2014/03/07 - 2014/03/10
1383位(同エリア6975件中)
ピンダさん
みどころ満載という噂のローマについに行ってきました。
隅々まで観光して、おいしいもの食べて、絵画をじっくり鑑賞!
ムダのない歩行スケジュールになってますのでお試しあれ!
*スケジュール*
3月7日(金):アムステルダムからKLM航空でローマまで(193ユーロ)
午後 バチカン方面を観光
3月8日(土):コロッセオ方面を観光
3月9日(日):トレビの泉方面を観光
3月10日(月) :スペイン階段を見てローマ空港へ
KLM航空でアムステルダムへ
宿泊:メルキュールホテル(Mercure Roma Corso Trieste)
ダブルルーム1泊80ユーロ
朝食付きではなかったのでホテル駅近くのスーパーCONADで調達。日曜日も開いています。
2人x3日間分で25ユーロ位。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
オランダスキポール空港
この日は朝なんと3時起きでした。
早朝のいい点は高速道路の渋滞がないこと。
スイスイと空港まで車で走り6.55発9.20着のKLM航空でローマへ。 -
機内食
9.20着なので2時間ちょっとしか飛行時間がないけれど、
軽食のサンドイッチが出ました。
かわいい木箱のプリントがされた箱入りです。
行きはタマゴ、帰りはきゅうりとチーズの具でした。 -
空港駅
飛行機を降りてから延々と歩きやっとついた駅。
ここの自販機で切符を買いレオナルドエキスプレスに乗ってテルミニ駅へ。
30分に一本走ってます。 -
ローマパス
最近は34ユーロもするので元が取れないとの話ですが、
行列に並ぶのがイヤ、
バス、地下鉄のチケットを買うのが面倒、
時間短縮したい!!
という欲求を満たしてくれます。
そのためには少しくらいの出費は構いません。 -
テルミニのキオスクで聞くとお兄さんがすぐに出してくれます。
ちゃんと値段が書いてあるし、シールで封もしてあるので安心。
中はこんな風になってます。
左上がローマパス。
名前と使用開始日を自分で書きます。
後は地図とか使い方ブックなど。ほとんど使いませんでした。 -
ホテル最寄り駅
地下鉄B線のS.Agnese駅はまだ新しいのでモダンできれい。
B線の電車がグラフィティで汚いだけギャップがあります。 -
ホテルメルキュール
駅から5分ちょっと歩いてホテルに到着。
これから3泊お世話になります。
チェーンホテルだけあって十分な設備が揃っています。
重要なポイントの電気ケトルも備わっていて言うことなし。
ちょっとしたバルコニーも付いていて、いい部屋です。 -
バスルーム
もう一つの重要ポイントはバスタブ。
これがあると旅の疲れ具合が違います。
観光に歩き疲れた後の入浴はたまりません。 -
バス停
実はまだ12時だったのでホテルにはチェックインできず、荷物をフロントに預けて近くのバス停へむかいました。
バスは難しいイメージがありますが、最近はグーグルマップで検索するとバス停の場所から路線番号、時刻まですべて出てきます。
なんて便利な世の中!
このおかげで迷わずナヴォーナ広場近くまで行けました。 -
1日目
ナヴォーナ広場
ローマの観光地を描いた絵を売る人がいっぱいいます。
よく見るとまったく同じ絵を別の人が売っていたり・・・これって自分の絵を売っているわけではないの??
広場は楕円形の形をしています。
ローマ時代の競技場、Stadio di Domizianoの跡地だからだそうで、15世紀の終わりまで祭、試合、トーナメント大会が開催されていたらしいです。
聖アグネス聖堂の地下室に競技場の遺物が少し保存されています。
聖アグネス聖堂
伝説によると、聖アグネスが裸で見世物にされた場所に建てられたという。
不思議なことに聖アグネスの髪はすぐに伸び、体を覆い尽くしたが、彼女は死ぬまで拷問された。
建物としてはバロック建築のよい見本、ということです。
月-土 9−12、16−19時
日祝 10−13、 16−20時 -
Fontana dei Quattro Fiumi
ナヴォーナ広場の中央に立つ17世紀にもっとも重要だった4つの川(ナイル、ガンジス、ドナウ、リオ・プラタ)のシンボル。
この噴水はベルニーニによってデザインされ、そこにはベルニーニと近くの聖アグネス聖堂を建築したフランチェスコ・ボッロミーニの競争にまつわる話が有名に。その話の一つには、ナイル川が醜い教会をみなくてよいように顔に覆いをしたというもの。
これに対し、ボッロミーニは教会の外壁の立像に、噴水を見ないようにさせているという。
これらの話は時代背景を考慮すると計算が合わないので、あくまでそう人々に面白おかしく語られただけだそうで、ナイル川は源泉が不明な川なのでそれを暗示しているだけらしいです。 -
倒れてこないで!
