2014/01/30 - 2014/01/30
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yoshieriさん
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川崎市に「日本民家園」というところがあると知り、前から行って見たいなあと思っていました。江戸時代を中心に、水車小屋、高倉、農村歌舞伎舞台など、国・件の重要文化財18を含む25の文化財建築物が展示されています。民家園は急速に消滅しつつある日本の古民家を残すべく、作られた野外博物館です。
今年の冬は雪の日もなくて、いい天気が続いています。ちょっくら、行ってみようと出かけました。
小田急線に乗って「向ヶ丘遊園」駅で下車。徒歩13分の生田緑地内にあります。こちらはバラ園(今は季節ではありませんが)や菖蒲園、岡本太郎美術館もあります。
この日は岡本太郎美術館は見ませんでしたが、私は岡本太郎という人にかなり興味はあるので、またいつか行ってみたいと思っています。
500円のチケットを買って入場。
生田の丘陵地に、重厚な古民家が点在しています。日本の古民家ってほんとうに美しい。
住んでみたいと憧れるけれど、実際に住むとどうなんでしょう。夏はいいけど、冬は寒いだろうなあ〜。寒がりで、しかもすっかり現代の快適生活に慣れた私は暮らせそうもない(笑)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 私鉄
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小田急線、向ヶ丘遊園駅を降りて、徒歩13分で、生田緑地の入り口に到着。
ここに日本民家園はあります。 -
日本民家園の入り口、本館券売所です。500円のチケットを買って入ります。
中には、昔の生活道具などが展示されているスペースがあり、ドアから外に出ると
民家園への順路になっています。 -
床に上がることのできる家は、交替で何軒かあるようです。
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最初の原家です。
この写真では全貌がわかりにくいのですが、とても大きくて立派な家です。
川崎市にあった原家は地主で、油問屋を営んでいたそうです。 -
玄関脇はお勝手。
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木彫りの虎の置物。等身大くらいの大きさで、迫力満点。
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古いシャンデリアも立派ですねえ。
明治時代のシャンデリアですから、原家の財力がわかりますね。 -
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客間。
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玄関の庇部分
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ちょうど社会科見学の小学生と一緒になりました。
まあ、にぎやかなこと。
右側の石の上には、男の子が寝ているのが見えますか? -
わいわいガヤガヤ。
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これは次の家屋、奈良市の井岡家。
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わあ〜 畳が古い!
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かまどを祀っています。いや、火の神様を祀っているのかしら。
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耐震工事をしているのか、工事中の家屋も多かったです。
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五輪塔。
こういう苔むした古い石塔が好きです。 -
板葺き屋根の天井裏のようす。
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大八車
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長野県伊那地方の三澤家。
こちらの家は床上公開です。 -
三澤家、屋根は板葺きの上に石が置いてあります。
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家並みがほんものの村のようですね。
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庚申塔。
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水車小屋。
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土壁のひび割れ!
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大八車。
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六地蔵。
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茅葺屋根のようす
茅と木と竹と縄。 -
長野県南佐久郡の佐々木家。
ボランティアの方が、火を炊いています。
家に入ると煙の匂いがします。これが懐かしい匂い。
おじさんに聞いてみたら、虫除け、家の維持のためではなく、単に暖をとるためらしいです。 -
梁がいいですねえ。
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土間の米俵。
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長野県佐久郡の佐々木家。
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葺き替えられたばかりの茅葺屋根がきれい。
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佐々木家。
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佐々木家。間口が広いですねぇ。
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越中五箇山の江向家。
豪雪地帯の家なので、屋根の勾配が急です。 -
合掌造りの屋根はみごと。「かぶと造り」だそうです。
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囲炉裏を吊り下げている木組み。
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絵になる風景ですねえ。
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明かりとりの障子。
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和紙の原料になるミツマタの木。
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重要文化財、五箇山の山田家。
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桟から入る光。
光がこんなにはっきり見えるのは、火を炊いて、煙が充満しているからなんです。 -
いい雰囲気。
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太い縄と太い木組み。
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山田家。
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右は岐阜県白川村の山下家。こちらも立派な合掌造りです。
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右の山下家は川崎市に移築されて、料亭として使われていました。
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山下家の1階。ここは蕎麦処になっています。2階は生活用具の展示室。
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養蚕の道具があります。
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椀と酒器。
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越中五箇山の野原家。
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千葉県九十九里町の作田家。
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太田家。
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太田家では、棕櫚の葉を使ってボランティアさんがバッタを作っていました。
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作り方を教えてくださるそうです。
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広瀬家。
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藁の入った土壁。
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家を取り囲む木立と広い庭がいいですね。
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川崎市にあった清宮家。
この時代には珍しく、開口部が少なく閉鎖的な家だそうです。 -
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屋根の苔もいい感じ。
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岩沢家。
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岩沢家内部。
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階段を上って、最後の歌舞伎舞台の家へ。
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三重県志摩市にあって、歌舞伎芝居などを演じていた舞台。重要文化財。
回り舞台も備えているそうです。 -
伝統工芸館では、藍かめがあって藍染体験をすることができます。
これで古民家の展示は終わりで、西門の出口です。
たくさんの民家を見て、途中から家の区別がわからなくなってきましたが(笑)、
古民家が大切に手入れされて、保存されていることが感じられました。
古民家に住めるとしたら、内部は木組みの美しさをいかしながら、台所やお風呂は最新設備、防寒・断熱のきっちりした家にして住みたいなあ。(あくまで希望です)。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ippuniさん 2014/02/14 01:15:00
- 私もです
- yoshieriさん、こんにちは。
生田緑地に古民家があるんですね。
実家からは車で行けばそう遠くはないので今度行ってみようかなぁ(^^
のんびりしていて良い雰囲気ですよね。
>古民家に住めるとしたら、内部は木組みの美しさをいかしながら、台所やお風呂は最新設備、防寒・断熱のきっちりした家にして住みたいなあ。(あくまで希望です)。
このお言葉にまったく同感です。
ヨーロッパの古い家にも言えることで、外観はインテリアはさておき、
水回りやキッチンなどは最新設備で整えたいものです(^^
でも藁ぶき屋根の古民家となると、そうもいかないのでしょうね(苦笑)
ippuni
- yoshieriさん からの返信 2014/02/14 06:36:50
- RE: 私もです
- ippuniさん、こんにちは。
日本の古民家には独特の美しさがあって憧れちゃいますね。
ヨーロッパでも、心をこめて建てられた古い家は美しいですね。
でも、やっぱり維持の大変さはあるでしょうねぇ。
古民家は広い庭とまわりの環境も含めて美しいので、古民家に住もうと思ったら
それなりに自然の豊かな所になりますし、家の手入れだけでなく、庭の手入れもしなくてはねぇ。
住みごごちは、見た目とはまた別ですからね。
今はマンション住まいですが、冬でも、暖房なしで14度より下がったことがなくて、これが寒がりにとっては楽なんです〜(^^):
ippuniさんはご実家に近いそうで、いつか行ってみてくださいね。
起伏があるので、それなりに歩くことになりますが、
ウォーキングにはもってこいの場所です。
yoshieri
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