2014/02/07 - 2014/02/09
69位(同エリア1559件中)
molmさん
かつて京都で面識のあった人が松山市で自分の店をオープンしたと聞きました。
店の名は『UGGLA(ウグラ)』、スウェーデン語でフクロウを意味し、現地では
幸福の象徴なんだとか。
2014年1月23日にオープンした「大人のワイン酒場」は、グラスワインが600円〜、
フードはアラカルトで概ね2,000円まで、おまかせ5種2,500円もあり、リーズナブルに
楽しめます。
松山市の繁華街「大街道」からも近く、松山中央郵便局から徒歩3分、松山市駅より
徒歩10分圏内にあります。
今回は松山市中心街を行動拠点とし、宿泊先も道後温泉にしました。
これまで松山市には3度訪問していますが、市街地を巡ったり道後温泉に泊まったり
したことはございませんで。
それ故、ウグラ以外の店リサーチに苦労しましたが、幾つか足を運んでみました。
では、ご覧になってやってください。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回も現地で飲み食いし、道後温泉に宿泊するため、交通費を抑えるべくANAの
マイルで特典航空券。
大阪〜松山の高速バスも視野には入れていましたが、片道5時間程度かかり時間が
貴重なため、搭乗時間が45分でも飛行機を選択。 -
松山空港に到着。
『坂の上の雲ミュージアム』には2日目に伺いますよ。松山空港 空港
-
松山空港から松山市街地へはリムジンバスで移動。
松山空港〜松山市駅で30分300円です。 -
松山市駅に到着。
写真は松山市駅の象徴『いよてつ島屋』です。 -
松山市駅に到着したら、まずは今回の目的地『UGGLA(ウグラ)』を下見。
UGGLA
愛媛県松山市三番町4−1−9 城南ビル1F
089-993-6331
18:00〜24:00(23:30 L.O.) 不定休ですが基本は日曜定休 -
店外からもワインが見えるようにしてあります。
外から見て何の店かわかるよう工夫されています。 -
UGGLAを離れ、まずは昼食を。
松山のご当地グルメの一つに、鍋焼きうどんがございます。
こちらのアサヒは松山発祥の店と言われ、昭和22年より営業。
伺ったのが金曜の午前中だったこともあり、地元のリピーター
ばかりで、平均年齢は推定60歳を超えている印象。
アサヒ
愛媛県松山市湊町3-10-11
089-921-6470
10:00〜18:00(売りきれ次第閉店) 水曜定休 -
この店では鍋焼きうどん(玉子入り可)といなり寿司しかありません。
鍋焼きうどん(500円)を注文。
食べ物が来たら、その場で勘定するシステムです。
松山の鍋焼きうどんは讃岐うどんと明らかに異なります。
太麺ですが柔らかく、砂糖と味醂を加えてあるため出し汁が甘い甘い。
刻み揚げには味付けなし、牛肉には砂糖のみで味付けしている感じです。
店内の雰囲気も含め、昭和テイストを味わえました。 -
鍋焼きうどんではアサヒと双璧の「ことり」が徒歩30秒圏内にあります。
ことり派・アサヒ派に分かれたり、気分によって伺う店を変えたりする
常連もいるようです。
今回はこちらでは頂いていませんが、店の紹介だけしておきます。
ことり
愛媛県松山市湊町3−7−2
089-921-3003
10:00〜14:00(売り切れ次第閉店) 水曜定休
ことり・アサヒ両店とも水曜が定休なのでご注意ください。 -
やや少量の鍋焼きうどんだけではお腹を満たさなかった(朝食抜きなもんで)ため
アサヒから徒歩15分ほど先にある専門学校へ。
(珍しく雪に見舞われて難儀しましたが)
愛媛調理師製菓専門学校が運営する『カフェにこら』は在校生とOBだけで
切り盛りされ、地元民や近所のOLなどが来られます。
カフェにこら
