アウシュビッツ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
本日はワルシャワからクラクフ、アウシュビッツへ日帰り旅行です。<br /><br />【05:00〜】<br />本日も5時起床。<br />今日は電車が06:15発なので、目覚ましで無理矢理起床の5時起床。<br />3時間半しか寝てない。<br />昨日洗った洗濯物をしまい込んでから駅に向かう。<br /><br />【05:45〜】<br />駅構内の切符売り場にて、日本で予約した予約確認表を<br />切符に変えようとする。<br />そしたら、これがそのまま切符代わりになるとのこと。楽だわー。<br /><br />切符問題は解消されたので、駅構内の売店.1minutesで<br />キャラメルコーヒー5.5zl(220円)と<br />ホットドッグ5.9zl(240円)で朝食。<br /><br />ホットドッグは具が豊富でかなり美味い。<br />ちなみにスタバは、カフェラテトールサイズが12.9zl(520円)<br />+バニラホイップ2zl(80円)って感じ。<br />日本とほぼ変わらないかな。<br /><br />その後、1.75リットルの水4zl(160円)、<br />半額パン1.25zl(50円)をとどめに買って<br />プラットフォームに降りる。<br /><br />しかし、クラクフ行の電車は20分遅れ。<br />よく遅れるとは書いてあったけど、朝一の便から遅れるとは。<br />始発駅ではないので、プラットフォームで立って<br />待ってなきゃならないのが辛い。<br /><br />【06:45〜】<br />結局30分遅れで電車が出発。<br />駅員や乗客に聞きながら、2等の自分の座席に辿り着く。<br />定員6人のコンパーネントメント席。<br />2等という割にちょっとリッチな雰囲気です。<br /><br />電車が駅の外に出ると、7時なのにもう外が明るくなってきている。<br />バルト三国からだいぶ南下してきたってことかな。<br /><br />【07:15〜】<br />周りの景色は雪こそ降ってないものの、<br />霜が下りて真っ白な野原がどこまでも続いている。<br />太陽も顔を出し、今日こそびしっと晴れそうです。<br />さらに30分ぐらいすると、乗務員が改札にやってくる。<br />予約確認表とパスポートを渡し、改札完了。<br />あとは、時折外の景色に目をやりながら、<br />ひたすら旅行記の更新に励む。<br /><br />【10:05〜】<br />クラクフ本駅に到着。<br />天気は曇り。<br />本来の予定だと、9:30に到着して、<br />明るいうちにクラクフ市街を回る予定が、<br />残り25分ではどうにもならず、<br />結局そのままバスターミナル直行。<br /><br />有料トイレ 2zl(80円)に入ってから、バスの運転手から<br />アウシュビッツ強制収容所行の往復バスを27.5zl(1,100円)で購入。<br /><br />【10:30〜】<br />バス出発。<br />クラクフ近郊でいろいろとバス停に立ち寄りながら、<br />バスはゆっくりと進む。<br /><br />郊外に出ると、日本の田舎の県道的な雰囲気に。<br />標識も日本のそれと似てる。<br /><br />そんな景色を楽しみ、小腹が空いたのをおやつで癒しながら、<br />1時間30分のバスの旅でした。<br /><br />【12:00〜】<br />アウシュビッツ強制収容所跡に到着。<br />帰りのバスをチェックすると、12/31は14:10の一便を除き、<br />あとはすべて運休らしい。<br /><br />ということは観光時間は残り2時間。<br />クラクフ着いてすぐバスに飛び乗ってきて良かった。<br /><br />アウシュビッツ強制収容所跡は博物館となっていて、入場料は無料。<br /><br />売店で簡単な日本語ガイドブックを5zl(200円)で購入してから<br />中に向かう。<br /><br />かの有名な「働けば自由になれる」という文字が書かれた<br />入り口をくぐり、中へ。<br />中の建物内には、当時を伝える様々な展示物が。<br />運良くここを出れた人が描いた生々しい絵、<br />藁をひいてそこに寝るという人々の劣悪な住まい、<br />収容された人々、<br />殺された人々のおひただしい遺品の数々、<br />銃殺する壁、<br />移動絞首台、<br />ガス室・・・。<br /><br />人が人を支配すること、<br />人が人を人として扱わないことの恐ろしさを痛いほどに感じる。<br /><br />どうしてこんなことをして良心が咎めないのか。<br /><br />とはいえ、密告者は手厚く優遇された暮らしを手に入れられるし、<br />同じドイツ人でも異なる意見を持てば、<br />この囚人と同じ暮らしを強いられるという世の中。<br />そんな中、異を唱えられるはずもない。<br />恐ろしい世の中だ。<br /><br />そんな展示物の数々に、様々な思いを巡らせながら、<br />アウシュビッツ博物館を後にする。<br /><br />【13:10〜】<br />帰りのバスの出発時間まで残り1時間。<br />第2アウシュビッツと呼ばれるビルケナウに行きたいところ。<br />ビルケナウに向かう無料シャトルバスの時間は<br />13:30で戻ってこれそうもないので、ここはタクシーを使って移動。<br />ここのタクシー料金はタクシープールの看板にも<br />予め書かれていて15zl(600円)で安心して乗れる。<br />わずか5分でビルケナウに到着。<br /><br />【13:15〜】<br />ここでも売店で日本語ガイドブック的なものを<br />売ってたので6zl(240円)で購入してから中へ。<br />こちらも入場料は無料。<br /><br />ただっ広い敷地に牛がいそうな小屋がズラッと並んでいる。<br />が、ここにはアウシュビッツには<br />収まり切らない人間が収容されていたそう。<br /><br />博物館で展示物としてガラス越しに見た<br />アウシュビッツとは異なり、<br />そのままの状態で見るビルナケウの建物の中は数倍生々しい。<br /><br />当時の国を支配していたナチスと考えが異なるというだけで<br />ここに送り込まれた人達のことを考えると、<br />強烈に気分が悪くなる。<br /><br />日本でも戦時は非国民だ!とか言って<br />国を否定する意見を言う人間を問答無用に罰してた時代があり、<br />そして戦時はこのナチスドイツと日本が同盟国だったということ。<br /><br />そんな背景もあり、全く他人事のように思えないし、<br />世が世ならここにいた人々に対して、<br />日本人は怨まれるべき存在なのかも知れない。<br /><br />戦争は繰り返してはいけないし、<br />民主化された国が国民に対して言論統制を敷いて<br />独裁政治をするべきではない。と強く思った。<br />国民、人間の自由を奪う権利は誰にもない。<br /><br />【13:50〜】<br />帰りのアウシュビッツ博物館行きのシャトルバスに早めに乗り込む。<br />14時出発の予定が、立ちも含めギュウギュウになったので、<br />早めにバスが出発。<br />所要時間8分でアウシュビッツ博物館に戻ってくる。<br />帰りのクラクフ行きのバスもこんな感じでギュウギュウか、<br />さらには満員で乗れないことが予想されたので、<br />寒い中、バス停でバス待ちする。<br /><br />【14:10〜】<br />12/31ということで、この日唯一のクラクフ行のバスに乗り、<br />クラクフに出発。<br />前から並んでたから座れたけど、<br />立ち見の人もギュウギュウで大混雑。<br />これで2時間とか辛すぎる。<br />寒い中、並んでてよかったー。<br /><br />っていうか、アウシュビッツ観光で気持ちが悪くなってからの、<br />ギュウギュウのバス2時間は座ってても辛い。<br /><br />【16:10〜】<br />クラクフのバスターミナルに戻ってくる。<br />アウシュビッツ観光の後遺症でまだ気持ち悪いが、<br />気分を取り直して日が落ちかけたクラクフの観光に向かう。<br /><br />駅直結のショッピングモール・Galeria Krakowskaを突き抜け、<br />クラクフの旧市街へ歩いていく。