2014/04/04 - 2014/04/06
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satoshiさん
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2014年4月に茨城、千葉を旅行したときの旅行記です。今回の旅行のきっかけというか目的は4月5,6日に陸上自衛隊武器学校が観桜一般開放という名で一般開放の見学です。ミニタリーオタクとしては土浦は旧軍八九式戦車と三式戦車が展示保存されている場所で、今回は面倒な手続きをせずに見学できるチャンスです。ちょうど仕事も忙しくないし今のうちに行っておこうと考えました。
本当は10月のイベントに行ければ走る八九式戦車を見ることや現用の90式に乗れるチャンスがあるようです。ただ私の場合その頃時間があるか分からないので今回行くことにしました。
ただ、名古屋から茨城まで行って戦車だけ見てきたのではつまらないと思い、水戸に一泊の予定とし、水戸の偕楽園や鹿島神宮を見る予定としました。意外と時間が余ったので帰り道に急遽、成田山の新勝寺も見学してきました。
場所や内容によって今回の旅行は三編に分けました。最初は自衛隊武器学校編で、マニアックな内容に終始しますので、興味のある方だけも見てください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新幹線で朝一から出発しても充分見れると思いますが、時間を有効に、安く行きたいとの思いでJR高速バスで名古屋から東京まで行きます。23:20出発。最近高速バスがお気に入りです。ただ今回は近くの乗客の方のイビキが強烈でほとんど眠れず。
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5:45頃、東京駅南口到着。しばらく東京駅をぶらぶらして時間を潰しました
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7:00頃、京浜東北線で日暮里まで移動
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日暮里から取手まで常磐線快速で移動
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取手から土浦まで常磐線で移動、土浦8:00頃到着
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土浦駅からバスに乗り武器学校前停留所下車。まだ開門前ですが既にマニアが並んでます。私はあまり詳しくないのですが最近ガールズパンツァーというアニメが人気らしくそのキャラクターのバッチを付けた人も見かけました。私の世代ではオタクの中では硬派な分野だと思ってましたが最近はそうでもないみたい。
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陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校の表札。
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開門です。入り口で荷物チェックをして中に入ります。入り口正面の桜並木です。観桜一般開放なので一応。
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入ってすぐの道を右に曲がるとお目当ての戦車が並んでます。入ってすぐに隊員さんと見学者さんの間で旧陸軍八九式戦車の展示は今回ないとの会話が聞こえてくる・・・八九式と三式が見たくてわざわざ土浦まで来たのに・・・
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気を取り直して、数少ないと思われる興味のある人向けに展示物を片っ端から説明します。最初に見えてくるのがアメリカ製M2 155mm砲通称ロングトム第二次大戦から長い間使われましたベストセラーの長距離砲です。表示にはM2となってますがM1とかM59とかの形式名のときもありますが残念ながら私には違いが分かりません。自衛隊の旧装備と思われます。
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アメリカ製M2 203?砲。8インチ砲ともいいます。先の155?とは同じ砲架で砲身だけ違います。同じく第二次世界大戦から米軍で使われてます。自衛隊の旧装備と思われます
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アメリカ製M24チャ−フィー軽戦車。米軍で第二次大戦末期から使われました。軽戦車ですが75?砲を装備しています。戦後自衛隊が警察予備隊として発足したときの装備車両と思われます。
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アメリカ製M4A3E8シャーマン中戦車。第二次世界大戦のアメリカ主力戦車の最終進化型になります。通称イージーエイト。A3型はフォードエンジンを積んだタイプでE8は76?大型砲塔に水平懸架サスペンションの装備をした車両となります。これも自衛隊の車両と思われます。アメリカの戦車の正式名称は当初アルファベットと数字の組み合わせだけでしたが、リースしたイギリス軍がアメリカ製戦車にアメリカの歴史上の将軍の名前をつけていて、アメリカ軍もシャーマン戦車からニックネームをつけるようになりました。
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アメリカ製M36ジャクソン。砲塔があるので一見戦車に見えますが区分上は自走砲となります。対戦車を目的として大型の90?砲を装備しています。装甲は撃ち合いを想定していないのかベースとなったM4シャーマンより薄く、写真では分かりませんが砲塔上面は開放となってます。自衛隊が研究用にアメリカから貰った物で自衛隊ではこの車両は装備していません。更にマニア向けの情報としてこの車両は車体前面に車体機銃が装備できますが、この装備はオリジナルには無く、おそらく朝鮮戦争時に赤羽の米軍のデポで増設されたのではといわれているようです。
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アメリカ製LVT(A)5。水陸両用トラクターとして作られたLTVの火力支援方。LVT(A)4が戦争中使用され、1945年に砲塔の回転を動力したものだそうです。M8軽戦車の砲塔を載せ75?榴弾砲を装備しています。これも自衛隊は装備していないと思うので研究用に支給されたものでしょうか。
