2014/04/08 - 2014/04/08
78位(同エリア270件中)
さんたくさん
2日目はまず鬼ノ城に向かいます。
ここは100名城に選ばれている山城です。
資料なども少なく謎の多い城ですが、7世紀頃、大和朝廷によって築城されたのではないかと考えられています。
城門なども少し異国情緒があるような気がします。
また、ここは景色も素晴らしかったです。
いつか再訪してみたいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
岡山での2日目です。
朝食はホテルのバイキングで頂きました。
お腹一杯になり出発です。 -
倉敷駅7:41発 → 総社駅8:06発
服部駅に8:16に到着しました。
ここからタクシーで鬼城山ビジネスセンターまで向かいます。
服部駅は無人駅でタクシーもないため、前日に予約しておきました。
駅に到着するとタクシーの運転手さんが待ってくれていました。
ビジネスセンターにも水など販売していないという情報を得ていたので、自販機で水を購入して行きます。 -
服部駅からこれから行く鬼城山が見えます。
山の上の白い部分がこれから行く鬼ノ城です。 -
鬼の釜です。
タクシーの中から撮影しました。
運転手さんが道中、鬼ノ城の歴史や言い伝えなどを教えてくれました。
親切な運転手さんで、ここでわざわざ車を止めてくれて写真を撮らせてくださいました。感謝です!
鬼の釜は口径108cm、深さ105cmの大きな鉄の釜です。
百済の王子・温羅(うら)が吉備国にやって来て、いけにえを釜茹でしたものと云われていますが、実際にはお風呂に使われていたようです。 -
服部駅から10分ほどで鬼城山ビジネスセンターに到着しました。
料金は1,650円でした。 -
鬼ノ城案内図です。
今日は、左下の駐車場から遊歩道を通って角楼まで行き、西門を見学した後、時計回りに一周します。
あと真ん中くらいに礎石建物群がありますので、途中でそこにも行きます。
鬼ノ城は鬼城山(きのじょうざん)にあります。
鬼城山はすり鉢を伏せたような形状ですので、山頂はなだらかな斜面が多く比較的歩きやすいです。 -
こちらから鬼ノ城に向かいます。
右に鬼城山ビジネスセンターがありますが、9時からですのでまだ開いていません。
道にはまだ鎖が張ってありますが、横からすり抜けていきます。 -
入口から少し行った所にパンフレットが置いてあります。
鬼ノ城の地図も書いてありますので、もらっておくと便利です。 -
西門までは遊歩道も完備されており、車椅子でも通行できるようになっています。
また写真に写っている石段などを歩いていくこともできます。 -
行きは遊歩道から行きます。
快晴でとても気持ちがいいです。 -
学習広場です。
展望台のような所です。 -
学習広場から正面に見えるのが西門です。
その左に角楼が見えますが、少し分かりにくいですね。 -
もう少しズームしてみます。
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タクシーを使ったので楽ちんです。
でも山城は歩いてきた方が、着いた時の感動はあると思います。
まぁ現代人は時間ないし仕方ないですよねw
100名城制覇までまだまだですしw -
角楼です。
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角楼です。
鬼ノ城は尾根続きで攻められやすいので、死角を補い防御力を高めるため、城壁の一部が四角形に張り出しています。
ここは13m×4mの長方形ですが建物があったかどうかは分かっていません。 -
角楼からの眺めです。
下に歩いてきた遊歩道が見えます。 -
角楼から見た西門です。
今まで見てきた城門とは違う感じですが、それも新鮮です。 -
西門です。
西門跡からは12本の柱の位置や太さなどが正確に知ることができ、また、石段や石敷なども良好な状態で残っていました。
これらの資料を基に、関係資料を参考にして復元されました。 -
西門の下は通りぬけることができます。
ただ2階、3階にあがることは残念ながらできません。 -
西門の下をくぐりぬけた所です。
帰りはこの道を通って西門へ戻ってきます。
城壁は石垣ではなく版築土塁で、敷石が施されています。
今まで見てきた日本のお城とは趣が異なります。 -
この謎の文様の物は盾です。
本来は高欄の内側に置くものですが、文様が隠れて見えなくなるため、外側に取り付けられています。
それにしてもこの文様の意味が気になります。 -
向こうに角楼が見えます。
これから時計回りに回って行きます。 -
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鬼ノ城のほぼ中央に位置する「管理棟跡」に来ました。
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ここには6間×2間の細長い建物が建っていました。
建物の構造や周辺から硯などが出土しており、役人が駐留した管理・運営に必要な施設だったと考えられています。 -
このような建物があったと考えられています。
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北門跡です。
西門・東門・南門と同様、掘立柱城門ですが、西門・南門に比べ東門と同じくやや小型の城門です。 -
北門の周辺は石で固められています。
石垣のような働きをしているのでしょう。 -
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北門から少し行くと土塁の跡が49m残っています。
そちらの方を歩くと大きな岩がゴロゴロしていました。 -
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「温羅舊址」の碑です。
鬼城山の山頂にあります。