<br /><br />バルバカンは中世時代の砦。<br />ワルシャワ、クラクフと現存するのは<br />ヨーロッパで3つしかないそうです。<br /><br />さらに歩いて、中央市場広場にいくと、<br />こちらもクリスマスマーケットのような店がいっぱい出てて<br />賑やかな雰囲気。<br /><br />ソーセージを焼いたようないい匂いが立ち込め、<br />昼飯はバスの中でおやつを食べただけの自分にとっては<br />今すぐ食いたい!<br />ところだが、目指す観光スポットが17時で閉まるので、<br />グッと堪えて通過。<br /><br />【16:45〜】<br />城の坂を登り、ヴァヴェル城に到着。<br />が、目的のヴァヴェル城旧王宮が17時までという看板を出し、封鎖。<br />15分前に着いたのにー。<br /><br />とはいえ、外観だけでもかなりの迫力、雰囲気があり、<br />入れないからとか言って行かない選択肢を選ばなくて良かった〜。<br /><br />【17:20〜】<br />再び中央市場広場に戻ってきて、<br />その広場にある聖マリア教会に入る。<br />こちらの営業時間は18時までで、<br />さすがに40分前なので難なく入れた。<br />入場料は10zl(400円)。<br /><br />中は高い天井と、凝りに凝った3つの祭壇が<br />荘厳な雰囲気で構えている。<br /><br />これぞヨーロッパの聖堂という、<br />その雰囲気と光景に飲み込まれそうな、<br />圧倒されるような聖堂だった。<br /><br />【18:00〜】<br />ここからはお待ちかね、広場の屋台にてご飯タイム!<br />まず食べたのはどでかいソーセージ12zl(600円)。<br /><br />日本だと東京ドイツ村で1200円ぐらいで売ってそうなソーセージ。<br />燻製のようなソーセージをパリパリに焼いた一品で超美味かった。<br /><br />続いては、ハンガリーのトラディショナルフード・<br />ランゴス4zl(160円)。<br /><br />ハンガリーで甘いピザのようなものを食べたことがあり、<br />それかと思ったのだが、全くの別物。<br />パンをカリカリに揚げた、揚げパンでガーリック味でした。<br />ちょっと油っこいかな。<br /><br />それよりもオーダーすると、パンをこねて揚げてくれるのが、<br />小さい女の子でその子が可愛らしかったな。<br /><br />で、ラストに食べたのが、ビゴス 14zl(700円)。<br />肉とザウアークラフトを煮込んだポーランド料理で、<br />酸味があって最初は<br />(なんだこれ、変な味!?)<br />となるのだが、そのうちなんかクセになってきて<br />バクバク食べてしまうという不思議な食べ物。<br /><br />完食してから、駅隣接のショッピングモールに戻る。<br /><br />【18:00〜】<br />隣接のショッピングモール・Galeria Krakowskaで<br />電車の出発時間までおよそ2時間の買い物タイム!<br />もう外歩きで脚が冷えてたので、早く暖かい場所に行きたい!<br /><br />が、ニューイヤーズイブのせいか、まさかの18時閉店。<br />おまけに朝の10時からトイレに行ってないので膀胱がパンパン。<br /><br />仕方ないので、トイレのあるカフェで時間を潰すことに。<br />が、そのカフェも今日はほとんどが早々に店じまい。<br />やっているカフェを探して歩き回る。<br />結局、旧市街に戻ったところのSTARE MURYという店に入る。<br />オーダーは以下3品。<br /><br />・プラツキ・ジエムニアツァーネ21zl(840円)<br />・ビール 500ml 10zl(400円)<br />・モヒート 15zl(600円)<br /><br />ポテトパンケーキ、名前の割にはガッツリした味で、<br />パンと言うようり肉料理な印象。<br />よく煮込まれた柔らかい肉が美味かった。ごちそうさまでした。<br /><br />1時間、ここでのんびりしてから、ワルシャワ行の電車に乗る。<br />帰りの電車は、日本で予約済みで54zl(2160円)<br /><br />【20:04〜】<br />ワルシャワ行の電車が出発。<br />なんかよくわからないけど、指定席に知らんおっさんがいて、<br />「お前らは別の席に移れ」<br />と言ってきた。<br />そのおっさんの言われるままに移動した<br />コンパーネントメントにいたのは、<br />お喋りポーランドおじさん(35歳 バツイチ)と、<br />ポーランドおじいさん。<br /><br />彼らがなんとか自分たち含む日本人3人と喋ろうと、<br />ポーランド語でまくしたてるように喋ってくる。<br /><br />英語がわからないので、お互いの意思疎通が出来ないにも関わらず、とにかくポーランド語で喋り続けてる。<br />この空気の読めなさ、半端ない。<br /><br />そんなおじさんに対して、<br />・聞いてないまでも聞いてる感をしっかり出しておく人<br />・必死に会話しようと悪戦苦闘する人<br />・もう諦めて寝る人<br />と3人それぞれの対応をする日本人たち。<br />こんな時、人の性格って出るなぁとつくづく思いました。<br />ちなみに、自分は一番最後の<br />諦めて寝るヤツです。<br /><br />【21:00〜】<br />彼の話に飽きてすこし居眠りをしてしまった。<br />しかし、起きてもまだ彼のトークは続いている。<br />とにかく喋っていたい人なんだろうか。<br /><br />【22:00〜】<br />乗車から2時間。<br />まだ勢いの衰えないポーランドおじさんが、<br />ようやく席を立った隙に、皆寝たフリ。<br /><br />というか彼のトークに付き合わされ、マジで疲れて寝た。<br />これでやっと彼のトークから開放。<br />ポーランド人同士が大声で喋る形に変更。<br />それでも時折、大声を出すわ、歌い出すわで、熟睡させてくれない。<br />なんて面倒くさい男達なんだ・・。<br /><br />【23:00〜】<br />ようやく電車はワルシャワ中央駅に到着。<br />散々振り回されたポーランド人とホームで記念撮影をしてから別れ、この場に運悪く居合わせた日本人の方とも<br />LINEのアドレスを聞いてから別れる。<br /><br />【23:38〜】<br />一旦ホテルに戻り、フロントでカウントダウンの場所を聞く。<br />ネットで調べたConstitution Squareと、<br />フロントの人が勧めるNational Stadiumとの二択。<br />とりあえず外に出て駅前に行ったところ、<br />National Stadiumに向かう人が圧倒的に多いので、その列に紛れる。<br /><br />若者が酒瓶持ちながら大移動してるイメージ。<br />既に先行して一般の若者がいろんなところで花火を上げ、<br />街の高揚感が半端ない。<br />そのうちに、橋に向かう道が交通封鎖され、歩行者天国に。<br />もう花火大会みたいな感じ。<br /><br />そのうちにスタジアムの方から派手な花火が上がり、<br />周囲の人々から歓声、奇声が上がる。<br /><br />2014年の幕開けだ。<br />抱擁する友人、恋人、<br />乾杯する人、<br />シャンパンファイトする人々、<br />各々のやり方で新年の幕開けを祝う。<br /><br />スタジアムの花火はもちろん、<br />市内数カ所からイベンターによる大きい花火が上がり、<br />そこに一般人が上げる小さい花火が混じり、<br />さらに熱気はヒートアップ。<br /><br />外国でサッカーチームが優勝した時の街の賑わいを<br />ニュースでよくやってるけど、まんまアレ。<br /><br />そんな熱気の中、スタジアムにてくてく歩いていくものの、<br />そのうち花火の打ち上げは終了し、<br />向こうから歩いて来る帰宅組が目立つようになってきたので、<br />自分も引き返す。<br /><br />去年の年明けはエアコンもついてない、<br />インドのガンジス川近くのホテルにいたので、<br />180度違うカウントダウンでした。<br /><br />【01:00〜】<br />ホテルに戻り、風呂入って寝る。<br />今年もいい一年になりますように。

