2014/04/06 - 2014/04/06
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旅するうさぎさん
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春の八丈島旅行、2日目です。
この日は、風力発電で起こした電気を使用した
電気自動車を借りました。
発電から走行中までCO2を発生させない
究極のエコカーということで、走りも良かったです。
歴史民族資料館、高床式倉庫と玉石垣などを見学した後、
八丈富士に電気自動車で登りました。
無料のフリージア摘みもさせていただき、花咲く八丈島を後にしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
春の八丈島旅行、2日目です。
朝ごはんの後、宿泊したホテルの敷地内を散策しました。ホテル リード アズーロ 宿・ホテル
-
ホテルの前はすぐ海です。
八丈島には白浜というものはありません。
八丈島は火山の爆発でできた島。
海辺の風景を見ると
溶岩が流れて固まった島であることが分かります。 -
背後にある八丈富士が爆発して
ここまで溶岩が流れてきた様子が分かります。 -
溶岩の流れが冷え固まった跡。
-
南国を感じさせる花も咲いていました。
-
この日もレンタカーを借りました。
ガソリン車でなく、三菱のi-MiEVという電気自動車です。
この電源は、なんと八丈島の風力発電で作った電気です。
前日見た巨大な風力発電機は壊れて回っていなかったのですが、
小型の風力発電機は回っていて、その電気を使っているそうです。
車の塗装が可愛くてビックリしました。
でも目立つので、ちょっと恥ずかしい気もします。 -
八丈島エコレンタカー、iランドトープ号です。
八丈島にはいくつかレンタカー屋さんがあって
HPなどを順に見ていったら、1社、風力発電で動く電気自動車を
貸し出しているところがありました。
発電から走行中までCO2を発生させない
究極のエコカーとのことで、興味を持ちました。 -
レンタル料金も思ったほど高くなかったです
8時間借りて5000円、免責を付けるとプラス1000円、
燃料費は無料です。
最大走行距離は充電量100%で120kmなのだそうです。
八丈島を走り回るのには十分でした。
1日目に行った「みはらしの湯」などに充電スポットがあります。
でも、私達は充電しなくてもまったく大丈夫でした。 -
メーターパネルです。
夫が運転したのですが、とても走りがスムーズだったそうです。
私も隣りに乗っていてそれは感じました。走りがとても静かで、
音の出ないゴーカートのようだと思いました。
とても良かったので、
2日ともこの車にすれば良かったね、と夫と話しました。
レンタカー屋さんには、この車が2台あるようでした。 -
少し雨が降っていたので、まずは電気自動車で
八丈島歴史民族資料館に行きました。
こちらがその建物なのですが、
昭和の古い時代にタイムスリップしたかのような建物でした。
昔の八丈支庁舎なのだそうです。
この建物自体も、国の登録有形文化財だとのこと。八丈島歴史民俗資料館 美術館・博物館
-
まず目に入ったのが、南大東島の相撲の化粧回しです。
なんで南大東島の化粧回しがここにあるのか?というと、
南大東島は明治時代に八丈島を中心とした人達が上陸し
開拓した島なのだそうです。
南大東島では江戸相撲と琉球相撲の両方があるそうなのですが、
江戸相撲は八丈島から伝わったそうです。
これは南大東島から寄贈された化粧回しだそうです。
八丈島が沖縄の島とも繋がりがあったとは知りませんでした。 -
八丈島といえば、黄八丈ですよね。
こちらは黄八丈を織る機織り機です。 -
黄八丈の見本帳です。
黄八丈は江戸時代、年貢として幕府に納められていたそうです。 -
マントを着た、木造南蛮風羅漢像です。
元禄時代に八丈の海を漂流していたところを
拾い上げられたのだそうです。
