お久しぶり。いらっしゃーい台湾の巻2014(その3/3)

2014/04/11 - 2014/04/18

こんにちは〜naruwan129です。

昨年29年振りに台湾を訪れて改めて台湾の発展ぶりに目を見張り、見どころ・食べどころ・お買物どころ満載の台湾に癒やされたくてまたまたやってまいりました。
今回も主人の仕事にくっついて来たのですが、WIFIと電話が便利に繋がるし、GPS機能があれば迷子にもならないので一人歩きも大丈夫。台湾中部へも足を伸ばしたかったのですが時間の都合により泣く泣く台北と高雄だけになりました。

それでは始まり始まり〜。

その1：2014/4/11-14 台北
その2：2014/4/14-16 高雄
その3：2014/4/16-18 台北

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

６日目。高雄のホテルを早朝チェックアウトして高雄から左営駅まで来ました。８時半の新幹線に乗ります。

台北まで１時間半

台鉄で行くと４時間半から５時間もかかるところを新幹線で１時間半で行けるのは、時間が無いときは便利ですね。

台北では旅の途中でアゴｘで予約した友星ホテルにチェックイン。去年もここだったんですけど、古亭駅は色んな電車の路線がはいってるので意外とアクセスが楽なんです。台北駅までたったの３駅だし、お友達の住んでいる頂渓にも１駅だし。。このホテルは地下鉄の駅から上がってすぐのところが気に入ってます。

あれ？このホテル去年より進化してる。全館禁煙になってる。

お部屋は簡素で清潔。

水周りも衛生的でオッケー。このホテルは昔に建てられたものなので、バスタブ大きめなんです。

あっ去年はバスルームにあったヘアドライヤーが鏡の横についてる。なんだか私のお願い全部聞いてくれちゃってるみたい。。

あとは、電気ソケットもう少し増やして欲しいな〜色々充電するものが増えちゃったから。。

さて、チェックインしたらまた地下鉄に乗って烏来温泉まで出かけるぞよ。
青草茶をセブンで買いました。
お味は。。　高雄の本物と比べると10分の１の濃さしかない。。。

阿里山烏龍茶が好きです。

新店に到着してまっすぐ出たところに“烏来”行きのバスが止まっているので早速乗り込みます。
このバスは台北始発なので、座っていくのはほとんど無理です。２５分の我慢ですので乗り込みます。おかげで運転席のすぐ後ろに立って前方を見る事が出来ました。

新店駅 駅

道が九十九折になって、、体は右へ左へと振り回されながら烏来が近づいてきます。

このバスに乗っているのはお年寄りが多いです。毎週烏来に行ってそうな方ばかりです。近所に温泉があるといいね。

河原が見えてきました。

みんなしっかり掴まっていないと大変です。

到着〜。少し曇っていますが、降水確率０％と出てましたので天気は持ちそうです。

つり橋も撮っておこう。

つり橋から眺めたバスの停留所です。

下の川をアヒルさんものんびり泳いでいます。水は透き通ってますね。

ぱちゃ、ぱちゃ。

街中からたったの３０分でこんな風景。思わずにんまりしちゃいます。

中国寺院

河もきれいなミネラル色しています。

去年も行った、名湯温泉に電話をかけてみたらすぐ迎えに来るとの事。

待つことしばし１５分、誰も現れませんね。

さらに10分してもう一度電話をかけてみると、車はバス停の手前で折り返して、もう戻ってしまったとの事。なんのこっちゃ、バス停にいますねって言ったんだけど、探してもくれないとは。。。。

こういう時はあわてずあせらず、風まかせ。じゃあ、他を当たってみるか。。ってな感じで烏来老街を歩いてみます。

番犬もいたり。。

お土産用の餅菓子やら、体にいいお酢ドリンクとか売ってます。

ピータン？　最近健康をいろいろと考えるとコレストロールの高いものはパスです。

ピンク色の蕃石榴、バラって呼ばれてるらしい。

烏來老街 散歩・街歩き

烏来老街。。

烏來老街 散歩・街歩き

ワンコがいました

カメラを向けると眠そうでした。

ワンコのいるこのお店で食べました。

お腹が空いたのでここの土地のものをいただいてみましょう。
ローバップンと竹筒飯とお野菜。久しぶりのローバップン(魯肉飯）、うま〜。。

竹筒飯はヒヨコマメとかタロイモ、椎茸、鶏肉なんかも入ってます。

玉子焼きには冬菜が入ってる。おいしいなぁ。

小エビを小魚のフライ。コレでもかというほど胡椒がかかっています。

食後歩いていると温泉の文字が目に飛び込んで来ました。

小川源温泉です。

お一人様300元で何時間入っていても構わない、時間制限無し。
ええ〜そんなとこがあるの？
二人用の個室に入るか、女湯、男湯に分かれて大きい浴場に入るか。
お店の人は大きい浴場の方が気持ちいいですよ、と。。

