その6　2014 春　EL　 DANSHARI 　PATAGONICO　　今再びのウシュアイア

2014/04/01 - 2014/04/02

３年半ぶりウシュアイア。

もしもまた訪れるのなら、ルピナスの花の咲く頃にと思っていました。
花は、まだ咲いているのでしょうか？

前回は、シーズンオフの日曜で殆ど閉まっていたレストランは、開いているのでしょうか？
今度こそは、あのカニ、＜セントージャ＞を食すのです。

パタゴニア断舎離旅行、再びのウシュアイアです。


行程

2014.3.27
NRT-HKG　CX501 10:35-15:00
HKG-JFK CX846 18:55-22:40

3.28
JFK-MIA AA2243 5:45-8:45
MIA-EZE AA999 10:45-20:40
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN

3.29　
EZE-BRC AR1686 8:50-11:10
SAN CARLOS DE BARILOCHE , ARGENTINA , HOTEL EDELWEISS


3.30
SAN CARLOS DE BARILOCHE , ARGENTINA , HOTEL EDELWEISS

3.31
BRC-AEP AR2681 15:45-17:48
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN


4.1　　←現在はここです
AEP-USH AR1890 15:55-19:30
USHUAIA , ARGENTINA , HOTEL ALBATROS

4.2-4.5
CRUCEROS AUSTRALIS
USHUAIA , ARGENTINA - PUNTA ARENAS , CHILE

PUNTA ARENAS , CHILE - PUERTO NATALES , CHILE
PUERTO NATALES , CHILE , HOTEL COSTAUSTRALIS

4.6
PUERTO NATALES , CHILE - EL CALAFATE , ARGENTINA
EL CALAFATE , ARGENTINA , HOTEL KOSTEN AIKE

4.7
EL CALAFATE , ARGENTINA , HOTEL KOSTEN AIKE

4.8
FTE-AEP AR1877 15:05-18:01
EL CALAFATE , ARGENTINA - BUENOS AIRES , ARGENTINA
BUENOS AIRES , ARGENTINA , HOTEL DAZELLER SAN MARTIN

4.9
EZE-JFK AA954 20:30-6:20

4.10
JFK-HKG CX841 10:00-14:00＋1

4.11
HKG-NRT CX500 15:10-20:30

エリア ウシュアイア(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おおよそ定刻に、AR1890便は、ウシュアイアに到着しました。

