2009/05/14 - 2009/05/17
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港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん
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5年も前の記録ですが、せっかくだから残しておきます。
タイトルはトップ画像に合わせただけで、内容は全く恐怖ではありません。ただしあのマネキン館だけは恐怖でした。アイムレジェンドを観た直後に行ったのでなおさら。
龍記飯店が移転リニューアルしたと聞いて。
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香港に行く朝は早い。
朝の5時に新宿駅集合。
台風中継なんかでおなじみの南口ですが、こんな時間だと人もまばら。 -
まずは成田で朝飯です。
これから三日間、香港で食い倒れることを考えて、軽くお茶漬け。
これくらいの軽いものなら朝飯前です。 -
機内食。
これが本当の朝飯になります。
さっきのお茶漬けは朝飯前の朝飯前。
ややこしいわっ! -
つきました。
降り立った途端鼻をつく香港臭。
この匂い、大好きです。 -
簡体字や繁体字に英語表記の案内板を見ると、嗚呼、香港。と思います。同じ単語でも日本語との表記の違いについて比べたりするのも楽しみ。
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チェックイン直後、待望の焼味飯。わたしは朝昼晩これを食べていたい人でして。栄養の偏りなんか気にしない気にしない。
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わたしが好きな組み合わせはガチョウと蒸し鶏コンビ。なんでこんなに美味しいのかよ。
同行したN氏が好きなのは皮付き豚のローストなのでいつもひと切れトレードが行われます。 -
新旧混沌こそ香港。この一部屋ひと部屋に人が暮らしているわけで、その一人ひとりがそれぞれのドラマを持っていて、それに異国というスパイスが効くとますます興味深いものになる。
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余すところなく完食。
ゲフゥッ。 -
近代的な高層ビル群の合間にこんな空間がある香港。植物を見ればここは南国なのだと思い知らされます。
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店構えだけでよだれが出ます。
さすがに食べてすぐ食べるには歳をとりすぎた我々。ここは夜食で使うことに決定。場所は尖沙咀の裏通り。 -
例えばフェンスひとつとってもテキトー感がにじみ出ていますが、それもまたよし。
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香港のそこら中にある、フルーツ系スイーツチェーン店、許留山にてデザート。
ここはコスパが最高に良いです。
しかし、手羽先とマンゴープリンとは!なんという取り合わせ!! -
例えばこんなマンゴーまみれの逸品を日本で食べたら法外な値段になりますよね。
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右見て左見ては、望右望左と表記するんですねえ。
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黄色という斬新な横断歩道と、カチカチカチカチと色変わりを知らせる信号機が喧騒に輪をかけます。
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このひとつひとつの窓の向こうにはどんな暮らしがあるのだろうか。
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あらゆる場所で生活が行われているのが実感できる街。
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それから夜飯までは散策に費やします。これは尖沙咀の東にある地区にあった店。マネキンの店なのだろうか。休みだったのかシャッターが閉まっているけど、あれ?なんか奥のマネキン動いた?
アイムレジェンドという映画に出て来る、日光の苦手な息遣いの荒い色素の退化した生き物を思い出してちびりそうになりました。
もしくは江戸川乱歩の小説に出て来る中に死体がはいっている彫像を思わせます。
こ、怖い。 -
こっち見んな!
と向こうでも言ってそう。。。 -
このあたりは再開発地区らしく、計画に基づいた区割りの最近できた街並みという印象で、面白みには欠けますが。
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しっかり香港らしい風景もあったりします。
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センターは中心。
そのまんまかいっ!
