プーケット旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2013~14年の年末年始旅行はタイに決めた。その昔、「タイは若いうちに行け」といっていたCMがあったことを思い出す。もはや若くないということを痛感させられる(一方でそれを否定したい)日々にありながら、いわゆる「アラフォー」で初タイというのは、若いという範疇に入るのか、どうなのか。今回の旅ではタイに真っ向勝負を挑み、自らの若さを証明したいところである。<br />そんな夫婦に加えて、若さという点ではまったく申し分ない2児を連れ、プーケットとバンコクに滞在した。

2014年・タイの旅(1)~プーケット

11いいね!

2013/12/26 - 2013/12/28

2136位(同エリア4414件中)

0

31

norijiro

norijiroさん

2013~14年の年末年始旅行はタイに決めた。その昔、「タイは若いうちに行け」といっていたCMがあったことを思い出す。もはや若くないということを痛感させられる(一方でそれを否定したい)日々にありながら、いわゆる「アラフォー」で初タイというのは、若いという範疇に入るのか、どうなのか。今回の旅ではタイに真っ向勝負を挑み、自らの若さを証明したいところである。
そんな夫婦に加えて、若さという点ではまったく申し分ない2児を連れ、プーケットとバンコクに滞在した。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
乳幼児連れ家族旅行
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 出発前の羽田空港は、年末の出国ラッシュのためになかなかの混雑だった。何か飲もうか、などと思っても、ただでさえ少ない店は大混雑で、自販機で購入したジュースの立ち飲みを強いられる。次男は、数日前にこたつの角に顔をぶつけて負傷し、敗北したムエタイボクサーのような風貌でのタイ入りを余儀なくされた。

    出発前の羽田空港は、年末の出国ラッシュのためになかなかの混雑だった。何か飲もうか、などと思っても、ただでさえ少ない店は大混雑で、自販機で購入したジュースの立ち飲みを強いられる。次男は、数日前にこたつの角に顔をぶつけて負傷し、敗北したムエタイボクサーのような風貌でのタイ入りを余儀なくされた。

  • 羽田からタイ・バンコクまでは7時間半と、それなりの時間がかかる。今回は壁前の席が確保できたので、はじめてバシネットを利用した。本当は最大積載量10kgのところ、狭い空間にすっぽり収まる次男11kg。意外と心地よさそうだ。深夜便のため、朝までぐっすり。

    羽田からタイ・バンコクまでは7時間半と、それなりの時間がかかる。今回は壁前の席が確保できたので、はじめてバシネットを利用した。本当は最大積載量10kgのところ、狭い空間にすっぽり収まる次男11kg。意外と心地よさそうだ。深夜便のため、朝までぐっすり。

  • ただの案内札であるはずなのだが、何となく差別的扱いを感じざるをえない。

    ただの案内札であるはずなのだが、何となく差別的扱いを感じざるをえない。

  • 日本からプーケットへの直行便はないので、バンコクのスワンナプーム国際空港にて国内線に乗り継ぎ。近代的できれいな空港ではあるのだが、いかんせん巨大な割に動く歩道がきわめて少なく、かなりの距離の歩行を強いられる。

    日本からプーケットへの直行便はないので、バンコクのスワンナプーム国際空港にて国内線に乗り継ぎ。近代的できれいな空港ではあるのだが、いかんせん巨大な割に動く歩道がきわめて少なく、かなりの距離の歩行を強いられる。

  • 空港の案内板は、タイ語・英語・中国語の3言語からなる。中国からの訪問客が多いのだろうか。

    空港の案内板は、タイ語・英語・中国語の3言語からなる。中国からの訪問客が多いのだろうか。

  • 乗り継ぎ便のバンコクエアは、プーケット行きにふさわしくリゾート感が満載の外観だ。キャッチコピーは「Fly Boutique, Feel Unique」だそうで、おしゃれで個性的、ということだろうか。機内で流れるセーフティビデオでは、制服姿の社員数名がインド映画のごとく踊っていた。国内線にもかかわらず、乗客の9割は欧米人。

    乗り継ぎ便のバンコクエアは、プーケット行きにふさわしくリゾート感が満載の外観だ。キャッチコピーは「Fly Boutique, Feel Unique」だそうで、おしゃれで個性的、ということだろうか。機内で流れるセーフティビデオでは、制服姿の社員数名がインド映画のごとく踊っていた。国内線にもかかわらず、乗客の9割は欧米人。

  • 1時間半ほどでプーケット国際空港へ到着し、もう気分はすっかりバカンスなのだが、こんな時にトラブルは発生する。バゲージクレームで待てど暮らせど預けた荷物が出てこず、ついには人影もなくなり、まさかのロスト・バゲージ!? 絶望しながら係員の兄ちゃんに尋ねると、「5番へ行け」とだけ告げられる。<br />理由もわからぬまま暗い気持ちで別ホールの5番ターンテーブルに向かうと、どういうからくりか、わが荷物だけが取り残されたようにグルグルと回っていた。なぜこんなところに? タイに真っ向勝負を挑むはずが、予期せぬ先制パンチをくらった。

