2013/06/03 - 2013/06/04
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sansakoさん
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2010年の旅行記「仕切り直しの欧州旅行」の次は、2012年の日本経由スペイン行きを計画。
アルハンブラ、アルハンブラとウキウキしていましたら、またしてもお家事情により直前にチケットキャンセル。今回はチケットのキャンセルだけですみました。
以来こんにちまで、日本経由で海外ホリデーに出かけている時間的余裕が無く、昨年などはいろいろあって実に7回もシドニーと日本を行ったり来たりで、たくさん家とオフィスを留守にしました。
遠くに暮らし20数年(夫は高校生からだから、ありゃま~)、私達夫婦もいい年になっていますので、親は尚更です。よって最近の帰国の際は母と過ごす時間を大切にし、動けるうちになるべく連れ出して無理の無い小旅行をしたいと考えています。
安曇野は、ここの景色が好きな兄が娘(姪)に命名したり、美術館も多くあって、また碌山美術館では母にとっても日本近代彫刻の世界に浸れるので良いと言う勧めもあり、夫も誘い出して3人プチ旅行にでかけました。
- 交通手段
- レンタカー
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歩く距離が長い場合に備えて、先ずは母の住む地域の福祉センターに予約しておいたレンタル車椅子をピックアップして出発。
中央道を安曇野へ向って走る途中の諏訪湖サービスエリアを表敬訪問。諏訪湖サービスエリア(下り線)レストラン湖彩 グルメ・レストラン
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食事制限があり健康に自信を持てない母ゆえ、飛行機や列車の移動は好まずもっぱら車移動が中心です。
東京のマンションをベースに観劇や横浜ドライブ、又は今の母の住まいの山梨を中心にぼちぼち出かけています。
それにしても、日本のサービスエリアはトイレもきれいだし、何処もお店とサービスが充実していて楽しいなあ。 -
一口に安曇野といっても、見所の範囲が広域なのでなるべくゆるやかな旅程を組みました。
さて、最初はこちらの豊科近代美術館。
月曜は休館日とのことでしたが、目的地への途中にあってバラが咲きほころぶ庭園があると言うので、立ち寄ることにしました。 -
バラがあっちにもこっちにも一杯。どれも健康で綺麗!
独居暮らしの母に、犬を飼う事を勧めたことがありますが、彼女はペットよりもミニ菜園を造り、イチジクを植えて、雑草を抜き、花を咲かせて庭を愛でる方が楽しいと言います。
さんさこさんだって、家を買った頃は「バラの育て方」なんて本を買って、張り切ってシルバーガーデンを目指したものです。でもバラは綺麗に咲かすのが大変ですよね。
やがて出張や帰国で家を空ける事が多くなると、手入れが行き届かず返ってお花が可哀想になってしまいます。なので最近はその熱も収まってサッパリ。
今はお庭造りよりも、ご近所の手前、芝刈りと掃き掃除で最低限の体裁を整えるだけで精一杯。 -
このバラを背景に3人で記念撮影。でも太陽が真上で顔に影を落とす時間帯でした。
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最近はたくさん歩けず、歩き方もヨロヨロの母。
買った杖も使い方が今一つ分からないとかで、杖よりも人につかまって歩く方が楽なんだと言います。
なるべく杖に頼らず、車椅子を人に押させてしまうことも遠慮している様子。なるべく歩く方が脚のためでもあるので、適宜対応しております。 -
さて、綺麗なバラの庭園を堪能し、次に向ったのは大王わさび農場。
ここはもっと歩くな〜。
ここでも車椅子登場!
「ここで休んでいるからあなた達で行ってきて」ってことはつまらない。
せっかく来たんですもの。乗って、乗って! -
澄んだ水のながれる小川の美しい事!
きれいなものや感動した事をわかち合うには、そこに一緒にいてくれなくちゃ。 -
水の中の水草が作る影が一層水の透明度を際立てていて、涼しげでとっても綺麗。
ここではゴムボートで小川を散策できるみたいです。夏は気持ち用さそうですこと。 -
可愛らしい道祖神さん。
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こんな大きなワサビ畑、初めて。
豊富な湧き水!
日本て綺麗だな。 -
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次に碌山美術館へ向う途中で、何やら歴史的な長屋門を見かけて急停車。
こちらは安曇野市有形文化財の、歴史的建造物、江戸後期の建築の等々力家の長屋門だそうです。 -
これは長屋門の門の脇部屋の窓かしら。
四角い穴はなんじゃろな。 -
ふむふむ、興味津々。
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では中に入ることに。
入場料は300円。
中に入ると女性が一人、一通りの説明をしてくれました。 -
庭園のこの赤松は350年程の老木で、枝振りが二匹の龍のようであると聞きながら見上げると、なるほど龍のごとく屋根を越える勢いの良い枝振り。昔の人は風流な事をおっしゃるなと感心。
上の写真の見越の松がその先です。 -
この辺りには松本藩のお殿様の鮭、鴨の猟場があって、等々力家はその本陣として休憩等に使われていたそうです。
赤松の下の門をくぐって庭に入り、あがってお休みになったのでしょう。 -
江戸中期に造られた庭園だそうですよ。
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お寺や公園のように大きくないところが、誰かの家にきたかのようで、
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この縁側にお座布団運んで、でこのままお昼寝したくなってしまうほど癒される庭園でした。
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さてさてこれこれ、この天井と鴨居の間の空間の装飾が印象的です。
日本家屋のこの部位を欄間(らんま)と言うそうです。採光、通風、装飾といった目的のためのもの。 -
こちらの欄間にも山と雲のモチーフ。
山梨に越した母の家にもこんなのがありまして、もっと空気の通りの良いデザインになっているものですから、冬は暖房の暖かい空気がここから逃げて行くのであります。 -
鴨居の飾り。これは単なる飾りではなさそうだなあ。構造の補強目的もあるのかなあ。
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一番奥の床の間と床脇。
日本のインテリア、装飾、素敵ですよね。
詳しくは忘れてしまいましたが、ここは個人で保存されていると言うお話でした。比較的最近迄(1940年頃か、40年前だったか、昭和40年だったか、”40”が記憶に残っていますが、違ったかな)人が住んでいたそうです。 -
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門の柱の傷は、母屋で聞いた説明によりますと、百姓一揆で付けられたものだそうです。
中学生の歴史の時間に聞き及ぶ百姓一揆。。。これを見て、つい最近の事と身近に感じたのはきっと私だけではないはずであります。 -
続いて碌山美術館へ。
赤煉瓦の協会風建物、碌山館。
荻原守衛(碌山)の作品が収蔵されています。館内では母もゆっくり歩いて鑑賞。
敷地内には他に3つ程展示棟があって、なかなか楽しめます。 -
美術館ショップになっている建物の前のベンチ。
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反っくり返って座ります。
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未だに気に入った庭用の椅子に巡り会えないでいますが、この椅子もいいなあ。
さてと、そろそろお宿へ向うことにします。 -
林道をどんどん登って、安曇野穂高ビューホテルに早めのチェックイン。
セミダブルサイズのツインベッドと畳の間もある和洋室は、広々しているので、仲間同士や家族に良さげなお部屋です。
大浴場までの距離のあること、あること。館内車椅子の用意もありましたが、運動も必要なので、長〜い廊下をゆっくりゆっくり歩きました。 -
ホテルの廊下の一部は、両壁の一面をギャラリーに利用しており、絵画クラスの師と一門の方々の油絵がたくさん展示されていました。
絵画鑑賞は好きな方なので、何を見ても楽しめます。 -
館内に展示されていた大きな写真。絵なのか写真なのか最初は分からなくって。
奥行きのある素敵な写真でした。 -
ディナーはテラス付きのメインダイニングにて。
隣の吹き抜けのラウンジでは、時にコンサートやピアノアンサンブル等の演奏もあるようです。ワイン等と共に楽しめるようですよ。 -
あれこれ
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おいしく頂いていると、母が窓越しにテラスを眺めながら突然
「あら、あそこにイカのオブジェがあるわ」と。
ん、イカ?
アートラインと言う道案内があるほどアート好きの安曇のですから、現代アート(だってイカですから)のオブジェが中庭に飾られていても不思議は無いと思いましたが、それにしてもイカ。
絶妙なタイミングでウエイター氏がサーブしに近づいていたので、クスクス笑っていましたが、 -
近眼の母の見たものはテラスのコレでした。
なんと、言い得て妙!
ベルトのあたりに目玉があったら、まさにイカだわっ。
しばらく笑いで声が出ませんでした。 -
翌朝の朝食後、お散歩に出る事に。
ホテルはこんな山の林に抱かれています。 -
ホテルのイカのテラスを通り抜けて下って行くと、こんな渓流が。
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チェックアウト後、ジャンセン美術館へ向ったものの残念ながら火曜日は休館日。クぅ〜、ここは見たかった〜。
ではUターンして安曇野アートヒルズミュージアムへよってみる事に。
エミール・ガレ作品を集めたギャラリーがなかなか良くて、ガラス製品他、可愛い雑貨もあってつい長居をしてしまった。
ガラス工芸もいいもんですね。
(写真は安曇野ちひろ美術館の庭からの眺め) -
最後に曇野ちひろ美術館へ。
たくさんの作品が展示され、作家の思想と言うか生き様と言いましょうか、そんなところが順良く丁寧に説明されていて、好きになりました。
外国と違って館内では写真撮影ができないのところがほとんどで残念でしたが、作家の50号くらいの油絵が1枚あり印象的でした。
ローランサンに影響を受けた作家だったと言うことですが、よっく分かります。
御本人が購入されたのかどうか、実際ローランサンの絵も展示されていました。
大小さまざまな美術館があり、美しい自然があり、どーしてもっと早く訪れなかったのかな、安曇野。
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