年末年始13-14 ヨーロッパ周遊11日間 5日目 アウシュビッツ編

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2013/12/31 - 2013/12/31

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森の水だより

森の水だよりさん

本日はワルシャワからクラクフ、アウシュビッツへ日帰り旅行です。

【05:00〜】
本日も5時起床。
今日は電車が06:15発なので、目覚ましで無理矢理起床の5時起床。
3時間半しか寝てない。
昨日洗った洗濯物をしまい込んでから駅に向かう。

【05:45〜】
駅構内の切符売り場にて、日本で予約した予約確認表を
切符に変えようとする。
そしたら、これがそのまま切符代わりになるとのこと。楽だわー。

切符問題は解消されたので、駅構内の売店.1minutesで
キャラメルコーヒー5.5zl(220円)と
ホットドッグ5.9zl(240円)で朝食。

ホットドッグは具が豊富でかなり美味い。
ちなみにスタバは、カフェラテトールサイズが12.9zl(520円)
+バニラホイップ2zl(80円)って感じ。
日本とほぼ変わらないかな。

その後、1.75リットルの水4zl(160円)、
半額パン1.25zl(50円)をとどめに買って
プラットフォームに降りる。

しかし、クラクフ行の電車は20分遅れ。
よく遅れるとは書いてあったけど、朝一の便から遅れるとは。
始発駅ではないので、プラットフォームで立って
待ってなきゃならないのが辛い。

【06:45〜】
結局30分遅れで電車が出発。
駅員や乗客に聞きながら、2等の自分の座席に辿り着く。
定員6人のコンパーネントメント席。
2等という割にちょっとリッチな雰囲気です。