愛媛県松山市勝山町1−5−2 愛媛コミュニケーションブライダル専門学校1F
(愛媛調理師製菓専門学校とは別の場所のためご注意ください)
089-941-8131
11:00〜17:30 ランチタイム11:00〜15:30(L.O.14:30) 日曜・月曜・祝日定休
http://www.aicho.ac.jp/nicora/ -
ランチはご飯ランチとパスタランチの2種類です。
今回はご飯ランチ(650円)を注文し、鰯フライでした。
調理の専門学校は基本を教える施設であり、食してみると如実にわかります。
例えばパン粉は細か目で薄めに均一的に付けてあり、ご飯にしても米粒が
引っ付かないように炊き上げてありました。
栄養士の育成もあることからバランスよい献立になっており、近所にあれば
通える内容です。
調理・運営の責任者はOBや職員ですが、企画やブログ更新などは学生の
自主性を重んじているようです。 -
ランチに+150円で紅茶も付けました。
紅茶は普通でしたが、プチスイーツも自家製で、予想していたより美味しいです。 -
先に宿へチェックインすべく、路面電車で道後温泉駅に。
-
道後温泉駅から徒歩10分程度で初日の宿泊先『道後やや』へ到着。
道後やや http://www.yayahotel.jp/
実は2日目に宿泊する道後山の手ホテルで連泊の予定(予約済)でしたが、
トイレ排水の不具合で利用できず、道後ややに振られました。
(先方都合による振替えのため、この日の宿泊代は山の手ホテルが負担)
宿泊代無料であることもさることながら、とにかくホテルのクオリティに感動!
楽天トラベルで、3年連続でアワード受賞になるのが納得できます。
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/108156/108156.html
後に紹介しますが、朝食が素晴らしいので、朝食付きをお勧めします。 -
確かに大通りに面していない立地ではあるものの、わかり辛いかというと
個人的には迷うことはありませんでした。
急阪に面しており、風俗店の近くなのは難点ではありますが。 -
フロントでは「やや おもてなしデスク」がございます。
実は館内に大浴場がないだけでなく、個室のバスタブ(シングルはシャワーのみ)は
温泉ではありません。
温泉地にありながら不利な要素のため、他の面(サービス)でカバーしています。
予約される際は、館内に温泉入浴できない事前確認を。 -
チェックイン時間になれば「みかんジュースの蛇口」を利用できます。
-
ちょうど喉も乾いていたので、みかんジュースを頂きました。
道後ややは同社内で事業の1つに、みかんジュースのブランド運営が
ございます。
10 FACTORY http://10-mikan.com/ -
チェックインしてエレベータを降りたら、部屋に入る前の通路に靴箱が。
宿泊部屋の靴箱を開けて、スリッパに履き替えます。 -
シングルルームの部屋の中です。
写真左手が洗面台(奥にシャワールームがあります)、ベッドはセミダブル。
空気清浄機、ナノケアの加湿器もありました。
石鹸・シャンプー・コンディショナーはOMNISENS(フランス製)。
HP(日本語) http://omnisens.jp/
部屋が狭いのは気になりませんが、机が狭くパソコン作業がしにくいのは
厄介でした。
http://www.yayahotel.jp/security.html
↑こちらにあるように、確かにハード面で供給しにくい面はございます。
ホテル側をフォローするつもりはありませんが、この立地であれば温泉の
配管を引くだけでも困難(不可能とは思わないですが費用・メンテが大変)
ですし、土地が広くなく縦長の建物なので大浴場を設置し難いです。
大浴場を設置するとなると、ボイラー・ろ過設備などが必要となり、
