マレーシア航空 A330-300 ビジネスクラス搭乗記・クアラルンプール‐仁川(MH66) / / Review: Malaysia Airlines A330-300 Business Class Kuala Lumpur-Seoul

2013/12/30 - 2013/12/31

2013年の年末は高校時代以来、10年来の友人の結婚式出席のため、オーストラリアのメルボルンに行ってきました。ソウル発クアラルンプール経由メルボルン行き（往復４フライト！）のビジネスクラスが14万円ちょっとだったので、すぐに発券！今回は最後の４フライト目、マレーシア航空ビジネスクラスでのクアラルンプールから仁川までの搭乗記です。１２月３０日から大みそかにかけてのレッドアイ・フライトでしたが、ビジネスクラスはガラガラだったため、マンツーマンに近いサービスを受けられました。また、クアラルンプールでは往路で寄れなかったラウンジにも行ってみました。

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: マレーシア航空

メルボルンから到着し、こちらのカウンターで乗り継ぎ便のゲートなどを確認しました。次の便まで３時間ほどあるので、いろいろとラウンジをめぐってみようと思います。

まずはプライオリティ・パスで入れるプラザプレミアムラウンジに来てみました。

受付でプライオリティパスを提示して入場します。

ここのラウンジには１０年前、３年前と続いて３回目の利用ですが毎回グレードアップされていて、どんどん良くなっていますね。

ヌードルバーやホットミールも結構あり、充実しています。

フィッシュフライやキッシュもあります。

ここにも名物のサテーがありました。ここのソースはちょっとピリ辛でおいしかったです。

あと、このラウンジに来た理由はもう一つあります。マレーシア航空のラウンジにもバーカウンターはあるのですが、ビールは缶から注いでくれる形なんです。それに対して、ここは（おそらく）ＫＬＩＡで唯一、生ビールが飲めるラウンジなんです。（ちなみにアルコールは、この生ビールのみ無料です）

ヌードルバーで一杯作ってもらい、生ビールと一緒に頂きます。飲み終わったころには「もう一杯いかがですか」と声をかけてくれるなど、サービスもとても良いです！プライオリティパスで入れるラウンジの中では確実に最高レベルのラウンジだと思います。

その後、シャワー室を使わせてもらいました。マレーシア航空のラウンジは充実しているのですが、シャワー室だけは貧弱な設備だったのでこちらにしてみました。こちらはしっかりと一般的な設備はそろっていました。

生ビールやコーヒー、スイーツなどがこちらのカウンターで提供されています。

このショーケースの中にあるスイーツも無料で頂けます。いくつか選んで頂きました。

カフェラテを注文したのですが、機械でただ入れるだけではなく、しっかりとミルクで模様までつけてくれるなど、本格的なものでした。

カフェラテと小さなタルトを頂いてから、次のラウンジに移動することにしました。

次にやって来たのはキャセイパシフィックのラウンジです。ＪＡＬ搭乗の際は、こちらが指定ラウンジになっている様です。

アウェイのキャセイラウンジは、大体どこも同じ様なデザインになっていますね。

アウェイのラウンジに必ずある「ロング・バー風のテーブル」です(笑)

アルコール類やソフトドリンクは一通りあります。また、簡単なスナックやホットミールも揃えられています。

カップラーメンも置いております。

ここでも一口ずつホットミールをタイガービールと共に頂きます。あと、マレーシアに来たら必ず飲むスポーツドリンク「１００プラス」も後で飲みました。

搭乗時間まで１時間ほどになったので、マレーシア航空のラウンジに来ました。ここは出発案内もあるので便利です。

帰りはソウルや帰国後に着るための冬服がかさばっていたので、こちらのロッカーに入れさせていただきました。

まずはカフェカウンターでアイスカフェラテを入れてもらい・・・・・。

フルーツと大好きなニュージーランドのホーキーポーキー・アイスクリームがあったので頂きます！

まだ、もう少し時間があったので、またスポーツバーに来ました。

カフェカウンターにあった小さなチョコケーキに合わせて、ウイスキーソーダをもらいました。ここで飲んでいるところで、ちょうど搭乗案内がありました。

いよいよ今回のマレーシア航空のラストフライト、仁川までの便に搭乗します。

往路と同じ、新型のＡ３３０−３００です。

そんなに遅く来たつもりはなかったのですが、待合室にもうあまり人がいませんね・・・。

乗ってみて、その理由がわかりました。ビジネスクラスはガラガラで乗客が自分を含めて３人しかいませんでした。そこにＣＡさんがやはり３人いるので、完全にマンツーマンのサービスです！そういえば、ちょうど３年前にオーストラリアに行った時も帰りが１２月３０日でチャイナエアラインのビジネスに乗っていたのですが、全く同じ状況でした。（→その時の様子はコチラ「チャイナエアライン・ダイナスティクラス 成田-台北‐シドニー」　http://4travel.jp/travelogue/10608054 ）この日はあんまり混んでないんですかね・・・？