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水陸両用車両は一般的にスクリューを装備しているのですが、LVTはスクリューがなく、キャタピラに水かきが付いておりキャタピラを回すことで水をかき前へ進みます。写真はキャタピラのアップ。後ろから撮影
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アメリカ製M42ダスター対空自走砲。M41軽戦車の車体にM19対空自走砲の砲塔を載せた対空自走砲で1953年から作られました。ベトナム戦争で活躍しました。搭載砲はスエーデンのボフォース社設計のベストセラーの40?機関砲を連装しています。自衛隊も装備しました。
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60式自走106?無反動砲。1960年から生産された国産の自走砲。2008年に退役したそうです。無反動とは砲が発射したときの衝撃を後方に同じエネルギーの爆風を開放することで砲が受ける反動を小さくした砲で反動が小さいから砲を小さく出来る利点がありこの車両も106?砲を小さな車体に2門搭載しています。106?砲はアメリカのM40無反動砲を日本でライセンス生産した60式無反動砲を搭載しています。
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60式自走81?迫撃砲と表示板には書かれてますが一般的な物とはかなり形が違うようです。私はこの車両の事は良く知らないので詳しくは分かりませんが・・・
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73式装甲車です。国産の兵員輸送車です。戦後初の兵員輸送車が60式装甲車でこの車両はその後継車両になります。
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74式自走105?榴弾砲。国産の自走砲です。埼玉県朝霞市の広報センターにも展示してありました。
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75式自走多連装ロケット弾発射機。2003年に退役しているそうです。73式装甲車の試作車の車体に多連装ロケット弾を搭載した車両です。この手の車両は戦争中ソ連とアメリカ、ドイツで使用されていました。
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75式自走155?榴弾砲です。これも朝霞の広報センターにもありました。どの車両にもいえるのですがここの展示車両は何年も稼動さしていないようで保存状態は朝霞と違いすぐにでも走れるといった感じはしませんでした。
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82式指揮通信車です。戦後初の装輪式装甲車です。発表されたときは斬新な印象がありましたが、もうすっかりおなじみの車両になりましたね。
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87式砲側弾薬車です。アメリカ製M110A2、203mm自走榴弾砲の導入を決めたとき弾薬搭載量が少なかったので73式けん引車をベースにして開発されたそうです。この車両の事は知りませんでした。
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73式けん引車です。重砲のけん引用に開発されたそうです。この車両も始めて知りました。
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日本映画ファンにはおなじみの61式戦車です。私ここで初めて見ました。戦後第一世代と呼ばれる戦車で戦後初の国産化戦車です。前にあったM36やM47パットンなどを参考に開発されました。角川映画の「戦国自衛隊」や「ぼくらの7日戦争」などには実車ではないですが61式戦車のコピーモデルが登場しました。
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戦後第二世代の戦車、74式戦車です。これも朝霞の広報センターにもありました。この車両は朝霞と違い暗視装置がつけられていませんね。
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戦後第三世代の90式戦車です。砲塔正面にキャンパスカバーがつけられており複合装甲の様子が分からなくしてあります。後継の10式が制式化されましたがまだまだ世界有数の性能を誇ります。
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90式戦車回収車です。90式戦車の車体を利用した戦車回収車です。分かりやすくいえばレッカー車。この車両の事も初めて知りました。戦車の回収となると同等能力のある車両は戦車しかなくなるため、戦争中から主力戦車の車体を改造した戦車回収車は各国で作られていました
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今までの列の対面側に今度は99式自走155?榴弾砲です。試作車両だそうです。75式自走155?榴弾砲の後継車です。89式装甲戦闘車の車体を延長して使用しているそうです。たしか高価すぎてまだまだ75式と更新できるだけの数が揃わないという話を聞いたことあるような。この車両、無茶苦茶デカイです。
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96式装輪装甲車です。これも朝霞にありました。大きな車両のはずですが99式自走砲の横で可愛く見えます。
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個人的には本日のメイン、旧陸軍三式中戦車チヌ。アメリカのシャーマン戦車と対等に戦う事を目標にした四式チト、五式チリの開発が間に合いそうも無く一式中戦車チヘの車体に90式75?野砲を装備した大型砲塔を載せた戦車です。全車両本土決戦用に温存され実戦には使用されませんでした。現存する車両としては一式戦車も合わせて世界でこの一両になります。更に状態が非常によく貴重な車両です。
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三式戦車の周囲には野砲が展示してあります。ザクッと説明いきます。右、日本155?迫撃砲。制式化してないそうです。左ソ連82?迫撃砲
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旧陸軍九四式37?砲。旧軍のポピュラーな歩兵砲です。
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写真右ソ連120?迫撃砲。右アメリカM27 105?無反動砲。
