2010/05/04 - 2010/05/04
493位(同エリア1011件中)
カズさん
インドネシアの首都・ジャカルタ。今回のインドネシア行きはボロブドゥールとジョグジャカルタがメインで、ジャカルタに空港以外で滞在するのはジョグジャカルタから戻って帰りの飛行機に乗るまでの1日だけ。
ジャカルタは想像以上の大都市で、今後の発展への期待を抱かせられた一方で、スラムを目の当たりにする機会もあり、その対象的な光と影の光景に複雑な思いも抱かずにはいられなかった。
より詳細な旅行記:http://www.a-daichi.com/travelogue/2010_1_indonesia/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ジョグジャカルタから夜行列車でジャカルタへ。寝台車は無かったが、座席でも快適に寝ることができる乗り心地だった。
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首都ジャカルタが見えてきた。想像以上に発展した大都会である。
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一方で、線路沿いにはうらぶれたスラムの様子を見られた。いくら国が急速に発展しているとはいえ、その急な流れに乗ることができない、恩恵を受けられない人々も数多くいるのである。
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大都会ジャカルタ
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ジョグジャカルタの足がトランスジョグジャなら、ジャカルタの足はトランスジャカルタだ。
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国立中央博物館。ここでは毎週火曜日と第1日曜日に、日本人駐在員の奥様方と思われる日本人女性のボランティア団体による日本語無料ガイドツアーが行われる。
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ジャカルタの中央広場であるムルデカ広場。その中央にそびえ立つ高さ137mの塔がジャカルタのランドマークであるモナス(独立記念塔)だ。台座の上に端正な形の白い塔が置かれているような格好で、あたかもろうそくと燭台のようにも見えるが、実はリンガとヨニ(ヒンドゥー教でそれぞれ男性器、女性器の象徴)を模しているらしい。
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モナス入場後、まず誘導されるのは地下。そこではインドネシア独立に至る歴史がジオラマによって物語られていた。
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モナスの上からの風景。中央に見えるのがイスティクラル・モスク。そのすぐ右奥にはキリスト教教会のカテドラルがある。
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モナスの上からの風景。手前に見えるのがジャカルタ駅。
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先ほどモナスの上から見えていたイスティクラル・モスク。
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トランスジャカルタに乗って、ジャカルタ市街北部のコタ地区(旧バタヴィア)へ
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ファタヒラ広場に建つジャカルタ歴史博物館
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コタ地区は、ジャカルタがバタヴィアと呼ばれていたオランダ統治時代の旧中心街である。海に面していて、港町として栄えたエリアだ。スンダ・クラバ港へと続く運河沿いを歩いていると、当時の様子を彷彿とさせる風景を見ることができる。
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跳ね橋
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しかし、建物の中には老朽化・半壊したものも少なくなく、古めかしい情緒と言うよりはうらぶれた雰囲気すら感じられる。更に、運河の水の強烈なヘドロ臭さが気分をネガティブにさせてしまう。
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海の見える風景を探していると…
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スラムに入り込んでしまった。
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スラムの人々は素朴で純粋だ。子どもたちは私がカメラをぶら下げているのを見ると「Photo、Photo!」と言って集まってくるし、親御さんも私に「写真撮ってあげてよ」と言ってくる。
そして、私が何を求めてここへ足を踏み入れたのか分かっているのか、「あっちだよ」と行く先々で教えられる。 -
無邪気に写真に入ってくるが、この後「Money、money!」
願わくば最後まで純粋さを保ってほしかったが ―― 悲しいかな、これがスラムの現実なのだ。
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