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★新・午前十時の映画祭<br /><br />映画史上に残る作品を二週間づつ上映していくという企画で今回は『慕情』です。<br /><br />■『慕情』<br />1955年 アメリカ映画<br />カラー作品 <br />上映時間 103分 (102分という説もある)<br /><br />■監督は ヘンリー・キング <br />出演はジェニファー・ジョーンズ、ウィリアム・ホールデン等<br /><br />■女医ハン・スーイン女史の自伝的小説を映画化した作品。<br />舞台となるのは1949年の香港。<br />混血の女医とアメリカ人記者とのお話。<br /><br /><br />金沢へ・・・

金沢 ◆ 映画 『慕情』 (イオンシネマ金沢フォーラス) ◆ 2014/01/31

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2014/01/31 - 2014/01/31

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10

 Y A N M A

Y A N M A さん

★新・午前十時の映画祭

映画史上に残る作品を二週間づつ上映していくという企画で今回は『慕情』です。

■『慕情』
1955年 アメリカ映画
カラー作品
上映時間 103分 (102分という説もある)

■監督は ヘンリー・キング
出演はジェニファー・ジョーンズ、ウィリアム・ホールデン等

■女医ハン・スーイン女史の自伝的小説を映画化した作品。
舞台となるのは1949年の香港。
混血の女医とアメリカ人記者とのお話。


金沢へ・・・

  • 金沢駅西口に到着。<br /><br />駅に直結しているホテルであるヴィアイン金沢が中央に見える。

    金沢駅西口に到着。

    駅に直結しているホテルであるヴィアイン金沢が中央に見える。

  • 西口から東口に駅構内を抜けて移動。<br /><br />左奥にホテル日航金沢が見える。<br /><br />

    西口から東口に駅構内を抜けて移動。

    左奥にホテル日航金沢が見える。

  • 東口に隣接する複合ビルである金沢フォーラスの7階へ。

    東口に隣接する複合ビルである金沢フォーラスの7階へ。

  • 次回作は『風と共に去りぬ』。<br /><br />余談ですが、『風と共に去りぬ』は1939年のアメリカ映画。<br />一説には製作に400万ドルとも600万ドルともいわれる巨費が投入されたと伝えられる。<br />園遊会や屋敷や横たわる南軍の負傷者の大群、アトランタ炎上等の大掛かりな場面もあるが役者陣が超豪華でこれだけでも十分楽しめる贅沢な映画だった。<br /><br />主人公の一人が南北戦争から帰還してくる日の情景が個人的には忘れ難い。<br />ヒロインのスカーレット・オハラ役を演じたヴィヴィアン・リーは、一代の名演。<br />アメリカ南部の貴族社会の生活が垣間見れる数少ない映画でもある。<br /><br />因みにこの時代を背景とした作品には『愛情の花咲く樹』『愛と血の大地』『南部の反逆者』などもある。<br /><br />この中で『愛情の花咲く樹』は日本では以前にVHSでは発売されていたが未だDVDにはなっておらず『愛と血の大地』『南部の反逆者』に至っては日本ではソフト化もされていないらしくテレビ放映のみという状況。<br /><br />『南部の反逆者』は確かBSで放映されたという記憶があるがこの1948年アメリカ映画『愛と血の大地』はテレビで見た古い記憶しか残っていなく、それがどんな作品だったかは正確に語る事は難しいが、アメリカの南北戦争を背景にしているという意味では『風と共に去りぬ』に雰囲気が似ている感じで特に南部の赤い土であるとか豪奢な屋敷等が印象に残っているが、後半に展開される戦争場面は1000人単位のエキストラも動員されていないのでスペクタクルというより活劇という感じは否めない。ただそれなりに楽しめるアクション場面ではあったように思う。

    次回作は『風と共に去りぬ』。

    余談ですが、『風と共に去りぬ』は1939年のアメリカ映画。
    一説には製作に400万ドルとも600万ドルともいわれる巨費が投入されたと伝えられる。
    園遊会や屋敷や横たわる南軍の負傷者の大群、アトランタ炎上等の大掛かりな場面もあるが役者陣が超豪華でこれだけでも十分楽しめる贅沢な映画だった。

    主人公の一人が南北戦争から帰還してくる日の情景が個人的には忘れ難い。
    ヒロインのスカーレット・オハラ役を演じたヴィヴィアン・リーは、一代の名演。
    アメリカ南部の貴族社会の生活が垣間見れる数少ない映画でもある。

    因みにこの時代を背景とした作品には『愛情の花咲く樹』『愛と血の大地』『南部の反逆者』などもある。

    この中で『愛情の花咲く樹』は日本では以前にVHSでは発売されていたが未だDVDにはなっておらず『愛と血の大地』『南部の反逆者』に至っては日本ではソフト化もされていないらしくテレビ放映のみという状況。

    『南部の反逆者』は確かBSで放映されたという記憶があるがこの1948年アメリカ映画『愛と血の大地』はテレビで見た古い記憶しか残っていなく、それがどんな作品だったかは正確に語る事は難しいが、アメリカの南北戦争を背景にしているという意味では『風と共に去りぬ』に雰囲気が似ている感じで特に南部の赤い土であるとか豪奢な屋敷等が印象に残っているが、後半に展開される戦争場面は1000人単位のエキストラも動員されていないのでスペクタクルというより活劇という感じは否めない。ただそれなりに楽しめるアクション場面ではあったように思う。

  • 『慕情』が始まっていきなり「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」のテーマが館内に鳴り響き、空撮で捕らえた香港をカメラがなめるように移動していく。<br /><br />強烈なオープニングであり当時の香港に息吹が吹き込まれる瞬間でもある・・・ <br />

    『慕情』が始まっていきなり「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」のテーマが館内に鳴り響き、空撮で捕らえた香港をカメラがなめるように移動していく。