と、手で教会の建物を抑えている・・・と面白い解釈もあります。 -
Caffe Chriostro
ナヴォーナ広場の裏手すぐにこのミュージアムカフェがあります。
教会のような建物はミュージアムになっていて、カフェ入口は左手の方からいくとチケットを買わずに入れます。 -
カフェの景観
2階へ階段を上がるとここにでます。
回廊がカフェになっていて、まずはレジで注文して支払を済ませると、
ウェイターさんが運んできてくれます。 -
カフェの席
穴場なのかお昼時でも空いていてとーっても落ち着きました。
ローマの街の喧騒からひとときの休息。 -
カルパッチョのサラダ
ボリューム満点。
バルサミコ酢とオリーブオイルで味付けします。 -
サンドイッチ
パンも美味しくて大満足。
サラダとサンドイッチ、カプチーノ二つで25ユーロでした。
詳しくは口コミで。 -
サンタンジェロ橋
その後サンタンジェロ橋をめざします。
青空に橋が映えます。
この歩行者用の橋はテヴェレ川にかかるもっとも美しい橋の一つだそうで、上部にはベルニーニ作の天使たちを見ることが出来ます。ローマ帝国時代の1450年に作られ、ハドリアヌスの墓を見てみたかった巡礼者たちの重みに耐えられず、一部崩壊したそうです。 -
サンタンジェロ城
正面に見えてきました。
ハドリアヌス皇帝の霊廟のために建てられましたが、ローマ帝国衰退により刑務所や要塞のとして使用され、現在は博物館になっています。陶器、武器、ルネッサンス期の絵画が展示されています。建物の配置や素晴らしい景観を見るには地下から屋上テラスにいくのがベスト。上へ昇るらせん状の入口はハドリアヌス帝の時代のものだそうです。
火−日 9-19.30時
10.5ユーロ -
要塞の上の大天使の像
映画でみました。 -
橋の上の像
カモメが青空に映えます。 -
サン・ピエトロ広場
まで歩いて15分位。
結構すぐに着きます。 -
サンピエトロ大聖堂
を横目に見ながら道を右へ行きます。
バチカン博物館入口はぐるっとまわって裏手なのです。
ここはカトリック教会の総本山。使徒ペトロの墓所に建設され、世界最大の教会です。構成比があまりにも完璧なためその大聖堂がどれだけ大きいかすぐには分かりません。床からクーポラまで高さ136m。これはコロッセオの3倍の高さになります。
今大聖堂が立っている場所にはキリスト教到来以前にすでに宗教的な目的に使われていましたが、ユリウス二世が1506年に現在の建物を建築させました。ブラマンテやラファエロ、ペルッツィ、ミケランジェロ、サンガロなどの芸術家たちに呼びかけて建設。彼自身はクーポラ完成前に死去しています。最初のクーポラの右側にあるピエタは非常に印象的です。破壊未遂事件以来防弾ガラスによって保護されています。当時ミケランジェロのような若者が作ったとはだれも信じなかったため、ミケランジェロがサインを入れた唯一の作品です。バジリカを訪れるときは、短パンタンクトップは禁物。
open;10-3月 7-18時
無料 -
ポルチコ
広場のポルチコはベルニーニの職人技によるもので、1655年〜1667年建設、中央に馬車が走れるように設計されました。全部で284の石柱があり、4列に並べられています。
広場の真ん中に立つオベリスクはここでは一番古いモニュメント。
これは西暦36年にエジプトからローマに運ばれ、日時計としての役割もあるります -
ポイント
オベリスクと噴水の間にある丸い石のところに行くと、 -
4本の柱が一つに見えます。
-
北
これも映画でみましたね。
美術館に入る手前の大通りに面しておいしいジェラードの店があります。
Gelateria Old Bridge
小さなお店ですがお客はひっきりなしにやってきます。
2,3人くらいの待ちだったのでgood!
