2014/04/05 - 2014/04/05
686位(同エリア1573件中)
まいこさん
4月になって初めての週末。本来ならば残りの青春18きっぷを使い切るべく、妻と富士宮方面にお出かけする予定だったのだが、当日になって妻の体調が良くなかったので、予定を変更(レンタカー予約してたのに。。。)、一日家でのんびりすることにした、のだが、新しく購入した文庫本は朝のうちに読んでしまったし、家の中に籠もってるのも勿体ないので、外に散歩しに出かけてきた。
遊行通りのファミリーマートで藤沢市の地図を購入、藤沢駅北口のドトールで豆乳ラテ飲みながら、地図を広げてどうしようかと思案するが、自宅すぐのところにありながら、遊行寺にはまだ一度も行ったことがないことに気づき、花見もできるだろうと思って出かけることにした。
遊行通りは通らずに市役所の方から歩いて行く(実は、この時点ではまだ確たる信念を持って遊行寺を目指していたわけでなく、気分次第でTSUTAYAでDVDでも借りて帰ろう、とか思っていた)。市役所新館の前で「江ノ島弁才天道標」を目にして、ようやく遊行寺に行く気が固まる。
市役所前の交差点を渡ったところにあるグランドホテル湘南の前を通りかかると、ホテルの玄関に白い紙が貼ってあるので「??」と思っていたら、この週末大相撲の藤沢巡業で宿泊している力士の名前が貼り出してあった。白鵬、日馬富士、鶴竜の三横綱の名前が並んでいるのは、まあ壮観ではある。
遊行通りと合流する三叉路まで出てくる。道路脇に設置された変圧用のトランスに藤沢ゆかりの浮世絵がプリントされているのは通勤の時にいつも目にするので、まあ見慣れたものなんだが、絵の下に小さい文字で絵の解説が書かれていることまでは気づかなかった。
藤沢橋まで到着。遊行寺の坂を登っていこうかと思ったのだが、橋を渡ったところに小さな赤い橋があったのを思い出したので、そっちから渡ることにする。「遊行寺橋」という名前が付いた朱塗りの橋。ただ今工事中でした(見た目にも痛んでそうだったので、掛け替えかな?)
橋を渡ってすぐ、遊行寺の山門に到着。図らずもお寺の正面から入ることができたので良かった。山門から本堂までは緩い上り坂。上り坂の途中に植えてある桜はまだつぼみの段階だった。あれ?まだ桜咲いてない?
と、思ったら、境内の桜は綺麗に開いてました。イチョウの大木が遊行寺のシンボルにもなっているらしいのだが、なるほど確かに立派な大木だ。だいたいどれくらいの樹齢なんだろう?(ウィキペディアで調べたら樹齢600年とのこと)
本堂脇の手水を使っていたら、小さな子どもがこっちにトコトコやってきたんだが、どうやらタイの人らしい。外国から日本にやってきて、わざわざ観光にやってくるくらい遊行寺ってメジャーなのか・・・
手水の脇には一遍上人の銅像も立っていた。なんか厳めしさとかは感じないというか、やつれてるなあ、という印象(まあ、全国を歩きまくっていたんだから、そんな姿になるのも分からなくはないんだが。。。)。
本堂にお参り。靴脱いでお上がり下さい、とか書いてあったけど、今回は遠慮しといた。ご本尊はお釈迦様みたい(ウィキペディアで調べてみたら阿弥陀如来とのこと)。
本堂脇からさらに奥に進むと、お寺の塔頭である長生院(小栗堂)。お堂にお参りした後、建物の脇をすり抜けて、「小栗判官の墓」にお参り。(形式的にも)割と古そうな五輪塔でした。
本堂左手にある社務所に戻ってきた。こちらの建物も割と立派。庭の池は「放生池」と呼ばれているらしく、金魚や鯉などを放してやると家内繁栄、長寿のご利益があるそうな。社務所の入り口でしばし人が通るのを待つ。折良く若いお坊さんが通りかかったので、声をかけて御朱印をお願いする。しばらく待っている間、入り口の辺りをキョロキョロ見てたら、軒下に鐘がかけてあったのに気づく。たぶん、用事の際にはこれを鳴らして人を呼ぶんだろうな。
ということで、御朱印も頂いたことだし、お昼ご飯にしようかと思うが、境内にある休憩所みたいなところはなんとなく敷居が高いというか、入る気がしなかったので、旧東海道藤沢宿沿いに歩いて適当なお店に入ろうとする。
・・・が、結局藤沢本町の近くまで歩いてきてしまった(途中、ラーメン屋とかしか見かけなかったし・・・)。白旗の交差点に観光案内の看板がかけてあったのでそれを参考に、「とんかつ正力」に入ることにした。
ちょうどお昼時ということもあり、全部で20席くらいの椅子は半分くらい埋まっている。14時くらいまではサービスタイムらしい。とりあえず豚カツ定食を注文しながら、さっき頂いた御朱印を確認してみる。なかなか丁寧な書きっぷりで好感が持てますなー
そうこうしているうちに、料理ができあがってきた。早速頂く。揚げたてでサクサクでした。おいしいおいしい。これで730円。割安ー
12:58 藤沢本町−藤沢 5193
結局、藤沢本町駅の間近までやってきてしまったので、帰り道は一区間だけだけど小田急に乗って帰ることにする。消費税が上がったのでIC乗車券利用で134円。
と、いうことで家の近所を軽く散歩してくるつもりが結局2時間ほどもぶらついてきてしまった。旧東海道藤沢宿はまだいろいろ見所がありそうなので、暇を見つけてはお散歩に出かけてみようと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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藤沢市役所の敷地の傍らにある、江ノ島弁才天道標。
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三面の右側に「一切衆生」、正面に「えのしま道」、左側に「二世安楽」と彫ってあります。
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市役所庭の桜。
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グランドホテル湘南の前を通過。
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大相撲の藤沢場所にやってきたお相撲さんが宿泊しているようです。
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鶴竜は横綱になって初めての地方巡業だったそうです。
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遊行寺までの道のり。変圧用のトランス施設に浮世絵がプリントされていました。
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題材はいずれも藤沢に関連したもの。
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よく見ると下の方に小さな文字で解説が書いてました。
