2014/02/21 - 2014/02/21
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櫻さん
台湾を好きになって、台湾の近代史にとても興味を持つようになりました。
学校教育では一切教えてもらえなかった、日本と台湾との関係。
どうして台湾は親日国なのか?
どうして日本語を喋れるお年寄りが多いのか?
ちょっとずつでも知っていくうちに、あの莫大な義援金を援助してくれた理由も分かって来ました。
台湾の近代化に尽力した日本人を、今でも敬い感謝し続けてくれる台湾の人達。
でも私達は、そんな日本人がいたことすら知らなかったりします。
台湾の人達の気持ちに感謝したい。
そのためには、もっともっと日本と台湾の関係を知らなければいけない。
自分なりに勉強して、台湾を訪れる際は歴史に触れられる時間を作るようにしています。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
朝6時半。
気温は相変わらず低いんですが、太陽が出てるだけヨシとしましょう。 -
朝食は7時から。
地下1階でいただけます。 -
イマイチ食べたいものが見つからず。
お味噌汁があったので、それだけ頂きました。
出汁の効いていない薄味。
でも久々日本の味を味わえて、ちょっと嬉しかった。 -
散歩も兼ねて、プラプラ雙連站に向かいます。
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台大病院站で下車。
-
城中市場近くにある『世運食品』。
台湾に来て、一番最初にお気に入りになったお店です。 -
點心やパン、ケーキのお店。
ここのパイナップルケーキは、過去にコンテストで優勝したこともあるそう。 -
この写真は、去年の3月に撮った西門町のお店のものなんですが。
滷味もあります。
店内には食べるスペースがないので、外帯専用。 -
粽を1個買って、歩いて数分の所にある二二八和平公園で食べました。
この1週間後が2月28日でした。 -
初めて台湾で食べた粽が、この店の粽でした。
すんごくすんごく美味しくて感動した。
何度食べても、その感動は薄れず。
豚肉や栗・豆などがギッシリ入っていて、これ1個でお腹一杯になります。 -
去年の9月、「中秋節は公共機関や会社が休み」という情報を事前にチェックしてたくせにノコノコやって来て、「今日は休みよ」と憲兵のお兄さんに軽くあしらわれた総統府。
その内部見学のリベンジにやって参りました。 -
平日の午前中なら外国人観光客でも見学可能。
朝9時開始で、5分前に着いたら既に行列が出来てました。
てことは、今度こそ見学が出来るってことよね。 -
憲兵のお兄さん。
背筋ピン。
去年私をあしらった彼かしら? -
見学には身分証明書が必要です。
外国人ならパスポート。
こちらでチェックされます。
名前とパスポートNо.を控えられました。 -
このステッカーを胸元に貼ります。
隣にいた人のステッカーを見たら、日付が20日になっていました。
前日の残りでしょうか。
こんな厳格な場所にもかかわらず、どこかユルい台湾が大好きです。 -
内部は撮影NGですが、唯一この中庭だけOK。
日本人見学者には、日本語を話せるボランティアの方が説明についてくれます。
もちろん日本統治時代を過ごした年配の方です。
“サイさん”というお爺さんでした。 -
中庭に植えられているアブラスギ。
台湾でしか育たない杉です。
この総統府は太平洋戦争末期の空襲で焼けてしまいましたが、日本が資料を残していった為に、当時と同じように再建出来たそうです。
そして現在も行政機関の中心として機能しています。
どっかの国は取り壊して、だだっ広い広場にしましたけどね。
むかーし、まだ日本総督府があった頃に行って、確かに
「お城(景福宮)の目の前にドーンと作るのって、どうかなぁ?」
と、子供心にも思いましたが。 -
総統府をはじめ、日本が遺した建築物などをいまだ大切に使い続けてくれる台湾の人達。
日本が統治した50年、産業・交通・教育など様々な発展が成し遂げられましたが、誇れることばかりだったわけでは決してなかったとも思います。
それでも台湾の人達は、今でも日本を「好き」と言ってくれています。
まだまだ台湾について知らないことばかり。
でも、こんなに日本と関わりが深くて、こんなに日本を大切に思ってくれる国が、こんなに近くにあるってことを、もっともっと多くの日本人に知ってもらいたいと思います。 -
念願だった総統府見学も無事に果たすことが出来ました。
次のお勉強スポットに向かいます。 -
途中にあった『国防部』。
かつて旧日本軍司令部として使用されていた建物です。
場所が場所だけに、うかつに近寄れなかった。
交差点の反対側からサッと撮って、サッと逃げました。 -
寒いことには変わりないんですが、こういう木々を見るとやっぱり南国ですね。
-
『小南門』。
この一帯はかつては城郭が張り巡らされ、その城門のうちの1つです。
城郭の中心は台北城。