バニラ味は濃厚でおいしかった。 -
システィーナ礼拝堂・バチカン美術館
金曜日の午後2時半に予約は入れていたものの、並んでいる人はいませんでした。
なので館内もゆったりとした気持ちで鑑賞できたのでよかったです。
システィナ礼拝堂は写真撮影が禁止されているため掲載はありませんが、当然バチカン観光の目玉です。
世界で最もリッチで印象深いこの美術館には1400以上もの展示室があります。絵画、ギリシャやローマの彫刻、エジプトやエトルリアの展示物、宣教師の博物館やパウスについても展示があります。
システィナ礼拝堂のフレスコ画は一番のみどころです。
一番有名なフレスコ画はミケランジェロの祭壇の壁に描いた最後の審判。
美術館をじっくり堪能したければ充分に時間をとらなければなりません。
月-土 9-18時
月末の日曜日 9-14時
大人14ユーロ -
オーディオガイド
バチカン博物館ではオーディオガイドを借りました。
チケット見せるところを過ぎて、階段を上がったところで借りられます。
免許証でも良いというので、国際免許証を持っていたら便利かもしれません。 -
入ってすぐにこんな中庭に出ました。
-
有名なラオコーンです。
-
タペストリーの間へ。
-
天井も装飾がきれい。
-
有名なアテネの学堂
-
途中こんなエンジェルにも出合いました。
顔といい、肉付きといい面白い・・・ -
こんな豚さんにも。
-
帰りはらせん階段を下ります。
上りと下りが交わらない不思議な階段。
下り始めはスロープで途中から階段になっていきます。 -
夕食
1日目の夕食はホテル近くのピッツェリアで。詳しくは口コミで。
きちんとしたピザ窯があります。
持ち帰りもできるらしく、テイクアウトの客で入口は溢れてました。
ツナのピザ。 -
ラザニアらしきもの。
Primoとか書いてあったかな?
中にひき肉が詰まっていておいしかったです。
ピザと、これとブルスケッタ、サラダ、水とワインをデカンタでもらって25ユーロ。
おいしくて安い!
食はイタリア、いいです。 -
2日目
コロッセオ
は道路側が全面修復中で、こんな様です。
ここもローマパスをを買っていたので長い列を横目にスイスイっと入れました。
コロッセオのオープニングは西暦80年、100日間に渡りお祭りがあったそうです。グラジエーターから狩り(1万もの動物が命を落とした)、海戦までいろいろな催しが行われました。5万人の観衆を収容できます。コロッセオのシステムとして、数分のうちに全ての観衆が出る(入る)ことができるといいます。これは現代のスタジアムでも同様のシステムです。
open:8:30から日没まで
大人:12ユーロ
フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘と共通チケット・二日間有効 -
座席
こんなんだったんですよ〜、と分かりやすい絵が展示してありました。
でもよく見ると座席で焼肉焼いてます。あっちこっちで!
なんて自由なんでしょう。(笑) -
アリーナの様子
野獣があっちこっちに。(笑)
取扱い難しそうですな。 -
コンスタンティヌスの凱旋門
は、ほぼコロッセオの敷地内に建っているというくらいすぐ横にあります。
ご覧のとおりここも半分ずつ修復しています。
西暦315年にコンスタンティヌス帝がマクセンティウス帝からローマを解放したことを記念した凱旋門です。この凱旋門は豪華な装飾をされていて、小さなレリーフの淵がコンスタンティヌス帝の時のもので、その他はトラヤヌス帝、マルクスアウレリウス、ハドリアヌス帝の政権時代のものです。 -
パラティーノの丘
そのまま真っ直ぐ通りを歩いて右側にパラティーノの丘の入口へ向かいます。
入場券はコロッセオと共通です。
ここには鉄器時代にすでに集落があったそうです。
共和国の時代にはエリートがこの丘に住み、帝政時代には巨大な宮殿が建てられました。
パラティーノの丘にある美術館ではフレスコ画の断片、朝浮彫、彫刻などここで見つかった物が見られます。 -
アウグストゥスの家