    1時間半ほどでプーケット国際空港へ到着し、もう気分はすっかりバカンスなのだが、こんな時にトラブルは発生する。バゲージクレームで待てど暮らせど預けた荷物が出てこず、ついには人影もなくなり、まさかのロスト・バゲージ!? 絶望しながら係員の兄ちゃんに尋ねると、「5番へ行け」とだけ告げられる。
    理由もわからぬまま暗い気持ちで別ホールの5番ターンテーブルに向かうと、どういうからくりか、わが荷物だけが取り残されたようにグルグルと回っていた。なぜこんなところに? タイに真っ向勝負を挑むはずが、予期せぬ先制パンチをくらった。

  • 年末年始のため、ハイシーズンにあたるプーケットのホテルはどこも割高で、かつなかなか空きがない。そんななか、今回の宿に決めたのが、ここ「タラパトン・ビーチリゾート&スパ」。リゾートを名乗るだけあって敷地は広大でプールも大きい。パトンの中心部やビーチに近く、どこへ行くにも便利だった。建物は古いものの清潔感がある。<br />しかしながら、隣に「外でカラオケができるビアガーデン」みたいなものがあり、素人の歌声を連日深夜まで拝聴できるのは難点か。静かでないと眠れない、という人はダメかもしれない。逆に、家族連れにとって「子どもが少々騒いだところでまったく気にされない」というのはメリットともいえる。

    年末年始のため、ハイシーズンにあたるプーケットのホテルはどこも割高で、かつなかなか空きがない。そんななか、今回の宿に決めたのが、ここ「タラパトン・ビーチリゾート&スパ」。リゾートを名乗るだけあって敷地は広大でプールも大きい。パトンの中心部やビーチに近く、どこへ行くにも便利だった。建物は古いものの清潔感がある。
    しかしながら、隣に「外でカラオケができるビアガーデン」みたいなものがあり、素人の歌声を連日深夜まで拝聴できるのは難点か。静かでないと眠れない、という人はダメかもしれない。逆に、家族連れにとって「子どもが少々騒いだところでまったく気にされない」というのはメリットともいえる。

  • タイに来たからには、やはり本場のタイ料理を食べたい。そこで、昼食はガイドブックを参考に、ホテルから徒歩7分くらいの「デーン・レストラン」に行く。レストランといっても道側の壁はなく、少々年季の入った椅子とテーブルが狭い歩道にまでせり出しているような庶民的な店構えだ。<br />極寒の日本から常夏のプーケットへ到着し、まずはビールがほしくなる。暑さですぐにぬるくなるためか、瓶のまわりに断熱材を巻いていた。

    タイに来たからには、やはり本場のタイ料理を食べたい。そこで、昼食はガイドブックを参考に、ホテルから徒歩7分くらいの「デーン・レストラン」に行く。レストランといっても道側の壁はなく、少々年季の入った椅子とテーブルが狭い歩道にまでせり出しているような庶民的な店構えだ。
    極寒の日本から常夏のプーケットへ到着し、まずはビールがほしくなる。暑さですぐにぬるくなるためか、瓶のまわりに断熱材を巻いていた。

  • 日本のタイ料理屋でもよく見かけるガパオ(鶏ひき肉バジル炒め)。相当の辛さを覚悟したが、拍子抜けするほど辛くない。この旅行の少し前、横須賀で半死半生の目に遭った「本場タイ料理」の店のガパオと比べれば、完全に子ども向けレベル。ここは本場ではなかったのか? 欧米人客が大半を占める観光客向けの店であるから、辛さは抑えてあるのかもしれない。

    日本のタイ料理屋でもよく見かけるガパオ(鶏ひき肉バジル炒め)。相当の辛さを覚悟したが、拍子抜けするほど辛くない。この旅行の少し前、横須賀で半死半生の目に遭った「本場タイ料理」の店のガパオと比べれば、完全に子ども向けレベル。ここは本場ではなかったのか? 欧米人客が大半を占める観光客向けの店であるから、辛さは抑えてあるのかもしれない。

  • 豚肉のソテー。こちらのつけだれもそれほど辛みはなし。<br />この店は何を頼んでも100バーツ前後とお手ごろ価格。

    豚肉のソテー。こちらのつけだれもそれほど辛みはなし。
    この店は何を頼んでも100バーツ前後とお手ごろ価格。

  • 海岸から1本東側を南北に走るラトゥチット通り。店も人も多い。この辺で行き会う人々は、夏の太陽を求めてはるばるやってきたような欧米系がほとんどで、地元民やわれわれのようなアジア系はほぼ皆無。これがプーケットというものなのだろうか。<br />日が出ているとかなり暑いが、日陰は過ごしやすい。湿度も低い感じで、日本の夏より心地いい。

    海岸から1本東側を南北に走るラトゥチット通り。店も人も多い。この辺で行き会う人々は、夏の太陽を求めてはるばるやってきたような欧米系がほとんどで、地元民やわれわれのようなアジア系はほぼ皆無。これがプーケットというものなのだろうか。
    日が出ているとかなり暑いが、日陰は過ごしやすい。湿度も低い感じで、日本の夏より心地いい。

