうか。古そうです。

山と教会のコンビネーションが美しい
教会の手前にある石の山は墓石でした。

教会まで行ってみることにしました。

途中で道が無くなり工事現場みたいなところを通過して何とか教会に到着したものの時間が早すぎて入れず。しかも、これはエチミアジン大聖堂ではない。。。

エチミアジン大聖堂は何処なのだろうかと後ろを振り返ると、それらしき屋根が有りました。
見落としたままかなりの距離を歩いてしまった。しかも工事中じゃん、、、

同じ道を戻るのは面白くないので住宅地を歩いて行きました。
豪邸だか何だか分かりませんが装飾が立派な建物でした。

町中にこういった配管が張り巡らされていたのですが何に使われているのでしょうか。

電気メーターのような箱が付いています。

線路で挟み込まれている電柱

どの家も雨樋（下水？）のパイプが２階の屋根から直接道端に落ちるようになっていました。しかもパイプの出口が猛獣の口みたいな形になっています。

ようやく大聖堂の所に戻ってきました。

ガッツリ足場が組まれています。

美観を損ねている足場を避けて一枚

大聖堂の向かいに新しい教会がありました。
ここの教会の建物はデザインが斬新的ですね。

大聖堂の入口
内部は撮影禁止

大聖堂の先にもう一つ建物がありましたが門が閉められていました。

ゲートから大聖堂を一枚

大聖堂の鐘

大聖堂の全景
工事中だったのは残念だけど、この教会の長い歴史の中で工事中という期間は滅多にあることではないと思うので、そんな工事中を見ることができてラッキーと思うようにしておきました。

ここで老人に声をかけられました。
私はエチミアジン人だ。ずっとここに住んでいる。ところで君の名前は何だ？
私の名前は「サンジョセフ＆％＄＆￥＆＄＄〜〜＃〜〜＆％＄＄＆＆’」だ！
最初しか聞き取れなかったけれど５０文字くらいの長さだったと思う。
この老人、人をからかって面白がっているのか本当なのか分からないけれど、私はこれがツボにはまってしまい、大爆笑してしまってしばらく笑いが止まらず、ニヤニヤしながら歩いていました。

とりあえずお目当ての世界遺産を見られたので次へ移動することにしました。

「都市イシーレー？？？」と意味不明な日本語が書かれたバキバキの看板を発見。
何の店だかわかりませんでした。

このバスも古い。
この形のバスはベトナムやラオスの地方に行くと見かける気がする。

マルシュルートカでズヴァルトノツまで行きました。
親切な乗客の方が運転手にコイツをズヴァルトノツで降ろせと伝ええくれました。

ズヴァルトノツに到着したのですが時間が早すぎて空いていませんでした。

柵の隙間から遺跡を一枚。
アララト山とのツーショットでこれだけでも満足な写真です。
時間通りオープンするかも分からないし周りに何も無いためエレバンへ向かうことにしました。

マルシュルートカを待っている最中に見かけた
ソ連っぽいクレーントラックに萌えました。

こんなところに極真空手の看板が〜

道は広く真っすぐです。
頻繁にマルシュルートカを見かけるのですが意外にエレバン行きを見かけませんでした。

気になる地下道を発見
逝ってみます！

すごい荒れ放題。
なんでこんななっちゃうんだか不思議です。
道路の横断は危ないから地下道が有るのだと思いますが、道路横断以上にリスクを伴いそうです。

旧ソ連車がたくさん。
気長に写真を撮っているとようやくエレバン行きのマルシュルートカがやってきました。みんな出勤スタイルだったので通勤時間帯にぶち当たってしまったようです。満席で座れなかったのですが親切な方が一人掛けの椅子にも関わらず半分座りなさいと座らせてくれました。遠慮しながら座っていると遠慮しなくていいからしっかり座りなさいと言われました。アルメニア語で話していたようなので何も聞き取れないのですが多分、そう言っていたと思います。

エレバンに到着したのですが中心部とは随分と離れてしまっているようで、面倒ですがバスに乗り換えなければなりません。

続いてエレバンを観光します。

この旅行記へのコメント （8）

• たぬき２号さん 2015/08/30 22:18:45

  ドミニカにコーカサス

  世界一周チケットで旅する人は数あれど
  一度にドミニカとコーカサスをまわる行程は
  かなりマニアックですね（笑）
  エチミアジン私も行きましたが、アルメニア人の
  信心深さが垣間見れた場所でした。
  

