インド　ムンバイ・エローラ・アジャンタの旅（その２）

2013/12/27 - 2014/01/04

正月休みを利用して、夫婦２人でムンバイ、アウランガバードに宿泊し、エローラ、アジャンタの２つの世界遺産観光をメインにのんびり旅行してきました。
ムンバイでは、いつもよりホテルをランクアップ。私たちにとっては、ちょっと贅沢な旅になりました。
９日間の旅行で観光したのは３日だけ、たまにはこんな旅行もありだと思いました。

エリア アウランガバード(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー タクシー
• 航空会社: ジェットエアウェイズ (運航停止) シンガポール航空 ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよエローラ最大の見どころ、第１６窟カイラーサ寺院へ。
大きい！
内部には、回廊や小部屋、お堂などがあり、いたるところに彫刻が見られます。

第１６窟を出て、上から見た風景。
岩を上から徐々に掘りぬいてつくられれています。

上から眺めていると、以前行ったことのあるエチオピアの聖地ラリベラの聖ギオルギス教会を思い出します。規模はエローラの方が数倍あります。

屋根の装飾

家内の体力がまだ残っているようなので、仏教石窟の第１０窟へ

仏教徒の日本人にとっては何となく一番厳かな感じがします

第１２窟。僧侶たちが暮らした昔のアパートみたいなところだそうです。

ここからは翌日のアジャンタ遺跡観光です。
こちらはホテルに車の手配を頼んで3,300ルピー＋税・サービス料23.16％。
車で2時間30分くらい。
アジャンタ遺跡は、駐車場からはシャトルバスの乗り換えて遺跡まで行きます。歩くとけっこうな距離があるので長蛇の列でも待つしかありません。

シャトルバスを降りて、石段を登りきるといよいよアジャンタの遺跡が見てきました。

アジャンタのハイライトは第１窟。
アジャンタはエローラより古く、紀元前2世紀から7世紀にかけて作られた仏教遺跡です。

アジャンタで最も美しいと言われ第１窟の壁画です。

足の悪い方には籠のサービスもあります。値段はわかりません。

柱にも美しい絵が残されていました。2000年も前の絵のようです。

Ｕ字型に蛇行するワーグラ川に沿って岩盤に掘られたアジャンタ遺跡は外観も壮観です。

第１６窟の壁画

第１９窟　礼拝堂だそうです

国内最大の涅槃仏がたたずむ第26窟の前で仏に祈る人々

第２６窟の内部。日本のお寺を彷彿させる厳かな雰囲気です。

インド最大の涅槃仏。思わず手を合わせてしまいました。

元日、朝６時１０分にフロントへ。
空港までの車の手配を６時３０分にお願いしていましたが、チェックアウトに手間取りそうな予感がして早めにいきました。
案の定、先に一人チェックアウトする人がいて、フロントで対応するのはチェックインの時も手間取ったお兄さん一人だけ。
ようやく出てきた請求書が間違っていたようで、またやり直し。
私の番になって請求書を見ると、先払いの宿泊代金が重複して請求されていました。悪い人ではないと思うのですが、気が抜けません。
最後は、車の手配を忘れていたようで、ちょっと待たされましたがすべて想定の範囲内でした。
やれやれ。

アウランガーバードを後にして、Jet Airwaysで再びムンバイへ。
国内ターミナルからはプリペイドタクシー（エアコン付）でオベロイホテルへ（５６０ルピー）。
今回初めて、アメリカンエキスプレスの特典プログラムFine Hotels and Resortsを利用して予約。一応、到着時に空き部屋があれば部屋をアップグレードしてもらえることになっていましたが、ピークシーズなのでもしかしたらダメかなと思っていました。でも、無事スイートルームにアップグレードしてもらえ、かなり嬉しかったです。

こちらは、ベッドルームとは別にあるリビングルームの一部。リビングルームはかなり広くて、ソファー、ビジネスデスク、ダイニングテーブルがゆったりと配置されています。さらに、大型のＬＣＤテレビが２台、どちらもDVD Player付でおいてありました。ダイニングテーブルやビジネスデスクにはゆりの生花、ソファーのテーブルには蘭の花びらが浮かんでいました。素晴らしい室内に夫婦二人とも感激です。

リビングルームのダイニングテーブル。女王の首飾りと言われる美しい湾の風景が窓いっぱいに広がっています。

バスルームですが、ここだけでビジネスホテルの１部屋くらいの広さは十分にあります。バスタブはＴＯＴＯ製で特大サイズでお湯の温度も自由自在。シャワーヘッドもついていますが、シャワールームも別にあります。洗面台も２つ、バスルームにもテレビがありました。トイレもＴＯＴＯの全自動ウォシュレットです。

一休みしたら、タクシーを拾ってインド門へ。インド門周辺へは滞在中何度か行きましたが、28〜40ルピーでした。メーターに表示されたどおりの料金を支払えばよいので安心です。タクシーに関して、滞在中のトラブルらしいトラブルと言えば、乗車拒否くらい。とても利用しやすかったです。

それにしてもインド門周辺はすごい人、人、車。クラクションの音が絶え間なくなり響き、無秩序に行きかう人々、その間を縫うように歩きまわる物売りの人たち。この雰囲気、けっこう好きです。

インド門に近づくには、男女別にセキュリティチェックがあり、長蛇列でした。セキュリティチェック自体はかなりいい加減で、形だけという感じです。

インド門からは、タージマハル・パレスホテルの美しい姿を見ることができます。

船がたくさん浮かんでいて、エレファンタ島行きの船もここから出ます。船がでる時間が近づくと客引きの男の人たちが叫んでいるのですぐにわかると思います。

この旅行記へのコメント （2）

• M-koku1さん 2015/04/07 01:50:39

  石窟寺院

  CHUCKさん
  
  面白いところに色々行かれてますね！
  
  昔から行きたいと思っていた石窟寺院エリア、興味深く拝見させていただきました。
  トイレが気になって、なかなか思いきれないのですが、実際、どうでしたか？
  
  インドネシアのトイレには、耐えられるぐらいになってきてはいるんですけど・・・
  
  気が向いたら教えてくださいね(^.^)
  
  Mより

  CHUCKさん からの返信 2015/04/07 21:00:36

  RE: 石窟寺院

  M-koku1さん
  
  旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  
  インドのトイレですが、観光地を訪れているかぎり、どこもそれなりに清潔です。
  その代り、トイレの入口には必ず人がいてチップが必要ですけど(^_^;)
  金額は10ルピーくらいですので、しれています。
  
  ムンバイやアウランガーバードは思った以上に治安も良くて旅行しやすかったです。
  機会があればぜひ行ってみてください。