2014/02/05 - 2014/02/16
315位(同エリア1017件中)
fareさん
シチリア島の小さな街を巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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ゆっくり目の朝、シラクーサを出てモーディカへ行きました。あまり知られていない所ですが、ノート渓谷のバロック都市として世界遺産に登録されているそうです。乳脂肪を使っていないチョコレートの名産地で、お店がたくさんありました。乳脂肪がないので、チョコレート自体はとても硬く、ハンマーでもってかち割らないといけません。ざらざらした食感でした。お土産にチョコレートは、溶けてしまうのでという心配も不要。乳脂肪分がありません。溶けません。驚きです。ここでも唐辛子入りを買いました。
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谷あいの街なので、教会は丘の上。そこへは階段を上ります。サン・ジョルジョ教会を目指します。
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とにかくシチリアも地震が多い島なので、地震で倒壊し、再建されたのは17世紀とか。ラグーサ、イブラ地区と同じ境遇です。
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カッラーラの大理石で作られた聖母子像が祀られています。雪の聖母像と呼ばれているそうです。
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こちらは豪華な金銀制の主祭壇。
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床には日時計カレンダーが埋め込まれています。天井からの降り注ぐ正午の日光が射し示すとのこと。
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教会から見られるパノラマ。向かい側い行くためにはいったん下まで降りなくてはなりません。
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モーデカを後にして、ラグーサへ移動。ラグーサの絶景を見るために、スカーレ教会へ向かってえっちらおっちらひたすら上ります。
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ラグーサのサンタ・マリア・デッレ・スカレ教会からイブラ地区を望みます。
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マルチェロ・マストロヤンニ主演映画「イタリア式離婚狂想曲」がここで撮影されたそうな。その記念の碑。撮影はラ・ロッカ館。
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イブラ地区にあるサン・ジョルジョ大聖堂へ。
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旧サンジョルジョ大聖堂の入り口ファザード。大地震によってほとんど消失したが、この入り口だけが残ったとのこと。竜を退治する騎士ジョルジョの浮き彫りが残されています。
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次に訪れたのはカルタジローネ。陶器の町として著名な街。何といってもサンタマリアデルモンテ教会へ向かう彩色陶板の階段が印象的です。
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一つ一つこうした陶板が埋め込まれています。
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こうしてみてみると結構な階段です。142段。上りつめると教会がそびえています。
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登りきると教会の前に陶板で描かれた絵があります。
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振り向くとエトナ山がくっきりと姿を現していました。
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階段わきの陶器のお店の看板。工房もその中にあります。
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陶器工房が階段の左右にあります。その作業の様子をのぞかせてもらいました。
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細かな作業を黙々とされています。素朴な味わいの作品群です。
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橋の飾りも陶板。街のあちこちは陶器屋さんだらけ。さすが陶器の町。
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本日の宿舎はアグリツーリズモ「ジリョット」。
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レストランも素敵な雰囲気です。
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旧修道院を改装したとか。かなり広い敷地にブドウを始め、さまざまな野菜や果物を育てているとのこと。
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ワインはここで醸造された「ネーロ ダーヴォラ」。DOCワインではないのですが、結構、豊かな味わいが楽しめます。何より手軽な価格が嬉しいです。
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翌日はピアッツア・アルメリーナ郊外のカザーレ荘を訪れます。
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皇帝マクシミリアンの別宅、元老院議員の邸宅、あるいは富裕商人の邸宅といわれています。とにかく豪華な床モザイクが宅内を飾りつくしています。
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戦闘の場面。
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様々な生き物の様子。
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歴史。
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そして、ピアッツァ・アルメリーナ郊外カザーレ荘を象徴するようなスポーツを楽しむ女性。どれもが生き生きとしています。じっくり時間をかけて楽しみたい場所です。
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カザーレ荘を後に、アグリジェントへ向かいます。ヘラ神殿はBC440年ごろの建造。別名(ジェノーネ・ラチニア神殿)。
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例年ですと、この時期アーモンド祭りのアグリジェント。アーモンドは咲いていますが、お祭はありません。
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コンコルディア神殿へ向かう途中に墓地として使われた壁も残されています。こちらはAD3〜4世紀のもの。ビザンチンの時代のものだそう。
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コンコルディア神殿はBC440年頃の建造。こちらはほぼ当時のままの姿を残しています。キリスト教会として利用されていたために保存状態が良かったのだとか。
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ん。日本の撮影クルーが来ていました。
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横たわっている不思議な人型の像はテラモーネと呼ばれる神殿を支えた柱。
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ここにあるのはレプリカだそう。
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この年、アグリジェントのアーモンド祭りは財政の影響で例年よりも遅れて始まりました。このためアーモンド祭り参加予定のツアーも空振りになりました。夕食時に民俗舞踊団のショーを招いたのは旅行会社の配慮。でもやっぱりアーモンド祭りを見たかった。
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