電車が駅の外に出ると、7時なのにもう外が明るくなってきている。
バルト三国からだいぶ南下してきたってことかな。

【07:15〜】
周りの景色は雪こそ降ってないものの、
霜が下りて真っ白な野原がどこまでも続いている。
太陽も顔を出し、今日こそびしっと晴れそうです。
さらに30分ぐらいすると、乗務員が改札にやってくる。
予約確認表とパスポートを渡し、改札完了。
あとは、時折外の景色に目をやりながら、
ひたすら旅行記の更新に励む。

【10:05〜】
クラクフ本駅に到着。
天気は曇り。
本来の予定だと、9:30に到着して、
明るいうちにクラクフ市街を回る予定が、
残り25分ではどうにもならず、
結局そのままバスターミナル直行。

有料トイレ 2zl(80円)に入ってから、バスの運転手から
アウシュビッツ強制収容所行の往復バスを27.5zl(1,100円)で購入。

【10:30〜】
バス出発。
クラクフ近郊でいろいろとバス停に立ち寄りながら、
バスはゆっくりと進む。

郊外に出ると、日本の田舎の県道的な雰囲気に。
標識も日本のそれと似てる。

そんな景色を楽しみ、小腹が空いたのをおやつで癒しながら、
1時間30分のバスの旅でした。

【12:00〜】
アウシュビッツ強制収容所跡に到着。
帰りのバスをチェックすると、12/31は14:10の一便を除き、
あとはすべて運休らしい。

ということは観光時間は残り2時間。
クラクフ着いてすぐバスに飛び乗ってきて良かった。

アウシュビッツ強制収容所跡は博物館となっていて、入場料は無料。

売店で簡単な日本語ガイドブックを5zl(200円)で購入してから
中に向かう。

かの有名な「働けば自由になれる」という文字が書かれた
入り口をくぐり、中へ。
中の建物内には、当時を伝える様々な展示物が。
運良くここを出れた人が描いた生々しい絵、
藁をひいてそこに寝るという人々の劣悪な住まい、
収容された人々、
殺された人々のおひただしい遺品の数々、
銃殺する壁、
移動絞首台、
ガス室・・・。

人が人を支配すること、
人が人を人として扱わないことの恐ろしさを痛いほどに感じる。

どうしてこんなことをして良心が咎めないのか。

とはいえ、密告者は手厚く優遇された暮らしを手に入れられるし、
同じドイツ人でも異なる意見を持てば、
この囚人と同じ暮らしを強いられるという世の中。
そんな中、異を唱えられるはずもない。
恐ろしい世の中だ。

そんな展示物の数々に、様々な思いを巡らせながら、
アウシュビッツ博物館を後にする。

【13:10〜】
帰りのバスの出発時間まで残り1時間。
第2アウシュビッツと呼ばれるビルケナウに行きたいところ。
ビルケナウに向かう無料シャトルバスの時間は
13:30で戻ってこれそうもないので、ここはタクシーを使って移動。
ここのタクシー料金はタクシープールの看板にも
予め書かれていて15zl(600円)で安心して乗れる。
わずか5分でビルケナウに到着。

【13:15〜】
ここでも売店で日本語ガイドブック的なものを
売ってたので6zl(240円)で購入してから中へ。
こちらも入場料は無料。

ただっ広い敷地に牛がいそうな小屋がズラッと並んでいる。
が、ここにはアウシュビッツには
収まり切らない人間が収容されていたそう。

博物館で展示物としてガラス越しに見た
アウシュビッツとは異なり、
そのままの状態で見るビルナケウの建物の中は数倍生々しい。

当時の国を支配していたナチスと考えが異なるというだけで
ここに送り込まれた人達のことを考えると、
強烈に気分が悪くなる。

日本でも戦時は非国民だ!とか言って
国を否定する意見を言う人間を問答無用に罰してた時代があり、
そして戦時はこのナチスドイツと日本が同盟国だったということ。

そんな背景もあり、全く他人事のように思えないし、
世が世ならここにいた人々に対して、
日本人は怨まれるべき存在なのかも知れない。

戦争は繰り返してはいけないし、
民主化された国が国民に対して言論統制を敷いて
独裁政治をするべきではない。と強く思った。
国民、人間の自由を奪う権利は誰にもない。

【13:50〜】
帰りのアウシュビッツ博物館行きのシャトルバスに早めに乗り込む。
14時出発の予定が、立ちも含めギュウギュウになったので、
早めにバスが出発。
所要時間8分でアウシュビッツ博物館に戻ってくる。
帰りのクラクフ行きのバスもこんな感じでギュウギュウか、
さらには満員で乗れないことが予想されたので、
寒い中、バス停でバス待ちする。

【14:10〜】
12/31ということで、この日唯一のクラクフ行のバスに乗り、
クラクフに出発。
前から並んでたから座れたけど、
立ち見の人もギュウギュウで大混雑。
これで2時間とか辛すぎる。
寒い中、並んでてよかったー。

っていうか、アウシュビッツ観光で気持ちが悪くなってからの、
ギュウギュウのバス2時間は座ってても辛い。

【16:10〜】
クラクフのバスターミナルに戻ってくる。
アウシュビッツ観光の後遺症でまだ気持ち悪いが、
気分を取り直して日が落ちかけたクラクフの観光に向かう。

駅直結のショッピングモール・Galeria Krakowskaを突き抜け、
クラクフの旧市街へ歩いていく。

バルバカンは中世時代の砦。
ワルシャワ、クラクフと現存するのは
ヨーロッパで3つしかないそうです。

さらに歩いて、中央市場広場にいくと、
こちらもクリスマスマーケットのような店がいっぱい出てて
賑やかな雰囲気。

ソーセージを焼いたようないい匂いが立ち込め、
昼飯はバスの中でおやつを食べただけの自分にとっては
今すぐ食いたい!
ところだが、目指す観光スポットが17時で閉まるので、
グッと堪えて通過。

