2014/03/06 - 2014/03/06
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さんたくさん
法相宗の大本山・興福寺は世界遺産でもあり、西国三十三カ所巡礼9番札所でもあります。
興福寺は国宝(三重塔、北円堂、五重塔、東金塔)、重要文化財(南円堂)などは無料で見れますし、近鉄奈良駅からも近いので非常に良いスポットだと思います。
ただ時間の余裕があるのなら、国宝館や東金堂の仏像彫刻を拝観して頂きたいと思います。料金はかかりますが、素晴らしいです。
また、今回は初めての西国巡礼をした記念すべ旅行記でもありますw
ではよろしくお願いします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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北円堂から進んでいきます。
右に南円堂が見えます。
興福寺の発祥は藤原鎌足の私邸内に建立された山階寺(やましなでら)です。
その後、飛鳥に都が戻った時に寺も移され、その地名をとり厩坂寺(うまさかでら)へと、更に710年の平城京遷都の時に藤原不比等が現在の場所に移し興福寺と寺名を改めました。
その後、藤原氏の氏寺として隆盛を極め、平安時代には七堂伽藍の大寺院となります。
しかし1180年に平家の焼き打ちにあい、ほとんどが焼失してしまいます。
鎌倉時代に復興されますが天災で焼失したり、寺領が削減されたり衰退していきます。
五重塔など現存する国宝の建物は1717年の大火を免れたものです。 -
南円堂売店で奥が「御朱印承り所」になっています。
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西国第九番札所です。
やはりここが一番賑わっておりました。 -
南円堂売店の前にはおみくじがありました。
「鯛みくじ」300円
「鹿みくじ」300円
「鹿みくじ」の方は南円堂限定です。
ここの売店で朱印帳を2冊購入しました。 -
御守朱を頂いている所です。
これが西国三十三カ所巡礼の第一歩です。身の引き締まる思いです。 -
頂いた御朱印です。
右側には南円堂がイラストされています。 -
左の朱印帳は「御朱印承り所」で購入した西国三十三カ所専用のものです。
真ん中と右の2冊は南円堂売店で購入しました。
この2冊はビニールでラッピングされていますので汚れにくくていいです。
種類が多く悩んでいましたら、売店の女性にアドバイして頂きこれに決めました。 -
まずは身を清めるために手水舎に向かいます。
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水口は龍神様です。
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南円堂です。
藤原冬嗣が父の冥福を祈って813年に創建されたものです。
現在の建物は1741年に再建されたもので、重要文化財に指定されています。 -
南円堂の御詠歌です。
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲」
意味:暖かい春の日のような観音さまの心が、この南円堂には輝いています。
三笠山にうすい雲がかかっているけれども、観音さまにおすがりすれば、 やがて心の雲も晴れるでしょう -
南円堂の向かって左側にある「右近の橘」と呼ばれるミカン科の常緑低木です。
京都御所の紫宸殿の「右近の橘」「左近の桜」と共に名高いものです。 -
南円堂の向かって右側にある「左近の藤」です。
ここ興福寺は藤原氏の氏寺で桜の代わりに藤が植えられ「右近の橘」「左近の藤」と呼ばれています。
残念ながら今は藤の季節ではありませんが、「左近の藤」は奈良八景のひとつに数えられています。
正面のお堂には賓頭盧(ビンズル)様が祀られています。 -
賓頭盧(ビンズル)様です。
十六羅漢の第一尊者で、除病の撫仏として有名です。
赤みがっているのは生命が充満し、生気の血がみなぎっており、修行が最高潮に高まっている状態だからです。撫でることにより、その時の強い力を頂いて病気にかからないのです。
(俗説ではお酒の飲みすぎで赤みを帯びているという話もあるらしいですw) -
南円堂の横にある「一言観音」です。
ここは願い事を一つだけします。その願いが叶えられれば次のお願いをします。
私も一つだけお願いをしてきました。 -
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南円堂の正面に不動明王がお祭りされています。
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百度石です。
南円堂の正面に立っています。
この奥が猿沢池に通じる石段で、右奥に鐘楼があります。 -
猿沢池から石段を上がってくるとすぐに南円堂です。
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鐘楼です。
ここは時刻を知らせるためのものですので、つくことはできません
英語でも注意書きがされています。
世界遺産だからか外国の方もかなり多いです。 -
正面が南円堂です。
左は不動明王がお祭りされているお堂です。
右は奥から一言観音、御朱印承り所、売店となっています。 -
南円堂の近くには無料休憩所もあります。
中ではお守りなどの小物の販売や、休憩スペースなどが用意されています。お弁当を食べている方もおられました。 -
南大門の再建予定地のようです。
今は整備された更地となっております。 -
中金堂が現在再建されています。
平成22年(2010年)に興福寺創建1300年を迎え、中金堂再建の立柱が行われました。落慶は平成30年の予定です。
その費用はなんと60億円が見込まれています。想像もできない金額です・・・
そのための寄進を募っておられるようです。 -
中金堂の再建はかなり大規模なのが分ります。
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再建予定図です。
完成は今から4〜5年先になるみたいですが、楽しみです。 -
中金堂再建勧進所です。
ここで中金堂の再建の寄進を受け付けています。 -
南円堂から五重塔の東金堂を見ます。
この日はあいにくの曇天でしたが、風情があっていいものです。
左は中金堂の再建現場です。 -
五重塔です。
730年に光明皇后によって建立されましたが、5回も焼失してしまいました。