小川源温泉烏來館 温泉

女湯、男湯にはそれぞれ打たせ湯、熱いお湯、水風呂、ジェットバブル湯(勝手に命名）があるとのこと。それじゃ大浴場の方がいいねってことで別々に入ることにしました。

１時間半後にまた会いましょう。ってことで入ってきました。中は撮影禁止の為写真はありませんが昔の銭湯みたい。今の人は知らないでしょうね。。

全部の湯船に繰り返しはいって、肩の凝っているところに打たせ湯して、背中から腰にはジェットバブル当ててきました。きもちいいことこの上ない。

店先にいた女性のお父さんがこの温泉の経営者で、日本にもしょっちゅう行って温泉の研究してくるとか。
なるほど、洗い場は日本のスーパー銭湯そっくりですね。ボディソープもシャンプーも備え付けてあり、大きいタオル2枚と中ぐらいのタオル1枚貸してくれました。ヘアキャップと南京錠も。

写真は経営者のお孫さんに当たるお嬢ちゃん。

回数券もありました。

もっと入っていたかったけど、夕方からまた夕食会があるのでそろそろ帰らなくてはなりません。時間があれば温泉のはしごしてもいいね。

夕食会を友人が開いてくれました。猫空登山の日から株が上がって儲かったのでと。。その時の仲間プラスアルファで集まりました。

烏魚子（カラスミ）です。

卵焼きに冬菜がまたまた入ってる〜。

小ぶりのあわびを甘醤油で煮付けて香り付けにバジルが入ってます。

レバー炒め。

イカの蒸し物。

まな鰹の揚げたもの、すだちを絞っていただきます。あっさりしてます。

みんなが好んで食べていたのは甘藷の入ったお粥。お腹に優しい感じがする〜。

軽く揚げたシラスとピーナッツをお粥にパラりとやって食べるとおいしい。

豚足の煮込みピーナッツ入り。ピーナッツがホクホクしておいもみたい。豚足は脂肪の部分がトロ〜リまったりとしてなんともいえないおいしさです。脂肪じゃないみたい。

小ぶりの牡蠣のスープです。うま〜。

ハマグリのスープ。

欣葉 (台菜創始店) 中華

空心菜のガーリック炒め。たくさん食べてもみんなお酒を飲まないのが普通みたいです。健康的〜。私はちょっと物足りなくって帰りにセブンで台湾ビール1缶買ってホテルのお部屋で飲みました。えへへ。

にぎやかに歓談中。

久し振りに会う友人もいるのでメールの交換したり、忙しい。こうやって友人達との語らいの時が持てて、とても楽しかったです。

また来年も元気で会おうやって約束して別れてきました。

さて、翌日の朝です。
朝ご飯を食べに行ったら、食堂は満席。でもよく見ると内容がしょぼいので外に出る事にしました。近所のダンテ･カフェに入って朝食セットをいただきました。一人分75元くらいだったかな？

今日は台北駅まで出かけます。

朝の地下鉄は結構混んでますね。

台湾に来る前に友人に映画"KANO" はまだ上映されているのか聞くと、チケットあるわよ〜と台北に着いたら即渡されましたので、これは絶対見なくちゃ。
但し、ロングランなので、見られる映画館が限られているとのこと。

ネットで一番近いところを調べたら、台北京站威秀影城というところでやっているのがわかったので前日電話をかけて本当にやっているかチェック確認しときました。

Vieshowと書いてあるビルに入ったまでは良かったったのですが、間違って隣のエレベーターを使用してしまい、長距離バス乗り場でうろうろしちゃったけど、何とか到着。

あ〜早目に出てきてよかった〜。

カウンターで座席券に換えてもらいます。

カウンターはマクドナルドみたい。飲み物、食べ物まで一緒に払えるようになってます。

念願叶ってやっとこの映画を、それも台北で見られるなんてよかったわぁ。

外のスクリーンでは映画のハイライトを流しています。

中はこんな感じのシートです。
映画はなんだかとても懐かしかった。

私も中学生のときソフトボール部にいました。
中学の時は出ると負けチームでしたから嘉義農林の球児達を見るとあの時の気持ちが蘇ってきます。白球を追っていた青春でしたね。。

私達のコーチはすごく厳しかった。“出ると負けチーム”とわざと呼ばれるように、最初の頃いろんなチームと交流試合をしました。悔しさを味わってそこから這い上がることを教えたかったんでしょうね。

