2014/04/26 - 2014/04/27
78位(同エリア230件中)
jiuさん
4月最後の週末は天気が安定して良さそうだったので、かねてから行きたいと思っていた伊豆諸島へ行くことにしました。どの島に行くか迷っていたところ、神津島観光協会のHPで天上山トレッキングツアーの企画を見つけたので、行先は神津島に決定!
壱岐に行って以来、3年ぶりの島旅です。
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<4月26日>
アクセスが不便なのが難点の調布飛行場。京王線調布駅北口から調布飛行場行きの路線バス(小田急バス)が一応ありますが、朝に2本あるだけ。7時35分発のバスに乗って15分で到着。ターミナルビルはできたばかりのようで新しい建物でした。調布飛行場 空港
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調布飛行場からは新島、大島、神津島、三宅島への便があります。機材はドルニエという名前の19人乗りのドイツ製プロペラ機。座席は通路を挟んで左右に1列ずつなので、みんな通路席兼窓側席です。
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江の島上空
右側の座席に座りました。滑走時間15秒であっという間に離陸、しばらく眼下には密集した住宅地が広がっていましたが、海上に出る際には江の島がきれいに見えました。
残念ながら、この日はもやがかかっていて富士山はおろか伊豆半島さえうっすらとしか見えませんでした。 -
神津島空港
巡航速度350キロと書いてありましたので新幹線と同じくらい。飛行時間は約30分です。
空港は島の南端にあるので、観光協会のスタッフが迎えに来て集合場所の神津島港まで車で連れて行ってくれました。神津島空港 空港
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集合時間はジェット船の到着に合わせてあるので、1時間ぐらい周辺を散策しつつ、持ってくるのを忘れた日焼け止めを購入。
写真は神津島に伝わる水配り伝説をモチーフにした水配り像。 -
神津沢にそよぐ鯉、鯉、鯉。神津島に来い、来い、来い?!
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物忌奈命(ものいみなのみこと)神社
村落の方から歩いていくと裏側の参道から入ることになります。ウグイスが鳴いたりして、春の気分が盛り上がります。 -
境内には年代もの?の藤の花が咲いていました。
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表参道
こちらから港の方へ戻りました。 -
まっちゃーれセンター
東海汽船の待合室で「まっちゃーれ」。観光協会もここに入っていて、今日の集合場所。よっちゃーれセンター グルメ・レストラン
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黒島登山口
まっちゃーれセンターから登山口までは車で送迎。ここからガイドが付いてトレッキング開始です。 -
結構な急斜面ですが、登山道がよく整備されていて歩きやすいです。途中で小休憩を挟みながらゆっくり上っていきます。
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登山道周辺はシダが目立ちます。
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千代(せんだい)池
約1時間で登山道10合目に到着。ここからは台地状になっていて比較的なだらかですが、山頂の572m地点まではまだまだ距離があります。 -
池のほとりで山らしい景色を眺めながら、足を休めつつ昼食のおにぎり弁当を食べました。
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緑深い場所もあります。
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今日は山上でも風は弱く最高のトレッキング日和です。
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どういうわけか植物が生えていない一帯があり、裏砂漠と呼ばれています。
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そうかと思うと岩の隙間から咲いているオオシマツツジも見られます。
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裏砂漠展望地
水平線にうっすら見えているのは三宅島です。
手前にある無人島は祇苗島(ただなえじま)。大きなシマヘビがいるので蛇島とも呼ばれています。 -
新東京百景展望地
とんがった利島、平べったい式根島、この中では一番大きな新島が見渡せます。 -
不動池
水が少なくなっていて干上がりそう。 -
天上山山頂(572m)からの眺望
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不入ガ沢(はいらないがさわ)
水配り伝説では、ここに伊豆の島々の神様が集まり水の分配を巡る相談をした場所と伝えられています。
このあと白島登山道から下山。登山口からバスで温泉保養センターに移動して温泉にゆっくり浸かって疲れを癒した後、それぞれの民宿へ向かいました。 -
<4月27日>
前浜のビーチにテングサが干してありました。単純な四角形になっていないのは、何かこだわりがあるのかな?
ところでテングサって漢字で書くと天草なんですね。普通は「あまくさ」と読んでしまいますよね。 -
まっちゃーれセンター前の「神津島港」バス停
2日目は村営バスを利用して適当に端折りながら島内を散策することにしました。本数が少ないので時刻表は必携です。まっちゃーれセンター内の観光協会で入手できます。運賃は200円。 -
多幸湾展望台から
島の東側にある多幸湾と天上山が見渡せる場所。 -
神津島空港
多幸湾から空港までは4km余りなので歩けくはありませんが、帰りの時間の都合もあり今回は村営バスで移動。ここから神津島灯台や千両池、ありま展望地を巡り神津島港へ歩いて戻ります。神津島空港 空港
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探勝マップとスマホで現在地を確認しながら舗装道を歩き、道が分かれる場所には道標もあったので迷うことはありませんでした。
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灯台と千両池の分かれ道。どちらに先に行くか迷いましたが灯台を先にしました。千両池で岩場まで下りてから灯台まで戻るのは大変なので、灯台を先に行く方が良いと思います。
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神津島灯台
標高約100mの高台に建つ、昭和26年に設置された灯台です。 -
さきほどの分かれ道のところに戻らなくても、灯台から千両池に向かう道があります。
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千両池
上から眺めてるだけでも綺麗ですが、岩場まで下りられるので前進! -
結構な崖を下りていきます。小さいながら足場もあり、一応ロープもあるので気を付けていけば危なくありませんが、雨で濡れていたり風の強い日は危険です。
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分かりにくいところには点々と岩にペンキで目印がしてあります。
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こううして見上げてみると、いきなり上れと言われたら困ってしまう崖ではあります。(^^;
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千両池のほとり
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ジュリアの十字架
江戸時代の禁教令により神津島に流刑になった、おたあジュリアの記念碑。
彼女は朝鮮出兵(文禄の役)の遺児で、キリシタン大名・小西行長に連れてこられキリスト教の洗礼を受けます。その後、駿府城の大奥で侍女として家康に仕えましたが、キリスト教弾圧により島流しになるという波乱の生涯を送りました。 -
十字架のそばにある、ありま展望台からは神津島港や村落周辺、天上山が一望できます。よく晴れて素晴らしい景色でした。
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港へ戻る途中の坂道から、真っ白な前浜のビーチが見渡せます。
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神津港の近くにある神津島唯一の信号機だそうです。
よっちゃーれセンターの食堂で昼食(刺身定食)を食べて、午後の残り時間は海岸沿いに北へ歩け、歩け。 -
うずまき岩
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沢尻湾
ここも白砂の綺麗なビーチです。沢尻湾 自然・景勝地
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特に名前は付いてないようですが、うずまき岩に負けず劣らず複雑な紋様の岩がありました。
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長浜
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阿波命(あわのみこと)神社
赤崎遊歩道まで歩いていくのとバスを待って乗っていくのと到着時間があまり違わないようだったので、長浜からはバスを使うことにして神社の境内で小休憩。 -
赤崎遊歩道
海岸沿いの遊歩道だけでなく海に飛び込むための階段も作ってあり、夏に子供たちがはしゃぐ姿が目に浮かびます。 -
ここからも式根島や新島が見えました。
バスは15分で折り返しなのでゆっくりできませんでしたが、島の西側の海岸を南から北まで制覇。 -
神津島港
帰りはジェット船で利島、大島経由で竹芝桟橋まで3時間10分の船旅。最初はガラガラでしたが、大島から大量の乗客が乗り込みほぼ満席になりました。
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