【16:45〜】
城の坂を登り、ヴァヴェル城に到着。
が、目的のヴァヴェル城旧王宮が17時までという看板を出し、封鎖。
15分前に着いたのにー。

とはいえ、外観だけでもかなりの迫力、雰囲気があり、
入れないからとか言って行かない選択肢を選ばなくて良かった〜。

【17:20〜】
再び中央市場広場に戻ってきて、
その広場にある聖マリア教会に入る。
こちらの営業時間は18時までで、
さすがに40分前なので難なく入れた。
入場料は10zl(400円)。

中は高い天井と、凝りに凝った3つの祭壇が
荘厳な雰囲気で構えている。

これぞヨーロッパの聖堂という、
その雰囲気と光景に飲み込まれそうな、
圧倒されるような聖堂だった。

【18:00〜】
ここからはお待ちかね、広場の屋台にてご飯タイム!
まず食べたのはどでかいソーセージ12zl(600円)。

日本だと東京ドイツ村で1200円ぐらいで売ってそうなソーセージ。
燻製のようなソーセージをパリパリに焼いた一品で超美味かった。

続いては、ハンガリーのトラディショナルフード・
ランゴス4zl(160円)。

ハンガリーで甘いピザのようなものを食べたことがあり、
それかと思ったのだが、全くの別物。
パンをカリカリに揚げた、揚げパンでガーリック味でした。
ちょっと油っこいかな。

それよりもオーダーすると、パンをこねて揚げてくれるのが、
小さい女の子でその子が可愛らしかったな。

で、ラストに食べたのが、ビゴス 14zl(700円)。
肉とザウアークラフトを煮込んだポーランド料理で、
酸味があって最初は
(なんだこれ、変な味!?)
となるのだが、そのうちなんかクセになってきて
バクバク食べてしまうという不思議な食べ物。

完食してから、駅隣接のショッピングモールに戻る。

【18:00〜】
隣接のショッピングモール・Galeria Krakowskaで
電車の出発時間までおよそ2時間の買い物タイム!
もう外歩きで脚が冷えてたので、早く暖かい場所に行きたい!

が、ニューイヤーズイブのせいか、まさかの18時閉店。
おまけに朝の10時からトイレに行ってないので膀胱がパンパン。

仕方ないので、トイレのあるカフェで時間を潰すことに。
が、そのカフェも今日はほとんどが早々に店じまい。
やっているカフェを探して歩き回る。
結局、旧市街に戻ったところのSTARE MURYという店に入る。
オーダーは以下3品。

・プラツキ・ジエムニアツァーネ21zl(840円)
・ビール 500ml 10zl(400円)
・モヒート 15zl(600円)

ポテトパンケーキ、名前の割にはガッツリした味で、
パンと言うようり肉料理な印象。
よく煮込まれた柔らかい肉が美味かった。ごちそうさまでした。

1時間、ここでのんびりしてから、ワルシャワ行の電車に乗る。
帰りの電車は、日本で予約済みで54zl(2160円)

【20:04〜】
ワルシャワ行の電車が出発。
なんかよくわからないけど、指定席に知らんおっさんがいて、
「お前らは別の席に移れ」
と言ってきた。
そのおっさんの言われるままに移動した
コンパーネントメントにいたのは、
お喋りポーランドおじさん(35歳 バツイチ)と、
ポーランドおじいさん。

彼らがなんとか自分たち含む日本人3人と喋ろうと、
ポーランド語でまくしたてるように喋ってくる。

英語がわからないので、お互いの意思疎通が出来ないにも関わらず、とにかくポーランド語で喋り続けてる。
この空気の読めなさ、半端ない。

そんなおじさんに対して、
・聞いてないまでも聞いてる感をしっかり出しておく人
・必死に会話しようと悪戦苦闘する人
・もう諦めて寝る人
と3人それぞれの対応をする日本人たち。
こんな時、人の性格って出るなぁとつくづく思いました。
ちなみに、自分は一番最後の
諦めて寝るヤツです。

【21:00〜】
彼の話に飽きてすこし居眠りをしてしまった。
しかし、起きてもまだ彼のトークは続いている。
とにかく喋っていたい人なんだろうか。

【22:00〜】
乗車から2時間。
まだ勢いの衰えないポーランドおじさんが、
ようやく席を立った隙に、皆寝たフリ。

というか彼のトークに付き合わされ、マジで疲れて寝た。
これでやっと彼のトークから開放。
ポーランド人同士が大声で喋る形に変更。
それでも時折、大声を出すわ、歌い出すわで、熟睡させてくれない。
なんて面倒くさい男達なんだ・・。

【23:00〜】
ようやく電車はワルシャワ中央駅に到着。
散々振り回されたポーランド人とホームで記念撮影をしてから別れ、この場に運悪く居合わせた日本人の方とも
LINEのアドレスを聞いてから別れる。

【23:38〜】
一旦ホテルに戻り、フロントでカウントダウンの場所を聞く。
ネットで調べたConstitution Squareと、
フロントの人が勧めるNational Stadiumとの二択。
とりあえず外に出て駅前に行ったところ、
National Stadiumに向かう人が圧倒的に多いので、その列に紛れる。

若者が酒瓶持ちながら大移動してるイメージ。
既に先行して一般の若者がいろんなところで花火を上げ、
街の高揚感が半端ない。
そのうちに、橋に向かう道が交通封鎖され、歩行者天国に。
もう花火大会みたいな感じ。

そのうちにスタジアムの方から派手な花火が上がり、
周囲の人々から歓声、奇声が上がる。

2014年の幕開けだ。
抱擁する友人、恋人、
乾杯する人、
シャンパンファイトする人々、
各々のやり方で新年の幕開けを祝う。

スタジアムの花火はもちろん、
市内数カ所からイベンターによる大きい花火が上がり、
そこに一般人が上げる小さい花火が混じり、
さらに熱気はヒートアップ。

外国でサッカーチームが優勝した時の街の賑わいを
ニュースでよくやってるけど、まんまアレ。

そんな熱気の中、スタジアムにてくてく歩いていくものの、
そのうち花火の打ち上げは終了し、
向こうから歩いて来る帰宅組が目立つようになってきたので、
自分も引き返す。