映画を見ていて思ったのは、去年台北で購入したDVD“セデック・バレ(映画）”に出演していた人がまた登場していたので、あ、あの人今度はあんな役やってる、なんて思って楽しかったです。

しかし、この映画は台湾から日本へのラブコールのように思えてならないのは私だけでしょうか？

台湾にダムを建設した八田與一さん（役：大沢たかおさん）も出てきます。

こんなに日本人がたくさん手を入れた国は他にはないでしょうね。日本人が去ったあとその時代を懐かしむなんてことは少し昔はできなかったけれど、現在の台湾の人々は歴史は歴史として受け止め、日本人の良い部分・悪い部分をクローズアップしてくれています。

嘉農の球児たちが甲子園で“いらっしゃーい。”“いらっしゃいませ〜”って元気づける声を出すところが面白かったです。

日本での上映は来年だとか？もっと早く日本の皆さんに見てもらいたいなぁ。

3時間5分の映画の余韻を楽しみながら、1駅地下鉄に乗って中正記念堂へ久しぶりに行ってみました。
昔来た時は“大中至正”って掲げてあったのに、今は“自由広場”になってますね。なんかなぁ。。

昔ここには花嫁衣装を来たままの人が新郎とタクシーかなんかで乗りつけて記念写真を撮ってましたね。。。

大中至正門 / 自由広場門 建造物

国立中正紀念堂 建造物

さて、ここからホテルまでの道のりの途中に南門市場があるので寄ってみます。

ビルの中にある市場でカラスミや、包子、乾物やらお菓子なんかも売ってます。

これは甘〜いデザート。黒もち米を土台にして砂糖漬けの紅棗・黒棗なんかが上に盛ってあります。食べ方は蒸してから上からシロップかけて頂くのだったと思います。

包子屋さん。

10個で1パックかあ。。かさばるし、傷みやすいから持って帰れないなぁ。やっぱりこういうものはお腹に納めるしかないでしょうね。。

2階にはブティックなんかも数軒はいってます。

KLでも着れそうな服が一杯。

何気なく友人と同じ名前のお店があったので写真をとったのですが、あとで台湾の友人に見せると、ここのお店はお昼にすごく沢山の人が並ぶおいしいご飯屋さんだそうです。

途中のパン屋さんで、カスタードクリームパイの下に玉子焼きがくっついてるパンが売ってました。珍しい。

美味しそうなんだけど、包子や餃子などと比べるとパン1個60元って高くないかな？
そこらに歩いている若いOLさんにあなたのお昼の予算はいくらぐらいですかって聞けばよかった。

去年見ていながら食べる暇がなかったホテルの近所にある生煎包屋さんで今日は買うぞよ。

買10送1ですって、そんなに食べきれない。。二人で2個でいい。。ひとつ12元、焼きたてすごく美味しかった。写真撮る暇なかったです。豆乳も売っていて1杯18元。

夕方また友人と会食です。場所を聞いたらお宿から歩いて3分のところ。古亭駅３番出口のすぐ前。Sufood　というところです。
よく聞いてみるとベジタリアン料理だとか。友人は健康食にはまっていてお肉は１ヶ月に１度位、普段はお魚とか野菜だけ。

本当に去年あった時より体が絞まってスッキリしています。お肌もツルツル。

色々選べて楽しい。ここは週末と祝祭日は予約で満席になるそうです。普通の日でよかった。

まず前菜から。

3人でみんな違うものを頼んでみようということになり、

スープもブロッコリーやパンプキンスープなどがあって味が濃くて美味しいんです。

パスタも結構いける。

日本風ピザには海苔がかかってました。

ピーチの香りのビネガードリンクは食事の最中いただくと消化を助けてくれるとか。。

最後のデザートはチョコムースと紅茶、

コーヒーにティラミスもいいですね。

私はコーヒーとアイスクリームで締めます。

満足〜。

美味しかった〜。また来年あいましょうと約束。

さて、８日目の朝。とうとうKLに帰る日の朝です。またダンテ･カフェにやってきました。

窓から見える風景も去年と同じ。向かいのWatsonでKLにない美容液やらフェイシャルパック、日本の薬なんかもゲットしました。買１送１も一杯あって、KLで売ってる半額以下のものも。マレーシアってやはり自国産のものが少ないです。輸入品ばっかりだから割高に感じます。

道路に朝日が当たっています。日差しが柔らかいな〜。友人が迎えに来るまで必死で荷物をぎゅうぎゅう詰めました。荷物の重量チェックするため、フロントで体重計を借りてきたんですが、これがとっても正確で空港でも重量が同じでした。

