初めてのパリぶらぶら日記　その２・ヴェルサイユへ

2014/02/28 - 2014/02/28

今回のパリ滞在七日間のうち、一日だけ郊外へお出かけ。
ヴェルサイユは、電車で一時間足らずで気軽に行ける。

サンジェルマン・デ・プレのホテルから、エール・ウ・エール（ＲＥＲ）Ｃ線のＭusee d Orsay駅まで、セーヌ川沿いを歩いて行くこと１０分余り、地下の駅は、通勤の時間帯なのにほとんど人がおらず薄暗くて心細い感じ。
でも、初の駅改札で切符を通すところがわからず聞いたら教えてくれた中年男性が、ホームでも、モニターに行き先が出るから確認して・・ヴェルサイユはこっちでいいよ、とまた教えてくれ・・、そしてそのあと電車で前に座った若いお兄さんも、途中すいたから空いたところに移ったのに、一緒にヴェルサイユで降りるときに、ここがヴェルサイユだよ、と声かけてくれ、まぁフランスの人みんな親切〜。

着いた日の夜、サンジェルマン・デ・プレの六差路で迷った時に道を聞いた女性も、自分の行く方向と反対なのに私のホテルの方の道まで来て教えてくれ！有りがたい〜・・、フランス人はフランス語しか使いたがらないし他人に無関心・・みたいな思いは変わってしまったよ。最後まで、パリの人、フランスの人みんないい人だった〜という印象。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のパリのホテルは、どちらもホテルのホームページから予約したのだけど、朝食付きにはしてなかった。前の日にスーパーでジュースやヨーグルトやパンを買って朝ごはんにしようと思ってたし、部屋でコーヒーも飲めるし。でも一度はホテルの朝食も食べてみたいのでヴェルサイユへ行く今日いただいていきましょう。１４ユーロ。レセプション奥の、赤いクラシックな朝食室で。

ハム、チーズ、シリアル、ヨーグルト、パン各種ひととおりいろいろある。

今日も朝から小雨。ホテルを出て、昨日ルーブル近くの店で買った折り畳み傘をさしてセーヌ川に向かって歩いて行き、左に曲がりまた歩きＲＥＲの駅へ。
ヴェルサイユまで３．４５ユーロ。切符の自動販売機はコインのみなので、窓口で両替してもらい、切符を購入。ホームは薄暗く人も少ない。この駅はもっぱらオルセー美術館に来る人が使うんだろうな。
ちょっと待って二階建ての電車の二階に乗る。外は雨で、湿気で窓が曇って眺めはいまいち。

終点のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅で降りて、人が歩いて行く方に行くと、大きな通りに出て、ずっと向こうの先に宮殿らしいものが見えてくる。

駐車場を通り越えると宮殿の入口。

ミュージアムパスで入り、またオーディオガイドを借りる。やはり５ユーロ。ここもパスポートが必要と何かで見たので持ってきたけど要らなかった。使いやすい簡単なオーディオガイドでした。
入口近くにあったトイレの案内板。これだけたくさんの言語での案内もめずらしい。

宮殿の中をぐるぐる、時々オーディオガイドを聞きながらまわる。

鏡の回廊は豪華絢爛。

それにしても中国人、韓国人、日本人・・アジア人多い。

なんとも可愛く豪華な寝室。

可愛いピアノが２台。

ヴェルサイユ宮殿は、ほんとに広くてきらびやかだけど、
何年か前に行ったウィーンのシェーンブルン宮殿も、同じく広くてすごかった。マリーアントワネットのお母さんのマリア・テレジアも過ごしたところなのだけど、あらためて、ハプスブルク家の栄華は凄かったんだな。

ひととおり宮殿を見て庭に出る。庭に出る前のところでオーディオガイドは返却。
ふわぁ、庭広い〜。

この右の奥の方にあるプリトリアノンへ行ってみたいので、歩いてみよう。

噴水の池もあるのだけど、水がないし、
世界最大の屋外彫刻展示、と電車に宣伝もあったけど、冬の今の時期はほとんどが覆いでくるまれてて見えない。
やっぱりシーズンオフの時期って多少ハンディあるな。

結構な距離歩いて、トリアノン近くへ来てお店で聞くと、プチトリアノンが開くのは１２時だそうで、まだ一時間近くもある・・。
ここまで来ると、レストランもカフェも１２時開店のようなので、今日は寒いし、名残惜しいけどもう帰ろう。次回来たら是非行ってみるとしよう。

これから入場の人がまだまだ大勢向かってくる中、さっさと引き上げることを決め、昼前のヴェルサイユの町を少しブラブラ。寒いし、早めにどこかでお昼を・・と思ったけど、お店が決められず駅前のマックへ。
フランス初マックでお昼。コーヒーと頼むと、この小さいエスプレッソのようなコーヒーが出てくる。

身体も温まったし、さあパリへ戻ろう。

駅は始発で電車が待っており、一番乗りでまた二階へ。来る時と違ってヴェルサイユの広告一面の車両は、天井から外が見えてるのかと思ったけどこれは写真。

朝乗ってきたオルセー美術館の駅で降りて、午後はその足でオルセーをゆっくり見よう。
入口にある、この、象の下のおさるはお尻が真っ赤になってる時もあったらしいけど、今はまた塗り替えたようだ。

特別展は、長靴をはいた猫かな。

オルセーはカメラ撮影ＮＧなので、写真は何もなくゆっくり観て出てきました。入り口脇にある、この五つの女性の像の中に日本人ぽい格好の女性もいる。

もと駅舎のオルセー美術館の外のこの時計が好き。

駅舎の名残のある中も、美術館としてちょうど良い大きさで（昨日のルーブルは広すぎてよくわからない）とても美しい。

サンジェルマン・デ・プレとモンパルナスの中間あたりにあるレンヌ通りに行ってみたい店があるので、オルセー美術館のすぐ後ろにある、Ｓolferino駅からメトロに乗ってＲennes駅へ。

この家庭用品のお店は、店頭にお買い得の品が並んでてとても楽しく、
観光客（日本人たくさん）や地元の人で賑わってる。ここで、ちょっと重いけどナイフ五本セットやパリイラストのマグカップなどお買い物。

サンジェルマン・デ・プレへ　ぶらぶら歩いて帰ってきました。
サンジェルマン・デ・プレ教会。今日も、午前中は雨だったけど午後はあがった。こっちは、日が暮れるのが日本より遅い。６時はまだ明るく７時くらいになると薄暗くなる。朝も、６時はまだ暗く７時くらいに明るくなってくる。

夕食にどこかお店入ろう。サンジェルマンの、ホテルのすぐ近くのこのお店、のぞいたらまだすいていたので入ってみる。

メインは白身のお魚。キャベツなど煮た野菜と、生野菜のサラダが大きなお皿に盛られていて美味しかった。

フラゴナールは、パリに何店もあるけど、サンジェルマン・デ・プレ店はホテルのすぐ近く。ソープはとても香りがいいし、小物も可愛い。

買い物して、夕食食べて、ホテルへ帰ってきました。
二階の、ホテルの看板の両側の窓のところが私の部屋でした。

ホテルの右の隣の隣の店は老舗のチョコレートの店。

クラシックでおしゃれなお店。チョコレートは買わなかった・・今ちょっと後悔。