長年の修復を終えて現在はアウグストゥスの家が公開されているというので、見に行ったのですが月曜日の11からしかオープンしていないとのこと。残念。 -
フォロ・ロマーノ
丘を下ってフォロ・ロマーノの案内版に従っていくとティトゥスの凱旋門にでます。
フォロ・ロマーノ(ローマの市場)はローマ共和国の政治、経済、宗教の中心地でした。ここでセナートが会合をしたり、政治家たちが演説をしたそうです。商人たちがそこで商いをし、司祭は生贄を捧げ、人々は日々の買い物をしたり、最新のニュースを話題にしたと言われています。
ローマ帝国の権力が衰えたとき、フォロ・ロマーノも衰退し、5世紀には全く新しい役割を担うことになりました。農家が家畜を放牧するようになり、名前もCampo Vaccino(雌牛の野原)と呼ばれるようになりました。
美しい大理石の神殿は略奪され、中世とルネッサンス期に建築業者たちがここに建材を取りに来るようになりました。19世紀になってフォロ・ロマーノの発掘調査が始まりました。
open;8;30から日没まで -
ティトゥスの凱旋門
西暦81年、エルサレムでのティトゥス帝の勝利を記念して建てられました。 -
内側のレリーフにはエルサレムのユダヤ教寺院の神聖なる目録が見られます。
他のレリーフにはその寺院のトロフィーをもって凱旋する様子が描かれています。
この凱旋門は何世紀にも渡ってユダヤ人にとって恥のシンボルでした。
今はフォロ・ロマーノで一番美しい廃墟のひとつとなりました。 -
マクセンティウス&コンスタンティヌスのバシリカ
かなり大きいです。
最後で最大規模のローマのバジリカはマクセンティウスによって起工され、312年コンスタンティヌスによって完成しました。
現在ではバジリカは教会ですが、当時はただの屋根付き集会所でした。
建物は長さ100m、幅65mでアプス(壁面に穿たれた半円形、または多角形に窪んだ部分)にはコンスタンティヌス帝の巨大な像があります。
この像の一部、2.6mの頭部はカピトリーニ美術館で見ることが出来ます。 -
Via Sacra
こんな石畳の通りが残っているとイメージ沸いて楽しいです。
ここは古代ローマの中心地にある重要な通りでした。
名前の由来はここに建っていた多くの神殿からだそうです。
この通りでは定期的に行進や勝利の凱旋が行われていました。
将軍は戦いで領地を増やし、最低5千人の敵兵を打ち取ったとき、勝利の凱旋をセナートに申し込むことができたそうです。
そのような凱旋のときには戦いが再現されたり、捕虜や戦利品が見せられました。
最後には敵兵のトップが公開処刑されたりもしたそうです。 -
アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿
アントニヌス・ピウス帝が皇后ファウスティナを偲び建造させたそうです。
彼自信がなくなった時、この神殿は彼に捧げられました。
8世紀ローマ人はこの神殿を教会に建て替えました。
古い柱は入口として使用されたのですが、フォロ・ロマーノが廃れて、ゴミが高くまで堆積したことにより、ドアは通りの高さよりはるかに高くなっています。
ゴミ恐るべし。 -
ウェスタ神殿
ここは、丸い建物が建ってるなあ〜で通り過ぎてしまいがちですが、ここにまつわる話が怖い・・・
小さな丸いウェスタ神殿はかまどの女神ウェスタ自体と同様に古代ローマで非常に重要でありました。
人々はこの神殿の火が消えるとこの都市にとても不吉なことが起こると考えていました。
ウェスタの巫女の家に住む6人のウェスタの巫女たちがこの火を絶やさないようにしなければならなりませんでした。
彼女たちは6歳から10歳の間に巫女に就任し、30年間勤めます。
最初の10年は義務、次の10年で火を絶やさないことを習い、最後の10年を知識を受け継がせることに使います。
この家はたいわゆる修道院のような所で巫女たちは多くの尊敬と権限を与えられましたが、規律は厳しいものでした。
神聖な火が消えたり、処女が疑われたりすると生き埋めにされたのです。
生き埋めですよ!