1426年に再建されたものが現存しているのですが、奈良時代からの伝統的建築様式でたてられています。
高さは50.8mで東寺の五重塔に次いで日本で2番目の高さです。
もちろん国宝です。 -
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興福寺のHPによりますと、初層は方三間で8.7m、本瓦葺きです。
「方三間」と書きましたが、正直意味がよくわかりません。
調べてみますと「ほうさんげん」と読み、四隅の柱が正方形に配置され、その一辺が三間ということらしいです。
つまり、一階部分は正方形で一辺が8.7mあるということなのでしょうか。 -
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鹿せんべい売っている所です。
鹿もよく分っているようですw
鹿せんべい持っているととんでもないくらい鹿がよってきますw -
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東金堂です。
726年に聖武天皇の勅願により、薬師三尊を安置するために建立されましたが、6回焼失しています。
現存するものは1415年に、天平時代の和様建築を踏襲して再建されました。
もちろん国宝です。 -
東金堂には御本尊・薬師如来像が安置されています。
これは重要文化財に指定されています。
他にも多数の国宝・重要文化財が安置されており見応え十分でした。
ここは拝観料が必要なためか人も非常に少なく、堪能しました。
写真撮影はできませんので写真はありませんが、仏像の生の迫力に圧倒させられました。
国宝館と東金堂の共通券800円で拝観しました。
東金堂だけなら300円です。 -
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東金堂と五重塔です。
贅沢に国宝のコラボですw -
国宝館にやってきました。
昭和34年に鉄筋コンクリート造りの耐火式宝物収蔵庫として造られました。
ここに以前、僧侶が食事をする食堂(じきどう)があった場所です。 -
国宝館は600円で入れますが、私は東金堂との共通券800円を購入しました。
ここに展示されている仏像などは本当に素晴らしかったです。
ゆっくり回っておそらく1時間以上いたと思います。
初めは人はほとんどいなくて貸し切り状態に近かったのですが、後半で修学旅行生の団体が入ってきました。急に賑やかになってきましたw
もし、興福寺にこられたら拝観してほしいです。 -
修学旅行生がたくさんいました。
女子高生が「阿修羅」の真似して記念撮影していましたw -
興福寺国宝館の看板です。
「国内 国宝仏像彫刻の17% 興福寺にあり!」
「国宝40点 重要文化財19点展示中」
いやーすごいですね。 -
興福寺境内整備計画です。
地図で見ると左下の方からくるっと回ってきました。
ただ今は真ん中の中金堂が再建中のため、真ん中がごそっと見学できません。
建物として現在見れるのは、三重塔、北円堂、南円堂、五重塔、東金堂、国宝館です。
さらっと建造物だけを見るなら短時間で回れると思いますし、料金はかかりません。
ただ個人的には東金堂と国宝館を見ずして帰るのは非常にもったいないと思います。 -
南円堂を眺めながらそろそろ興福寺を出ます。
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お約束の鹿です。
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興福寺北参道の入り口に出てきました。
近鉄奈良駅から来るならここから興福寺に向かうのも一つの方法だと思います。
当初は続いて東大寺に行こうと思っていましたが、今回はやめることにしました。
東大寺はもう少し時間のある時にじっくりと回りたいと思いまして・・・
地元ですしいつでも来れますしねw -
興福寺の世界遺産の石碑です。
興福寺は1998年2月に「古都奈良の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されました。 -
お約束の看板ですw
鹿が人を襲っている現場は見たことありませんが、こういう注意書きがあるということは襲われた人がいるということでしょうか -
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近鉄奈良駅を経由してJR奈良駅に行こうと思っていましたが、遠くに梅が見えたのでちょっと寄り道します。
正面に見えるのは数年前に建て替えられた奈良地方裁判所です。 -
10分ほど前から雪が降り始めていましたが、梅は期待通り綺麗です。
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雪が結構降ってきました。
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近鉄奈良駅です。
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近鉄奈良駅前の行基広場です。
噴水の周りに修行中のお坊さんもおられました。 -
行基は奈良時代の高僧で東大寺の大仏建立の実質的な責任者でした。
また大僧正という最高位の位についたのも行基が初めてです。 -
お昼を食べるのに「とんかつ がんこ」にやってきました。
かなり空腹でしたので油ものをがっつり食べたくなりました。 -
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正直あまり美味しくなかったです。
きちんと下調べしなかった自分が悪いんですが・・・
これで924円なら他に行けば良かったと後悔しました。 -
「開化天皇 春日率川坂上陵(かすがのいざかわのさかのえのみささぎ」です。
三条通りをJR奈良駅に向かっていると参道が見えました。
でもこの陵の名前は読みにくいことこの上なし〜です。 -
繁華街の中の長い参道の先に陵があるのも新鮮です。
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JR奈良駅に帰ってきました。
4時間半ほどの奈良散策をし3時15分発の王寺行きに乗りました。
興福寺の国宝館は予想以上に良かったです。
今後は100名城めぐりに加えて、西国三十三カ所巡礼もしていきます。
読んで頂き本当にありがとうございました。
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