総統府は台北城があった場所に建てられているそうです。 -
かつての『台湾総督府専売局』。
食塩・タバコ・酒類・阿片などの専売事務を行っていました。
二・二八事件において、一般市民が押しかけた場所でもあります。
現在は建物のみが残され、のちのち博物館となるそうです。 -
もう1つの来たかった場所に到着しました。
『二二八国家紀念館』です。 -
建物の壁には、犠牲者の写真がとても大きく飾られています。
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二二八和平公園内にも紀念館はありますが、こちらは免費。
二・二八事件で犠牲になった方々の名誉回復運動を目的に、3年前の2月28日に開館したそうです。 -
建物全体が重厚な造り。
1931年に『台湾教育館』として建てられた、やはり日本統治時代の遺物です。 -
どこかの国のお姫様ばりに「お父さま〜」と階段を下りて来たい気分になるわ。
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おふざけモードはこのくらいにして。
2階が展示コーナーとなっていました。 -
日本の敗戦から国民党による施政など、事件の背景の説明。
日本語のパンフレットもありますが、パネル脇の説明は全て中国語です。 -
二・二八事件は国民党が施政を始めて僅か1年半後に起きました。
どれほど劣悪だったか、ということですね。 -
腐敗しきった国民党と闘うべく民衆の先頭に立ち、そして処刑された司法界や医学界・マスコミ界の犠牲者の写真や遺物も展示されていました。
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理不尽な世の中を正しい方向に変えたい。
人として当たり前に望むことを望んで実行しただけなのに、自由も生きる権利さえも奪われた犠牲者の方々の写真。
哀れみの気持ちとともに、その勇気に対して尊敬します。
自分だったら、例えば職場の理不尽さに不満があっても
「とりあえず給料もらえればイイや」
と、結局は何もせずにいるだけだし。
それだけ平和な世の中なんですね。
平和って、人を臆病で怠惰にもさせてしまうものなんだ、とも思いました。 -
犠牲者の名前が記載された資料。
それらを収めた、塔のような高い棚。
棚一段一段にギッシリと並べられていました。 -
少しでも反政府的な発言や行動をした(本人にその意思はなくても)と思われたら、ただちに残虐的な処刑をされた「白色テロ」。
国民党に目をつけられた人々は、身を隠さなければ殺されます。
そんな人達の隠れ家も再現されていました。 -
中央のホールを挟んで反対側の展示ルーム。
こちらは政府に対する責任追及をメインに、犠牲者の遺族による証言や写真などが展示されています。 -
殺された直後の写真など、生々しい写真もありました。
蒋介石率いる国民党が武力により台湾全島を鎮圧し、戒厳令を敷いたのが約70年前。
その戒厳令が解かれたのが、約30年前。
人々が当時のことについて口に出して話せるようになったのは、ようやく20年前くらいからだそうです。 -
「えん罪 真相 責任」が、この紀念館のテーマです。
和平公園内にある二二八紀念館が「事件の経緯・顛末」をメインとしているならば、こちらは「遺族の訴え・政府に対する責任要求」がメインとなっているように思いました。
政府=国民党。
でもこの紀念館は、馬英九さん率いる国民党が設立準備などを進めてきたそうです。 -
ここに来て、つくづく自由でいられる幸せを感じました。
今の生活って「明日なに着ていこう」とか「眠いから、もう寝よう」とか「私、コレ嫌い」とか、物も時間も主張も、全て自由に選び発することが出来ます。
仕事などをしていると、それなりの制約もありますが、それでも自由です。
そんな当たり前にある自由を、命掛けでないと得られない国や時代があったし、世界を見渡せば、今も決してないわけではありません。
人為的な要因は勿論、震災などで突然に自由が奪われてしまうことだってあります。
多くの自由があるこの環境に、もっともっと感謝しなければと、改めて考えさせられました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- jasminesummer0901さん 2014/05/25 01:52:55
- はじめまして
- 二二八記念館があるなんて知りませんでした。
今度台湾に行く機会を持った時に必ず訪れたいと思います
総統府もなかなか行けないので次回はよくスケジュールを考えて行ってみたいと思います
台湾は旅行していて穏やかになれるというか居心地の良さがたまらないですね
旅行記を拝読し、計画を立てたくなりました。また、ただ行くだけじゃない想いが垣間見える旅行記で印象に残りました
失礼しました
- 櫻さん からの返信 2014/05/27 19:50:36
- RE: はじめまして
- jasminesummer0901様
投票&書き込み有り難うございます!