最後に何が食べたい？と聞かれたので小籠包と鍋貼餃子といったら中正記念堂の丁度裏側に位置する杭州小籠湯包というレストランに連れて来てくれました。

本当は悪いからもう自分達で桃園空港まで行くからいいといったのですが、御主人にお休み取らせてまで車を出してくれました。

結構流行っているようです。人がひっきりなしに出入りしています。

小皿の野菜を取りました。ソラマメを久し振りにいただきます。
お茶やお箸、レンゲ、薬味などはセルフサービスです。

この左側にあるのは臭豆腐です。お店に行く暇がなかったので、ここで食べられて嬉しい。少々辛目ですが美味しい。小籠包も。

臭豆腐が辛いと言うとスープもとってくれました。

牛肉を包んだもの。

空港まで送ってもらって重い荷物を持って動き回る事も無く本当に助かりました。

友人が飛行機に乗り込むまで時間があるからおやつに食べてねと持たせてくれたものは、

なんと焼き餃子でした。1箱10個入りを2箱も持たせてくれました。さっきのお店では置いてないので他のところで買ってきてくれたんです。人がお腹を空かせないようにとここまで心配してくれるなんて。。飛行機に乗り込む前に二人で搭乗待合室で1箱いただいちゃいました。

残りはKLのお家で暖めてからいただきました。

乗り込むときもこんなに並ぶんです。後から行っても他の人に迷惑かけないように通路側の席をとってます。

乗ってからまたびっくり。みんなおもむろに自分の持ち込んだものを食べ出すではありませんか。。エアアジア、いつから持ち込みOKになったんでしょうか、驚きです。スチュワーデスさんに怒られないのかなと思ったんですが、何も言われてないようです。

左に写っている人の手は焼き芋の皮を剥いているんです。

主人もいつの間にか自販機でお茶を買ってました。私は気が引けて機内でコーヒー頼みました。やれやれ。。。

長いようで短かった８日間の旅、お付き合いくださりありがとうございました。
まだまだ台湾には見たいものも沢山あります。狭いように見えてこの島は結構広いのでじっくりまわるには時間ももっと必要ですね。

また訪れる事ができますように。皆さんもどうか台湾旅行を楽しまれますように。
それでは、また。ナルワ〜ン！

この旅行記へのコメント （2）

• あの街からさん 2014/04/27 09:33:29

  興味が魅かれるものがいっぱいの台湾への旅

  naruwan129さん
  台湾への旅♪♪楽しませていただきました。
  興味が魅かれるものがいっぱいあふれていました。
  
  その３だけでも書ききれない程。
  10倍も濃い「青草茶」ってどんなのだろう。飲んでみたいし
  吊り橋・ミネラル色の流れ・烏来老街
  は歩いてみたいし
  食べたものもいずれも美味しそうですし
  「抗州小籠包」は昨年行った店で懐かしかったし
  映画ファンとしては３時間05分という超大作「KANO」
  その存在自体も知りませんでした。
  来年日本で上映した際には観てみます。
  
  台湾に友人がいらっしゃるって良いですね。
  見送ってくれた時に手渡してくれた
  餃子 こういった気配りはとても嬉しいですよね。
  楽しい旅をご一緒させていただきました。
  あの街から

  naruwan129さん からの返信 2014/04/28 15:50:50

  RE: 興味が魅かれるものがいっぱいの台湾への旅 (返信)

  あの街からさん、
  
  いつもお越し下さり、私の拙い旅行記を読んで下さりありがとうございます。
  お褒めに預かり光栄です。
  
  「青草茶」は本当に絞りたての草の香りです。卒倒しそうなくらいです。
  体の毒素を取ってくれるそうで、あとでいろいろデトックスされました。
  そのほかにも色々な薬草が集められていて、その近くに住んでいたら絶対に毎日のように通うだろうなと思いました。
  
  あの街からさんも「抗州小籠包」は行かれたんですね。中正記念堂の裏にあんなところがあったとは。。セブンで買ったパンをおやつに記念堂で食べたんですが、次回は歩いていってあそこで食べます。
  
  温泉が好きなので烏来温泉と新北投温泉は絶対にはずせない場所になりました♪
  台湾人の友達に、新北投に一人で行って来たといったら、“なんで言ってくれないのよ。一緒に行けたのにも〜。”ってすごく怒ってました。いや、流石にお友達と一緒に“壊れ荘”はちょっとできないなって思って。。内緒で行くところみたいな感じです。
  
  台湾は癖になりますね。
  また絶対に行きたいです。
  
  naruwan129