去年の年明けはエアコンもついてない、
インドのガンジス川近くのホテルにいたので、
180度違うカウントダウンでした。

【01:00〜】
ホテルに戻り、風呂入って寝る。
今年もいい一年になりますように。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
1.0
交通
2.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【05:45〜】<br />ワルシャワ中央駅構内に30分前に到着。

    【05:45〜】
    ワルシャワ中央駅構内に30分前に到着。

  • 駅構内の売店.1minutesで朝食です。

    駅構内の売店.1minutesで朝食です。

  • ・キャラメルコーヒー5.5zl(220円)<br />・ホットドッグ5.9zl(240円)<br />普通に美味い。

    ・キャラメルコーヒー5.5zl(220円)
    ・ホットドッグ5.9zl(240円)
    普通に美味い。

  • ・1.75リットルの水4zl(160円)<br />・半額パン1.25zl(50円)<br />をとどめに買ってプラットフォームに降りる。

    ・1.75リットルの水4zl(160円)
    ・半額パン1.25zl(50円)
    をとどめに買ってプラットフォームに降りる。

  • 本日の目的地・クラクフ行の電車は20分遅れ。<br />よく遅れるとは書いてあったけど、朝一の便から遅れるとは。<br />始発駅ではないので、プラットフォームで立って<br />待ってなきゃならないのが辛い。

    本日の目的地・クラクフ行の電車は20分遅れ。
    よく遅れるとは書いてあったけど、朝一の便から遅れるとは。
    始発駅ではないので、プラットフォームで立って
    待ってなきゃならないのが辛い。

  • 【06:45〜】<br />結局30分遅れで電車が出発。<br />駅員や乗客に聞きながら、2等の自分の座席に辿り着く。<br />定員6人のコンパーネントメント席。2等という割にちょっとリッチな雰囲気です。

    【06:45〜】
    結局30分遅れで電車が出発。
    駅員や乗客に聞きながら、2等の自分の座席に辿り着く。
    定員6人のコンパーネントメント席。2等という割にちょっとリッチな雰囲気です。

  • 荷物を入れるスペースも2段あり、スーツケースも置けます。

    荷物を入れるスペースも2段あり、スーツケースも置けます。

  • 電車が駅の外に出ると、7時なのにもう外が明るくなってきている。<br />今までの国だとまだ真っ暗だったけど、<br />バルト三国からだいぶ南下してきたってことかな。<br /><br />周りの景色は雪こそ降ってないものの、<br />霜が下りて真っ白な野原がどこまでも続いている。<br />

    電車が駅の外に出ると、7時なのにもう外が明るくなってきている。
    今までの国だとまだ真っ暗だったけど、
    バルト三国からだいぶ南下してきたってことかな。

    周りの景色は雪こそ降ってないものの、
    霜が下りて真っ白な野原がどこまでも続いている。

  • 太陽が昇ってきました。<br />今日こそ天気いいといいなぁ〜。<br /><br />(結局クラクフ着いたら曇り空だったけど)

    太陽が昇ってきました。
    今日こそ天気いいといいなぁ〜。

    (結局クラクフ着いたら曇り空だったけど)

  • 【10:05〜】<br />クラクフ本駅に到着。<br />天気は曇り。<br />本来の予定だと、9:30に到着して、明るいうちにクラクフ市街を回る予定が、残り25分ではどうにもならず、<br />結局そのままバスターミナル直行。

    【10:05〜】
    クラクフ本駅に到着。
    天気は曇り。
    本来の予定だと、9:30に到着して、明るいうちにクラクフ市街を回る予定が、残り25分ではどうにもならず、
    結局そのままバスターミナル直行。

  • バスの時刻表を見る。

    バスの時刻表を見る。

  • 【10:30〜】<br />アウシュビッツ強制収容所行のバス出発。<br />チケットは、バスの運転手から往復で27.5zl(1,100円)にて購入。

    【10:30〜】
    アウシュビッツ強制収容所行のバス出発。
    チケットは、バスの運転手から往復で27.5zl(1,100円)にて購入。

  • 郊外に出ると、日本の田舎の県道的な雰囲気に。標識も日本のそれと似てる。<br />そんな景色を楽しみ、小腹が空いたのをおやつで癒しながら、<br />1時間30分のバスの旅でした。<br />

    郊外に出ると、日本の田舎の県道的な雰囲気に。標識も日本のそれと似てる。
    そんな景色を楽しみ、小腹が空いたのをおやつで癒しながら、
    1時間30分のバスの旅でした。

  • 【12:00〜】<br />アウシュビッツ強制収容所跡に到着。

    【12:00〜】
    アウシュビッツ強制収容所跡に到着。

  • 帰りのバスをチェックすると、<br />本日12/31は14:10の一便を除き、あとはすべて運休らしい。<br />ということは観光時間は残りわずか2時間。<br />クラクフ着いてすぐバスに飛び乗ってきて良かった。

    帰りのバスをチェックすると、
    本日12/31は14:10の一便を除き、あとはすべて運休らしい。
    ということは観光時間は残りわずか2時間。
    クラクフ着いてすぐバスに飛び乗ってきて良かった。