1フロアが狭くなると地下に大浴場、その下階に機械室になります。
そうなれば費用負担が大きくなり、宿泊代に反映させることができないと
判断したと推測します。
従って他の面でサービスを強化する方針にしたのではないでしょうか? -
先にも紹介しましたが、道後ややには大浴場がなく、近隣の道後温泉本館or
椿の湯のどちらかだとフロントで100円引きで入浴券を購入できます。
それ故にフロントの横にタオルが陳列され、こちらを持参して入浴できます。
http://www.yayahotel.jp/amenity.html
因みにこちらのタオルも同じ会社の今治タオルブランド『伊織』です。
https://www.i-ori.jp/# -
道後温泉本館の神の湯(階下)だと400円のところ、道後ややのフロントにて
300円で入浴できます。
オムニセンスの石鹸を持ち出そうかと思いましたが、何か勿体なくて、
本館内でみかん石鹸(40円)を追加。
道後温泉本館は2回目ですが、前回の内容は殆ど覚えておらず、新鮮な
気持ちで気分よく入浴できました。 -
入浴後は一旦宿泊先に戻り、夕食先に出かけるため路面電車に乗車。
道後温泉駅ではこの日役目を終えた坊っちゃん列車が停車していました。 -
大街道駅で下車し、15分ほど歩いて目的地UGGLA(ウグラ)に到着。
改めて営業内容を紹介します。
UGGLA
愛媛県松山市三番町4−1−9 城南ビル1F
089-993-6331
18:00〜24:00(23:30 L.O.) 不定休ですが基本は日曜定休 -
店内の様子です。
この日は1番目の客でした。
夜しか営業していない割には明るい印象で、写真の右側は大きな窓も。
「大人のワイン酒場」というコンセプトなので、ムードある雰囲気で
ゆったり飲むのではなく、色んなワインをわいわいと堪能してもらう
方針のようです。 -
厨房です。
客席より一段高めにしてあります。
元々ギャラリーだったため、テナント内に配管がなく、床を上げて床下に
配管を這わせてあります。
結果的に床を上げることで、店内が見渡せ易いと店主さんからコメント。 -
冷蔵庫の横には乾燥薬味類の容器が磁石で貼り付けてあります。
ソムリエ資格のある店主さんはワインの知識も豊富で、京都で働いていた時代に
築いた人脈を活かして食材も含め入手しているようです。
(松山の業者は一部の地元食材以外、殆ど利用していないとか) -
ナプキンとシルバー類です。
ナイフとフォークはラギオール(フランス製)です。 -
フードメニューです。
アラカルト注文も可能ですが、おまかせ5品コースはお得です。
アラカルトメニューでも通常メニューだと2,000円が上限みたいですね。 -
おまかせ5品コース(2,500円)はオープニング記念のようですが、
いつまでやってくれるのでしょうか? -
まずは白ワインを。
ブラン・ド・ペルドリ(グラス600円)は北イタリア山岳地帯のスッキリ系です。 -
自家製パンとグリッシーニです。
-
ここからは、おまかせ5品コースです。
5品分を順次紹介します。
前菜5種盛り
オリーブ・原木椎茸・カボチャ・ブロッコリー・ドライトマト
原木椎茸は愛媛県内産で、栽培量が多いんだとか。 -
2品目 鴨ロース赤ワイン漬け
脂身が少なく旨味が凝縮されてます。 -
3品目 カポナータ松の実添え
左がタコとセロリのジェノベーゼ風で、バジルソースは軽めです。
右が茄子のトマト風味で、こちらも味付けは薄めです。 -
4品目 サラミ盛り合わせ
サンダニエーレ地方の生ハム
フィノッキオーラ
スピアナータカラブラ
サラメトスカーナ
ミラノサラミ -
5品目 鶏とインゲンのシーザーサラダ
自家製ソースはマヨネーズ作りからビネガー・アンチョビなどを加えてあり、
チーズも盛られ美味しかったです。