この“二二八国家紀念館”は台北火車周辺の繁華街から
ちょっと離れているので、訪れるには少々面倒なんですよね〜。
二二八和平公園内にも紀念館があります。
そちらの方が日本語での説明書きもあるので、オススメかも。
総統府見学は、なかなかスケジュール組みにくいですよね〜。
でも台湾と日本の歴史を学べる重要なスポットなので、
機会があれば是非是非見学してみてください。
台湾を好きになってまだまだ日が浅いんですが、
食べ物が美味しくて人が優しい“だけじゃない台湾”を
私なりに見て感じて、この旅行記で色々報告していければ、
な〜んていうふうに思っています。
-
- taroトラベルさん 2014/03/25 09:08:19
- 感謝と敬意
- ウソみたいな本当の話なんですが、未だに中国、香港、台湾の違いがよく分かっていない人がtaroの周囲にいて、ホント悲しくなっちゃいます。
おそらく4トラの皆さんはそんな事は無いと思うんだけど、海外旅行に行ったりとかもしなくて、興味が無ければそんなものなのかなぁと思わされたりします。
海外旅行って、とかく歓楽的な部分だけがクローズアップされがちな気がするんですが、その国に訪問させていただくなら、その国の成り立ちとか、歴史とか最低限のコトは知っておくのは必要だなぁと常々思っています。
櫻さん、以前の旅行記でも二二八事件の事を書いてましたね!
それを読んで中途半端でしか知っていなかった事が「そうだったのか!」と分かった事がありました。
今回の旅行記を読んで、自由に好きな場所に行ける事がどんなに幸せな事か!と思ったし、学ぶ事の必要性を改めて考えさせられました。
今回の旅行記をupしてくれた櫻さんに感謝と敬意を表したいと思いますm(_ _)m
taroトラベル
- 櫻さん からの返信 2014/03/26 22:59:52
- RE: 感謝と敬意
- 単に歴史が好きで、興味のある所に行って好き勝手に書いただけなので、
そんな感謝されちゃったら、ますます調子に乗ってしまいますよ〜。
でも私もtaroさんと全く同じ考えです。
国内・海外問わず、その土地に関してある程度の知識を持った上で訪れることが最低限のマナーではないのかなぁと。
逆の立場で考えても、外国人が日本に関して「スシ・ゲイシャ・テンプーラ」しか知らなかったら、「それだけじゃないよー」って思いますしねぇ。
もし名古屋を訪れた外国人が「織田信長イタヨネー」とか知ってたら嬉しいじゃないですか。
特に台湾の歴史に関して最も理解していなきゃいけないのが、私達日本人なんだと思います。
私もまだまだ台湾について知らないことばかりなので、これからも色んな場所を訪れて、色んな台湾の歴史を学んでいきますよっ!
-
- mengさん 2014/03/23 23:51:44
- 228
- 私も以前、公園内にある記念館は行きましたが遠い記憶。今回高雄の博物館で228の展示を見て、改めて色々考えることがありましたがもやもやしてうまく言葉にならなかったのですが、まさに櫻さんが的確に言葉にしてくれました。
過去の人々の努力や犠牲のうえで、いまの私たちの自由があることを再認識しますよね。
わたしたちが楽しく台湾を旅できることも。
ますます台湾愛が深まります。
次回、こちらの228記念館もいって見ようと思います!
あと、ちまきも絶対食べます笑!!!
- 櫻さん からの返信 2014/03/25 06:48:13
- RE: 228
- そうなんですよね〜。
何気ない日常とか当たり前にあるコトとか、そういうのが実は一番貴重なのではないのかと。
今のこの環境を作ってくれた人達への感謝の気持ちを忘れないよう心掛けたいです。
私が高雄に行った時はまだ台湾の知識があんまりなかったから、博物館はスルーしちゃったんですよ〜。
あそこも歴史的に重要な場所なんですよね。
いつかまた行く機会があったら、私も博物館に行ってみます!
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