ヘップバーンを偲んで【スイス情報.com】

2014/04/26 - 2014/04/26

みなさんは大女優オードリ・へップバーンが晩年を過ごした小さな村、トロシュナ（Tolochenaz）をご存知ですか？

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エリア その他の観光地(スイス)

レマン湖を見下ろす小高い丘にあるこの村に、彼女がLa Paisible（仏語で平穏、平安の意）と名づけて１９９３年に亡くなるまでの３０年間、愛する息子たちと暮らしていた家があります。

現在は持ち主がかわり内部の見学もできませんが、塀にはLa Paisibleのプレートがそのまま残っています。

続いて訪れた小さな教会、ここで１９９３年１月ヘップバーンの葬儀が営まれました。
享年６３。
グレゴリー・ペック、ジバンシー、アラン・ドロンなど多くの有名人が参列したといいます。

そして彼女が眠る、とても小さな村の共同墓地。

ここにあの大女優がと思うほど、墓碑も名前がなければ気付かないくらい質素ですが、一人の村人として暮らしていたヘップバーンを思えば自然な気がします。

墓地の裏手には菜の花畑が広がり、とてもきれいな景色です。

そして最後は村の小さな広場。
ここには２０１２年９月１日に彼女の息子たちが村に贈った胸像があり、オードリー・ヘップバーン広場と名付けられています。

この日私たちが出会った村人はたったふたり。
どちらのかたもとても自然に優しい挨拶をしてくれて。

オードリーが愛した村は本当に静かで穏やかなところでした。

撮影日時 ：４月２６日

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