きままな中国　江蘇省　１人旅　2014　ＮＯ．5　「南京編」

2013/03/14 - 2013/03/14

　とうとうやって参りました、元祖「馬賊と呼ばれた男」、「歩く旭日旗」ことタクが反日のメッカ「南京」の街に。
完全なアウェー中のアウェー！の敵地。　宴会中の飯場に美少女が裸で飛び込むようなもんです。＾＾　孤独の四面楚歌。
今回は「揚州」と同じく日帰りの旅、次回以降の為の下見遠征です。

↑　明の太祖「朱元璋」の墓「方城」　世界遺産です。でけ〜〜っ！
漢の「劉邦」と同じく農民から皇帝まで上り詰めた人物、明帝国創立後は猜疑心が強いのか功臣や功臣の親族などを何万人も大粛清、「金 正恩」なんざ甘い甘い。

エリア 南京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　朝も早よから独り言のクダ巻いてます、歯磨いた３分後にはアルコール消毒（１本だけですが＾＾）です。


＊中国初心者入門　
站の待合室です、ここで列車を待つのです。

　自分が乗るＧ7032が改札始めました。（鎮江ー南京）29.5元

＊中国初心者入門
日本と違って勝手にホーム行けません、発車時刻の15分位前に改札が始まりホームで入線を待ちます。
夜行列車の場合は定かではない。

　Ｇ7032　が来ました。
　
＊中国初心者入門
発車の１〜２分前になると改札締め切ります、駆け込み乗車は基本出来ません。

お約束の「南京」站　やはり江蘇省の省都　大きいですね。

＊中国初心者入門
南京市内、今日現在地下鉄も２本（１号線、２号線）走ってます。
切符ではなくトークンと呼ばれるプラスチックのチャッちいコインみたいな奴。

　私の場合コレが無いと始まりません、「南京地図」
軍事機密の為かどうかは知りませんが距離バーや等高線などは書いてません。

　上の站の写真から180度回転したら「玄武湖」と言う大きな湖。

　地下鉄「南京」站ホーム、まだ新しいので綺麗です、５年後にはどうなってるうかは不明。

＊中国初心者入門
地下鉄で観光地が巡れるなら地下鉄が便利、早い、安い、ウルサイの３拍子。（笑）
たしか南京の地下鉄は乗る站を含めて８站まで２元、どんなに高くても（始点〜終点）４元。

　漢中門站で降り少し歩くと城門が在りました。
清涼門と言う城門ですが観光客は居ません。

＊中国初心者入門
やはり見所有る城門ならガイドブックなんかが賢明です、自分は捻くれ者なので逆らってます、そして失敗。＾＾

　石碑は大切です、自分はコレを見て確認しないと信用しません。

　「石頭城」
この公園ではバトミントンなんざ講じてやがります。

「石頭城」は三国、呉の「孫権」が造ったらしいんだが本当なのか？
まあ気軽な無料の公園なので許してあげよう。＾＾

　「秦淮河」沿いを北上します、朝の散歩には最適です。

＊中国初心者入門
朝の散歩は場所選びが肝心です、ちょっと油断すると喫煙者に囲まれ吸わない人は苦労します。　私ですか？　ヘビーな為、喫煙者が逃げて行きます。（笑）

　「明故宮遺址公園」


＊中国初心者入門
中国には公園ちゅうても何も無い公園が在りますので注意が必要です。

　ココは親子、ツガイ、学生などの群れが多く１人者の自分は蚊帳の外です。

　兵隊さんが隊列組んで気軽に歩いてます。

＊中国初心者入門
間違っても石なんか投げてはいけません、舌打ちだけにしときましょう。

こんなん有りなんですな、地下鉄でチャリ輸送術。
地下鉄が空母の役割をしてます。

＊中国初心者入門
これどうやって改札抜けたのだろう、日本だと係員がスっ飛んで来ます。
良い子は真似禁止です。

　「明考陵景区」に行く為の景区バスチケット　５元
オシャレなバスです、日本人中年親父１人旅には似合わない様な造りです。

　騙されました！　普通の開放式小型バスです。＾＾
景区内バスで移動します、「つぎ停まります」のボタンなんざ有りません、直行です。だから誰がボタン押すかと言う駆け引きは無しです。