これは日本のものではなく、中国明時代の作と推定され、
マントを着た羅漢さんは日本では非常に珍しく、
東京都指定有形文化財だそうです。
外国から遠路はるばる漂流して来たのですね。
こういうものが流れてくると、
なんとなく有り難いような気がします。 -
こちらは黒曜石の矢じりです。
黒曜石は同じ伊豆七島の神津島が産地ですね。
昔、社会科で習った記憶があります。
神津島は旧石器時代から縄文時代にかけて、黒曜石供給の拠点で
東海、甲信、東北地方まで運ばれたそうですが、
当然、同じ伊豆七島の八丈島にも運ばれてきたわけですね。 -
太古の人々は、こんなふうに船で色々なものを運び、
-
こちらは北陸から運ばれてきた縄文時代の土器なのだそうです。
縄文時代にはすでに遠くの土地の物資が運ばれてきていたことに
驚きました。 -
このように本土の色々な場所から
土器が八丈島に渡ってきたそうです。 -
こちらは為朝凧です。源為朝が描かれています。
源為朝は源頼朝の叔父さんです。弓の名手で
保元の乱で崇徳上皇方に属して戦って敗れ、
伊豆大島へ流された人です。しかし、流されても暴れて
伊豆諸島を事実上支配したのだそうです。
八丈島にも為朝伝説があって、このような凧になっています。
縦に長く、上げるのが難しいそうです。
なんだかお正月に上げたら、とても似合いそうな
伝統的な柄の凧だと思いました。
八丈島の流人、近藤富蔵という人が考案したそうです。 -
流人といえば、八丈島は流人の島ですね。
この島の流人第一号は、宇喜多 秀家だったそうです。
知りませんでした。
関ヶ原の戦いで負けて、八丈島に流され、この地で亡くなりました。
秀家本人だけでなく、子供や乳母、医師など総勢13人で
来たとのことです。
妻の豪姫が金沢から2年に一度、お金やお米、医薬品を
八丈に送っていたそうですが、その生活は苦しかったそうです。 -
写真がちょっとガラスで光ってしまいましたが、
八丈島に島送りというと、小さい頃、親と一緒に見ていた
時代劇「遠山の金さん」で、お奉行様である金さんが、
「以下の者は八丈島に終生遠島を申し付ける。引っ立てぇ〜い!」
と裁きを下し、島送りにさせるというイメージでした。
時代劇だと、よっぽど悪いことをした人が流されるのだろうと
思っていましたが、実際のところ島送りになる人というのは
博打(ばくち)や喧嘩をした人や、
政争や権力争いで負けた人、
吹き矢でツバメを射るのを見ていたら
生類憐れみの令にひっかかって流され人とか(!)、
橋が落ちた施工責任で流された人や、
将軍の気まぐれで、烏まで流されたりしたそうです(!)
そしてこの流された人達が、島の産業や生活、文化、学問に
大きく貢献した面もあるそうです。
例えば、優れた養蚕技術が伝えられたり、焼酎が伝えられたりしたそうです。 -
学問に秀でた人もいて、先ほどの為朝凧を考案した近藤富蔵は
伊豆・小笠原諸島の百科全書「八丈実記」全69巻を書いたそうです。
この写真は近藤富蔵の筆だとされる屏風です。
ちなみに、流人の島での生活は牢獄などはなく、
掘立小屋を与えられ、勝手に自活するものだったそうです。
本土から物資やお金の援助がある人や
才覚のある人の生活はあまり苦しくなかったけれど、
その他の人達の生活は、土地があるわけでもなく、
飢饉もたびたびあって、かなり厳しいものだったそうです。 -
八丈島歴史民族資料館の外には高倉(高床式倉庫)が
展示してありました。南国の風情があります。
飢饉が度々あった八丈島には、こうした穀物倉庫が
重要だったそうです。
こちらは6つの脚で建物を支えている六脚倉(ろっきゃくぐら)です。 -
こういう高床式倉庫って、東南アジアの国々にもありますよね。
海を渡って建築文化も八丈島に入ってきたのでしょう。 -
高倉(高床式倉庫)がさらに見たくなり、博物館の受付の方に場所を聞いて、
「ふるさと村」に車で行きました。ここは高倉が保存されている場所です。ふるさと村 名所・史跡
-
これが高倉です。
うーん、どう見ても東南アジアの雰囲気がします!