到着時には少し明るかった空も、検疫を通り、外に出る頃には、すっかり暗くなっていました。

遠くに見える山は雪を冠しており、吹いている冷たい風に、
（やはり最果ての街なんだなぁ。）と改めて感じました。

お迎えの車は混載で、私の他に1組の御夫婦がいました。
ゆったりとウシュアイア散策をすることを、とても楽しみにされているとのこと。

ガイドさんは、可愛い感じの女性です。
まず始めに私の今後の動きについて説明がありました。

明日は、午前11時にアウストラリス号のチェックインがあり、乗船開始は、午後5時半からとのこと。

話を聞きつつ、街の風景の変化について尋ねます。

何でも、近年、CASINOという、シネコン（？）みたいなものができたとのこと。

同乗していた御夫婦も、
「うちのほうにもあるわよ。」
と言っていました。

ガイドさんは、何故か私のことを、＜アナ＞と呼びました。
ちなみに私の名前には、そのような含みはありません。

日本人なので、＜あなた＞という意味で＜アナ＞なのか？

何にしても、私のことを言っているということは分かりました。

ガイドさんは、さらにウシュアイアの地図を広げて言いました。

「アナは、時間帯の関係で、残念ながらオプショナルツアーには行けないけど、街歩きや、マルティアル氷河なんかがオススメよ。タクシーとかで行けるから。」

ちなみに、この時期でビーグル水道のクルーズでペンギンを見ることができるのか聞いてみたところ、残念ながら、もういないとのことでした。

私の参加するアウストラリス号クルーズの、チリのマグダレーナ島ではどうかと聞いてみたところ、あちらにはなんとかいると思うとのことでした。

ホテル　アルバトロスに到着です。

チェックインを済ませ、部屋に向かいます。

アルバトロスは港からも近いですし、何かと便利な場所にあります。

今回は、3階のビーグル水道側の部屋でした。

思えば、このスーツケースのデビューが、3年半前のウシュアイア旅行でした。

あれからこのスーツケースも、大活躍してくれました。

部屋のカードキーです。

ホテルには宝石屋さんも入っているので、
こんな感じです。

やっと着いた。

トイレと洗面台。

アメニティ。

寒い所なので、ドライヤーもきちんと機能しています。

ミニバー。

今回も、ビールとピーナツで再訪を祝います。

テレビを見ながら、Wi-fi経由でスマホから日本のニュースを見ようとしますが、なかなか電波が安定しません。

Wi-fiでも、電波状況はあんまり変わんないだね。

と　思いながら、シャワーを浴びて、寝てしまいました。

2014.4.2
おはようございます。

では、早速朝御飯に。

アルゼンチンでは、今のところ大体のホテルの朝食開始は、午前7時となっておりました。

と、ここに来て、この度初めてのスイカを発見！

ホットミールは無いので、こんな感じです。

クロワッサン、近影。

コーヒー。
とにかく、朝はコーヒー。

甘い物もお忘れなく。

こちらのパソコンでは、日本語は使えませんでした。

部屋に戻ると、テレビでは、チリのイキケ沖でマグニチュード8.2の地震が起きたとのこと。

Wi-fiを使って、なんとか日本のネットのニュースをみたところ、日本にまで津波が到達するかもしれないとのことでした。

（この間の変な雲は、もしかして・・・？）

などと考えつつ、日本にメールをしようとしますが、とにかく電波が安定せず、
5〜6回、ヘタをすると10回位挑戦して、ようやくメールを送ることができました。

そのまま、ニュースを見続けました。

ホテルのチェックアウトは、午前10時。

大抵の方々は、チェックアウトをした後、スーツケースを預けて観光に出掛けるため、ホテルの方から

「そのようにしますか？」
と　尋ねられましたが、11時には荷物ごと出掛けますのでと伝えました。

ロビーのソファが満席だったので、半地下に移動しました。

時間になると、昨日のガイドさんが私を迎えにきました。

「アナ、おはよう！」

やっぱり私は、＜アナ＞なのです。

今日は曇り空のようです。

でも、思っていたより寒くありませんでした。

「アナ、今からアウストラリスの事務所に行きますよ。
ちょっとだけ歩くけど、近くだから。」

ここが、そのウシュアイアの事務所です。

いよいよなのです！

まず奥の受付のカウンターにバウチャーを渡し、パスポートを見せて必要な書類を受け取ります。

今夜ウシュアイアを出航すると、すぐチリ領に入るので、ここでチリの入国カードを記入します。

アウストラリス号のクルーズは、ホーン岬、ナバリノ島のウライア・ベイ、アギラ氷河、マグダレーナ島(ペンギン島）を訪れる、いわばアウトドアクルーズなので、バウチャーには、＜こんな格好で来てね＞という参考イラストが載せられています。

その後、スーツケース等の荷物を預けると、後で船の客室まで運んでおいてくれます。

そして、入口近くの別のカウンターで、クルーズ期間内のレストランのテーブル席決めを行います。

係の女性「ええと、スペイン語を話す人と一緒のテーブルがいいかしら？
ここは、カップル、こっちは家族連れ。」

ｇ「う〜んとですね、せっかくですから英語を話さない外国人の一人旅の方々と一緒にしてもらえませんか？」

係の女性「だったらここはどうかしら？スイス人、ドイツ人、チリ人、どう？」

（そういえば、バリローチェのツアーでも、スイスやドイツの人は、スペイン語で説明を受けていましたっけ。

チリの人もいるし、ここなら大丈夫。）

ｇ「いいですねぇ、バッチリです。絶対そこにしてください！」

ところが、その席では、後々思いもよらないことが待ち構えていたのであります。

「やったー、自由だーーー！」

と、喜び勇んで、まずは向かったのは、3年半前にであったウシュアイア御猫様の家でした。

・・・が、よくわからず。
御猫様もおらず。

時刻もそろそろお昼の12時ということで、念願のカニ、＜セントージャ＞を食べに行くことにしました。

La Cantina Fueguina de Freddy　の前に来たところ、2〜3人の男性がおり、
「まだやってないよ。12時半からだよ。」
とのこと。

聞いてみると、彼等はここの従業員さんとのことでした。

「じゃあ、ちょっと散歩して、後でまた来るね。」

レストランはまだやっていませんでしたが、セントージャは、これで確約できました。

後は・・・。

花です。

ルピナスです。

もう秋の始めなので、結構枯れかけている花もありましたが、
咲いていました！

若干落ちてはいるものの、

木々の葉っぱだってある。

海軍の方の行進もありましたが、カメラを構えるのが遅く、遠影に。

花だ、花が咲いているよ。

港の旅行会社さんたちも、久しぶり。

ひたすら花が咲いていることに感動する私。

何せ3年半前は、かろうじてタンポポが咲いている位でしたから。

そして、レストランも開店時間となりました。

いやはや、お腹が空きました。

パン。

ニンニクバターが美味し。

サラダ。

1人でもいける量です。

そういえば、店内で日本人っぽい一人旅の御紳士を見かけたので声を掛けたところ、タイから来られたのだそうです。

さてさて、カニです。
セントージャです。
あっさりと塩ゆでです。

冷凍物ではありませんでした。

この間にも次々とお客さんが来て、

「セントージャある？」
と尋ねていました。

サラダとセントージャとソフトドリンク（パンは、付いてくる）で、ドル払いで25ドル位でした。

ちなみにこちらは、あの派手な郵便局のお向かいなんですね。

花も咲いていたし、セントージャも食べたし、それではさらに街歩きしますか。