　結構遠いです、しかも歩いているのも居る。
自分は歩いてもイイんだが時間の都合と言う大義名分の為、バスにしました。

　「明考陵」世界遺産の碑です。　入場料高沸の元凶、足元価格の大義名分。

　何か違う様なチケット渡されて（花より団子の自分に60元も払のは・・・）焦ったけど無事入場出来一安心。

　こっちが「明考陵」の碑


＊中国初心者入門
「明」「清」墓群は北京などの周辺に多いのです。

　引っ切り無しに乱入して撮影する人民の皆様、早いモン勝ちです。

＊中国初心者入門
外人さんは遠慮＆躊躇しますが大陸では無用です、勝負の世界は厳しいのです。

　「方城」の遠景を。
「山海関」の第一関よりデカイ！！　

　墓もデカイ！！　墓ちゅうよりも陸墓。さすが明の開祖、規模が違います。

＊中国初心者入門
間違っても穴を掘ってはイケマセン、通報されたら国際問題に発展するかもです。

　何人は陸墓に登って居るので付いて行きます。
軽い登山ですが急な為結構ハードです。

　陸墓を囲む城壁にブチ当たり、グルッっとひと回りしたけんど何も無し！　時間の無駄でした。

　「方城」の上から来た方面を。
私の周りには全国から湧いて来た人民の皆様及び肌が白く髪が金色の人達がガヤガヤと闊歩してます。

　「亨殿前門基址」
後はメートル以外読めないのです。と思った束の間、下の方に日本語解説も在るじゃないですかぁ！　しかもちゃんとした日本語です。＾＾

　これの事ですね、この階段の地下にまだ埋もれているんですね。

昼に捕食した中国製「ウインナー」場所柄５元もしたんだが中々イケる。　☆☆☆　

＊中国初心者入門
腹が減ったらその辺の売店でも良いから何か買いましょう、恥ずかしいとか衛生面とか言ってられません。
餓死だけはしない事です。

　餓死の３歩手前だったので売店で買っちゃいました。
餅米の中に余り甘くないアンコが入っている代物、でもコレも旨いっす。　☆☆☆

＊中国初心者入門
歩き食いＯＫです、誰も気にしてません！見てません。
座り食いもＯＫ、結構皆さん食ってやがります。
寝食いは、誰も居ね〜な！　コレは目立つからお勧めしません。

　「極星門」から次に行きます。

　梅の花が綺麗に咲いてやがります、自分は遠くから見て梅と桜の区別がつきません、近づけば解かるんだが。

　無意識に鼻歌交じり（まぁ途中で歌詞解からなくなるんですが）で歩いていると。

　「孫権」の墓、発見。　次回来た時は「中山陵」も行かないとな。

　「孫権」の像の周りには子供がワンサカ居ます、遠足でしょうか？
最近子供ノイローゼ気味の私には辛いです。

　墓らしき後は紀念館が建っていました。無料です。

　赤壁の戦いなども紹介されてます、館内でもガキもとい子供達が所狭しと走り廻ってます。
トランプ遣ってる子供達も居ますが可愛いもんです。（←金賭けてね〜よな！＾＾）

＊中国初心者入門
中国の街では至る所でトランプ・麻雀など開帳してます。

　赤壁のジオラマなんだが人形が大き過ぎる様な気が・・・。

　威風堂々とした孫権

＊中国初心者入門
蜀＝劉備　魏＝曹操　呉＝孫権　　三国志の君主です。

　貿易を再現した様な人形も飾られています。

＊中国初心者入門
さすがの中国人も館内ではタバコ吸ってる奴は居なかった、なので私も我慢です。

　「紅楼芸文苑」をスパっ！と見学して先を急ぎます。
如何せん日替わりの日帰りの、その日暮らしなのでマッタリする余裕が有りません。

　下山する時に自分が乗ったバス、何気に見逃しそうな風景ですが・・・。

　バス乗り場のホームに乗り上げてやがります。＾＾
路線バスも自家用車も中国では何処でも停めやがるんですね。

次に向かったのが明の功臣「李文忠墓」
ココは貸切の独り占め、しかも一応世界遺産です、虚しいです。

　正式名称「明岐陽王墓園」　５元

　ヒッソリとした神道をゲッソリした廃人のタクが一目散に進みます。
この時の推定気温26℃　完全に３月半ばで夏バテです。

　明の功臣にしては小さい。
私の墓だったらデカすぎです、希望はコレ位なんですが親族が許さないでしょう。

　もう一丁！　「李文忠墓」から近場、もう一つの世界遺産「徐達墓」に来ました。
何か南京は墓参りがメインだなぁ〜。（他にも旅行記掲載に洩れた自分の知らない人の墓も有り）

　正式名称「明中山王墓園」　５元

　渋い牌坊が迎えてくれました、私の心が解かっているのか何か輝いて見えます、イヤっ！汗が目に入っただけでした。

　長い神道を長い足のタクが一生懸命ひた進みます。
すいません久々に見え張っちゃいました。

　微妙な墓、やっつけの様な気もするし。

＊中国初心者入門
１回来れば充分だという事を見定めましょう、行くだけ無駄だったというの経験も勉強の一つ。自分はまだまだ勉強不足です。

　路線バス（１元）と地鉄（２元）を乗り継ぎ「夫人廟」に来ました。

＊中国初心者入門
地下鉄が走っている街では地下鉄を駆使しましょう、バスやタクシーは渋滞に巻き込まれると一大事です、大都市（上海・北京）等では歩けば10分位の距離でも１時間位は掛かります。（まあ自分は空いていてもタクシーは余り乗りませんが・・＾＾）

