鹿教湯温泉「三水館」と松本再訪！

2014/01/05 - 2014/01/06

前回、といっても先月、あまりに居心地がよかったので、また来たよ「三水館」。今回も期待通り！のんびりほっこり湯の旅です。

エリア 鹿教湯温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

快晴！高速道路から遠く南アルプスの銀嶺がくっきり。故障から復活したオリンパスＰＬ２の調子も良好。

チェックイン開始の２時ぴったり「三水館」に到着。雪がわずかに残り、さむい寒い。宿泊客はまだだれも来ていないようだ。

入口までの坂道には滑らないようにむしろが敷かれている。

静謐で落ち着いた館内。実家に帰ってきたような安心感。いいなあ。

暖炉に火が入りあったかあい。

二階にあがると・・・。

和室十畳の「三十坂」というお部屋。大きなこたつにはいってあったまろう。

天井は高く、窓も大きい。ただ照明が少しくらくて、夜、新聞や本を読むのにちと苦労した。

お着きの焼き菓子。皮がぱりっとして旨い。

鹿教湯温泉街でつくっている「翁まんじゅう」も。左が粒あん。右はこしあん。でもやっぱりまんじゅうは粒あんに限る。後で食べよ。

さっそくお湯に。まだだれもいない。

檜の内風呂。こじんまりとしているけれど、これがいい。

お湯は単純泉でくせがなく、源泉かけ流しではないものの、肌にしっとりくる。浴槽や壁、床、窓などすべてきちっとしつらえてあり、とても落ち着く。湯加減もいい。

露天風呂。真ん中の柱？の穴からお湯がこんこんと湧き出てくる。男湯と女湯は夜８時に入れ替わる。

湯上りの肌にあたる冷たい風が気持ちいい。

にゃん蔵が床に。

井崎正治さんの作品。不思議な存在感と透明感がある。

湯上りはロビーでくつろぐ。冷たい水、大きな机、すわり心地のいい木の椅子。朝日新聞と信濃毎日新聞、雑誌もたくさん置いてある。

床暖が効いて足元があったかい。館内にスリッパはなく、素足でも大丈夫。

待ってました。午後６時。夕食。今回は広〜い個室でいただきました。

地酒は辛口の「瀧澤」、口当たりのなめらかな「鼎（あがた）」など多彩。ぬる燗でくいっといこう。地ビール、ワイン、焼酎も種類豊富。

松本一本ねぎたっぷりの「ねぎ鍋」。前回の感動がよみがえる。これがどうしても食べたかった！

ねぎがとろけるようにやわらかい。出汁も深みがあり旨いよお。ただ鍋が前半、早いところで登場するので、この時点でお腹がかなりふくれてしまうのが難点。やはり鍋はもう少し後のほうがいい。

信濃雪鱒のお刺身。肉厚で歯ごたえもいい。

里芋のあんかけ。

もちもち蓮根だんご？

サラダはシャキッと新鮮。蓮根、ごぼう、サツマイモはかりっと揚げてある。

信濃雪鱒の焼き物。

たまご雑炊、文句なしに旨い。お腹パンパンでも食べてしまうところがすごい。雑炊もお腹もどっちもすごい。

デザートはロビーで。白玉プリン。カラメルソースがまたうまい。

土間の暖炉で暖まったあと、部屋に戻って横になるやいなや、爆睡だあ！

布団と枕は硬さや厚さが程よく（これはすごく大切！）、ぐっすり眠れた。

朝ごはん。地の食材が豊富。大根の味噌汁旨い。
食後はロビーでコーヒータイム。朝食後三たび朝風呂を浴びて、１０時半ジャストにチェックアウト。宿の人の温かいおもてなしは今回も心に沁みた。

にゃん蔵、またな。

みーちゃん、またな。

人形、またな。

帰りは前回同様、松本に立ち寄り、湧水を汲みに「源智の井戸」に。

井戸！

「源智の井戸」のすぐ横にあるそば処「源智のそば」へ。

おいらは天ぷらざるそば。めんは細いがこしがあり、のどごし抜群。

相方は鴨汁つけそば。めん冷、つゆあつ。鴨は歯ごたえがあってうまい。

お蕎麦屋さんのお勧め、地元の生産者直売店「アルプス市場」へ。

店内は広く、地元松本や塩尻産の野菜や果物、お焼き、キムチ、パン、焼き芋まで売っている。焼き芋は驚くほど甘くやわらかく、うまかった！

「松本一本ねぎ」だ！

おお、一本ねぎだ。一束買っていこう。

山賊焼きやおやきなど買い込んで、今回の旅もそろそろおしまい。楽しかったなあ。良く食べたなあ。

この旅行記へのコメント （2）

• oneonekukikoさん 2014/02/09 08:58:08

  三水館懐かしいです

  yuruyuruさん
  おはようございます。
  
  三水館を見つけて懐かしく書き込みしております。
  もう5年以上前の宿泊でしたが、山菜たっぷりのお鍋は今だに話題に上ります。
  オーナーのセンスを感じさせる調度品も素敵でした。
  
  最近、以前宿泊した宿を懐かしく再訪したのですが、
  当時のホスピタリティあふれる宿でなくなっていて寂しい思いがしましたので、こちらで、あの時のままのホスピタリティ溢れる三水館さんを拝見して嬉しく思いました。
  
  また、行ってみようかしら。
  
  oneonekukiko

  yuruyuruさん からの返信 2014/02/14 12:03:35

  RE: 三水館懐かしいです

  oneonekukikoさん
  
  三水館、本当にのんびりできました。
  
  猫のにゃんぞうはご存じですか？
  
  病気でかなりやせてしまって、すっかり変わってしまっていました。
  
  ５年前と大きく違うのはそれくらいだと思います。
  
  私たちも次は違う季節に行ってみたいと思いましたよ。