これが東京都にあるっていうのが面白いです。(八丈島は東京都の島です。) -
四脚高倉(高床式倉庫)。
湿気とネズミが来ないように、高床になっているそうです。
普段は梯子はなく、必要な時にだけ架けていたそうです。 -
こちらは「マヤ」という建物で、牛小屋です。
この牛小屋の近くにはお手洗いの建物があって、
牛小屋から掻き出す茅(カヤ)とお手洗いの人糞とを混ぜ、堆肥にしたそうです。 -
こちらが隣りにあるお手洗いで、閑所(かんじょ)と言ったそうです。
肥料が貴重な時代に、客人をもてなし、帰りに用を足してもらう為、
屋敷の出入り口付近にあったそうです。
なかなか合理的なものだなぁ〜と思いました。
当時のトイレットペーパーはアジサイの葉っぱで、
採れたてより、2〜3日経ったものが良かったそうです(!) -
昔のお手洗いの中を拝見。
板をまたいで用をたしたそうです。 -
こちらは人間の住む家。
こちらはなんとなく日本風です。 -
「ふるさと村」を出たところには、このような玉石垣がありました。
玉石垣とは、海岸にある丸い石(安山岩、玄武岩)を使い
積み上げられた石垣のことです。
この辺りは大里地区というところで、昔の八丈島の
政治の中心地でした。
これらの玉石は、流人たちが一日の糧を得るために
前崎ヶ浜や横間ヶ浦から、ひとつひとつ運んできた
ものなのだそうです。流人は自活生活だったから
こういうことをして食べていたんですね。 -
とても綺麗に積み上げられています。
-
こちらは八丈島歴史民族資料館に掲示してあった
玉石垣の構造です。 -
しかし、本当にまん丸な石です。
加工してこうなったわけではなく、海岸に落ちている石を
積み上げただけ、というのが驚きです。 -
造形的にも美しいと思いました。
歴史を感じさせます。 -
お昼になり、観光協会で郷土料理のお店「いそざきえん」を
紹介してもらいました。
このお店は予約したほうがいいとのことで、
予約してから車で行きました。
なんでも営業時間内であっても、お客さんが来ないと
閉まってしまうことがあるとのことでした(!)
ここも道路に看板が出ていないので
観光協会の人から、目印になる建物などを聞いてから
行きました(黄八丈会館の近くです)。いそざきえん グルメ・レストラン
-
お店の中は民芸調で、いかにも郷土料理のお店という雰囲気で、
-
お料理の方は、見た目は素朴ですが、
1つ1つに手間がかかっていそうなものでした。
南国らしく甘い味付けです。
親芋の煮物に、八丈島のきんとん、
八丈島の切り干し大根など。
切り干大根は色がこげ茶色なのでびっくりしました。 -
島のお刺身。
-
セロリのお浸し。
-
あしたばこんにゃくと魚の荒汁。
-
麦ぞうすい。
麦、里芋、明日葉、のりを味噌味で味付けしている
八丈島ならではの、ぞうすいなんだそうです。
前日に行った郷土料理の店「厨」は食べやすい郷土料理でしたが、
こちらはもっとプリミティブな感じのお料理です。 -
いそざきえんの庭にあったガジュマル。
2日間連続で八丈島の郷土料理をいただきました。
全体的に味付けは甘めですが、魚と野菜中心の
素朴で健康に良さそうなお料理だと思いました。 -
その後、フリージア畑に行ってフリージア摘みをさせてもらいました。
一人20本、無料で球根ごといただけます。第58回 八丈島フリージアまつり 祭り・イベント
-
フリージアの花ってどんな花?