往路がほぼ満席であまり写真が撮れなかったので、今回はガラガラな分、遠慮なく座席の写真など撮れました(笑)

ウェルカムドリンクはグァバジュースをもらいました。これまで１０日間ずっと英語だったので、今回は韓国語の新聞をもらいました。

往路はなかったのですが、レッドアイフライトということもあり、ペラペラなものですがスリッパもありました。

今回は人も少なかったので１Ａの座席を撮れました。足もとも若干、他の席よりも広いようです。ただ、この席は機材によっては逆に足もとが狭いものもあり当たり外れが多いですね。夏にニュージーランド航空のＢ７６７−３００ＥＲのビジネスクラスで１Ａを取った時が見事にハズレでした・・・。（→その時の様子・ニュージーランド航空ビジネスクラス ラロトンガ‐シドニー　http://4travel.jp/travelogue/10805365 ）

座席のひじ掛けは寝るときに下げて調節できる様になっていました。

ひじ掛けを下げた状態です。

そうこうしている内に離陸です。クアラルンプールの夜景を撮ってみました。

人が少なくマンツーマンのサービスだったので、今回はシャンパンのボトルの写真も撮らせてもらいました。

この路線ではやっぱり行きと同じミックスナッツでした・・・。

サテーをもらった時に、ピーナッツも一緒にもらいました。今回は乗る前にラウンジでずっとビールだったので比較的軽めのピノ・ノワールの赤ワインにしてみました。この後、食事が出るのかと思ったら、食事は寝た後の到着前だそうです・・・。それを知らずにミックスグリルと重めのメニューを頼んでしまいました・・・。

その後、ボトル入りの水を配ってきてくれました。マレーシア航空のオリジナルパッケージの様です。ところで、マレーシア航空の２レターコードはＭＨなのですが、最近、自社の宣伝する時に「ＭＨはMalaysian Hospitalityの略です」と、うまく文字っていますね。

ガラガラのキャビンの様子です。

フルリクライニングの状態です。座席は新しいのですが、Ｂ７７７と比べるとシートピッチが狭い（Ｂ７７７が１９０センチなのに対して、Ａ３３０が１５３センチと標準並み）ので、傾斜が少し急に感じました。

リラックスモードで、さらにもう少し背もたれだけを倒した状態です。ＡＮＡのクレイドルっぽい形にしてみました。ここら辺はそれぞれの人の好みによりますが、ライフラットよりはこういった「ゆりかご型」の方がずり落ちなくていいという意見もありますね。

仮眠をとり、到着前に食事が始まります。まずはフルーツとヨーグルトです。

さっきも書きましたが、このこのタイミングでの食事だと知らず、ミックスグリルと思いメニューを頼んでしまいました・・・。おいしいのですが、寝起きではさすがに食べきれず一部残してしまいました・・・(><)こんなことなら、ナシレマクにすればよかった・・・。

この機材に乗るのは今回の旅行が初めてなので、エコノミーのキャビンを見学してきました。

エコノミークラスのシートです。

そして、またビジネスの方に戻ってきました。

ソウルまであと少しですね。

ちょうど済州島上空を通過中でした。いつもこの辺りの地図が出てくると、つい日本海のあたりを見てしまいます(笑)これが韓国系エアラインだと必ず日本海の真ん中あたりに「Dokdo」と出ていますが、さすがに外資系エアラインでは出ませんね(笑)

ちなみにビジネスクラスの座席も頭の位置は調整できるようになっています。

今回、ＣＡさんもかなりヒマだったようで、また少し話し込んでしまいました。飲み物を注文した時にまたピーナッツを頼み、その時に「マレーシア航空のピーナッツはおいしくて好きなんだ」と言ったら、お土産にと袋ごとくれました(笑)

そうこうしている内に仁川空港に到着しました。ところで、出発地の国の国旗がちゃんと出てWelcomeと出る、この仁川の案内板はいいですね。（あ、ちゃんと日本から到着した便でもちゃんと日の丸が出ますよ！）日本もやればいいのに。