2014/05/17 - 2014/05/18
15位(同エリア104件中)
wakabunさん
- wakabunさんTOP
- 旅行記1261冊
- クチコミ736件
- Q&A回答34件
- 5,716,298アクセス
- フォロワー679人
ついに念願の青ヶ島へ行ってきました!青ヶ島の存在について実は極々最近知ったのだけど、ものすごく面白い地形をしているのだ。しかもここ、なんと東京都。八丈島からさらに南、東京から358?も離れた東京都青ヶ島村なのだ。面白そうじゃない?こんな離島、アクセス悪いけど、金に糸目をつけなければ週末だけで行くことが可能。私は以下の日程で行ってきました。
5月17日(土) ANA 1891 07:30 東京(羽田) ≫ 08:25 八丈島、
5月18日(日) ANA 1896 17:20 八丈島 ≫ 18:20 東京(羽田)
ANAの早割で往復20,980円。
八丈から青ヶ島まではヘリがあり、たったの20分間。片道11,530円。ちなみに船だと2時間半、が、就航率は50〜60%らしいので、弾丸だとリスキー。ヘリは一日に9人しか運べないので、座席確保は至難の業。私は予約開始当日の朝電話をかけたらすでにキャンセル待ち5人だった。ダメもとで名前を入れていたら、直前になって空きが出て無事乗れることになったのだ。ヘリは片道11,530円。高い!けど背に腹は代えられない。ちなみに子供は無料(膝の上)。手荷物は5キロまでが無料。
ヘリスケジュール
5月17日(土)
八丈島 発09:20
青ヶ島 着09:40
5月18日(日)
青ヶ島 発09:45
八丈島 着10:05
宿はビジネス宿 中里。島で一番大きい宿らしい。きれいな個室(風呂共同)に3食付で10500円。
http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/stay.html#cont04
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前7時30分のANAで八丈島へ。としさんと合流してスイートラウンジに入れてもらったので、朝食付き。小さい機材とはいえ、八丈行きはほぼ満席。みんな何しに行くんだろう。所要時間は1時間もかからないので、シートベルトサインがオフの時間ってほとんどない。ささっとドリンクだけ配られてすぐまた着陸態勢。空港からは八丈富士が目の前。
-
イチオシ
実は青ヶ島までのヘリ、私しか予約がとれていなかった。としさんはキャンセル待ち1番目だったけど落ちてこず、当日まさかの船欠航もわかり、最後の望みは当日のキャンセル待ち。ドキドキしながら待ったけど、この日はキャンセル出ず。修学旅行生がいて、ほかもみな地元の人っぽかった。旅行者は私だけ。申し訳ないけど、としさんを置いて私と快だけ行くことに。ちなみに子供は膝の上で、無料。手荷物は5キロまで、それ以上超過料金なのに、子供は無料ってありがたい。まあ男性は私&子供の体重くらいの人がほとんどだからそうあってほしいけど。としさんが空港の屋上から手を振って見送ってくれた。9時20分、ヘリ出発。八丈もきれいな島っぽいなあ。
-
青ヶ島まではたったの20分。快はヘリの振動が心地よいのか寝てしまった。目の前にあおがしまの断崖絶壁が!しかし残念ながら事前に見ていた空撮写真のような景色は見えなかった。ヘリポートは北のはずれにあり、陸が見えたと思うとあっという間に着地。
-
ついたぞー、青ヶ島!!この日青ヶ島入りできたのは私含む9人のみ。なんてラッキーだったんだ。
-
ヘリポートに今夜の宿ビジネス宿中里のおかみさんが迎えに来てくれていたので、電気自動車(!)で宿へ。アップダウンはあるけどあっという間だった。コンクリートの質素な外観。これ台風対策なのかも。部屋の窓が小さいのは台風対策だとおかみさんが言っていた。今日みたいな日でも風が強い青ヶ島。台風が来ると外には出れないくらいらしい。
http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/stay.html#cont04 -
10時前には宿に着いた。遠いようで近い青ヶ島。素直に来れれば近いんだよなあ。としさんにとっては近いようで遠くなってしまったけど。和室の部屋はきれいで、私と子供だけなので十分な広さ。トイレ・浴室共同で一泊3食付10500円は高いのか、安いのか。島のスタンダードよりは若干高めだけど、その分きれいで食事も豪華らしい。
-
TVではうわさに聞いていた通り、24時間港とヘリポートの様子を流し続けるチャンネルがあり、ここで村のお知らせなんかも流れる。
-
さて、今日はどうしようか。とりあえず大凸部(オオトンブ)に行ってみるか。島は静かでのどかな感じだけど、思ったよりもちゃんと整備されていて、コンクリの道路が続く。
-
イチオシ
山を登ること20分ほど、頂上(423m)に到着。子供を抱っこしながら大変な思いをしながら登ってみたこの景色は格別。いやー、面白い。ちょうど登山の揺れで寝てくれたこともあり、頂上でのーんびり。ぼーっと景色を見たり、ネットしたりw 意外にも青ヶ島、ソフトバンク問題なく通じた。対馬のほうが通じなくて困ったわ。
-