パンとロウソクだけ持たせられて棺桶のようなものに入ったそうです。
実際には1回しか実施されなかったそうですが、昔の人は厳しいですな〜。 -
ユリウスの神殿
紀元前44年にユリウス・カエサルが暗殺された時、ローマ人たちは彼が本当に死んだとは信じられませんでした。
セナートは公開火葬を決定。
ユリウスの養子アウグストゥスはこの地にユリウスの神殿を建てさせ、ユリウスを神としました。
今でも人々は花をお供えしています。 -
クリア
クリアではセナートが集会をしました。
300人が法律について議論し、共和国を支配する二人の領事が勧告。
中世クリアは教会に作り変えられましたが1930年頃に修復され、オリジナルに戻されました。
クリアの高さは幅と奥行きを足して2で割った数になっています。
1世紀の建築家Vitruviusによると理想的な音響効果があるのだといいます。 -
セプティミウス・セウェルスの凱旋門
西暦203年に皇帝セプティミウス・セウェルスのパルティア(カスピ海南東部、イラン高原東北部に興った王国)戦争勝利の記念とその息子カラカラとゲタのを記念して建設されました。
もともとはセウェルスと彼の二人の息子が6頭立ての馬車に乗った像があったそうです。
212年にカラカラが帝位に就き、彼は共同皇帝であった弟ゲタを殺したという話がある兄弟です。 -
カンピドリオ広場
フォロ・ロマーノを出てからすぐ裏手へ上っていくと広場にでます。
ローマにある7つの丘の中では一番小さいけれど、他に引けをとらないのは間違いないです。
丘の上にあるこの広場はミケランジェロの設計がベースになっています。
大きな階段はフォロ・ロマーノの代わりにサンピエトロ寺院がある東へ向かって設けられています。
中央にある乗馬像は2世紀のマルクスアウリウス像をコンピュータで正確にコピーしたもので、オリジナルはカピトリーニ美術館にあります。 -
カピトリーニ美術館
広場にある二つの宮殿。
クラッシックな彫像は様々なパウスによって収集され、ローマに寄贈され、1734年に世界で最初の一般公開された美術館になりました。
コンセルヴァトーリ宮殿には巨大なコンスタンティヌス像の断片と共に『カピトリーノの雌狼』があります。
これは紀元前500年のエルトリアの彫像で、狼がミステリアスな双子、ロムルスとレムスを育てたという話を元に作られました。
open:火−日 9−20時
13ユーロ -
カフェ入口
カピトリーニ美術館のカフェでお昼をとりたいのですが、入口は美術館裏手。
建物右横のこんなゲートをくぐります。
左手に4番の入口があるのでそこがカフェ入口。
カフェのみ利用の方は無料で入れます。 -
美術館のカフェの注文はこれまた難解・・・
まずレジで注文して支払をし、カウンター沿いに横に流れ、そこでパニーニが焼けるのを待ち、受け取り、カプチーノのレシートを見せて作ってもらい、待ち、やっと自分の席へ持っていけるというシステム。
空いていたからよかったものの、混雑時はカオスですな。
パニーニx2カプチーノx2で10ユーロという奇跡的な安さにビックリ。
とってもおすすめなカフェです。
詳しくは口コミで。 -
カフェにはテラス席もあります。
-
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
お腹がいっぱいになったところでこれまたすぐの巨大な建物へ。
巨大で白く、国家主義の記念碑であるこれはベネチア広場から全体を見るのは難しいです。
イタリアの初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のために建てられました。
24時間警備されている中にはアルターレ・デッラ・パトリア「祖国の祭壇」を見ることができます。
国立リソルジメント博物館は統一前について知ることができます。
この建物は多くのイタリア人にとって目障りとされ、タイプライターやウエディングケーキなどあだ名をつけられています。
この建物の上からは素晴らしいローマの眺望が臨めます。
open;9-16時
無料 -
ヴェネツィア宮殿
巨大な建物の目の前が広場でそこにある宮殿へ。
16,17世紀にベネチア共和国からの大使館として使われていました。
現在は美術館で絵画、タペストリー、陶器、宗教美術、肖像画(女性の複雑な髪形に注目)などこの時代の収蔵品を展示しています。
建物はムッソリーニに本部としても使用されました。
ヴェネチア広場に向かったバルコニーで彼はよくスピーチを行ったそうです。
open;火-日 8;30-19;30
5ユーロTuesday/Sunday 8.30 - 19.30 -
ドリア パンフィーリ宮殿とギャラリー ドリア パンフィーリ
車通りの多い道を行きます。