ここまでが、おまかせ5品コースでした。 -
ワイン2杯目は、a−iuto!(オ・アイウート)を勧められました。
こちらのワインは、ワイン業者『ヴィナイオータ』から仕入れたもの。
世界中でヴィナイオータしか扱っていないワインだとか。
ヴィナイオータは茨城県つくば市にあるイタリアワインを得意とする
輸入業者で、太田社長はイタリアの醸造家と直接パイプを持っております。
HP http://www.vinaiota.com/
個人的に太田社長とは一度だけ面識があり、物腰が柔らかく温和な方です。
こちらのa-iuto!はピエモンテ産の自然派ワインで、渋みは強めです。 -
ここからはアラカルト注文です。
ピリ辛トマトソースパスタ
トマト・玉ねぎ・唐辛子をソースに煮込んでおり、後から辛さが来ます。 -
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
長時間煮込んであり、テリーヌ並にナイフがスッと入ります。 -
スペアリブ
ビールに2日漬け込んでから焼いてあり、脂身が驚くほど爽やか。 -
更に白ワインをお代わり。
結構酔ってて、何を飲んだのか覚えていません。
この店では赤と白で10種類以上グラスワインを選択でき、松山では他店にない
強みを持っています。
闇雲に品種を揃えるだけでなく、店主の好みはあるものの、客へ勧められる
ワインの知識幅もあり、それでいてボトルワインは仕入れ価格+2,000円+消費税を
基本路線としているようです。
もちろん松山にもワイン知識がある客や舌の肥えた客もいるわけで、そうような
層をターゲットに手頃な価格で提供されています。 -
最後に赤ワインをお代わり。
同じく内容は覚えていません。
これだけ一人で飲み食い(特に食い)できたもんだと自分で驚いています。
どんどん勧められて店側の思うツボ。
とはいえ、気持ちよく飲食でき、心から来て良かったと断言します。
名前は出せませんが、地元の財界人も注目している店のようで、今後は
更に繁盛する店だと思われます。 -
閉店時間までいたため、路面電車やバスは運行しておらず。
タクシーで宿まで1,200円ほどでした。
シャワーも浴びず、そのままバタンキュー。
ベッドは低反発マットで、6時間弱しか寝てないのに驚くほどグッスリでした。 -
2日目の朝です。
道後ややの目玉は朝食です。
まずは生野菜だけで約40種類で、その殆どが自社での農園栽培。 -
さすが愛媛県。
みかんだけでも複数の農園から仕入れ。
この日だけでも12種類。 -
ドレッシングも10種類。
みかんドレッシングなんてのもあります。 -
食べたものを並べると、これまた豪勢。
(じゃこ天はお代わりしまし、ポタージュスープも追加)
メイン皿以外のおかずは、湯豆腐・温泉卵・ウインナー・鯛塩焼き・
じゃこ天・だし巻。
お粥に味噌汁。
お茶はゴボウ茶・びわ茶。
デザートは、白雪豆腐・みかんゼリー、そしてミカンジュース。 -
この皿だけで以下の内容です。
生野菜
豆苗・小松菜・紫からし菜・わさび菜・赤カブ・グリーンリーフ・
レッドマスタード・ルッコラ・大根・かぶ・不断草・芽キャベツ・
赤茎ほうれんそう・紅心大根・ビートブラッド・レッドロメイン
ドレッシング
海苔わさび・玉ねぎ・みかん・トマト・梅しそ
みかん3種類・サツマイモの甘煮・タラモサラダ・鯛あら煮 -
こちらは、ウインナー・鯛塩焼き・じゃこ天・だし巻。
右のフレンチトーストは注文から10分ほどかかるので、
入店時に申し伝えます。 -
もちろん平らげました。
お腹一杯(とはいえカロリーは低め)になり、ランチが食べられるか心配。
(予約している店があるもんで)
温泉入浴はできないホテルですが、満足いく内容でした。
お世話になり、リピートしたいです。 -
道後ややをチェックアウトし、徒歩3分ほどで2日目の宿泊先に移動。