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アメリカ4.5インチロケット発射機
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ソ連45?対戦車砲。短砲身タイプのようです。このタイプは戦前ドイツが開発した37?対戦車砲のソ連のライセンス生産版になります。
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手前からソ連45?対戦車砲(長砲身)、ソ連M1942 76?野砲通称ラッチバム、日本(戦後)35?連装高射機関砲。
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ラッチバムはソ連が使用した一般的な野砲でドイツ兵からラッチ(発射音)が聞こえたと思ったらバム(着弾音)が聞こえるといった発射速度の例えからラッチバムとなずけられました。ドイツ軍に恐れられたソ連の野砲です
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三式戦車の小屋の横に火砲館があり見学できました。
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火砲館内部、手前から一式機動47?砲、九十四式37?砲、九一式10cm榴弾砲、四一式野砲、改造三八式野砲、三八式野砲です。
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この辺は旧軍のポピュラーな火砲が並びます。右は一式機動47?砲、ノモンハンではソ連のBT-5戦車やT26戦車相手に活躍しましたが、活躍できたため安心して後継機種の開発が遅れ太平洋戦争ではアメリカのシャーマン戦車には歯が立ちませんでした。左の九四式37?砲はドイツの37?対戦車砲に影響を受けているとの事。
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四年式15?榴弾砲。この砲初めて知りましたが、説明板を見ると2分割で運搬され、この状態は運搬状態で射撃時は前に砲架を連結して砲身を砲架に載せて運用するそうです。
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ドイツのクルップ社製の120?砲で清国から鹵獲したものだそうです。
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火砲館屋外、左アメリカ製M1 155?榴弾砲、右アメリカ製M2A1 105?榴弾砲です。
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火砲館横の建物で旧海軍医務課の建物だそうです。
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桜の木に囲まれて60式自走106?無反動砲の射撃ポジションの展示があります。無反動砲は後方への火力が大きい為見つかりやすく、この車両は射撃時はこのように砲だけ上に伸ばして見つからないように射撃をします。
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60式自走106?の射撃ポジションの前から見た様子。砲の部分だけ頭を出します。
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広報地区の小火器コーナーです。小火器とは歩兵が携帯できる火器(銃や小型の砲)です。ここは火縄銃から最新の機関銃まですごい数陳列してあります。紹介しきれないので本当に抜粋です。写真は明治時代の小銃のコーナー
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旧陸軍八九式擲弾筒です。太平洋戦争で活躍した携帯式歩兵兵器です。いまでいうグレネードランチャーの走りです。確か戦後アメリカ軍が枢軸軍の兵器を評価したときに日本から唯一選ばれたのがこれだった様な覚えがあります。
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自衛隊の制式化銃です。
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零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の照準器の展示がしてあります。椅子に座って覗くと光学式照準器の様子が分かります。
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光学式照準器を覗くとこう見えます。
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M60機関銃ですね。確か映画「ランボー」でスタローンさんが打ちまくっていた奴です。その他ここには対戦車ライフルや古今東西の機関銃、迫撃砲からバズーカまであり、なかなか物騒な部屋でした。
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雄翔館を背に山本五十六像です。雄翔館ではもともとここにあった海軍飛行隊基地に因んでの海軍の歴史記念館となってます
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雄翔館からの眺めです。
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怒涛の兵器見学も一段落、本来の花見に勤しみます。
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隊員の方と思われます太鼓の演舞がありました。
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模擬店の様子です。意外と出店数が少なかったですね。
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昼食に焼きソバ購入。自衛隊製の焼きソバ初めて食べます。
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12:20頃再びバスで土浦に戻ります。
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土浦駅です。これから水戸に移動。偕楽園を見学します。2に続きます。
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