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2013年10月、成田から香港経由で成都に降り立つ。気温は日本と同じくらいで過ごしやすい。<br />今回は成都市内・九塞溝・黄龍をメインに地上路のみで回る、ローカルチープ8日間の女子3人旅。<br />HISのツアーだが参加者は私たち3人だけなのでかなり自由で嬉しいプラン。専属添乗員付き。<br /><br />まずは成都市内編。<br /><br />初日、朝イチでパンダを見に行く。 <br />これが旅のメインとも言える。噂のパンダ抱っこで写真撮影という夢のようなオプションサービスを体験するために、<br />他の友人や知人がくちを揃えて「ぼったくりだ」と止めるのを振り切って、そのための資金として別途用意してきた、<br />30000円。30000円で、数秒間パンダに直接触れて写真をとる。これの価値がわからない人はどうかしている。<br /><br />さて、意気揚々成都大熊猫基地に入場。<br />まずは大人パンダでテンションを中くらいに上げる。なかなか近い。ちなみに園内かなり広い。<br />園内専用のバスが巡っているので歩きたくない人はバスが良さそう。<br /><br />で、やっと赤ちゃんパンダの場所に到着。その名も太陽房。<br />平日だったのでやや空いていたがそれでも行列。<br /><br />ここで添乗員から衝撃のお知らせを受けとる。いわく、時間の関係でパンダの抱っこができません。<br /><br />なーにー!!!?<br />どうやら、国慶子節中につき道路が大渋滞しているらしく、突如、決められた時間をすぎると<br />高速道路をが閉鎖されることを大中華様の政府が決めたらしい。これはもうどうしようもない。<br />泣く泣くパンダ抱っこを諦めた。ちなみに、抱っこは時間が決められていて11時頃からとのこと。<br />午後も時間もあるのかは不明。<br /><br />抱っこはできなかったものの、保育器に入っているまだ一人で歩けない、枕くらいの大きさのパンダを<br />ガラス越し30センチくらいの距離でみることができた。<br />これはかなり萌え。オーストラリアでコアラを抱っこした時と張るくらいの感動。<br />これには及ばないが、外の遊具で無邪気に遊んでいる生後3ヶ月の子供パンダも大層かわいかった。国慶節で中国人観光客が<br />かなりたくさんいたが、それでも上野のパンダよりは近くでゆっくりみれて、写真もたくさん撮れた。<br /><br />その後車で急いで黄龍に向かった。無事政府お達しの時間には間に合い、通過できた。<br />黄龍と九塞溝編はまた別途。<br /><br />で、成都にかえってきた5日後、オプションで成都市内観光。添乗員なし。<br />錦里で雑貨&amp;小屋台街巡り。甜水麺という甘い麺料理が美味しかった。<br />その他イトーヨーカドーやカルフールなどでお土産あさり。<br /><br />そして成都最後の夜は、なんといっても有名な陳麻婆豆腐。<br />寺など回っていたら遅くなってしまい、20時過ぎに行ったらなんともう店じまいの最中。<br />老姐が看板など片付けていた。<br /><br />がーん。<br />つたない中国語で閉店かどうか聞くと、案の定閉店だと。明日またおいでと。<br />必死に、明日は日本に帰るんだと、ここの麻婆をたべたくて日本から来たんだと、アピール。<br />困った老姐は、じゃあ老板に聞いてみると、店の中に案内してくれた。<br />店の中はもはや暗く、店員が私服に着替えて帰り支度中。<br />やっぱり無理ですよね。。。<br />老姐が私たちの事情を説明してくれたものの、お土産のレトルト麻婆豆腐なら売ってるよと断られ、私たち一同落胆。<br />すると見かねた老板らしき料理長(たぶん)が、「作ってあげれば?」と一言。<br />その一言でスタッフが動きだし、ギリギリで本場の麻婆豆腐にありつけた。<br />たぶん、死ぬほど辛くてしびれたけど、死ぬほど感激して美味しかった。<br />死んでもよかったので、殆どの人が残すという激辛麻婆豆腐を完食した。<br /><br />涙の味がした麻婆豆腐は一生の思い出で、私は一生、陳麻婆豆腐のファンであることを誓った。<br /><br />翌日帰りの飛行機で、女子3名はトイレの奪い合いとなった。<br />

