ウダイプル【デリーの西、ムンバイの北21】

2014/02/18 - 2014/02/19

ウダイプルは水と緑が豊かな街だ。乾燥地帯からやって来たせいか、そのことだけでも心地良い。

□経過=デリー(1/14.15.16)→ボーパール(1/17.18.19)→マンドゥ(1/20.21)→アーメダバード(1/22.23.24.25.26)→ジュナーガル（1/27.28.29.30）→ジャムナガル(1/31)→ブージ(2/1.2.3.4.5.6)→パタン(2/7.8.9)→ ジャイサルメール(2/10.11.12.13.14.)→ジョドプール(2/15.16.17)→ウダイプル(2/18.19.20.21)→ブーンディ→ジャイプール→シェカワティ地方→ジャイプール→デリー・・・帰国(3/7)

エリア ウダイプール(インド)

□36日目(2/18)
今日はウダイプルに移動する。２日前に「Om Forex Tour & Travel」で予約しておいたJain Travelsのバス(手数料込み230)は、7時40分に出発し、途中あまり人を乗せず快走した。
同じバスに中国の広州から来た青年がいた。貧乏旅行を続ける彼は、チベット、ネパールとバスを乗り継いで来たという。中国からは陸路で来ることができることに改めて合点した。時間がたっぷりある私達だが、それを敢行する体力は持ち合わせていない。

ウダイプルが近づいてくると、大理石屋が軒を並べはじめ、そして池や湖と深い緑が現れた。その瑞々しい光景は、砂が舞う乾燥地帯から来た私達にとって、とても新鮮で爽やかだった。７時間半ほど費やして街に入った。

予約しておいたホテル「Hotel Kumbha Palace」(550)は「シティーパレス」の外壁に接する位置にあり、壁とホテルの間には芝生が植わっていて、シークレットガーデンの趣がある。スタリモストと芝生の上で久しぶりにバトミントンをした。羽が前に落ちてもなかなか足が一歩出ない(>_<)。
ホテルの経営者はジョークを連発する陽気な人で、奥さんともども何かとリクエストに応じてくれた。

荷物を置いて街ブラに出かけてすぐ、大音響が聞こえてきた。結婚式のパレードが出発する間際だった。新郎は凛々しく、ほれぼれした。

ガンゴール・ガートに出た。ビチョーラー湖に「タージ・レイク・パレス」が浮かぶ。１泊４万ルピー以上する豪華ホテルで、私たちが泊まるホテルにもPalaceが付いているものの、その価格差は70倍以上。タージの税サービス料でKumbha Palaceが泊まれるのではなかろうか。
ガートでは、辻楽士が歌を披露し、鳩が群れ飛んでいた。夕暮れ時、湖がピンク色に染まった。

夕食は、シティーパレスの坂を右に少し下がった「LOOF TOP CAFE 」(レストラン名かどうかは不明)で。タンドリーチキンが美味しくて、結局滞在中の４日すべての夕食はここで済ませた。(ジャガイモのカレー、チキンカレーもなかなかGOOD、ビールやウィスキーもある。)

狭い道路だが、バイクが突進してくる。

□37日目(2/19)
御影石と大理石で造られた白亜の宮殿「シティ・パレス( 115＋カメラ225)」を見学した。この宮殿にも様々な優れた工芸品が陳列されていたが、これまで様々な砦や宮殿、ハヴェリーを見てきたので、少し感動が薄れてきてしまった。既視感が鑑賞の妨げになる。

膝下だけが立体というのがユーモラス。

シティーパレス界隈

PUJARI TOUR & TRAVELS でブーンディまでの列車の予約を入れた(2人で400。シニア割引・スリーパー)。
適正な相場で両替もしていて、スタッフは親切で好感が持てた。

昼休みを挟んで、ジャグデイーシュ寺院も見学。

ここにも見事がレリーフが・・

バゴーレ・キ・ハヴェリーでのダンスと音楽、パペットの夕べ(100＋カメラ100)はとても楽しかった。
ダンサーらしからぬ体型の女性もいたが、トリで披露した「水瓶ダンス」には驚嘆。
その重量感で他のダンサーを圧倒した。