    強烈なオープニングであり当時の香港に息吹が吹き込まれる瞬間でもある・・・

  • 監督のヘンリー・キングといえばサイレント映画時代からの大監督で『キリマンジャロの雪』『愛欲の十字路』『聖処女』『回転木馬』等どんなジャンルの映画でもその手腕で味のある映画に仕立て上げてきた巨匠でもある。

    監督のヘンリー・キングといえばサイレント映画時代からの大監督で『キリマンジャロの雪』『愛欲の十字路』『聖処女』『回転木馬』等どんなジャンルの映画でもその手腕で味のある映画に仕立て上げてきた巨匠でもある。

  • この映画をより印象深いものにしているのは英国と中国の混血の女医役を演じたジェニファー・ジョーンズの畢生の演技に尽きるといってもいいだろう。<br />彼女としては他に『ジェニーの肖像』『聖処女』『終着駅』等もあるが、この『慕情』でみせる演技はまさに「メロドラマの女王」と呼ぶに相応しい。

    この映画をより印象深いものにしているのは英国と中国の混血の女医役を演じたジェニファー・ジョーンズの畢生の演技に尽きるといってもいいだろう。
    彼女としては他に『ジェニーの肖像』『聖処女』『終着駅』等もあるが、この『慕情』でみせる演技はまさに「メロドラマの女王」と呼ぶに相応しい。

  • ジェニファー・ジョーンズの相手役であるウイリアム・ホールデンは記者役で力演しているが、多少ヒロインの引き立て役に回っているので存在感が薄いのは否めない。<br />ウイリアム・ホールデンといえば、なんといっても『戦場に架ける橋』や『ピクニック』『麗しのサブリナ』が思い浮かぶが『クリスマス・ツリー』の父親役なども良かった。<br /><br />また後年の超大作映画『タワーリング・インフェルノ』でもこの二人は再び競演し、流石にこの時は役柄としては殆ど接点は無かったが、懐かしいものがあった。

    ジェニファー・ジョーンズの相手役であるウイリアム・ホールデンは記者役で力演しているが、多少ヒロインの引き立て役に回っているので存在感が薄いのは否めない。
    ウイリアム・ホールデンといえば、なんといっても『戦場に架ける橋』や『ピクニック』『麗しのサブリナ』が思い浮かぶが『クリスマス・ツリー』の父親役なども良かった。

    また後年の超大作映画『タワーリング・インフェルノ』でもこの二人は再び競演し、流石にこの時は役柄としては殆ど接点は無かったが、懐かしいものがあった。

  • 『慕情』で特徴的なのは、何度も同じ場所が登場する点だろう。特に際立っているのが頂上に一本の樹が生えている「丘」である。主人公達が「丘」を上り下りする事を契機として物語は活気づき、大きな展開をみせていくだろう。<br /><br />そして、むかえたラストでも「丘」は登場し物語の最後を締めくくるのである。バックには再び「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」が今度は主題曲として高らかに歌い上げられる。<br /><br /><br />ラスト、立ち止まりながらも丘をかみ締めるように下っていくジェニファー・ジョーンズの姿がいつまでも心に残る。<br /><br />古典的な名編であった。<br />

    『慕情』で特徴的なのは、何度も同じ場所が登場する点だろう。特に際立っているのが頂上に一本の樹が生えている「丘」である。主人公達が「丘」を上り下りする事を契機として物語は活気づき、大きな展開をみせていくだろう。

    そして、むかえたラストでも「丘」は登場し物語の最後を締めくくるのである。バックには再び「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」が今度は主題曲として高らかに歌い上げられる。


    ラスト、立ち止まりながらも丘をかみ締めるように下っていくジェニファー・ジョーンズの姿がいつまでも心に残る。

    古典的な名編であった。

  • 日本海の夕陽。<br /><br />のと里山海道を南下中。<br /><br /><br /><br />ご覧いただきまして、ありがとうございます。

    日本海の夕陽。

    のと里山海道を南下中。



    ご覧いただきまして、ありがとうございます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ryujiさん 2014/02/09 16:29:06
    「慕情」とても懐かしい〜。
     こんにちは、YANMAさま。(はじめましてとも思います)

     タイトルの旅行記を拝見、拝読しました。あまりの懐かしさ故、書き込みメールに至りました。 1955年の製作ですか、おそらくはその5年以上後の事と思います。多感な少年期にこの映画に衝撃を受けたのは。小生にもこんな時代があったようです。(結構ロマンチストな少年だったんですね) 音楽も素敵でしたが何と言ってもラストシーンが印象的でした。(これは小生が何も解説しないのがベストでしょう)

     小生にそんな思い出もありまして、昨年4月に香港旅行をしました。レパルス・ベイに行き、二人の思い出の丘はあの山のあたりかな?、映画のシーンに思いを馳せた次第です。

     素敵な旅行記で映画「慕情」を呼びおこして頂きました。ありがとうございます。
                                     ryuji

     Y A N M A

    Y A N M A さん からの返信 2014/02/09 22:46:16
    RE: 「慕情」とても懐かしい〜。
     ryujiさん はじめまして


    とても旅行記と呼べるものではありませんが、投票していただき、ありがとうございます。

    私もこの映画との「出会い」が無かったら香港へ行ってたかどうかは分からないです。きっと同じような経験をされた方は、まだ他にもいらっしゃるのではないでしょうか。映画とはつくづく不思議なものだと思います。またそれが映画の魅力の一つのような気がします。

    現実の香港と映画の中の香港は二本の線路のように決して交わることは無いのかもしれませんが、過ぎ去った過去から未来に向かっていつまでも平行して寄り添っていく事でしょう。


    今後ともよろしくお願いいたします。





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