2014/04/20 - 2014/04/20
230位(同エリア996件中)
k.sさん
昨年9月から、万葉集の研究の第一人者であった故犬養孝氏のカセット・テープ「万葉の人びと」10本を毎日30分間聴いて寝るようにしている。現在、4回目になるが、飽きるどころか、歌が私の心のかなで踊り出したように感じている。
歌の解説だけでなく、その歌の背後の歴史や風土を教えてくれ、何より気に入ったのが、何度も朗詠していただけることだ。
万葉集を良く知り、大好きな人に万葉集の道案内をしていただけることは、私にとって幸運と言わざるを得ない。
カセット・テープを聴いているだけでなく、実際にゆかりの地を散策してみようと、この1〜2月に二度程、明日香を訪れたが、中途半端のまま帰宅した。
1回は、万葉文化館でへたり込んでしまった。万葉劇場でちょこんと座り、額田王の紹介を聴いていると、突然涙腺が緩くなった。彼女の晩年の寂しさを考えると可哀想で、恐らく目が赤くなっていたことだろう。澄ました顔をして歩けないので、そそくさと帰ってしまった。
もう一度は、月曜日に出掛け、石舞台古墳を見、祝戸地区のミハ山に登り、眼下に拡がる風景を、あれが大和三山、あそこが藤原宮跡だな、などと眺めながら、明日香に来た限りは、故犬養孝氏に敬意を表し、犬養万葉記念館を訪ねるべきだ、と思い、その記念館の前に立つと、本日休館日だった。
根が無精者なので、何かあると気持ちが萎えてしまい、今日はこれまでと、退散してしまう。
そんな時、タウン誌に掲載されたウォーキングの特集が目に留まった。飛鳥・藤原歴史探訪ウォーキング13km。
「飛鳥・藤原を世界文化遺産に!」を掲げ、明日香の様々な魅力をコースに沿ってハイキングする。少し気恥かしいが、これなら”完歩”できそうだ。お楽しみ抽選会もあるので、それも楽しみである。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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畝傍御陵前駅東出口に9時30分集合。100人程集まり、20人を一つのグループとして出発する。私は、1班に入りました。
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本薬師寺跡に到着。
20人のグループに対し、地元のガイドさん5人がついてくれました。
本薬師寺は、天武天皇が、皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して建立したお寺で、平城京への遷都に伴い、西の京に移築される。現在残っているのは、東西双塔と金堂跡の遺構。 -
本薬師寺跡
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本薬師寺跡
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藤原京跡と耳成山
本薬師寺跡から香具山方面へ向かいますが、その左手(北側)に拡がる平野の中に、藤原宮跡が見えます。中央の小高い丘が、耳成山です。 -
香具山
今回は、香具山には登りません。突き当たって、右手(南側)に折れ、甘樫丘を目指します。小雨が降ってきました。 -
畝傍山と二上山
途中、出発点の畝傍御陵前方面を振り返ると、畝傍山の右手に二上山が見えました。 -
飛鳥川と甘樫丘
甘樫丘が見えました。左手に流れる川は、飛鳥川です。 -
甘樫丘
正面の建物は、飛鳥歴史公園甘樫丘地区の入り口の建物です。
今回は、11時ぐらいに着いたのですが、小雨が降っているので、ここで昼食となりました。周りにお店がなく、お弁当を持ってこなかた私は、自動販売機のミルクココアが昼食代わりになりました。(お腹減った!) -
甘樫丘
ここを登って、展望台に行きます。甘樫丘には、二箇所の展望台があります。甘樫丘展望台と川原展望台で、今日は、甘樫丘展望台です。
甘樫丘は、飛鳥のほぼ中央に位置する標高148mの丘で、展望台からは、東に多武峰を背にした飛鳥集落、北から西にかけては、耳成山と畝傍山、遠くに二上山、また北東には香具山が望める、大和国原を眺める絶好の場所です。 -
甘樫丘展望台
西を望めば、畝傍山とその左に二上山が見えます。 -
甘樫丘展望台
北側には、耳成山が見えます。 -
甘樫丘展望台
北東には、香具山が見えます。 -
甘樫丘展望台
多武峰を背にした飛鳥の集落です。 -
水落遺跡
日本初の水時計。日本書紀の記述通り、漏刻を備えた楼閣状の建物遺跡が昭和56年に発見された。中大兄皇子(のちの天智天皇)の命によると想像される。 -
飛鳥寺
596年(推古4年)、蘇我馬子の創建による、日本で最初の本格的寺院。日本最古の、丈六の金銅釈迦像(飛鳥大仏)が安置されている。 -
真神原(まかみのはら)