オールドイングランド 道後山の手ホテル
http://www.dogo-yamanote.com/
手荷物を預かってもらい、マネージャーから前日の宿泊振替の謝罪を受ける。オールドイングランド道後山の手ホテル 宿・ホテル
-
乗車しませんでしたが(通常より料金高めでフリー切符でも要追加料金)、
坊っちゃん列車を見かけました。
方向転換している光景を目撃。
牽引車と客車を切り離し、牽引車の中央下部にジャッキリフトがついており、
車輪から浮かせた牽引車を人力で方向転換。
客車もこれまた人力で押し、牽引車を前進・バックさせて接続します。
その様子がユーチューブで投稿されています。
http://www.youtube.com/watch?v=N-hDLoSF0xk坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物
-
フリー切符(大人400円)を購入。
この日は3回以上の乗車があるため、元が取れます。 -
大街道電停まで乗車し、松山ロープウェイ街へ。
-
昼食まで少し時間があるので、松山城方面を歩いてみることに。
東雲神社に到着。 -
東雲神社の本殿に。
東雲神社は松山藩祖である松平定勝を祀ることを目的とし、11代藩主の
松平定通の命のもと1823年に創建。
徳川11代目将軍の家斉の時代ですね。 -
東雲神社から松山城への道からロープウェイも見かけます。
時間の都合で松山城まで登らず引き返し。 -
関心のあった『坂の上の雲ミュージアム』に到着。
https://www.sakanouenokumomuseum.jp/
日露戦争で活躍した軍人:秋山好古と真之の兄弟と俳人:正岡子規の生き様を
綴った司馬遼太郎の小説。
敢えて多くを語る必要はないでしょう。
個人的に、登場人物の中で最も尊敬しているのは広瀬武夫ですね。 -
坂の上の雲ミュージアムからの足で、昼食先に到着。
割烹・お抹茶の店 桃李花
松山市一番町2丁目7−3 吉久ビル1F
089-932-3213
11:30〜14:30 17:30〜22:00 不定休 予約が望ましい
http://www1.ocn.ne.jp/~tourika/ -
前日に予約して食べてみたかったのは、秋山好古家雑煮セット(1,800円)。
雑煮は好古が好んでいた味を娘さんから教わっているんだとか。
坂の上の雲ミュージアムと関連し、楽しみにしていました。
雑煮に松山鮓・茶碗蒸し・刺身・ひじき白和え、柚子羊羹・わらびもち・
抹茶が付いてます。 -
雑煮は白味噌ながら、京都のと比べさらっとしており、具沢山ゆえに
根菜の出汁も利いています。
鯛・蒲鉾・里芋・人参・大根・牛蒡・ほうれん草・菜の花・厚揚げ・
軽めに搗いた餅とタップリ。 -
セットには松山鮓も。
松山鮓はバラ寿司で、地物の小魚を散りばめ、酢飯が甘めになっています。
祝い事やもてなしの料理として受け継がれています。 -
抹茶と柚子羊羹・わらびもちです。
やはり、お抹茶の店と謳っているだけありますね。 -
昼食後は周辺をウロウロし、桃李花のすぐ近くに戻ってティータイム。
SOHSOH ロープウェイ本店
松山市大街道3−2−10
089-998-7373
11:30〜15:00 18:00〜23:00
http://greenlabel-group.com/
この店は野菜を前面に出していますが、ベジタリアン専門ではないようです。
野菜は県内産を中心に、JR松山駅前にも支店がある模様。 -
ダブルスイーツセット900円を注文。
ドリンクは豆乳チャイで、黒糖ベースで少し甘め。
牛蒡と黒豆のガトーショコラは角切り牛蒡が味わいを出している一方、
黒豆はチョコとも含め味が負けてしまってるかな。
人参とみかんのクリームブリュレはみかんムースと刻んだ人参のコラボが