  • かの有名な「働けば自由になれる」という文字が書かれた入り口をくぐり、中へ。

    かの有名な「働けば自由になれる」という文字が書かれた入り口をくぐり、中へ。

  • 寒々しい天気とこの雰囲気がなんとも言えません。

    寒々しい天気とこの雰囲気がなんとも言えません。

  • 収監時、死亡時に残った遺品の数々。<br />こちらはめがね。<br />生々しいです。

    収監時、死亡時に残った遺品の数々。
    こちらはめがね。
    生々しいです。

  • 同じく遺品の靴。

    同じく遺品の靴。

  • 生きて収容所を出られた人が書いた絵。<br />極悪非道な仕打ちが描かれてます。

    生きて収容所を出られた人が書いた絵。
    極悪非道な仕打ちが描かれてます。

  • 中にあった展示物。<br />収監者は3枚1組の写真を取られるのだが、<br />この写真が膨大な数ありました。

    中にあった展示物。
    収監者は3枚1組の写真を取られるのだが、
    この写真が膨大な数ありました。

  • 収監者の識別のための烙印。

    収監者の識別のための烙印。

  • 栄養状況が悪いことを伝える写真。

    栄養状況が悪いことを伝える写真。

  • 藁を引いただけのところに寝た人もいたそうだ。

    藁を引いただけのところに寝た人もいたそうだ。

  • トイレ。

    トイレ。

  • 寝床。

    寝床。

  • 死の壁。ここで銃殺が行われたそうです。

    死の壁。ここで銃殺が行われたそうです。

  • 地下には処刑室的なところがたくさんありました。

    地下には処刑室的なところがたくさんありました。

  • おぞましい展示物の数々に、様々な思いを巡らせながら、<br />アウシュビッツ博物館を後にする。

    おぞましい展示物の数々に、様々な思いを巡らせながら、
    アウシュビッツ博物館を後にする。

  • 【13:15〜】<br />時間がないのでタクシー 15zl(600円)を使って、<br />第2アウシュビッツと呼ばれるビルケナウに到着。

    【13:15〜】
    時間がないのでタクシー 15zl(600円)を使って、
    第2アウシュビッツと呼ばれるビルケナウに到着。

  • ただっ広い敷地に牛がいそうな小屋がズラッと並んでいる。<br />が、ここにはアウシュビッツには収まり切らない人間が収容されていた。

    ただっ広い敷地に牛がいそうな小屋がズラッと並んでいる。
    が、ここにはアウシュビッツには収まり切らない人間が収容されていた。

  • 小屋の中。

    小屋の中。

  • 小屋の中にあったトイレ。

    小屋の中にあったトイレ。

  • 小屋の中。

    小屋の中。

  • ビルケナウに続く鉄道。

    ビルケナウに続く鉄道。

  • 【14:10〜】<br />アウシュビッツ博物館にシャトルバスで戻ってくる。<br />12/31ということで、この日唯一のクラクフ行のバスに座って乗るため、<br />寒い中並んで待つ。

    【14:10〜】
    アウシュビッツ博物館にシャトルバスで戻ってくる。
    12/31ということで、この日唯一のクラクフ行のバスに座って乗るため、
    寒い中並んで待つ。

  • 【16:10〜】<br />クラクフのバスターミナルに戻ってくる。<br />アウシュビッツの後遺症でまだ気持ち悪いが、気分を取り直して<br />日が落ちかけたクラクフの観光に向かう。

    【16:10〜】
    クラクフのバスターミナルに戻ってくる。
    アウシュビッツの後遺症でまだ気持ち悪いが、気分を取り直して
    日が落ちかけたクラクフの観光に向かう。

  • クラクフ駅前にあった巨大ツリー。

    クラクフ駅前にあった巨大ツリー。

  • 同じくクラクフ駅前ではスケートリンクも出来てました。

    同じくクラクフ駅前ではスケートリンクも出来てました。

  • 中世時代の砦・バルバカン。<br />ワルシャワ、クラクフと現存するのは<br />ヨーロッパで3つしかないそうです。

    中世時代の砦・バルバカン。
    ワルシャワ、クラクフと現存するのは
    ヨーロッパで3つしかないそうです。

  • クラクフ駅から中央市場広場に向かうメイン通り。<br />なんかディズニーのエントランス付近みたい。

    クラクフ駅から中央市場広場に向かうメイン通り。
    なんかディズニーのエントランス付近みたい。

  • 中央市場広場にある、聖マリア教会。<br />暗くなってきました。

    中央市場広場にある、聖マリア教会。
    暗くなってきました。

  • 中央市場広場の巨大ツリーと、<br />イルミネーション。<br />後ろからビームがバンバン出てます。<br />さすがはニューイヤーズ・イヴ。

    中央市場広場の巨大ツリーと、
    イルミネーション。
    後ろからビームがバンバン出てます。
    さすがはニューイヤーズ・イヴ。

  • 巨大ツリーと聖マリア教会の2ショット。

    巨大ツリーと聖マリア教会の2ショット。

  • 聖ペテロ聖パウロ教会。<br />結構すごそうな外観だけど、<br />自分の持ってる地球の歩き方には何の記載もなし。

    聖ペテロ聖パウロ教会。
    結構すごそうな外観だけど、
    自分の持ってる地球の歩き方には何の記載もなし。

  • ヴァヴェル城に向かう際の、夜のクラクフの町並み。

    ヴァヴェル城に向かう際の、夜のクラクフの町並み。

  • ヴァヴェル城が見えてきました。

    ヴァヴェル城が見えてきました。

  • 【16:45〜】<br />城の坂を登り、ヴァヴェル城 に到着。<br />

    【16:45〜】
    城の坂を登り、ヴァヴェル城 に到着。

  • が、目的のヴァヴェル城旧王宮が17時までという看板を出し、封鎖。<br />15分前に着いたのにー。

    が、目的のヴァヴェル城旧王宮が17時までという看板を出し、封鎖。
    15分前に着いたのにー。

  • 旧王宮広場前から見るヴァヴェル城。

    旧王宮広場前から見るヴァヴェル城。

  • 旧王宮広場前から見るヴァヴェル大聖堂。<br />外観だけでもかなりの迫力、雰囲気があり、<br />入れないからとか言って行かない選択肢を選ばなくて良かった〜。