村には郵便局がちゃんとあり、ATMも時間限定だけどあった。しかしコンビニの類はない。レストランもなく、居酒屋が2軒あるのみ。こんな人口の少ない(170人くらい)ところへ来るのは初めてでいろいろ面白い。おかみさんにきくと、保育園は1つあるけど、子供は3人しかいないらしい。待機児童問題とか関係ないんだろうなw 外国人は二人いて、一人はこの宿で働いているフィリピン人女性。もう一人もフィリピン人で、青ヶ島に嫁いだらしい。結構外国人観光客も来るそうで、英語ができる彼女は重宝しているとのこと。私も青ヶ島のことは外国人の友人に教えてもらって知ったんだよなあ。
-
山登っておりるとちょうどお昼の時間。宿でランチをいただく。意外にも子供椅子があって大変助かった。ランチメニューは質素だけど、ボリューム満点。ご飯とお味噌汁はおかわりし放題で、快にもあげられたので助かった。数日間船がきていないので、食材がなくて大変じゃないか?と心配だったのだけど、野菜はほとんど地元の物らしい。地元で作らない野菜はごぼう位だとか。宿泊客はどうやら私一人だけのようだったけど、併設のアパート?に住む土木の人たちがランチを食べに来ていたのでにぎわっていた。
-
お昼ご飯を食べた後、部屋で少し休憩、と思っていたら子供と一緒に寝てしまい、起きるともう夕方。宿のおかみさんがサウナに連れて行ってくれるというのでお言葉に甘えることにする。島唯一の港にも連れて行ってくれた。うれしー、見たかったんだよね、ここ!このクレーンで船を釣り上げて陸に停泊させるんだよね。この日は海が荒れていて船は出ていなかったので見れなくて残念。
-
これが港。なんだか要塞のよう。
-
港を訪れた後はサウナへ。二重火山の内輪部にあり、ところどころ煙が立っていて圧巻。地熱釜というのがあり、ここに野菜や卵を入れておくと地熱で調理されるのだ。村の人はサウナに入っている間にここに野菜を入れておく。私たちも新じゃがを入れておくことに。
-
サウナは入場料300円。村の人は回数券を使っているようだ。おかみさんは私も回数券で入れてくれた。事前情報でとにかく熱いと聞いていたので、不安だったのだけど、この日はそんなに熱くなかった。サウナだけでなくお風呂もあり、風呂場も地熱であたたまっている。床から暖かいので体冷えなくていいわー。床に置いてあるシャンプー類もあったまっているのはおかしかった。奥にサウナがあり、こちらもそこまで熱くはなかった。子供がやっぱりサウナは嫌がるので、ほとんど入らなかったけど。お風呂は快も喜んではいったので、お風呂でゆっくり。おかみさんともいきなり裸の付き合いwおかみさんはここには週1で来るそうだ。
-
周りは煙もくもく。
-
宿に戻ると夕食。地元でとれた野菜や魚でとっても豪華&ボリューム満点。お刺身はにんにくや唐辛子の入った島だれでいただく。これ結構好きかも。島寿司はマグロとメダイの2種類だと思う。なんと10貫も!!別途ご飯もあったのだけど、さすがにこれ食べちゃったもう入らないね。島寿司、ぴりりとからしがきいていて、おいしいなー。明日葉も独特の苦みがあって気にいった。地熱釜で蒸した新じゃがもほくほくでおいしかった。
-
お酒が好きだというと、自家製のフルーツあおちゅうを出してくれた。結構きくねー。ご馳走様でした。8時過ぎに子供が寝てからはどこへも行けないので、ネットしたりしてのんびり過ごした。星を見に外に出てみたけど、残念ながらそこまでたくさんは見えず。
-
青ヶ島の宿で朝食。質素だけどもボリュームは満点。ご飯とお味噌汁はおかわり自由。
-
9時過ぎには車でヘリポートへ。チェックインを済ませたあと、ヘリポート裏の見晴らし台に行ってみる。今日は天気が良くて八丈島も見えた!
-
帰りも荷物はギリギリ5キロ強で超過料金は取られず。よかった。お土産にひんぎゃの塩を買ったけど、行きより離乳食とおむつが減った分軽くなってるからな。しばらくしてヘリがやってきた。これに昨日来れなかったとしさんがのっている。
-
としさん来島。私とすれ違いw
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- kodeyanさん 2014/05/25 08:56:29
- これはすごい!
- wakabunさん こんにちは
ちょうど、八丈島−青ヶ島航路の船が今年の1月から
「還住丸」から「あおがしま丸」に変わったという情報が
情報通から届いていて、あ〜〜青ヶ島かぁ、
なんて思っていたら、なんとwakabunさんが青ヶ島に行ってきたとは!
船は欠航が多いしヘリは席の確保が至難なのに
難関を突破して行ってしまうとは、恐れ入りました。
ではでは☆彡
- wakabunさん からの返信 2014/05/27 00:06:42
- 行けてラッキーでした
- kodeyanさん、こんばんは。
> ちょうど、八丈島−青ヶ島航路の船が今年の1月から
> 「還住丸」から「あおがしま丸」に変わったという情報が
おお、よく御存じで!変わってから就航率がアップしたらしく、揺れも少しましになったらしいですが、私は船酔いとてもするので、何が何でもヘリで行きたかったのです。なんとか今回は席を確保することができてラッキーでした。
青ヶ島いろいろ面白かったですよー。ぜひぜひ。
Wakabun
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
22