広大なこの宮殿には17世紀からすでに貴族の子孫が住んでいました。
中はギャラリー ドリア パンフィーリになっていてディエゴ・ベラスケス、カラヴァッジオ、ティツィアーノ・ヴェチェッリオの絵画などを保有するイタリアで最も重要なプライベートコレクションのうちのひとつです。
インテリアは何世紀もの間変わらないためその時代に迷い込んだように感じます。
open;毎日9-19時
10.5ユーロ -
Time Elevator
45分で見られるThe History of Rome。
映像に合わせて床が動くという方式。
上映時間があったら見ようと思ったのですが30分以上の待ち時間。
ということでパスしました。
言語: Italian, English, French, German, Spanish and Russian. -
前のパウス
マダムタッソーの館のショーウィンドーにはこんなのがクルクル回っています。 -
今のパウス
-
古代ローマ人
-
トラヤヌスの市場
そしてまた戻ってきた感じになります。
1世紀にトラヤヌス帝に仕えていた建築家ダマスカスのアポロドーロスによって設計され、古代ローマのスーパーマーケットとして使われていました。
構造物全体は6層になっており、果物から野菜、ワイン、香料、水槽に入った鮮魚まですべてのものが買えたそうです。
open;火-日9-19時
9.5ユーロ -
トラヤヌスの記念柱
階段を降りるとここに出ます。
25の大きな大理石のブロックの上に2500もの模様が彫られていて、ダキア(現在のルーマニア)でのトラヤヌスの戦いのレリーフがらせん状に描かれています。
戦利品でこのトラヤヌスのフォルムの建設費を支払うことができたそうです。
この記念柱はトラヤヌスの市場を建設するために掘削しなければならなかった丘と同じ高さだそうです。 -
フォリ・インペリアーリ
ローマが帝政になり、都市がその指導者のエゴと同じ速さで大きくなったとき、フォロ・ロマーノはもはや小さすぎ、フォルムが築かれました。
ユリウス・カエサルは紀元前54年最初のフォーラムをを作り、彼の養子が50年後アウグストゥスのフォルムとして引き継ぎます。
このフォルムの一番端に中東での戦いの戦利品が見られる平和の神殿があります。
ネルウァ帝のフォーラムの場所は小さく、アウグストゥスのフォーラムと神殿に挟まれています。
クイリナリスの丘から中心部までもう土地はなかったが、、トラヤヌス帝はそれに拘束されず、最大のフォーラムを築かせ、トラヤヌスの市場から記念柱までの広さを誇っています。 -
そろそろ15時
足も疲れてどうしても甘いものが食べたかったのでカフェへ。
ワインカフェなのでお酒がい〜ぱい。
余市もありました! -
ケーキは絶対に食べたい
と思っていたのでしょうがないのですが、こんな素朴なキャロットケーキとシフォンケーキが各6ユーロ。840円ですよ!!
東京でもそんな高価なケーキ食べたことないというのに。
この日のお茶はお昼ご飯より高くつきました。
ケーキx2とカプチーノx2で18ユーロ。
詳しくは口コミで。 -
地下鉄B線
に乗ってホテルへ。
B線はうわさどおりグラフィティーが全面に描かれています。
ホテルへはB線の新線だったので比較的空いていて、車内は落ち着いています。
A線は混んでいる時が多いのでB線でよかったかも。
地下鉄のイスが、ツルツルプラスチックシートなので座っててもおしりが横滑りします。なんとかならないの?!! -
夕食
ホテル近くのピッツェリアへ。
この日はカルボナーラ、キノコピザ、ライスコロッケ、サラダ、赤ワイン、水を頼んで33ユーロ。ここも夜8時を過ぎたら入口は人が並んでいました。 -
ライスコロッケ。
味付けもちょうどいい。 -
サラダ
見た目もおいしそう。
このアーティチョークが大好き! -
カルボナーラはちょっと甘い味付けでした。
この日はこれでお休み。
沢山歩きました。 -
3日目
トリトーネの噴水
ホテルからバスで向かいます。
バルベリーニ広場の中央にこの噴水があります。。
1642年にパウス・バルベリーニのためにベルニーニによってデザインされました。
イルカ5頭が貝の上にひざまずいたトリトンを載せ、巻貝から水が吐き出されています。
貝の下を覗くと蜂もいます。
蜂は富豪、バルベリーニ家のシンボルです。 -
バルベリーニ宮殿
噴水から少し行ったところにあります。
堂々たるこの宮殿は18世紀、何回もパウスを輩出した強大なバルベリーニ家の滞在のために建てられたそうです。
入ってドア右の小さならせん階段はボロミーニによるもの。
左ドアの後ろの歴史的価値のあるかいだんは偉大なライバルベルニーニがデザイン。
この階段を通ると有名なラファエロの「ラ・フォルナリーナ」(パン屋の娘)など16,17世紀の絵画があるバルベリーニ美術館へと続きます。