飛鳥寺を後にして、伝板蓋宮跡と石舞台古墳を目指す途中、真神原を通る。真神原は、飛鳥寺一帯に広がる田園です。 -
伝板蓋宮跡(でんいたぶきのみやあと)
板蓋宮は、皇極天皇(天智天皇、天武天皇の母)が造営した宮で、宮殿の屋根を茅や柿葺と違って、板葺きにしたため、この名で呼ばれている。大化改新の舞台となった場所でもある。10m四方の大井戸跡や回廊跡の石敷、広場が発掘されている。
天武天皇の飛鳥浄御原宮も同じ場所に建てられた可能性が強くなっている。 -
伝板蓋宮跡
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伝板蓋宮跡
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伝板蓋宮跡
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岡寺の鳥居
伝板蓋宮跡から石舞台古墳への途中で、西国七番霊場・岡寺の鳥居がありました。岡寺にお参りしたいのですが、今日は団体行動のため、自粛。 -
石舞台古墳の駐車場付近
やっと石舞台古墳に着きました。小雨が降っているのですが、多くの観光客で賑わっています。恐らく団体行動でなかったら、ここらでギブアップでしょう。疲れが足にきております。それに昼食抜きはキツイ! -
石舞台古墳
使われている石の総重量は、約2300トン。古くから封土が失われ、露出した巨石の形状から、「石舞台」と呼ばれている。この付近に邸宅があった蘇我馬子の墓とされているが、確証はない。 -
飛鳥川
石舞台古墳から祝戸地区のミハ山に入るところで撮る。 -
祝戸地区のミハ山
以前ここから登り、展望台に行ったが、今回は、亀石を目指す。 -
橘寺への道
今回は橘寺には寄らず、寺の裏道を抜け、亀石に向かった。 -
橘寺から亀石に向かう途中
目の前の山は、葛城山系です。 -
亀石
花崗岩の巨大な自然石に、亀に似た彫刻が施されている。言い伝えによると、亀石は、以前は北向き、次に東向き。現在は、南に面しているが、西の方を向いた時、大和一面は泥の海に化す、という。 -
天武・持統天皇陵
書きたいことは山程あるが、今回は割愛。夫婦仲良く眠ってください。 -
高松塚壁画館
極彩色の「飛鳥美人」を再現し、古墳の全貌をわかりやすく紹介・展示している。 -
高松塚古墳
築造年代は、7世紀後半から8世紀初めと推定され、凝灰岩で造られた石室内に、漆喰の上に彩色で四神をはじめ、人物群像や星宿図が描かれていた。 -
高松塚古墳
ここで解散になりました。抽選会も行い、「飛鳥王国」のパスポートをいただきました。今回のコメントもそのパスポートを見て書いております。そのパスポートには、他に各施設への入場割引券が付いております。
改めて、空腹感に襲われ、飛鳥経由で畝傍御陵前駅に戻ろうと決めました。 -
飛鳥駅
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畝傍御陵前 レイペニング
オムライスにサラダ・バーとデザート・バーを付け、たらふく食べるぞ!たらふく食べて、金875円。お得です!二度目の来店となります。 -
畝傍御陵前 レイペニング
サラダはおかわりしました! -
畝傍御陵前 レイペニング
きのこたっぷりのオムライス -
畝傍御陵前 レイペニング
デザートはてんこ盛り!ここにわざわざ来た甲斐がありました。満足!これで平常心で帰れます!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ryujiさん 2024/04/21 21:02:41
- 永らくの間ご無沙汰しておりました。
- こんばんは、k.sさん。お忘れかな?、ryujiと申します。
タイトルの旅行記を拝見いたしました。(k.sさんの万葉ロマン関係で見過ごしていたようで…ゴメンナサイ)
奈良の飛鳥地方は、何度見ても素敵です。「心のやすらぎ」とは、この事を言うんでしょう。このウォーキングは、充実感満載のスケジュールですね。 大和三山・甘樫丘・板葺宮跡・石舞台・高松塚古墳・等々、私も同様に見ては来ましたが1日ではとても廻っていませんでした。
私は歳をとりすぎた様です、お若いk.sさんと違って。 でも、もう少しフォートラに居続けるつもりです。 これからもよろしくお願いします。
ryuji
- k.sさん からの返信 2024/04/21 23:34:19
- RE: 永らくの間ご無沙汰しておりました。
- ryujiさんへ
今晩は。忘れてはいませんよ。
会社を辞め、心に空洞ができた時、「万葉集」と出会いました。1年半程は毎日「万葉集」の勉強をしていました。10年程前のことになります。
ところで、「三重の旅 斎宮跡・昭和幸福村公園」は、久し振りに”ryuji節”が炸裂した、気合の籠った旅行記でした。飛鳥、奈良、平安時代に詳しく、和歌に精通されているので、テンポのいいこと。