鬼ノ城は温羅(うら)と呼ばれる朝鮮から来た一族の居城だったという説もあります。 -
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第2展望台です。
ここからの眺めは本当に素晴らしいものです。 -
この第2展望台の下が屏風折れの石垣です、。
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ヤマザクラも綺麗に咲いていました。
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「岡山県十五景地」の碑です。
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この下は絶壁です。
柵も何もないので、へっぴり腰で覗きこんでいましたw -
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第5水門跡です、。
城壁が谷を渡る6ヶ所で、排水のための水門が築かれていました。 -
東門から先ほど行った第二展望台を見ています。
第二展望台の下の石垣が、「屏風折れの石垣」です。
血吸川の急崖上に舌状に構築されています。 -
東門から入ったところは巨大な岩で防御機能が高められています。
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東門跡です。
西門や南門と比べてやや小ぶりで、間口3.3m、奥行き5.6mの城門です。
他の3門が角柱を多用しているのに、ここは丸注のみが使われています。 -
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岩に千手観音が刻まれています。
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上の岩のアップです。
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さっき行った東門です。
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内側列石です。
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第3水門跡です。
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敷石です。
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鬼ノ城に来て初めて、人に会いました。
逆方向から来られた3人組でした。 -
南門は間口12.3m、奥行き8.2mの巨大な城門です。
規模、構造とも西門と似ており、どちらが正門であったのか不明です。 -
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水門と土塁です。
水門は下部の内外面とも石垣積みにし、上面に通水口を設け、上部は版築土塁になっています。 -
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西門に戻ってきました。
石畳が敷かれています。 -
城壁も高く迫力があります。
城壁は鬼ノ城は山の頂上部を鉢巻のように2.8kmにわたって巡らされています。
城壁は高さ約6mあり、城壁で囲まれた面積は30haに及びます。 -
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鬼城山ビジネスセンターに戻ってきました。
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鬼城山ビジネスセンターには鬼城山と西門の模型がありました。
また展示パネルもあります。
こちらで100名城のスタンプを頂きました。 -
鬼城山ビジネスセンターです。
鬼ノ城で予定以上にゆっくり過ごしたため、タクシーで服部駅まで戻りました。
景色が予想以上に素晴らしかったので、写真とか撮りまくっていました。 -
服部駅にあるパネルです。
この後、福山城へ行きます。
読んでくださって本当にありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ecchanさん 2014/04/29 03:38:35
- 壮大ですよね!
- さんたくさん、おはようございます。
さんたくさんの旅行記のおかげで鬼ノ城のこと蘇ってきました。
2009年4月7日に登城してました。古代山城で素晴らしかったけど
交通の便がとても悪いですよね。
私は東総社駅からタクシーで行きましたが、
帰りは地域バスみたいなのを利用するためにバス停まで
30〜40分くらい歩いた思い出があります(苦笑)
鬼ノ城内については全部回れなかったので、
さんたくさんの素敵な写真と説明で回った気になりました(笑)
ありがとうございます。
また次の旅行記楽しみにしています。
ecchanより
- さんたくさん からの返信 2014/04/30 20:21:42
- RE: 壮大ですよね!
- ecchanさん、コメント本当にありがとうございます。
鬼ノ城、アクセス悪いですよね〜
いろんな所に行きたいと思って、タクシー使ってしまいました。
でもタクシー使うとなにかに負けた気がします(笑)
本当は歩いた方がいろいろ発見できて本当は好きなんですがw
山城とか苦労してたどり着いた時は「あ〜来て良かった^^」と思いますしねw
100名城はまだ半分も行けてないので、楽しみながら回りたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
さんたくより
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