夫が八丈旅行に行く前に聞いてきたので、
「空也上人立像の、口から出ている阿弥陀様に似ている花」と答えたら
どんな花か余計に分からなくなったそうです。
しかし実際にお花を見たら、理解できたそうです。 -
最後に八丈富士に車で登りました。
八丈富士 自然・景勝地
-
眺めが良い所で車を停めて、
-
しばし景色を眺めました。
-
あちらの山は三原山ですね。
-
風力発電の電気自動車でも、問題なく登ってこれました。
-
途中、牧場から脱走した牛さんを見ました。
八丈富士には牧場があるんです。 -
八丈富士は風が強いと聞いていましたが本当でした。
飛ばされそうなくらい凄かったです。
風の強い日に、歩いて八丈富士のお鉢巡りをするのは危ないと聞きましたが、
本当のことなんだろうと感じました。 -
下山したところから、八丈富士を眺めて。
-
レンタカーを返却して、
レンタカー屋さんに空港まで送ってもらいました。
あちらにお花で描かれた絵があります。八丈島空港 空港
-
こちらは全て、お花の花びらや葉っぱでできている絵です。
八丈高校の女子生徒が1人で作ったのだそうです。
フリージアで作ったんですね。とても上手です。
最後まで花に見送られて、嬉しかったです。 -
その後、飛行機に乗って羽田へ戻りました。
八丈島は初めて行きましたが、なかなか興味深い島でした。
歴史が好きな方なら、興味が尽きない島ではないでしょうか。
地熱発電や風力発電に力を入れているのも素晴らしいと思いました。
そして春はフリージアが美しいです。
島の郷土料理も独特で、南国を感じさせるものでした。
家に着いたその日のうちに、
持ち帰ったフリージアの球根を切り離して陰干しし、
お花は花瓶に活けました。
この球根は秋に植える予定です。
来年、どんなお花が咲いてくれるか楽しみです。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ムロろ~んさん 2014/05/09 00:11:49
- iランドトープ号で巡る八丈島
- 旅するうさぎさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
八丈島に行かれた旅行記を拝見しました。
東京都なのに離島だと雰囲気が全く違っていて面白いと思いました。
伊豆大島には行ったことがあるのですが、そことも違う独特の雰囲気があります。
特に高床式の倉庫に牛小屋が何とも日本っぽくないような感じが漂います。
お屋敷はちょっと日本風に見えました。
玉石垣の風景が何とも散策してみたくなりました。
沖縄の雰囲気に似ていて、のんびり感が漂う気がするんです。
麦ぞうすいも興味あります。胃に優しそうですし、食べてみたいですね。
八丈島のことってなかなか分からないことが多かったのですが、魅力あるところに見えました。東京からもパッと行けますし、気分転換に行けるのが良いですよね。
ムロろ〜ん(-人-)
- 旅するうさぎさん からの返信 2014/05/09 21:44:59
- RE: iランドトープ号で巡る八丈島
- ムロろ〜んさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
> 伊豆大島には行ったことがあるのですが、そことも違う独特の雰囲気があります。
> 特に高床式の倉庫に牛小屋が何とも日本っぽくないような感じが漂います。
> お屋敷はちょっと日本風に見えました。
そうなんです。大島とはまったく違う雰囲気の島でした。
大島よりも、もっと南国の雰囲気がします。
高床式の倉庫も牛小屋も、珍しいですよね。
伊豆大島はレンタカーで走ったら、看板があって分かりやすいですが、
八丈島は本当に看板があまりなくて、何度も道を通り過ぎました。
強風のため看板が出せないなんて、台風の時はどれだけ風が
凄いのかと思いました。
> 玉石垣の風景が何とも散策してみたくなりました。
> 沖縄の雰囲気に似ていて、のんびり感が漂う気がするんです。
そうですね。どことなく沖縄の雰囲気と似ています。
玉石垣のある道は歴史が感じられ、雰囲気も良かったです。
> 麦ぞうすいも興味あります。胃に優しそうですし、食べてみたいですね。
麦ぞうすいは昔から八丈島に伝わるお料理で
お店のパンフレットによると、煮込んだ2日目が美味しいので
前日仕込んだ雑炊を出しているそうです。
どのお料理も食べたことのないものばかりで
面白かったです。美味しくいただきました。
> 八丈島のことってなかなか分からないことが多かったのですが、魅力あるところに見えました。東京からもパッと行けますし、気分転換に行けるのが良いですよね。
本当に行ってみないと分からないものですね。