たまセンターなんかは多摩中心になるんですかね。 -
街づくりは現在進行形(だった)。
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こういうものはそのときは買わないと!と思うけれど、いざ買う段になると何に使うんだと冷静になり結局買わないけど、こうして写真を見ると買えばよかったと思うんですよ。
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夜飯は、予約してまで行った北京ダックの店。印象が薄く写真もあまりない。肉がついてるとすぐに満腹になるのでやはり北京ダックは皮だけがよろしいようで。包む皮もなんだかむにゃむにゃして少し後悔しました。
全部食べましたけどね、気合で。 -
食べても食べても減らない北京ダック。。。
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場面はいきなり油麻地へ。
腹ごなしに歩いたんですが、胃の中は依然アヒルの肉で満タンです。
もう一軒ハシゴのつもりが、なかなかおなかが減らなくてひたすら徘徊。 -
路地の奥では若者たちが何やらうまそうなものを食べていますが、こちとらまだ胃の中がアヒルの肉(略)。
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映画のロケで使われたというカフェ。中は撮影禁止とのことでわたしは律儀にそれを守り、外観だけ。
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ところがどっこい。N氏のカメラには内部が。
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かつ、胃の中はアヒルの肉で一杯だというのに、このようなカロリーの高そうなフレンチトーストをオーダーし平らげたN氏。
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帰りはバスに乗りました。この派手なネオンも立派な風物詩です。
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尖沙咀に戻り、ようやく胃の中にスペースができたわたしは、昼間に見つけておいた店で麺類を。牛バラ煮込み麺だっけかな。
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N氏は、魚団子麺。
ああ、毎日こういうのを食べて暮らしたい。 -
さらに外買。つまりテイクアウト。
部屋に戻って食べるんです。 -
N氏も食べるかと思い彼の好物皮付き豚のローストご飯。しかし彼の胃の中はフレンチトーストと魚団子で一杯。
わたしがひとりでいただきました。
なんでこんなシンプルなのに美味いんだろうか。 -
一夜明けて香港二日目。
旅先の朝は早い。
さて、朝飯は何を食べますか。 -
最もセーラー服の似合わないおじさんたちの働くスターフェリーで、香港島に向かいます。スターフェリーに乗らずして香港を語るべからず。
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スターフェリー乗り場から見たこの場所、以前は確かバス乗り場みたいな広場だった記憶が。来るたびに拡張されていく香港。
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高層ビル群が霞んで見えます。当時はまだPM2.5なんて言葉はないのでただの曇り空です。スターフェリーに乗っている数分間はやけに楽しい。
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奥の喫煙おじさんと、禁煙の貼り紙の対比。日本でもよくあるあるある。
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島について船着場を降りると、ビル群が遠い。以前はすぐビル群だったような記憶があります。
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なんということでしょう!
ビル群が以前より遠くに感じた理由がわかりました。ビクトリア湾を埋め立てているではありませんか。匠の手によって陸地が拡がって行きます。 -
絶賛埋めたて中!
こうして半島と島は何百年もかけて近づいていきます。
まさか地続きにする気じゃないでしょうね。スターフェリーがなくなるからそれはやめてほしいものです。 -
中環エリアでも黄色い横断歩道、カチカチカチカチ信号機は健在です。
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街中をまっすぐにエスカレーターが貫いているという不思議な光景。次回、一番上まで行ってみるという決意を胸にこれを書いています。
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建物と建物のわずかな隙間を縫って存在するこのようなプチジャングルを見るにつけ、植物もたくましく生きる街という印象を強くするのです。
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旧龍記飯店そばの入り口がわかりにくい茶餐廰、蘭芳園。元は屋台部分だけでやってらっしゃったそうです。
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蘭芳園の名物のひとつ、猪扒包。
いわゆる豚肉唐揚げハンバーガー。
美味です。 -
蘭芳園近くにあった龍記飯店。焼味で有名なお店。
あらー、このとき少し太ってたみたいですね、わたくし。 -
店頭に吊るされたるは、見るも美味そうな肉肉肉。毎日食べたい焼味飯。
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ここではわたしだけ外賣。外賣とは、テイクアウトのことです。
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この色艶。
見ているだけで恍惚としてきます。
どうやっても家で作れない。 -
それを急いでそこらへんのベンチに座って貪り食います。
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ここの餃子屋さんは前に来たことがあり、今回も当然行きたかったものですが、このあと思わぬ計算間違いをやらかしてしまい、再訪断念。次回必ず!
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食い倒れが目的だったので、矢継ぎ早に茶餐廰へ。
壇島とはハワイのこと。餅とはパンのこと。にも関わらず店頭に焼味展示コーナーがある香港は素敵。 -
店内はレトロスペクティブ。
自然にこんな雰囲気が出て来るのは歴史のなせる技。 -
何をいい間違えたか事もあろうに、麺が出前一丁!