パンダの赤ちゃん萌え、陳麻婆豆腐の人情に感動。

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2013/10/13 - 2013/10/21

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lingmu--

lingmu--さん

2013年10月、成田から香港経由で成都に降り立つ。気温は日本と同じくらいで過ごしやすい。
今回は成都市内・九塞溝・黄龍をメインに地上路のみで回る、ローカルチープ8日間の女子3人旅。
HISのツアーだが参加者は私たち3人だけなのでかなり自由で嬉しいプラン。専属添乗員付き。

まずは成都市内編。

初日、朝イチでパンダを見に行く。 
これが旅のメインとも言える。噂のパンダ抱っこで写真撮影という夢のようなオプションサービスを体験するために、
他の友人や知人がくちを揃えて「ぼったくりだ」と止めるのを振り切って、そのための資金として別途用意してきた、
30000円。30000円で、数秒間パンダに直接触れて写真をとる。これの価値がわからない人はどうかしている。

さて、意気揚々成都大熊猫基地に入場。
まずは大人パンダでテンションを中くらいに上げる。なかなか近い。ちなみに園内かなり広い。
園内専用のバスが巡っているので歩きたくない人はバスが良さそう。

で、やっと赤ちゃんパンダの場所に到着。その名も太陽房。
平日だったのでやや空いていたがそれでも行列。

ここで添乗員から衝撃のお知らせを受けとる。いわく、時間の関係でパンダの抱っこができません。

なーにー!!!?
どうやら、国慶子節中につき道路が大渋滞しているらしく、突如、決められた時間をすぎると
高速道路をが閉鎖されることを大中華様の政府が決めたらしい。これはもうどうしようもない。
泣く泣くパンダ抱っこを諦めた。ちなみに、抱っこは時間が決められていて11時頃からとのこと。
午後も時間もあるのかは不明。

抱っこはできなかったものの、保育器に入っているまだ一人で歩けない、枕くらいの大きさのパンダを
ガラス越し30センチくらいの距離でみることができた。
これはかなり萌え。オーストラリアでコアラを抱っこした時と張るくらいの感動。
これには及ばないが、外の遊具で無邪気に遊んでいる生後3ヶ月の子供パンダも大層かわいかった。国慶節で中国人観光客が
かなりたくさんいたが、それでも上野のパンダよりは近くでゆっくりみれて、写真もたくさん撮れた。

その後車で急いで黄龍に向かった。無事政府お達しの時間には間に合い、通過できた。
黄龍と九塞溝編はまた別途。

で、成都にかえってきた5日後、オプションで成都市内観光。添乗員なし。
錦里で雑貨&小屋台街巡り。甜水麺という甘い麺料理が美味しかった。
その他イトーヨーカドーやカルフールなどでお土産あさり。

そして成都最後の夜は、なんといっても有名な陳麻婆豆腐。
寺など回っていたら遅くなってしまい、20時過ぎに行ったらなんともう店じまいの最中。
老姐が看板など片付けていた。

がーん。
つたない中国語で閉店かどうか聞くと、案の定閉店だと。明日またおいでと。
必死に、明日は日本に帰るんだと、ここの麻婆をたべたくて日本から来たんだと、アピール。
困った老姐は、じゃあ老板に聞いてみると、店の中に案内してくれた。
店の中はもはや暗く、店員が私服に着替えて帰り支度中。
やっぱり無理ですよね。。。
老姐が私たちの事情を説明してくれたものの、お土産のレトルト麻婆豆腐なら売ってるよと断られ、私たち一同落胆。
すると見かねた老板らしき料理長(たぶん)が、「作ってあげれば?」と一言。
その一言でスタッフが動きだし、ギリギリで本場の麻婆豆腐にありつけた。
たぶん、死ぬほど辛くてしびれたけど、死ぬほど感激して美味しかった。
死んでもよかったので、殆どの人が残すという激辛麻婆豆腐を完食した。

涙の味がした麻婆豆腐は一生の思い出で、私は一生、陳麻婆豆腐のファンであることを誓った。

翌日帰りの飛行機で、女子3名はトイレの奪い合いとなった。

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