良いですね。 -
道後温泉に戻り、ホテルへチェックイン。
オールドイングランド 道後山の手ホテル
http://www.dogo-yamanote.com/
ベルボーイならぬベルおっさんがお出迎え。
地元の雇用促進のため、敢えて高齢な方を雇いベルボーイに
配属しているんだとか。 -
シングルで予約していますが、ダブルベッドの部屋に。
この日もUGGLAに食べに行く予定なので、帰りだと入浴時間外のため、
先に大浴場へ。
源泉の湯は決して熱くなく無色無臭ですが、出てから驚くほどの温まり方。 -
ホテルを出て大街道電停で下車し、徒歩15分ほどでUGGLAに到着。
(松山市駅の方が近いんですけどね)
UGGLA
愛媛県松山市三番町4−1−9 城南ビル1F
089-993-6331
18:00〜24:00(23:30 L.O.) 不定休ですが基本は日曜定休 -
初対面の方ばかりですが、団体予約の席に混ぜてもらいました。
まずは前日にも頂いたカポナータと鴨のワイン漬け。 -
パンの皿にある小鉢はンドゥイヤです。
豚肉とカラブリアの唐辛子を混ぜ合わせ腸詰にして、熟成させてから
燻製された、柔らかいペースト状の物です。
若干コチュジャンのような味もします。
松山ではンドゥイヤを使う店が殆どないんだとか。 -
ボロネーゼのピッツァも頂きました。
団体なので、1人では食べてませんよ。 -
たまたま手に入ったラム肉のグリルも頂きました。
この日もワインをグラス4杯も頂いています。 -
ワインセラーです。
断熱壁で仕切り、エアコンで16℃にキープしているんだとか。
2日続けて伺いましたが、楽しい時間を過ごせました。
この店の強みはグラスワインの選択肢が幅広いことです。
不特定多数の客を狙わず、ターゲットはワインを飲みたい大人に絞り、
そのため店の前に看板を出さない方針だとか。
また、スタッフ1人しか雇っていない(訪問当時)ため、フードメニューは
敢えて少な目にして、次々出せるよう心がけているようです。
リーズナブルな価格で、どんどん飲んで食べてほしい店主の想いがあります。
この日も深夜1時にタクシーでホテルへ到着。 -
3日目の朝です。
早朝も入浴し、和朝食を頂きました。 -
最終日は現地の人が車で出迎えてくれます。
次回は道後温泉でゆったりしたいですね。 -
県内の八幡浜市へ到着。
道の駅 みなとオアシス 八幡浜みなっと
http://www.minatto.net/ -
まずはどーや市場へ。
http://www.do-ya-ichiba.com/ -
八幡浜みなっとは八幡浜漁港と隣接しており、仲卸が競り落とした魚介類が
販売されています。
ほぼ現地価格です。 -
伊勢海老も1,000〜7,500円/匹と幅広いんですね。
-
ヤリイカがトロ箱で1,600円とは。
ハーフでも850円だし。 -
魚を見た後、八幡浜みなっと内にあるアゴラマルシェ。
http://www.agora-m.co.jp/ -
アゴラマルシェ内で薪釜ピッツァを。
こちらは鶏ももピッツァ。 -
じゃこ天ピッツァ。
いかにも愛媛県らしいメニューです。 -
みかんピッツァ。
生の輪切りみかんにチーズを加えたシンプルですが、幅広い年齢層に
アッサリ頂けそうです。
各々が1枚700円(直径25cm)で、予想以上に美味しかったです。 -
港を散歩していると、水産庁の船「なのつ」が停泊していました。
-
八幡浜みなっとを跡にし、車で八幡浜駅方面へ。
目的は、ご当地グルメの八幡浜ちゃんぽんを食べるためです。
八幡浜ちゃんぽんは、豚骨スープの長崎ちゃんぽんとは異なり、
鶏ガラベースです。
八幡浜ちゃんぽん(八幡浜市HP内)
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/05banner/chanpon/chanpon.htm -
