2013/12/26 - 2013/12/28
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norijiroさん
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2013~14年の年末年始旅行はタイに決めた。その昔、「タイは若いうちに行け」といっていたCMがあったことを思い出す。もはや若くないということを痛感させられる(一方でそれを否定したい)日々にありながら、いわゆる「アラフォー」で初タイというのは、若いという範疇に入るのか、どうなのか。今回の旅ではタイに真っ向勝負を挑み、自らの若さを証明したいところである。
そんな夫婦に加えて、若さという点ではまったく申し分ない2児を連れ、プーケットとバンコクに滞在した。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発前の羽田空港は、年末の出国ラッシュのためになかなかの混雑だった。何か飲もうか、などと思っても、ただでさえ少ない店は大混雑で、自販機で購入したジュースの立ち飲みを強いられる。次男は、数日前にこたつの角に顔をぶつけて負傷し、敗北したムエタイボクサーのような風貌でのタイ入りを余儀なくされた。
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羽田からタイ・バンコクまでは7時間半と、それなりの時間がかかる。今回は壁前の席が確保できたので、はじめてバシネットを利用した。本当は最大積載量10kgのところ、狭い空間にすっぽり収まる次男11kg。意外と心地よさそうだ。深夜便のため、朝までぐっすり。
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ただの案内札であるはずなのだが、何となく差別的扱いを感じざるをえない。
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日本からプーケットへの直行便はないので、バンコクのスワンナプーム国際空港にて国内線に乗り継ぎ。近代的できれいな空港ではあるのだが、いかんせん巨大な割に動く歩道がきわめて少なく、かなりの距離の歩行を強いられる。
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空港の案内板は、タイ語・英語・中国語の3言語からなる。中国からの訪問客が多いのだろうか。
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乗り継ぎ便のバンコクエアは、プーケット行きにふさわしくリゾート感が満載の外観だ。キャッチコピーは「Fly Boutique, Feel Unique」だそうで、おしゃれで個性的、ということだろうか。機内で流れるセーフティビデオでは、制服姿の社員数名がインド映画のごとく踊っていた。国内線にもかかわらず、乗客の9割は欧米人。
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1時間半ほどでプーケット国際空港へ到着し、もう気分はすっかりバカンスなのだが、こんな時にトラブルは発生する。バゲージクレームで待てど暮らせど預けた荷物が出てこず、ついには人影もなくなり、まさかのロスト・バゲージ!? 絶望しながら係員の兄ちゃんに尋ねると、「5番へ行け」とだけ告げられる。
理由もわからぬまま暗い気持ちで別ホールの5番ターンテーブルに向かうと、どういうからくりか、わが荷物だけが取り残されたようにグルグルと回っていた。なぜこんなところに? タイに真っ向勝負を挑むはずが、予期せぬ先制パンチをくらった。 -
年末年始のため、ハイシーズンにあたるプーケットのホテルはどこも割高で、かつなかなか空きがない。そんななか、今回の宿に決めたのが、ここ「タラパトン・ビーチリゾート&スパ」。リゾートを名乗るだけあって敷地は広大でプールも大きい。パトンの中心部やビーチに近く、どこへ行くにも便利だった。建物は古いものの清潔感がある。
しかしながら、隣に「外でカラオケができるビアガーデン」みたいなものがあり、素人の歌声を連日深夜まで拝聴できるのは難点か。静かでないと眠れない、という人はダメかもしれない。逆に、家族連れにとって「子どもが少々騒いだところでまったく気にされない」というのはメリットともいえる。 -
タイに来たからには、やはり本場のタイ料理を食べたい。そこで、昼食はガイドブックを参考に、ホテルから徒歩7分くらいの「デーン・レストラン」に行く。レストランといっても道側の壁はなく、少々年季の入った椅子とテーブルが狭い歩道にまでせり出しているような庶民的な店構えだ。
極寒の日本から常夏のプーケットへ到着し、まずはビールがほしくなる。暑さですぐにぬるくなるためか、瓶のまわりに断熱材を巻いていた。 -
日本のタイ料理屋でもよく見かけるガパオ(鶏ひき肉バジル炒め)。相当の辛さを覚悟したが、拍子抜けするほど辛くない。この旅行の少し前、横須賀で半死半生の目に遭った「本場タイ料理」の店のガパオと比べれば、完全に子ども向けレベル。ここは本場ではなかったのか? 欧米人客が大半を占める観光客向けの店であるから、辛さは抑えてあるのかもしれない。
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豚肉のソテー。こちらのつけだれもそれほど辛みはなし。
この店は何を頼んでも100バーツ前後とお手ごろ価格。 -
海岸から1本東側を南北に走るラトゥチット通り。店も人も多い。この辺で行き会う人々は、夏の太陽を求めてはるばるやってきたような欧米系がほとんどで、地元民やわれわれのようなアジア系はほぼ皆無。これがプーケットというものなのだろうか。
日が出ているとかなり暑いが、日陰は過ごしやすい。湿度も低い感じで、日本の夏より心地いい。 -
食後はホテルに戻り、子どもたち待望のプールへ。子供用のプールもかなり広く、楽しそうに遊んでいた。が、この鯨のオブジェはいささか不気味だ。
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同じく、目つきのおかしい不気味なペンギン×2。
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夜、次男用のベビーベッドを頼んだところ、これがかなりの年季ものだった。次男が内部から脱出を試みようと柵を揺すると、すぐに鍵が大破。ホテルスタッフによる応急処置が行われた。
壊れた右側の鍵穴を外した後、左側の鍵を半分に切断して右につけて鍵穴の代替とし… -
左にはどこからか持ってきた種類の違う鍵を装着。よく見ると、これはベランダの窓の鍵のスペアであった。まさに苦肉の策。
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翌朝。朝晩は涼しい風が吹きわたる。ゆったりと揺れる大きな椰子の木が南国旅情を醸し出していた。ホテルの中庭には大人用プールがあり、深さが180cmもある。
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きょうも天気よく、子どもたちはプールでひと泳ぎ。
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水没する1歳児。
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鯨のうえでポーズを決める。
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昼頃になると、プールのあちこちのシャワーから放水が開始された。煩悩を払いのけるべく、滝行にはげむ長男。
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あの鯨も水を噴き上げる。
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昼食は、昨日のダン・レストランの隣、「No.6」にて。店構えや客層・メニューはほぼ同様だが、こちらのほうがいくぶん繁盛しているようだ。
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シーフード炒めかけご飯。シーズニングソース系のあっさり味で、食べやすい。
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鶏肉の麺。かなり幅広。きしめんの倍はある。
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食事中、遠くからラッパのような音色と、何かをたたく「パン、パン」という音が聞こえてきた。ムエタイの試合の宣伝のようだ。ミットをたたいて人目を引き、通行人にチラシを配布している。割と頻繁に巡回しており、車の上で選手が本当に蹴り合っているバージョンもあった。
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食後はかの有名なパトンビーチへ行ってみた。ビーチパラソルが何列にも連なる光景は壮観だが、あまりに人が多くて海は芋洗い状態となっている。そのためなのか、水質はそれほどきれいでない。
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一方、砂はさらさらのパウダー状。砂山の造営にも気合いが入る。
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夜はホテルのイタリアンレストラン「ラ・ピッツア」にて。
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日本ではあまり見かけない「チャンビール」。象のマークがタイらしい。チャンとはタイ語で象のこと。
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店名になっているだけあって、ピザは本格的な味わい。
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