いちはらアート × Instagram旅

2014/04/12 - 2014/04/12

千葉の市原市で開催されているいちはらアート×ミックスを観に行って来た。

今回はスマートフォンのアプリができたので、アプリでちまちま作って行ってみる旅行記。

でも、携帯の写真はいまいちなのでInstagramで撮った写真をアップしていってみる。

それにしても、春の市原は超絶な美しさだった。この写真は与市郎桜というところにあるレジャーシートという作品。みんなで桜を眺めながらごろごろしたり花見をしていた。

エリア 市原(千葉)

旅の始まりは上総牛久駅。ここでチケットを買ったりする。
すごいひなびた駅だ。

まず向かったのは内田未来小学校という会場。ここにある作品は越後妻有のトリエンナーレにもあったもので、暗闇に浮かんでいるTシャツが幻想的。

建物の裏手には、地面に竹とんぼがあちこちにさしてあって、ひとつひとつになにか書かれている。

これには「部屋が片づかなくてなかなか断捨離できません。断捨離本５冊あるのに・・。by 主人に片づけられそうな６０代妻」と書いてある。

なんだか、中島らもの明るい悩み相談室みたいなノリですな・・・。ちなみに、裏面にはこの悩みに対するアドバイスを書いてあげることができるみたい。

僕には面白い回答がつけられなかった。。

季節は春まっさかり。ブリキのおもちゃみたいな小湊鐵道の車両とまわりの雰囲気がのどかでかわいい。

今回一番面白かった作品は、この湖の飛行機。KOSUGE1-16の作品で、湖の底に沈んだ村から眺めた飛行機ということみたい。

作者の人が来ていて、直に作品の説明をうけたのだけど、これがすごい面白かった。こういうのがあるのがアートフェスティバルの楽しいところだと思う。

案内人のひとたちは皆こんな派手な格好をしていたのだけど、これってこの湖でルアーフィッシングが盛んなことから、人間ルアーをイメージしているとのこと。

これだけ派手なのになんか破綻しないでかっこいいのがすごい。

ちょっと軽食に食べたのは今回のイベント開催中だけオープンしている山登里食堂の「ししサンド」。地元で捕れたイノシシが使われている。これがジューシーで旨かった。。

今回のイベントでもっとも有名なのは飯給駅にある世界一大きなトイレかもしれない。季節によって雰囲気が違うのだけど、いまの時期は菜の花畑になっていた。

ちなみに、女性用トイレなので男性は見学のみです。。

飯給駅でまっていたら列車がやってきた。この列車のなかでも演劇のイベントが開催されているみたい。

ちょっと今度来たときに見てみたい。

さて、冒頭に紹介した与市郎桜。すごく大きな一本桜。
一般の方の私有地なので、普段は入ることができないようだが、今回のイベントの作品に使われている。

磨き上げられたステンレスのボードの上で思い思いに桜を眺めることができる。床に映り込んだ桜もすごくきれいで二倍楽しめる！とか思ってしまった。

場所を移動して養老渓谷へ。
畑のまんなかに穴があいているのだけど、そこではモグラTVという番組をやっているみたいで、Ustreamで見ることができるみたい。
僕がいったときは休憩中だったので、普通に穴のなかにいるモグラ（作家さん）と話することができた。。ちょっと面白かった。

で、そのまま養老渓谷へと進んでいって、これまた会期中にオープンしているあそうばらの谷のカフェで遅い昼食。地元のおばちゃんたちが一生懸命ころころと働いていて、おいしい混ぜご飯をいただいた。地元の食材を使っていて、これは美味しかったなあ。生落花生とか千葉ならでは。

養老渓谷の通りにあった看板。普通の住宅地なのに危険すぎる。。

ということで、春の房総半島を堪能できる面白いアートイベントだったなあと思う。まだまだ見たりないところがあるので、また来てみたい。今回は車だったのだが、今度は小湊鐵道使って巡ってみようかと思う。

帰り道はすっかり遅くなってしまい途中の市原タベタビ食堂でアジの漬け丼をいただく。千葉はジビエから野菜、魚まで食材が豊富。東京のすぐ隣にある場所なのに面白い。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2014/04/13 08:46:23

  面白いね

  shinkさん
  
  昔の日本では考えられないようなアートが普通になってきてるのでしょうか。面白いですね。
  
  　大将

  shinkさん からの返信 2014/04/14 12:26:53

  RE: 面白いね

  大将さん
  
  おひさしぶりですー。そうなんです、最近の日本は面白くなってきていてアートイベントが開催されたりしています。
  
  なにが面白いって、この運営を手伝っている方の年齢層が幅広いってことです。
  
  こうして世代間の交流が出来たりしているのも面白いし、ちょっと奇抜なアーティストと、地元のおじいさんが普通に会話しているのも面白い。