平安時代の知識が乏しいので、付いて行けませんでした。
これからも”ryuji節”が利いた旅行記を書いて下さい。
k.sより
-
- 義臣さん 2014/05/16 05:45:40
- 懐かしく
- 久しぶりの飛鳥、嬉しいほど懐かしく
犬飼先生の万葉もお好きななられたようで 更に嬉しい旅記でした。
犬飼先生の万葉、、私はLPレコードで10枚セットで保有していました。
当時の飛鳥すきの仲間に録音して差し上げていましたが
橿原市居住の仲間にお聞きしたら 記念館に無いとの事なので
彼を介して記念館に寄贈させて頂きました、
今年の秋には最後の飛鳥へと行こうと計画しています。
東京ではキトラ古墳で博物館は大盛況です。
長くなりますので、この辺で、
義臣
- k.sさん からの返信 2014/05/16 10:06:18
- RE: 懐かしく
- > 久しぶりの飛鳥、嬉しいほど懐かしく
>
> 犬飼先生の万葉もお好きななられたようで 更に嬉しい旅記でした。
>
> 犬飼先生の万葉、、私はLPレコードで10枚セットで保有していました。
>
> 当時の飛鳥すきの仲間に録音して差し上げていましたが
>
> 橿原市居住の仲間にお聞きしたら 記念館に無いとの事なので
>
> 彼を介して記念館に寄贈させて頂きました、
>
> 今年の秋には最後の飛鳥へと行こうと計画しています。
>
> 東京ではキトラ古墳で博物館は大盛況です。
>
> 長くなりますので、この辺で、
>
> 義臣
義臣さんへ
昨日 義臣さんの万葉関連の旅行記を一気に拝読させていただき
ました。私はカセット・テープですが、恐らく義臣さんの持って
おられたLPレコードと内容は同じだと思います。犬養先生に万葉
の道案内をしていただき、万葉の世界にはまり込みましたが、なんと
言っても魅力は、あの朗詠にあります。
つい最近、山上憶良の志賀島秘話の歌を活字でチェックし、愕然と
しました。耳で聞き、イメージを膨らませ、歌の世界を楽しんで
おりましたが、活字になると全くイメージが沸いて来なかったからです。
万葉はもういいか、と思っていた矢先の出来事です。その経験が
万葉の世界に引き戻された要因で、少し気合をいれ、どっぷりと
浸かってみるつもりです。
今年の秋、飛鳥に来られる計画がおありとのこと。曼珠沙華の咲き
乱れる飛鳥を堪能して下さい。
お体 ご自愛下さい。
k.s
-
- ろこままさん 2014/04/23 01:32:35
- 初めまして
- k.sさん、
初めまして、ろこままと申します。
西伊豆の旅行記への訪問、投票ありがとうございます。
お天気に恵まれ、素敵な景色が楽しめました。
k.sさんの飛鳥・藤原歴史探訪ウォーキングの旅行記を拝見させていただきました。
万葉集の事は良く分かりませんが、歴史を感じながら奈良を歩くのは大好きです。
何にも無いだだっ広さに想像が膨らみ、素朴な寺社仏閣に魅かれます。
でも最近はゆっくりと歩けて無くて、k.sさんの旅行記で楽しませていただきました。
帰る前に、ご飯にもありつけて安心しました〜
また、お邪魔させて下さいね。
ありがとうございました。
- k.sさん からの返信 2014/04/23 18:36:56
- RE: 初めまして
- > k.sさん、
> 初めまして、ろこままと申します。
>
> 西伊豆の旅行記への訪問、投票ありがとうございます。
> お天気に恵まれ、素敵な景色が楽しめました。
>
> k.sさんの飛鳥・藤原歴史探訪ウォーキングの旅行記を拝見させていただきました。
>
> 万葉集の事は良く分かりませんが、歴史を感じながら奈良を歩くのは大好きです。
> 何にも無いだだっ広さに想像が膨らみ、素朴な寺社仏閣に魅かれます。
>
> でも最近はゆっくりと歩けて無くて、k.sさんの旅行記で楽しませていただきました。
> 帰る前に、ご飯にもありつけて安心しました〜
>
> また、お邪魔させて下さいね。
>
> ありがとうございました。
ろこまま さんへ
メール有難う御座います。
ご朱印めぐりのメンバーの人の旅行記は、目を通しておきたかったので、訪問し、写真がとても綺麗に撮れていたので、投票をさせていただきました。次回の旅行記も楽しみにしております。
万葉集は、それ程難しくありません。音楽だと思って聴いているうちに、内容がはっきりと理解できるようになります。その背景にある人間ドラマが今たまらなく愛おしく思います。あと何回かは明日香に行き、実際に自分の足で足跡を辿る積りです。(多分旅行記にはまとめないと思いますが...)
それより、西国33ヶ所の一番札所をこの一月にお参りし、今年中には大半の札所を回る積りでしたが、二番札所の遠いこと!二番札所の紀三井寺に参りましたら、アップしますので、読んで下さい。
k.sより
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