この他のコレクションはコルシーニ美術館でも見られます。
バルベリーニのプライベートアパートメントにはフレスコ画などがツアーで見られるそうです。
ドア、立像、噴水に装飾されている蜂に注目してみてください。
このバルベリーニのシンボルはローマの街のいろいろな歴史的建造物に見られます。
火-日 9-19時
5ユーロ -
クワトロ・フォンターネ
交差点の四つ角にそれぞれ噴水があるのが見どころ。
この4つの噴水はそれぞれ、テュベル川、アルノ川、ディアナ神そしてジュノー神を表しています。 -
サン・カルロ・アッレ・クワトロフォンターネ
この教会はボッロミーニが29歳の時に建てたもの。
サンピエトロ寺院のクーポラより教会が小さいそうで、これはこの建築家の混乱した精神を反映していると言われています。
ここからはサンタマリアマッジョーレ教会、もう一方にはスペイン階段上のオベリスクが見えます。
月-金 10−13 15−18時
土 10−13
日12−13
無料 -
サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会
この教会は珍しい楕円の形をしていて、新郎新婦に愛されています。
ベルニーニ作。バロックの代表作。バロックパールのあだ名もあります。
月-土 8.30−12時、15.30-19時
日 9−12、16−19時
無料 -
クイリナーレ広場
ここからローマを、そしてサンピエトロ寺院のクーポラが見渡せます。
クイリナーレは61mで7つある丘のなかで一番高いです。
広場の中央の噴水は古いローマの彫刻のミックス。
エジプトのオベリスクは中世のもので水瓶に使用されていたそうです。 -
クイリナーレ宮殿
16世紀にパウスの夏の滞在先として建設されました。
長い間王家の宮殿として、1947年にはローマ共和国のプレジデントの住まいとして使われました。
外観はとてもつまらないものに見えますが、一旦中にはいると豪華な部屋に圧倒されます。
実際このとき長い行列ができていました。一見の価値あるんでしょうね。
このうちの一つの部屋はシスティーナ礼拝堂と全く同じ構造、大きさに作られているそうです。
日 8.30−12時
5ユーロ -
トレビの泉
ここでローマに来たな〜という実感がわきました。
世界で一番有名な噴水の一つであるトレビの泉。
ネプチューンが豊かさの神(左)と健康の神(右)の間に立っています。
水は古代ローマ時代の数少ない手つかずの水路から引かれています。
その時代には兵士たちが無事の帰還を願ってこの水を飲んでいったといいます。
こん日、後ろ向きにみぎてで左肩ごしにコインをなげるとまたローマに戻れると言われているのですが、やる人やらない人半々でしょうか。日本人は100%やってます。 -
Galleria Alberto Sordi
素敵なデパート。
買い物がなくても訪れる価値があります。
通路の真ん中にillyのカフェがあったのでそこでお茶タイム。
トイレもこの建物内にあるのですが、行列ができていました。 -
マルクス・アウレリウスの記念柱
コロンナ広場の中央には約30mのこの記念柱があります。
この柱のレリーフには皇帝マルクス・アウレリウスが2世紀、ドナウ川沿いの部族に反対した戦争のシーンが描かれています。 -
聖イグナチオ教会
近くの広場はこの教会のために作られました。
教会は17世紀末に建設され、イエズス会の創設者イグナチオに捧げられたそうです。 -
ピエトロ広場
建築リサイクルの良い例を見たいなら、証券取引所のファサードを見るといいと言われています。ハドリアヌス帝に敬意を表して建てられた神殿の壁をリユースしたらしいです。
神殿の全体像をみるならこの広場の反対側、Piazza di Pietra 36から良く見られます。 -
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ミネルヴァ広場では大理石の象背にのるエジプトのオベリスクがすぐに目につきます。
この像はベルニーニによってデザインされ、賢さを持った強力な精神を象徴しています。 -
内部は圧倒的な数のフレスコ画、金箔、大理石。
クーポラの天井はだまし絵になっています。
絵だってわかるけど。
毎日 7.30−12.30、 15−19.15時
無料 -
ローマで唯一のゴシック教会であるこの教会に重要な芸術品であるミケランジェロの「あがないの主イエス・キリスト」が主祭壇の左側にあります。
-
祭壇の下にイタリアの守護聖人であるシエナのカタリナが埋葬されています。
彼女の頭部のみ出生地の教会にあるそうです。
体と頭バラバラ。出生地にも帰りたかろうという情だったのかもしれませんが、
バラバラ??