  こぼちゃさん からの返信 2015/08/30 22:43:10

  RE: ドミニカにコーカサス

  今回はコーカーサス目的だったのでこれは確定だったのですが、漠然と大陸を横断するだけでは面白くないのでカリブ海で手の届く運賃で通過できる国を探したところドミニカとなりました。プンタカナ発というのが少々ネックでした。本当はセントマーチン経由が希望だったんですけどね。
  アルメニア人はとにかく人種や出身を重んじているイメージが強かったです。
  
  

• kanaさん 2014/05/29 09:43:41

  ん？ニアミス？！

  こぼちゃさん　こんにちわ♪
  
  世界一周、次はどこかなぁと楽しみに読んでいたら、なんとコーカサスではないですか！！
  それも、私は4月30日にエレウ゛ァンインで3泊なので、時期も同じぐらいです(^0^)/
  それにしても、空港から直接エチミアジンに行っちゃうのも凄いと思いましたが、更にもう一都市寄っちゃうところはさすがですね！
  ウィーンからエレウ゛ァンは、オーストリア航空ですか？私は逆のルートで探したのですが、チケットが高くて諦めました
  この次がどこかわからない旅行記の作り方って、ワクワクして、なんかいいですねぇ(^0^)/
  続きも楽しみにしています。
  
  でわでわ
  kana

  こぼちゃさん からの返信 2014/05/29 21:17:24

  RE: ん？ニアミス？！

  kanaさん　こんにちは！
  
  4/30インでしたか！ん〜っ。それはニアミスですね（笑）
  エレバンでは日本人らしき人種を見かけなかったのでもし見かけていたらその方はkanaさんだったかもしれませんね！
  ウィーン→エレバンはオーストリア航空です。RIX-VIE-EVNで少々高めの159£でした。
  私の中ではエレバン→エチミアジン→エレバンという行程が嫌だったので効率を考えると空港からエチミアジンに直行が最善でした。
  
  読み手としてはじれったい面もあるかもしれませんが、次の行き先が予測できない方が旅っぽくていいかなと思い次行程はあえて伏せた形で旅行記を作らせて頂いておりますので今後ともよろしくお願いします。
  

• mondoさん 2014/05/29 09:14:31

  コーカサス！

  こぼちゃさん、こんにちは。
  世界一周旅行記を楽しく拝見しています。
  
  コーカサスに行かれたのですね！
  実は8月に同じフライトでエレバンinを予定しているので、とても参考になりました。
  景色も素晴らしそうですね。
  マルシュルートカの行き先はどうやって確認されたのですか？
  
  続きも楽しみにしています。
  
  

  こぼちゃさん からの返信 2014/05/29 20:53:48

  RE: コーカサス！

  mondoさん。こんにちは！
  
  ついにコーカサス行っちゃいました！
  すごくいいところでしたよ！
  マルシュルートカの行き先は行き先表示に書かれているアルメニア文字の形状を見て判断しました。現地で自己推測したのですがローマ字表記と同じ使い方のようなので例えばerevanの場合、「e」はアルメニア文字で書くと「τ」や「ﾋ」に似ていて「r」は大体そのままの形なので頭の3文字が「ﾋrﾋ」ならエレバン行きだなって感じで見極めていました。
  
  mondoさんとはお互いに同じような場所を同じような行程で旅行していることが多く旅行記をいつも楽しませていただいています。
  
  

  mondoさん からの返信 2014/05/29 23:38:24

  RE: RE: コーカサス！

  なるほど！
  アルメニア文字は全く馴染みがなく、走ってくる車の表示を解読するのは大変そうですが、多少はアルメニア文字を覚えていきたいと思います。
  ありがとうございました。
  
  昨夏の旧ソ連諸国では情報が乏しい中こぼちゃさんの旅行記を頼りにさせて頂きましたが、今夏もまたお世話になることになりそうです。
  
  

  こぼちゃさん からの返信 2014/05/30 20:01:33

  RE: RE: RE: コーカサス！

  とりあえず行きたい地名の文字を断片的にでも把握できれば乗り物の方は何とかなると思います。言葉の方は一部ロシア語と共通しているのかロシア語なのか分かりませんが受け答えや挨拶はロシア語がよく聞こえました。
  
  旧ソ連といえば忘れられないのが沿ドニですね！
  あの後、偶然にもmondoさん、sunnyさん、marielさんが続いてチャレンジしていたのでとても楽しかったです。結局、役人にやられちゃったのは私だけでしたけどね。。。