  • 食後はホテルに戻り、子どもたち待望のプールへ。子供用のプールもかなり広く、楽しそうに遊んでいた。が、この鯨のオブジェはいささか不気味だ。

    食後はホテルに戻り、子どもたち待望のプールへ。子供用のプールもかなり広く、楽しそうに遊んでいた。が、この鯨のオブジェはいささか不気味だ。

  • 同じく、目つきのおかしい不気味なペンギン×2。

    同じく、目つきのおかしい不気味なペンギン×2。

  • 夜、次男用のベビーベッドを頼んだところ、これがかなりの年季ものだった。次男が内部から脱出を試みようと柵を揺すると、すぐに鍵が大破。ホテルスタッフによる応急処置が行われた。<br />壊れた右側の鍵穴を外した後、左側の鍵を半分に切断して右につけて鍵穴の代替とし…

    夜、次男用のベビーベッドを頼んだところ、これがかなりの年季ものだった。次男が内部から脱出を試みようと柵を揺すると、すぐに鍵が大破。ホテルスタッフによる応急処置が行われた。
    壊れた右側の鍵穴を外した後、左側の鍵を半分に切断して右につけて鍵穴の代替とし…

  • 左にはどこからか持ってきた種類の違う鍵を装着。よく見ると、これはベランダの窓の鍵のスペアであった。まさに苦肉の策。<br />

    左にはどこからか持ってきた種類の違う鍵を装着。よく見ると、これはベランダの窓の鍵のスペアであった。まさに苦肉の策。

  • 翌朝。朝晩は涼しい風が吹きわたる。ゆったりと揺れる大きな椰子の木が南国旅情を醸し出していた。ホテルの中庭には大人用プールがあり、深さが180cmもある。

    翌朝。朝晩は涼しい風が吹きわたる。ゆったりと揺れる大きな椰子の木が南国旅情を醸し出していた。ホテルの中庭には大人用プールがあり、深さが180cmもある。

  • きょうも天気よく、子どもたちはプールでひと泳ぎ。

    きょうも天気よく、子どもたちはプールでひと泳ぎ。

  • 水没する1歳児。

    水没する1歳児。

  • 鯨のうえでポーズを決める。

    鯨のうえでポーズを決める。

  • 昼頃になると、プールのあちこちのシャワーから放水が開始された。煩悩を払いのけるべく、滝行にはげむ長男。

    昼頃になると、プールのあちこちのシャワーから放水が開始された。煩悩を払いのけるべく、滝行にはげむ長男。

  • あの鯨も水を噴き上げる。

    あの鯨も水を噴き上げる。

  • 昼食は、昨日のダン・レストランの隣、「No.6」にて。店構えや客層・メニューはほぼ同様だが、こちらのほうがいくぶん繁盛しているようだ。

    昼食は、昨日のダン・レストランの隣、「No.6」にて。店構えや客層・メニューはほぼ同様だが、こちらのほうがいくぶん繁盛しているようだ。

  • シーフード炒めかけご飯。シーズニングソース系のあっさり味で、食べやすい。

    シーフード炒めかけご飯。シーズニングソース系のあっさり味で、食べやすい。

  • 鶏肉の麺。かなり幅広。きしめんの倍はある。

    鶏肉の麺。かなり幅広。きしめんの倍はある。

  • 食事中、遠くからラッパのような音色と、何かをたたく「パン、パン」という音が聞こえてきた。ムエタイの試合の宣伝のようだ。ミットをたたいて人目を引き、通行人にチラシを配布している。割と頻繁に巡回しており、車の上で選手が本当に蹴り合っているバージョンもあった。

    食事中、遠くからラッパのような音色と、何かをたたく「パン、パン」という音が聞こえてきた。ムエタイの試合の宣伝のようだ。ミットをたたいて人目を引き、通行人にチラシを配布している。割と頻繁に巡回しており、車の上で選手が本当に蹴り合っているバージョンもあった。

  • 食後はかの有名なパトンビーチへ行ってみた。ビーチパラソルが何列にも連なる光景は壮観だが、あまりに人が多くて海は芋洗い状態となっている。そのためなのか、水質はそれほどきれいでない。

    食後はかの有名なパトンビーチへ行ってみた。ビーチパラソルが何列にも連なる光景は壮観だが、あまりに人が多くて海は芋洗い状態となっている。そのためなのか、水質はそれほどきれいでない。

  • 一方、砂はさらさらのパウダー状。砂山の造営にも気合いが入る。

    一方、砂はさらさらのパウダー状。砂山の造営にも気合いが入る。

  • 夜はホテルのイタリアンレストラン「ラ・ピッツア」にて。

    夜はホテルのイタリアンレストラン「ラ・ピッツア」にて。

  • 日本ではあまり見かけない「チャンビール」。象のマークがタイらしい。チャンとはタイ語で象のこと。

    日本ではあまり見かけない「チャンビール」。象のマークがタイらしい。チャンとはタイ語で象のこと。

  • 店名になっているだけあって、ピザは本格的な味わい。

    店名になっているだけあって、ピザは本格的な味わい。

この旅行記のタグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

タイで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
タイ最安 184円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

タイの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP