2013/12/18 - 2014/01/19
955位(同エリア1660件中)
わたなべさん
ご無沙汰です。
12月〜1月の間、日本平動物園で行動観察をさせていただき、先日終了いたしました。
日本平動物園の皆様、飼育員のお2人、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
多くのことを学べた一ヶ月間となりました。充実した日々でした。
また、熱狂的レッサーパンダファンのお1人とお話させていただくことができ、研究の励みになりました。ありがとうございました。また静岡で会う日を楽しみにしております。
まとめきれませんが…以下写真と共に記録をしていきたいと思います。
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日本平動物園には7頭のレッサーパンダが暮らしています。
私たち(生意気なことに助手が1人いるのです)が観察したのは、もちろん全員。午前と午後、そして平日と休日に分けてデータが取れるように撮影していました。…全部はそろいませんでしたが、まあ大丈夫だと思います。
この日に撮ったのはスミレちゃんでしたね。動いてほしかったのですが、30分くらいはたれぱんだ…。ああでもかわいいから許しちゃう。 -
どの子も個性があって、常同行動一つでも個体によって違うんですよね。
ですが、常同行動をずっと撮影する必要はないので、たまーに別のレッサーパンダを見に行ったりもしていました。
この日はおそらくシュウシュウを撮っていたのですが…彼は常同行動のスパンが早くパターンも変化しないので、タクに浮気しに行っていました。
ごはん美味しいねタク! -
タクは孟宗竹を食べる時に結構顔をあげてくれます。
表情もくるくる変わるので、見ていて楽しいです。かわいいなあ。 -
つい夢中になって撮りすぎてしまいましたが…シュウシュウのところに戻ったらさっきと同じ行動をとったまま(笑)
というわけでやたらとタクのことばかり見てしまいました。シュウシュウごめんね。 -
「僕だって可愛いんだからっ」
とでも言わんばかりのシュウシュウ。
たしかに、シュウシュウは今年孫まで生まれましたが、すごく可愛い顔をしていますよね。特に、天王寺動物園のシュウナ、日本平のシーはその顔の特徴を受け継いでいると思います。
今年はキリッとした顔のスミレとペアリング中のシュウシュウ。どんな子どもになるか、今から期待してしまいます。 -
シュウシュウとペアリング中のスミレちゃんはこちら。
実は、シュウシュウもスミレも山口の徳山動物園生まれで同郷カップルです。
スミレはとても臆病で慎重な子で、飼育員さんに懐くまで一年はかかったようです。最近は慣れてきて、飼育員さんに甘える姿も見られます。 -
飼育員さんの声がする方を見るスミレちゃん。
いい信頼関係が築けているのでしょうね。
そんなスミレとシュウシュウのペアリングですが、慎重派スミレはなかなかシュウシュウに近づけず、ですが少しずつ距離を縮めてきています。
スミレがシュウシュウを見て、プイッと横を向いて走り去ったこともありましたが…私には照れているだけにしか見えませんでした(笑)かわいいなあ。
シュウシュウはスミレを怖がらせないように、スミレのペースに合わせて距離を縮めています。とても優しい子です。3回目のお見合いを見たときは威嚇されていましたが…「びっくりさせちゃった?ごめんね〜」とでもいうように大人しく撤退。いい子ですねえ。 -
慎重派スミレ、と言いましたが、最近のスミレは少しおかしい(笑)
ときどきスイッチが入ったかのように暴れまわるのです。丸太でぐるぐる、床でバタバタ、ブランコでゆらゆら。正直な話、生まれて半年のミホよりもずっと遊んでいます。シュウシュウがいてもお構いなしでバタバタ。
シュウシュウは「今日も嫁は賑やかだなあ」という様子で孟宗竹をもぐもぐ。 -
そして2匹でお昼寝。
なんともいえない距離ですが、いいペアリングだと思います。
吉報、待ってるよ!仲良くね! -
シー&ミホ親子です。
飼育棟からレッサーパンダ館に移動し、2匹で仲良く暮らしています。
移動直後はミホはこわごわと歩いていましたが、シーは慣れたものでいきなり滑り台ワザを披露していました。
とにかくがんばってシーについていこうとするミホ。ハシゴも階段もがんばる。そしてなんと滑り台までマネを!ですが、とんでもなく下手でした(笑)というよりも、途中で落ちそうになるので冷や冷やしました…。 -
ミホはなかなかリンゴを食べない子でした。他の園のパンダたちはみんな色んなものを食べてどんどんと成長していましたが…ミホは孟宗竹しか食べないまま年を越しました。
飼育員さんもがんばって食べさせようとしていたのですが…匂いを嗅いですぐに逃げてしまうミホ。
一人っ子&慎重派ということで、なかなかリンゴの壁を越えられなかったのでしょう。
そんなミホが初めてリンゴを食べたのは1/10のことでした。 -
その日の朝、飼育員さんから、やっとミホがリンゴを食べたんだよーとお話を聞き、お昼のリンゴタイムを楽しみに待ちつつタクの観察をしていました。
そして、東京からいらしていた熱狂的レッサーパンダファンの方と初めてお会いしました。
自分はファン歴が浅いので、その方の情報量の多さと溢れんばかりの愛に圧倒されてしまいました。
かなり長く話し込んでしまいました。そしてミホの話になり、お昼のリンゴタイムを一緒に見ることになりました。
最初はこわごわとリンゴを見るミホ。飼育員さんにもまだ慣れていないようで、基本的に母のシーに隠れるように逃げてしまいます。
根気良くリンゴをミホに差し出す飼育員さん。右手でリンゴに触るミホ。
少しずつなめて。そして一口。
「これ、おいしいね」
なんて思ったのかはわかりませんが、そんな顔で飼育員さんの顔を見るミホ。あの目の輝きは忘れません。
安心した飼育員さんはリンゴをミホに渡し、静かに見守っていました。
ミホは、成長の階段を一つ登ったのです。
そしてその様子を半泣きで見守る熱狂的ファン2人(笑)
ミホの大ファンになってしまいました。 -
数日後のミホの様子がこちら。
シーと仲良くリンゴを食べてます。
「リンゴおいちー!」顔が素晴らしいですね。
あの日を境に、目に見えてミホは成長しています。単独行動も増え、少しずつ大人に近づいています。 -
先日は初めて外に出たミホ。
少し足をケガしてしまったようですが…2日後には回復して外の木に登っていました。少し冷や冷やすることはまだありますが、色んな経験をして大きくなってほしいものです。 -
「私のこと、忘れてない?」
忘れておりません、ミホ母のシーちゃん。母になっても可愛さ健在。むしろミホよりもよく遊んでいます。この日は外でよくミホにちょっかいをかけて転げ回っていました。 -
「とったどー!」
珍しく枯れ枝で遊ぶシー。短時間でしたが、なかなか面白い姿を見せてくれました。 -
「お母さん、それおいしいの?」
と近づくミホ。
シーはこのあとすぐに枝を放り投げて散策を始めました(笑)
ミホはミホで一人遊び?を覚えたのか、よく溝の中に入って隠れたり歩き回ったりしていました。
かわいいけど見えないなあ…。 -
アーヤ&アーニャは、シー&ミホの移動に伴い飼育棟に移動しました。
写真は移動前のアーヤです。
消化器系の持病?粘膜便が定期的に出るようですが、基本的にはとても元気な2匹です。むしろ、アーヤは太った気が…? -
見事な丸まり方で寝るアーニャ。
時々外に出てお散歩もしているようですね。
山口の秋吉台から来た2匹、実は日本平に来てすぐは2匹を離すという話も出ていたようです。おそらく、アーヤがアーニャの分のエサを食べてしまうことが多いからでしょうか?
ですがご安心ください、2匹を離すことはしないと動物園の方から教えていただきました。
誰が見ても仲良しな2匹ですからね、これからも仲良くのんびり暮らして行くことでしょう。
動物にとっての幸せは、人間にはわかりません。
それでも、穏やかに暮らす2匹を見ていると、動物の幸せの形にも色々あるのではないかな?と考えさせられます。 -
そんなわけで、行動観察終了です。
観察の結果は、きっと助手がまとめてくれます(笑)
私は卒業研究を終わらせねばなりませんので…行動観察の結果はノータッチで終わりそうです。
ちなみに私の卒業研究のテーマはレッサーパンダの性格と遺伝子についてです。
卒業研究まとめのポスターが動物園で飾られたらいいなあなんて…思いつつ。
それでは、執筆頑張ります。
しばらく修羅場です。
2月以降にまた更新する…はずです。
※Twitterアカウント@redpandalabo、運営中。動物園の様子をリアルタイムでお伝えすることも。フォローお待ちしております。
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