教会のとなりの修道院ではガリレオはコペルニクスの地動説を唱えるのをやめるまで異端審問をされていました。
毎日 8−19時
無料
この教会近くのきれいなジェラート屋さんでアイスタイムがありました。
路地にある、人気店でもないためか、お姉さんサービスよくて、
試食&クッキーサービスしてくれました。
ここも他の店と同じくらいおいしいジェラートでした。
ジェラートにはずれはないのかな。 -
パンテオン
全てが印象的です。
118−128年に建設。
最初の建造物は27年に焼失。
7世紀には「天の全ての神のための神殿」から教会に変わりました。 -
天のシンボルであるクーポラは完璧な円形で壁から壁までと、床から天井まで43.3m。
初めてセメントが使われた天井で、2千年たった今も無傷である。
建物の壁はクーポラの下では6mの厚さで、唯一の明り取りがこの上にあります。「目」が開いているというのですが、ぽっかり大きな穴があいています。
当然雨の日は床が水浸しになります。
そのため、色付けされた大理石の床にはローマ人が設計した排水口があります。
ラファエルがサンピエトロ寺院よりもここに埋葬されたがったといいます。
他にヴィットリオ エマヌエーレ2世といったイタリアの王の墓も見られます。
月-土 8.30−19.30
日9−18
祝 9−13
無料 -
Sant'Eustachio il Caffe
老舗のカフェでお茶タイムしました。
Caffe zuccheratoという砂糖入りエスプレッソが名物だというのでそれ二つと、おすすめを聞くとパネトーネのクリームのせ、コッペパンのクリームのせだというのでそれを頼み、全部で15ユーロ。
ちゃんと席に待っているとお姉さんが注文を取りに来ます。
店内で注文してしまうと値段が違うので怒られます。(隣の人)
お土産にコーヒーを買って帰る人が多かったので私も一つ。
カフェラテにして飲むとおいしいです。
詳しくは口コミで。 -
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会
ローマにあるフランスの教会。
この教会が有名なのは左側5番目の横クーポラにあるカラヴァッジオの3枚の絵があるからです。
マタイの生涯を描いた絵、「聖マタイの召命」、「聖マタイと天使」、「聖マタイの殉教」の3枚です。
月-水、 金−日 10−12.30、 16−19
木 10−12.30
無料 -
アルテンプス宮殿
ルネッサンス期のもので、ローマ国立博物館の一部になります。
ここではルドヴィージ家のようなローマの貴族の彫刻が見られます。
火−日 9−19.45
7ユーロ(3日間有効、他palazzo massimo, crypta balbi, terme di dioclezianl共通) -
Palazzo Massimo(テルミニ駅近く)
有名な彫刻なので学校の先生が何かと指をさして説明してるのですが、そのたんびに警告音が!
何回もやってたら壊れたみたいで、何もしてないのになりっぱなし。
誰も近寄らなくなりました。(笑) -
円盤を投げる人
これも有名です。 -
ホテルメルキュール
ホテルに帰るとまずお風呂!
バスタブで疲れた足を癒します。 -
夕食
3日目はそういえば昼ごはんを食べるの忘れてた。
テルミニまでバスで出て、駅近くのレストランへ。
日本語のメニューもあります。
ウェイターがいろんな国の言葉で接客してくれます。
奥の部屋は常連さん、手前の部屋は観光客のみ。
この日はシーフードサラダ、ラビオリ、ビーフの煮込み、ワイン、水、パン、デザートにティラミス風アイス、カスタードプリン、それにフライドアーティチョークなるものを注文しました。
これがホクホクで外はぱりぱりしておいしい!
珍しいものを食べられて満足です。
食後にレモンのお酒をサービスで頂きました。おいしかった。
これで58ユーロ、沢山頼んだのでこれくらいですな。 -
4日目
今日は飛行機に乗って帰る日なので午前中は一か所のみ周ります。
バルカッチャの噴水
工事中でした。
カラカラ。 -
スペイン階段
朝9時ということもあって、人がまばら。
混んでるのもイヤだけど、人がいないと観光した気になれないよ・・・
逆光だったのでここは午後がいいのかな。
スペイン広場は17世紀のスペインの大使館があったスペイン宮殿によって名づけられました。
世界で一番有名な階段スペイン階段は18世紀、138段上にあるトリニタ・デイ・モンティ教会と街を繋ぐために建設されました。
階段の上で座って絵葉書を書いたりぼーっとしたり、足を休めたり。 -
そのまま電車で空港へ。
アートなオブジェがお出迎えしてくれました。
ありがとう。
ローマの街の雑踏から空港のこの広くて白い空間に来るとなんだか別の街みたい。
再び13.05発15.40着のKLM航空でアムステルダムまで。
楽しい3泊4日のローマの旅になりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
105