わたし発狂したの覚えてます。 -
箸を持つ手がげんなりしているのがわかります。
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N氏はエッグタルトにメロンパン。少しもらいましたが、美味い。香港の素晴らしいのが安かろう悪かろうではなく、安くて美味いが普通であること。
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この日は香港島歩き疲れ及び食い倒れが目的です。つまり疲れ切って倒れるまでうろつくのがテーマ。
夜は賑わう蘭桂坊エリアも昼間は閑散として、昼間の繁華街はいずこも同じですね。 -
ここらへんは看板だけ見ていると香港じゃないみたいです。
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街角におばあちゃんが腰をおろして話しています。なぜかモノクロームの世界が広がります。
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試しにモノクロにして見ると。。
1898年当時の香港、とキャプションがあっても違和感がない。 -
四角のみで構成された建物。
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古い建物と近代的な高層ビルが同じ視野の中にあるという面白さ。
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今と昔が隣り合わせでも、それを持ち味としてしまえる不思議な力。
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斬新なデザインな店舗もSOHOにあるからこそ、ほぅーそう、と受け入れられるのでしょう。
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横へ横へ行けないので上へ上へと増殖していく。それでも足りなくて埋め立てをするのでしょうか。
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ありふれたものなのに、読めない文字が書いてあるというだけで、デザインだと認識してしまう脳。
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わりと有名な雑貨屋さんのディスプレイも、洋書を並べただけなのにおしゃれに感じる脳。
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この消火栓より可愛い消火栓あんの?と思います。
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界隈では有名な粥と麺の老舗。看板も古びていてしかもキャッチー。
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前述の、再訪予定だった餃子屋さんの向かいに越式料理店つまりベトナム料理屋を見つけてしまいました。きっとフォーとか少ないだろうからハシゴすればいいやと先にこちらに来たのが間違いの元。
比較するものがないのでわかりにくいですが、日本にあるベトナム料理屋のフォーの軽く三杯分はあろうかというシロモノ。
しかも食べているうちにどんどんスープを吸って膨らむのでいくら食べてもちっとも減った気がしないのです。 -
こちらはブンというビーフンの混ぜ麺。まるで丼の底から湧いて来るかと思うほど麺が減っていかないんです。
食べながら、もう餃子は無理だねということに相成りました。 -
昼間とは違う喧騒が街を包み始めたのは、現地の人々のアフター5が始まるからでしょう。
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フォーとブンで胃の中が満タンになった我々は足取り重く店を出て次にやることを相談します。その間にも胃の中でフォーやブンが膨らんでいきます。
ゲプッ。
二階建ての屋根なしバスに乗って爽やかな香港の風にあたろうじゃないかとバス停に行くと、この日は金曜日だったためかどこもかしこも行列。仕方なくメトロで銅鑼湾に向かいます。 -
夕焼けって、当たり前だけど世界中どこにもあるものなんですね。
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銅鑼湾にある世界貿易中心の中に満記甜品というスイーツ屋を発見。ドリアンパンケーキで有名ということで早速N氏がドリアンに反応。黄緑のがドリアンパンケーキ。わたしは拒絶しました。しかしデザートは別腹とはよく言ったものです。
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チェーン店だからと侮ってはいけません。香港スイーツに裏切られることはまずありません。豆腐のデザートは身体によさそう。
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香港にいるとあちこちにマンゴーが使われていてしかも安い。香港におけるマンゴーは日本におけるみかんみたいなものなのでしょう。
ものすごくうらやましい!!!
銅鑼湾の記憶が満記甜品しかないのは、きっとものすごく疲れていたのだと思います。 -
一旦部屋に戻り、着替えなどしてから九龍散策をすることになりました。行きはスターフェリーだったので、帰りはメトロで尖沙咀に戻ります。さすが漢字の国。地下鉄の駅名表示が芸術的です。
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そんなこんなで歩き疲れて這々の体で部屋につきました。この頃になると二人とも無言です。
ちょっとだけ、とベッドに横になったが運の尽き。目覚めたら翌朝でした。
わたしがグロッキー状態の間、N氏はひとりで夜の散策。
これはその時の一枚です。
うう、すまぬ友よ。
マカオ編につづきます、、、
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