リュブリアーナからグラーツへ（一泊）

2014/05/15 - 2014/05/16

たった１泊のためにはるばる３時間半も列車に乗って出かけるのは勿体なかったなと最初は思った。しかし、機能的な都市で観光しやすく、１泊でも満足してザグレブへ戻れた。

写真は「王宮跡に残る二重の螺旋階段」

エリア グラーツ(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

リュブリアーナ１６時発、グラーツ19：20着　ユーロ４０．８０

グラーツ駅、２０１３年に新しくなり、日本の大都市の駅のように立派で便利になっています。

宿泊したホテル・ダニエル・グラーツも同様に新しく、駅の中と言っていいほど近い

お部屋広くてスタイリッシュ、オシャレすぎて使いにくいほど。
例えば、浴室ガラス張りで寝室から丸見え。引き出し無し、冷蔵庫無し、

オートバイをレンタルできる（使用しなかったけど）

５月１５日、さむ〜い。
だからと言って冬物を着ると日中は暑い。
重ね着できるようにして、風を通さないジャケットが
一枚あるとちょうど良い。

２４時間乗り放題の切符　ユーロ4.7　購入

路地

お祭りに着るのかしら。ちょっとスイスみたいな感じ

ケーブルカー（２４時間切符がカバーしている）に乗って城山へ

城の建物跡はレストランになっていたり、コンサートを開いたりする広場になっている

お城は残っていませんが立派な石積みの壁などが残っています。

グラーツのシンボル、長針が時刻で短針が分を示す時計台。

城山から歩いて５分ほど下ると時計台に行けるけれど
私達、知らないからケーブルで降りてしまった。

時計台へ行くためのエレベーターを見つけたので利用。これは２４時間切符ではカバーしていなかった。

男性が花束かかえているのってドラマがありそうで好きだわ。

ガイドブックに載っていた「王宮跡に残る二重の螺旋階段」を探すのに一苦労。
何人もの人に尋ねたが「聞いたことはあるが、知らない」という返事。

諦めずに聞き続ける。歩行者ではなくお店に入って聞いてみよう。
ピンポーン！　

これが二重の螺旋階段

トリックになっている訳ではなく、右廻りと左周りの階段を二つ作ってある。

山形にもっと手の込んだ二重の螺旋階段がありますよね？
名前は　サザエ堂　だったと記憶していますが。

トイレです。Ｄａｍｅｎ
字面から男性トイレと思いました。違いました。

ちなみに男性トイレは　HERREN　。
Ｈｅｒ　ってあるから私はこちらを開けて
ギョギョ。

なまこ型の建物、美術センターみたいでした。

エッゲンブルグ城へ向かいました。入場料　ユーロ２

広い敷地に考古学博物館や美術館など点在。
お屋敷の中のガイド付きツアー、
代金はユーロ8.5　一時間たっぷりの説明付き。

窓やドアの数が一年の３６５日や、週の数になっているというが、実際は壁にドアの絵を描いて数合わせをしていることがガイドさんの説明だ分かった。

お城の内部は薄暗く、ガイドさんの持つピンポイントの懐中電灯で指し示して説明を受ける。一瞬しか光を当ててくれないので尚更おもしろかった。

壁も天井にも隙間もなく絵を飾るということが富の象徴だったんだって。
こんなところで寝たり起きたりしているのって疲れるだろうな〜

大坂城屏風絵をバラバラにしてかざってあった部屋

秀吉の時代の屏風絵を８枚の絵として、壁に飾ってあった。日本の観光客の為に
レプリカで屏風にして別室に展示してあった。

屏風絵の価値には関心ないが、どういう経路でこのお城の壁までたどり着いたのかが知りたいな〜

ツアーは英語班とドイツ語班のみ。
大坂城屏風絵を見に来たんですよね」とガイドさんが聞いた。
実は全然、知らなかったんだけど、「ハイ」と応えた。
「間違ったことを言わないかプレッシャーだわ」って言ってた。
オモシロかった。

庭のクジャクを見てから、駅へ向い、ザグレブへ戻る列車に乗った。

グラーツ18：38発、ザグレブ22：43着　ユーロ41.40