ミクロネシア・コスラエ編

2014/01/12 - 2014/01/22

今年のバカンスの本当の目的地・ミクロネシア・コスラエ州は
ミクロネシア連邦の中で、一番人口が少なく一番未開発の地域なので
素朴な人達との出会いを期待し、又、此れまで思うように食べられない
南洋のローカル・フードを楽しみにしている。
最低でもパンの実は食してみたい。それとマングローブの林に
囲まれたコスラエならではの・マングローブ蟹は絶対に外せないのが、
コスラエを選んだ理由の一つでもある。
此の地で本当にのんびりと素朴な時間を過ごしたくて、コスラエを
重点休暇の地に選んだので期待は大である。

エリア コスラエ島(ミクロネシア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝・簡単な朝食で済ませた。
コスラエへは午後のフライトだから
１１時頃に空港へ送ってくれる事になっている。
荷造りを済ませれば時間までフリーだ・・・

２日間の短い滞在だったが
ソケースロックの雄姿は充分楽しませてくれたし
又、のんびり過ごす事も出来た。

時間になり、ポンペイ国際空港へ
ホテルの車で送ってくれた。

いよいよ今回の重点バカンスの地コスラエ州に出発！
出国手続きは至って簡単！
荷物を預け、出国税のUS$20を支払い、出国カードは
ポンペイ入国時のコピーが又、コスラエで入国カードとして
使用出来るとの事、後は手荷物検査して搭乗を待つばかりだ・・・

ミクロネシア・コスラエ州
ミクロネシアさえ知る人が少ないのに
コスラエなんて場所を知る人などほぼ皆無に近い！
余程この地方に関係ある人でないと興味が無いだろう・・・
其のコスラエに遊びに行くのだから他人から見たら
余程の物好きに見えるだろな〜
それが狙いである。

グアムからのアイランド・ホッパーの到着を待ち搭乗を待つ！
見覚えの有るユナイテッド航空機が着陸し、ターミナルビルに
近づいて来て乗客が降りて来た。
暫くして搭乗のアナウンスがあり飛行機に歩いて向かう。

ポンペイ国際空港を飛び立つとポンペイの環礁が直ぐ見えて来る。
世界でも有数の多雨を誇るポンペイだが、思い返してみれば、
ポンペイで過ごした４日間に、一度も雨に降られる事も無く楽しく
過ごせた、ポンペイよさようなら〜

１時間ちょっとのフライト時間でコスラエに着陸！
１０人ほど乗客が降りたようだ。
人数が少ないので入国手続きもスムーズに
税関も申告用紙の提出と口頭申告のみでこれまたスムーズにパス。
そして出口へ向かう。

ポンペイの件が有るので一抹の不安があったが
果たしてホテルの迎えは来ているのか？
出口に出て探してみる。
其れらしき人影が無い！又か〜？と思っていたら
車が止まり、うら若き女性が近づいて来て○○さんですか？と訪ねて来た
ホテルの迎えであった。

迎えに来ていた女性がチェックイン手続きをしてくれた。
手造りの生花で作った髪飾り頭に載せられルームキーを貰い
部屋に案内された。

部屋は一番奥の棟のルームナンバー３１号
因みにチェックアウト時にオーナーのマリアが教えてくれたのだが
、
（NHKのミクロネシア取材陣が来た時に同行していた女優の鶴田真由さんが
　同じ部屋No,31号に泊っていたとの事だった。）

ドアーを開けると目に飛び込んできたのが
タオルで造作した白鳥？のデコレーションがベッドの上に・・・
生花の花で彩りしてアクセントに・・・
女性には感動ものかもですね〜

