これって日本のブランド？？　瀋陽に現れたどこかで見た事あるロゴ。

2014/01/30 - 2014/01/30

瀋陽の「中街」は、今一番ホットな場所かもしれません。

それは２大繁華街であった片割れの「太原街」が失速した事にも起因はしていますが、瀋陽久光がオープンした事も大きな要因です。
中に入った事がある人は、「いやいや、久光なんて人が全くいないじゃないか。」と言うと思いますが、これは徐々に浸透していき、少しずつ客が増えていくものと思われます。

太原街には、「中興」「万達」といった人気デパートがありますが、中街には「興隆」「恒隆」「久光」と地場のブランドと香港系の登場が客の心を厚く捉えています。

なので、この中街路という通りは、一日に２０万人の通行量があると言われるほど、夜まで人が多く歩いています。

そんな所に中国の大晦日に行ったらどうなのか？

やっぱり多いのか？

それとも大晦日はどこも少ないのか？

という検証をしに行ってきました。

また、そこで偶然ですが、日本ブランド？なのかわかりませんが、不思議な企業を見つけたので、そこを重点的に取り上げています。

エリア 瀋陽(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

はい。
結論から言います。
全く人がいません。

この人がいないというのは事実ですが、詳細を述べると午後４時頃はいないというのが正解です。
午前中はそこそこに人がいました。
しかし、普段通りかというとそこは違います。

結果として、人がいないという答えで間違いではない。

これだけは言えます。

いつもなら、絶対にこんな場所に立つことは無理です。

車がいつも突っ込んでくるので、確実に危ない事をする人だと思われます。

というか、普段を知っている人は、これがどれだけ異常かすぐにわかると思います。

反対側です。

瀋陽には満州時代の史跡がたくさん残っています。

日本人にとっては、日本の史跡があるのは観光の名所に成り得ますが、中国人にとってみれば全く興味のないものと映るようです。

しかし、韓国と異なり中国では日本の史跡であっても、文化だとして史跡指定をして取り壊しに制限をかけています。

この姿勢こそがプライドの証だと思います。
プライドがあるからこそ寛容にもなれます。

もちろん、日本が建てた建物は、こだわって作ってあるので、大事に使えば１００年経っても使えると思われています。
なので史跡になり得るのです。

史跡指定されたものにはこのようなプレートが付きます。

日本の企業が使用していた建物です。

ここも先ほどと同じ会社の建物ですね。

中国は尖閣以降、反日と言われており、確かにそれはその通りに肌身をもって感じますが、このような建物はきっちりと残しています。
それもプライドがなせる業だと思います。

また、日本語世代と言われる、日本語教育を受け、満鉄や日本の企業などで働いた事がある中国人などは、話を聞いてみると日本時代は悪くなかったよ。
と言ってくれます。
もちろん、清朝も漢民族ではないために、明末期から抗清運動が行われていたのは史実で、それと同じ事が満州時代も繰り返されただけだと。
たぶん、一部の人の意見なんでしょうが、こういう事を平気で言う人がいるというのも、懐が深いなと感じるところでもあります。

同じくプレートです。

これを見てどう思いますか？

なんとなく、ユニクロだと思いませんか？
完全にパクっているのでしょうが、中国なので誰も注意はしないのでしょう。
ちなみに、ユニクロはこの２０mくらい先にあります。

そして「名創優品」と書いてあります。
無印良品のパクリですよね。

この外見はユニクロ。

でもカタカナ文字は、メイソウ。
漢字は、名創優品。
英語ブランド名はMINISO。

これは困惑しませんか？

この店は何を売っているのでしょう？

実は、１０元ショップなんです。
店内全て１０元。

そうダイソーのパクリなんです。

ユニクロの外見をしたダイソー。

ダイソーのイメージ戦略がユニクロならばもっと売れるだろうという事でしょうね。

これは正解！！めっちゃ売れています！！

あの〜、ある意味、観光名所になるような事をなぜするのですか？

日本品質をうたっています。

本当に日本品質なのか？と聞かれると、全く違うと思いますが、実際のビジネスモデルと外観デザインは日本品質。
いいものは許可も無くすぐ勝手に真似しようというのは中国品質です。

ものとしては、ダイソーが中国で仕入れている以上、おおよそ似たり寄ったりです。

内装を撮ったらメッチャ怒られました。

このテレビには、メイソウのCMが流れています。

まさかの須藤元気が出ています。

本当に？

いや〜、どこまで突き進む気なのでしょう。

しかし、ある意味、この時期に日本を押す理由はなんなのでしょう。

すぐ近くで、日本人は最低だ！！日本の商品なんか買うか！！とののしられたこともあるので、理解に苦しみます。

土鍋です。

買ってみました。

日本で買う中国製と変わりはありません。

名創優品って書いてあります。

しかも無印良品のシールのように。

細かいのでよくわからないかも知れませんが、住所は、東京都渋谷区神社前。

神社前？

神宮前？と書きたかったのかな？

細かいところまで含めて日本っぽさを出したかったのでしょう。

しかも渋谷と言えば、若い中国人は知っていますからね。

あと、こういう容器も買ってみました。

器にプラスチックのふたが付いているので非常に便利！！

これで１０元だったらいいんじゃないの？
と思いました。

これがまた面白いんです。

細かいのでわからないかもしれませんね。

なんとコレ！！

「made in japan」なんです！！

凄くないですか？？

いや〜！！これは一大観光名所を見つけてしまいました！！

靴下も売ってました。

完全にユニクロですね。

メイソウ！！

これは見逃せませんよ！！

こういう企業は意外と化けたりしますからね。

せっかくなので、細かいところまで見て下さい！！

東京都渋谷区

を英語表記で書いた場合は、どう書きますか？

shibuya-ku,tokyo と書くのが一般的だと思いますが、

これは「sibuyaku,toukyouto」と書いてあります。

しかも、ご丁寧に郵便番号まで。

「150-0001」これはどこの郵便番号でしょう。

これは東京都渋谷区神宮前です。

神社前ではないのが惜しい！！

いいですか？みなさん。

もの凄く狭い範囲で、かなりレアな観光情報を発信しましたからね（笑）

瀋陽に旅行に行ったら、必ずこのメイソウには行って下さいよ！！

ちなみに、この場所「中街」は、瀋陽の本物の観光名所「故宮」のすぐ脇にある大繁華街です！！

もし行く場合は、詳しい場所をQ＆Aで質問して下さい（笑）

中街駅 駅