ある店で八幡浜ちゃんぽんを頂きました。
確かに鶏ガラに鰹・昆布ベースで、八幡浜市民のソウルフードと謳っているのが
理解できます。 -
車で松山市に戻り、まだ時間があるため、MONTA CAFE へ。
MONTA CAFE
松山市空港通り3−6−30
089-973-8222
11:00〜18:00 月曜(祝日なら翌日)・第4火曜定休
http://sanukiudon801.blog.fc2.com/? -
この店はパンケーキが主力のハワイアンスタイルのカフェで、子連れにも
人気があるようです。
松山在住者曰く、ファミレス以外で子供を連れて行けて一服できるカフェが
少ないそうです。
この店は人気があり、満席で次の客が待っていたほどでした。 -
車で松山空港まで送ってもらいました。
松山は4回目でしたが、今回がもっとも市街地を回れましたね。 -
帰りの飛行機はプロペラ機でした。
松山市は魚介類はもちろん、みかんを筆頭に農産物も充実しており、
また伊予牛や卵など食材は豊富です。
人口が50万人あまりいる都市で、もっと活かせる環境や市場だと
思われます。
チェーン店が多いのは現状なものの、これから5年くらいで変化していく
かもしれません。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- むひさん 2015/02/13 14:42:06
- 豪華な食べっぷり
- 私も1月に道後温泉にいきました。
molmさんとは違い、道後ドミトリーに泊まりました。
豪華さはありませんが、とても良い宿でしたよ。
次回は是非、足を運んでください。
2月末に再度、道後に行きます。
ややのランチ食べてきますね。ワインバー行けるといいです。
これからも おいしい情報おねがいします。
とても、参考になりました。
- molmさん からの返信 2015/02/14 18:02:38
- RE: まぁまぁ食べました
- むひさん、道後温泉は良いですね〜♪
こちらの旅行記ではワインバーUGGLAに行くことが目的だった
ものの、道後温泉では充実したホテルステイでしたね。
特に山の手ホテルから『やや』に振られたのに、これが想定外の収穫。
ホント朝食は素晴らしかったので、むひさんもランチで是非。
UGGLAは週末だと予約が必要でしょうし、オープン当初から
地元では大人のためのワイン酒場と話題になっています。
今ではワインショップもあり、今後より一層発展すると思われます。
2月末には金沢に旅する予定のmolm
-
- わんぱく大将さん 2014/07/28 10:16:36
- 鍋焼きうどん
- molmさん
まいど。 鍋焼きうどんで思い出しましたが、最近BCNにも日本人が経営する(元サッカー選手で、うどん屋に何カ月か修行に行かれたそうです)うどんやさんができました。 人によって評価は異なりますが、やはり値段は日本の数倍でしょうかね。すうどんで7〜8ユーロ。そこにトッピングつけたら、うどんごときでマジか? って値段になるそうです。
もう1つ、イギリス人が始めたラーメン屋。ラーメンが非常に甘いと聞きました(もちろんおつゆのことでしょうが)
ここ何年、BCN市内はいけてない料理ばかりですね。
松山市内に住んでる友人に、このお店紹介しておきます。 大将
- molmさん からの返信 2014/08/03 09:27:41
- RE: 鍋焼きうどん
- 大将はん、返事が遅れてすんまへん。
確かにうどんって食べやすいから、ツユの味が受け入れれば
えぇんちゃいますやろか。
まぁ7〜8ユーロになりゃ大変ですが。
現地の粉で何とかなりませんかね?
日本のうどんは豪州産が多いし、豪州からの仕入れルートに
すれば少しは安くなるか?