貰った髪飾りも添えて崩す前に写真撮影！
作り方を崩して確認するとなるほどなぁ〜
参考になった！

部屋はダブルのベッドが二つのツインルーム！
そんなに広くはないが充分だ・・・
洗面所・トイレ・シャワーは一か所にあった。
今日から４日間滞在する我が家になる。

机の上にウエルカムフルーツが
椰子の葉で手作りしたバスケットに
コスラエだけの特産タンジェリンみかんだ・・・
此れは嬉しいプレゼント！

荷物を部屋の片隅に置き
ホテル敷地内の散策に・・・
今日は、金曜日。夕方はハッピーアワーだ・・・
少し時間が早いが出かける事にした。

先ずは南洋の木々に覆うわれたボードウオークの小道を
レストランへと歩いて行く事に・・・
木立の中は涼しくて清々しい！
森林浴をしているみたい。

もう１本のボードウオークもレストランに通じている、
此方は板と板の間に少し隙間がある。
低所の吊り橋みたいな感じだ・・・

レストランの入り口！
ツリーロッジ・リゾートのレストラン、ブリーズだ！
素朴な建物が湖面に浮かぶローカルレストランだ・・・
周りを水で囲まれているから暑さは感じない。

まだ時間も早いのでレストランには誰も居ない。
レストランは湖面の上にあり静かで趣がある。
何もしないバカンスにはもってこいのロケーションだ・・・

景色は最高！
湖の中に居るような錯覚に陥る。
此処で４日間食事したりお酒飲んだりする事になるのだろ〜
楽しみだ・・・

レストラン端の一番水辺に近いテーブル席を選んだ！
此処はやはり恒例の・ホテルスペシャルカクテルを注文する。
其れと今回のコスラエに来た目的の一つでもある、マングローブ蟹を注文！
勿論、一人・１匹づつの贅沢を・・・
金曜日のスペシャル・メニューはマングローブ・クラブだから！
通常料金はUS＄１９、が何と！US＄１０の格安のサービス価格なのだ・・・
やす〜い！

出来て来たカクテルで
今日から滞在するコスラエに乾杯！
そして今回のミクロネシアのバカンスにも・・・
コスラエの滞在に胸躍る一瞬だ！

湖面は静かで景色を逆さに鏡の様に写し出している。
本当に綺麗だね〜！
の一言しか言葉が出て来ない。

そして静かである。
カクテルを飲みながら只々景色に
魅入るだけだ・・・
暫くすると、厨房の方からカチ・カチと音が微かに聞こえて来る。
私が、あれは蟹の大きな爪を食べやすくする為に割っている音だから
もう直ぐ出て来るぞ！などと話していると・・・

陽気ながら物静かなレストランスタッフ、
コスラエの可愛いお嬢さん。
ニコニコしながらマングローブ・クラブを
持って来てくれた。

コスラエへ来た目的の第一番目が達成される。
昨年・チューク州の、あるレストランで、空っぽに近い痩せたマングローブ蟹を
出されて、がっかりした記憶があるので・・・【料金はUS＄３０も請求された】
出て来た蟹を見て安心した。蟹の爪に身がぎっしり詰まっている。
此れが食べたくて、コスラエに来たようなものだが・・・
カニの身がしっかり詰まっていて美味い！
食べ始めると会話が無くなり怒られる。

オーストラリア・ケアンズの老舗シーフード店で大体・時価価格で
蟹１匹丸々出してくれ５０〜６０ドル前後で食べていたのだが・・・
（ケアンズの蟹のサイズの方が大きかも・・・）
蟹と一緒に添えて出て来たサイドディッシュはご飯にシナモン味のパン、
其れと野菜が乗っていた。

蟹を食べていると、連れからそちらの方が大きいとか
何とかクレームが付く。
仕方ないので少しお裾分けし、食べ易いように殻を割ってやったりの
サービスで苦情をストップ！
レストランスタッフが配膳したのだから文句言われてもな〜

何だかんだでお酒を楽しみ、コスラエへ来た目的のマングローブ蟹も安く
食べられたし、宿泊施設もスタッフ達も感じ良さそうだし、充分満足した
コスラエ・パシフィック・ツリーロッジ・リゾートの滞在初日でした。
明日からが楽しみである。

★続く　「コスラエ編①へ」