　日本語の案内版も有りました、気の弱い軟弱な小心者の自分は日本人だとバレない様に中国語を読むフリをして目先は日本語です。（５分位前に撮影を頼まれてバレちゃってたんだが）

　「金陵第一園」をスルーして先に進みます。
瞻園ちゅう先ほど行った「徐達」の家だったらしい。

　古秦淮の牌坊を潜ります。段々と霊長類が増えてます。

今回は「夫人廟」近辺だけ（時間の関係上）を探索したんだが。
次回来た時は長めに時間割かないと。不完全燃焼です。

　それにしてもココ！　すげ〜っ人が多いなぁ！！　　雰囲気は「豫園」に似てるんだが「豫園」なんかより多いぞ〜。

　お約束の石碑です。

＊中国初心者入門
デジカメでしたら写真はバチバチ沢山撮りましょう、後で要らないのは消せばイイんです。

　ＡＡＡＡＡ級の観光地なんか？

　「豫園」と同じ様な土産屋が鎮座してます。
年間2400万人も来るって！？　（24.000.000÷365）１日65000人以上。

　この象牙凄いな！　こんなん中国の宅配業者に運んでもらって家に着いたら粉々のみじん切りの細切れです。

この辺りが「豫園」の湖心亭に相当すると思われます。
だが英語とか日本語での腹へった攻撃には遭遇しませんでした。

＊中国初心者入門
怪しい日本語で話し掛けられても相手してはいけません、カモになっちゃいます。

　古〜い牌坊も撤去されずに頑張って街に馴染もうとしてます。

　南京城門の筆頭格「中華門」が見えてきました、が如何せん列車の時刻が迫っているので今回は外観だけ。

　城門を脇から越え、秦淮河を渡る橋の上から城壁を。

＊中国初心者入門
１人旅の場合、常に飲料水のペットボトルと補助食を携帯する事をお奨めします、いつ腹が減ったり喉が渇いたりするか解かりませんから。

　先程とは違う生活感漂裏路地から地鉄の站に急ぎます。
これ真っ直ぐ行くと地鉄「中華門」站に到着です。

　夕日が沈む中「中華門」站から「南京」站に。

　イマイチ見辛い掲示板に従い待合室に向かいます。

＊中国初心者入門
この場合自分の列車はＫ8377なので５番待合室になります、矢印で右に行けと表示されてます。

　站構内に粗末なケンタッキーの出店ブースが在った。
ここはドリンクとアイスくらいしか無いんじゃない！？

　改札を待つ間に売店で買った菓子パンを食います。
こんなん食ったら喉渇いて仕様がない、思わず水買いに走った。

　今回この区間だけ（南京ー鎮江）Ｋ列車にしました。（12．5元）
ＤやＧでも良かったんだが近いし全路線「高鉄」ちゅうのもツマラナイですからね。（しかもＧ列車の半分以下の値段ｗ　時間は倍の１時間）

　＊中国初心者入門
・この様に行き先をメモして窓口にパスポートと金を一緒に渡せばＯＫ
・無愛想な服務員が「没有！」（メイ・ヨー！）とほざいたら第二候補のメモの登場です。
・気長にいきましょう、日本みたいに後ろを気にしないでＯＫです。
・パスポート、切符、おつりをかなりの高確率で投げてきますがイラっ！とするだけにしときましょう、如何せんココは別世界です。

　同じボックスの前のお二人さん（他人同士）お疲れモード全開です。
赤いオバちゃんさっきまで麺ススってましたから食後の至福の時を満喫してます。
隣のおっさん、麺の香ばしい匂いを一身に浴びながら我慢のフテ寝です。

　「鎮江」站前に在る「大娘水餃」で夕飯です。
ココとＭＣとＫＦＣしか目に入らなかったので消去法でココに。

＊中国初心者入門
こういうお店はメニューに写真と値段が載っているから指差し注文出来ます。

　「紅焼肉飯」を注文　18元　☆☆☆
中々イケル、ビールが無かったのが残念です。

　コンビニで買った「青島」の山水ビール６本セット。　15元　安〜〜。
でもこの山水ビールって初めてだなぁ、青島でも見たこと無いぞぉ。
新しいビールなのかな？　

次も有るんでヨロシクです、ＮＯ・６です。