松山の鍋焼きうどんはとにかく甘く、ツユにも砂糖入ってます。
その辺りも理解してもらわなきゃ。
まぁこの旅行記のメインではありませんでしたが。
来年にも松山へ行きたいmolm
-
- ひろあきの宿屋支配人さん 2014/03/30 22:06:14
- 松山のよいところを改めて知りました。^^
- molmさん、こんばんは。^^
松山へ行かれた、おいしいものをたくさん食べてきましたね〜
松山が鍋焼きうどんの発祥の地とは知りませんでした。
今度、松山で食べてみたいと思います。
ホテルのトラブルは、大変だったかと思いますが、代わりのホテルがよかったようですので、大丈夫でしたね。
ホテルからのおもてなしを受けると、本当に旅が充実したものになります。
訪れましたワインバーもおいしそうな料理ですので、ワインと一緒に頂くと、帰りの時間が遅くなるのは納得してしまいました。
私も松山へ行ってみたいと思う旅行記でした。ありがとうございます。^^
- molmさん からの返信 2014/04/12 18:43:08
- RE: 松山のよいところと共に期待したいところも
- ひろあきの宿屋支配人さん、返事が遅れ申し訳ないです。
松山は色々と楽しめました♪
この旅の目的はウグラに行くことでしたが、2日連続で
飲み食いしてました。
ワインはグラスで色々と嗜め、フードは種類が少ないながら
ガッツリ頂けますよ。
今後も定期的に伺えればと考えています。
鍋焼きうどんは松山が発祥か不明ですが、ご当地グルメとして
認知されているようです。
まぁとにかく甘い味ですが、一度ご堪能ください。
今回は滞在時間は短いものの、ホテルライフも楽しめましたね。
道後ややは朝食を筆頭としたおもてなし、道後山の手ホテルは
部屋が広くゆったりとした滞在が魅力です。
羽田から松山だと直行便が沢山あるので、お足を運んでみては?
松山のカフェなどには更に期待したいと感じたmolm
-
- みちこちゃんさん 2014/03/25 07:42:55
- いいですね!
- molmさん、おはようございます。
ワインバー、いいですね!
日帰り女子会ではちょっと遠いですけど、行ってみたいですね(^^)
molmさんの食べっぷり、飲みっぷりは素晴らしいです。
胃腸の弱くなった私には、全てこなすにはキビシイ・・・
みちこちゃん
- molmさん からの返信 2014/03/25 15:43:27
- RE: いいですよ!
- みちこちゃん様、松山へ行かれる際はウグラを。
結構ガッツリ飲み食べできますよ。
ニンニクの利いたアヒージョを召し上がるのなら、みちこちゃんの
胃腸が弱いとは思えないですがね。 (^^;
最近は胃腸を労わる食事が多くなったmolm
-
- らぼさん 2014/03/24 10:14:21
- 近くなった松山
- こんにちは
ピーチも就航して行きやすくなりましたね。
私は40年ぶりの訪問でメジャーな所を回りましたが宿泊できるなら行ってみたかったお店もあるのでまたいつか行ってみたいと思います。
でも、松山のビジネスホテルってお部屋にお風呂がないところがほとんど、温泉地なのでそこに行けって事でしょうか・・
・・・らぼ・・・
- molmさん からの返信 2014/03/25 15:33:04
- 確かに近いです松山
- らぼさん、確かに近くなりましたね。
LCCもあるし、高速バスだって運行していますから。
松山は今後1〜2年に1回くらい伺う予定なので、色々と
開拓してみますわ。
ビジネスホテルに風呂がない?
どうなんでしょうね?
路面電車ならそう遠くないですし、それが地域振興という
考えなのかも。
LCCは全くの未経験なmolm
-
- saraさん 2014/03/22 22:52:09
- 行く前に知っていれば…
- こんばんは。
私も先月松山に行ってきました♪
道後温泉のお湯は本当に温まりますね。
またみかんの種類が多くて楽しくなりました。
ちなみに私は今治から自転車でしまなみ海道橋渡りだったので次回はグルメ味わってみたいです。
知っていれば行ったのにです。
また各地のグルメ情報楽しみにしています。
- molmさん からの返信 2014/03/22 23:09:17
- RE: すみません…
- saraさんも先月に松山へ行かれてたんですか。
では事前に話をしていれば良かったんですが。
道後温泉での宿泊は初めてでしたが、今回も相変わらず
ホテルステイの楽しみ方も中途半端でしたわ。
でも、温泉の温まり方は素晴らしいものでした。
とにかく今回の目的はUGGLAに行くこと。
反面、他の店のリサーチは苦戦しましたね。
UGGLAは質のある飲み食いなのに、予想より安く頂けました。
20席そこそこなので、日によっては満席になりますが、
カウンターもあるので、1人客でもOK。
saraさんも機会があれば是非。
みかんももう少し堪能したかったmolm
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