特に高床式倉庫にはビックリしました。
それに流人の人達は島で牢屋に入っていたわけではなく、
勝手に島で自活生活していたというのにもビックリしました。
地熱発電や風力発電を取り入れているのも初めて知りました。
iランドトープ号は八丈島らしい素敵な乗り物だと思いました。
花粉が飛んでいなくて、マスクをせずお花見ができたことも
良かったです。
旅するうさぎ
-
- ウェンディさん 2014/04/30 21:22:57
- 火山が創った島ですね
- 八丈島の海岸線、火山が創った島そのものですね。
真っ赤に流れた溶岩流が海岸線に辿り着いて、海水で冷やされ、流れ落ちる形のまま固まった様子がよくわかります。
日本の海岸線にもまだ火山の名残が残っている場所があるのですね。
そして、黄八丈の織物。
黄八丈は、江戸時代の娘さんの着物というイメージでした。
子供の頃、祖父母の見ている時代劇に出てくる町娘さんが黄八丈を着ていた記憶があります。
私のイメージでは、黄八丈は大店の娘さんの着物のイメージだったのですが、年貢として納められたという事は、もっと高級品として上納されたのでしょう。
南国風の高床式倉庫や玉石垣、八丈島は地学的にも歴史的にも面白そうです。
ウェンディ
- 旅するうさぎさん からの返信 2014/05/01 00:05:58
- RE: 火山が創った島ですね
- ウェンディさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
> 八丈島の海岸線、火山が創った島そのものですね。
> 真っ赤に流れた溶岩流が海岸線に辿り着いて、海水で冷やされ、流れ落ちる形のまま固まった様子がよくわかります。
> 日本の海岸線にもまだ火山の名残が残っている場所があるのですね。
そうなんです。溶岩が流れ出している様子がとてもよく分かりました。
興味深かったので、本当はもっと写真を撮ったのですが、
溶岩の写真ばっかり出すのもしつこいと思い、
このくらいにしておきました(^_^;)
> そして、黄八丈の織物。
> 黄八丈は、江戸時代の娘さんの着物というイメージでした。
> 子供の頃、祖父母の見ている時代劇に出てくる町娘さんが黄八丈を着ていた記憶があります。
> 私のイメージでは、黄八丈は大店の娘さんの着物のイメージだったのですが、年貢として納められたという事は、もっと高級品として上納されたのでしょう。
はい。
最初は大奥や大名などの限られた階級で使われたようですが、
やがて町娘の間で流行りだしたそうです。
中学生の頃、「子守」という日本舞踊を舞台で踊った時に
私も黄八丈のねんねこを衣装として着ました。
だから江戸時代の庶民の着物だと思っていたのですが、
そうでもなかったようです。
年貢として納められた黄八丈は、
幕府による、それはそれは厳しい検品があったそうで
高級品だったそうです。
今でも、びっくりするような値段ですよね。
ちなみに、フリージアまつり会場では
黄八丈の着付体験というのもやっていました。
私は参加しませんでしたが、
ウェンディさんも、今度体験してみてはいかがでしょうか?
実際に着ている人がいて、なかなか綺麗でした。
> 南国風の高床式倉庫や玉石垣、八丈島は地学的にも歴史的にも面白そうです。
そうなんです。歴史や地質や環境について興味のある方なら、
いくらでも掘り下げて知ることができる、
知的好奇心を刺激する島だと思いました。
見た目は地味な島で、観光のお客様も昔に比べてずいぶん
減っているらしいのですが、東京から空路1時間と近いし、
頑張って欲しいな、と思う島でした(^^)
旅するうさぎ
- ウェンディさん からの返信 2014/05/01 19:13:04
- 同感です。
- 私も同じです。
> 興味深かったので、本当はもっと写真を撮ったのですが、溶岩の写真ばっかり出すのも
>しつこいと思い、このくらいにしておきました(^_^;)
私も旅先で気になる地層とか岩とか見つけると、ついつい沢山写真を撮り、旅行記にも感動した分だけ入れたくなるのですが、自制して、似たような写真は多くても3枚を限度にしようと思っているます…。
>歴史や地質や環境について興味のある方なら、いくらでも掘り下げて知ることができる、
> 知的好奇心を刺激する島だと思いました。
テーマパークとかお買い物とかをメインにした旅もいいですが、知的好奇心を満足させる旅も捨てがたいですよね。
日本中、まだまだ私の知らないお宝が隠れていそうです。
また、素敵な旅情報があったら、是非旅行記にアップしてくださいね。
ウェンディ
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