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藤沢橋まで到着。
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藤の花のモチーフが彫りつけてました。
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結局、遊行寺橋のほうから歩いて行くことにした。
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ただいま工事中。掛け替えするのかも。
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遊行寺の山門に到着。
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「榜示」という文字は、土地の境界の標識として立てられた木の杭や石柱のことを意味しているそうです。道の幅4間という記載が。
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境内に続く坂道。左手には墓地が。
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こちらの桜はまだつぼみ。
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境内の桜はいいあんばいで花びらがほころんでました。
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大きなイチョウ。木のしたでくつろげるよう、ベンチが作り付けてあります。
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りっぱな枝振り。
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手水鉢。
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一遍上人の銅像。なんとなく、脂がぬけた感じの表情。
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本堂。青銅色の屋根がすてき。
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ご本尊は阿弥陀如来。
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地蔵堂が建設途中でした。
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本堂裏手にある塔頭の長生院にまで足を伸ばしてみた。
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小栗堂。
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無人のようでした。
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小栗堂わきから小栗判官の墓に向かいます。
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ずいぶん狭いところを通ります。
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小栗判官と十勇士の墓。
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結構古そうな五輪塔。
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長生院の坂道を下っていくと、個性的な六地蔵が。
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社務所の方にも足を伸ばしてみた。こちらの庭園もなかなか良い感じ。
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立派な高麗門
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放生池もなかなか立派です。
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社務所の入り口にはお土産が置いてありました。あんまりこっちまで来る人はいませんでした。
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来客はこの鐘を鳴らすようです(ということに後になって気がついた)
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江戸時代の伽藍配置がわかる古地図。買っておけば良かったかも。
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明治天皇が利用したという井戸。
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ふたたび藤沢橋の所に戻って来た。昔は藤沢橋のところには橋が架かって無くて、旅ゆく人は遊行寺の坂を下ってきて、遊行寺橋を渡って藤沢宿に入ったみたいです。
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旧東海道藤沢宿のあった通りを歩く。古い蔵造りの建物も残ってました。
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結局、藤沢本町の辺りまで歩いてきてしまった。。。
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駅前にある「とんかつ正力」に入ることにした。
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豚カツ定食を注文。サクサクでおいしー
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満腹になって藤沢本町駅に到着。
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急行列車の通過を待ちます。わりと待ち時間が長かったような気がするなー
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片瀬江ノ島行き普通列車。
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