    旧王宮広場前から見るヴァヴェル大聖堂。
    外観だけでもかなりの迫力、雰囲気があり、
    入れないからとか言って行かない選択肢を選ばなくて良かった〜。

  • 再び広場へ徒歩で戻る。ニューイヤーズイブのクラクフの町並み。

    再び広場へ徒歩で戻る。ニューイヤーズイブのクラクフの町並み。

  • ヨーロッパはいちいち絵になるねぇ。

    ヨーロッパはいちいち絵になるねぇ。

  • 【17:20〜】<br />再び中央市場広場に戻ってきて、その広場にある聖マリア教会に入る。こちらの営業時間は18時までで、さすがに40分前なので難なく入れた。入場料は10zl(400円)。

    【17:20〜】
    再び中央市場広場に戻ってきて、その広場にある聖マリア教会に入る。こちらの営業時間は18時までで、さすがに40分前なので難なく入れた。入場料は10zl(400円)。

  • 中は高い天井と、凝りに凝った3つの祭壇が荘厳な雰囲気で構えている。<br />これぞヨーロッパの聖堂という、その雰囲気と光景に飲み込まれそうな、圧倒されるような聖堂だった。

    中は高い天井と、凝りに凝った3つの祭壇が荘厳な雰囲気で構えている。
    これぞヨーロッパの聖堂という、その雰囲気と光景に飲み込まれそうな、圧倒されるような聖堂だった。

  • 中央の祭壇。

    中央の祭壇。

  • 【18:00〜】<br />ここからはお待ちかね、広場の屋台にてご飯タイム!

    【18:00〜】
    ここからはお待ちかね、広場の屋台にてご飯タイム!

  • こんな屋台がいっぱいあって、いい匂いを出してます。

    こんな屋台がいっぱいあって、いい匂いを出してます。

  • まず食べたのはどでかいソーセージ12zl(600円)。<br />日本だと東京ドイツ村で1200円ぐらいで売ってそうなソーセージ。<br />燻製のようなソーセージをパリパリに焼いた一品で超美味かった。<br /><br />その後、電車でポーランド人にソーセージを食え食え<br />言われることになるなら食べなくても良かったかなぁ。

    まず食べたのはどでかいソーセージ12zl(600円)。
    日本だと東京ドイツ村で1200円ぐらいで売ってそうなソーセージ。
    燻製のようなソーセージをパリパリに焼いた一品で超美味かった。

    その後、電車でポーランド人にソーセージを食え食え
    言われることになるなら食べなくても良かったかなぁ。

  • キレイなアメの屋台。

    キレイなアメの屋台。

  • 広場の反対側ではニューイヤーズイヴコンサート開催中!

    広場の反対側ではニューイヤーズイヴコンサート開催中!

  • 派手だねぇ。地元のロックバンドが演奏してました。

    派手だねぇ。地元のロックバンドが演奏してました。

  • クラクフは、2022年冬季オリンピック開催地へ立候補しているそうです。

    クラクフは、2022年冬季オリンピック開催地へ立候補しているそうです。

  • 続いては、ハンガリーのトラディショナルフード・ランゴス4zl(160円)。ハンガリーで甘いピザのようなものを食べたことがあり、それかと思ったのだが、全くの別物。<br />パンをカリカリに揚げた、揚げパンでガーリック味でした。ちょっと油っこいかな。

    続いては、ハンガリーのトラディショナルフード・ランゴス4zl(160円)。ハンガリーで甘いピザのようなものを食べたことがあり、それかと思ったのだが、全くの別物。
    パンをカリカリに揚げた、揚げパンでガーリック味でした。ちょっと油っこいかな。

  • それよりもオーダーすると、パンをこねて揚げてくれるのが、小さい女の子でその子が可愛らしかったな。

    それよりもオーダーすると、パンをこねて揚げてくれるのが、小さい女の子でその子が可愛らしかったな。

  • ラストに食べたのが、写真手前のビゴス 14zl(700円)。<br />肉とザウアークラフトを煮込んだポーランド料理で、<br />酸味があって最初は<br />(なんだこれ、変な味!?)<br />となるのだが、そのうちなんかクセになってきて<br />バクバク食べてしまうという不思議な食べ物。

    ラストに食べたのが、写真手前のビゴス 14zl(700円)。
    肉とザウアークラフトを煮込んだポーランド料理で、
    酸味があって最初は
    (なんだこれ、変な味!?)
    となるのだが、そのうちなんかクセになってきて
    バクバク食べてしまうという不思議な食べ物。

  • 盛り上がる広場を後にします。<br />続いては暖かいモールでショッピング!

    盛り上がる広場を後にします。
    続いては暖かいモールでショッピング!

  • 【18:00〜】<br />隣接のショッピングモール・Galeria Krakowskaで<br />電車の出発時間までおよそ2時間の買い物タイム!<br />もう外歩きで脚が冷えてたので、早く暖かい場所に行きたい!

    【18:00〜】
    隣接のショッピングモール・Galeria Krakowskaで
    電車の出発時間までおよそ2時間の買い物タイム!
    もう外歩きで脚が冷えてたので、早く暖かい場所に行きたい!

  • Galeria Krakowska外のイルミネーション。

    Galeria Krakowska外のイルミネーション。

  • が、ニューイヤーズイブのせいか、まさかの18時閉店。

    が、ニューイヤーズイブのせいか、まさかの18時閉店。

  • ほとんど店が閉まっているニューイヤーズイヴの街を駆け回り、<br />ようやく見つけた<br />旧市街に戻ったところのSTARE MURYという店に入る。

    ほとんど店が閉まっているニューイヤーズイヴの街を駆け回り、
    ようやく見つけた
    旧市街に戻ったところのSTARE MURYという店に入る。

  • 中の店の雰囲気。いい感じです。1<br />

    中の店の雰囲気。いい感じです。1

  • 中の店の雰囲気。いい感じです。2<br />

    中の店の雰囲気。いい感じです。2

  • ・ビール 500ml 10zl(400円)<br />・モヒート 15zl(600円)

    ・ビール 500ml 10zl(400円)
    ・モヒート 15zl(600円)

  • ・プラツキ・ジエムニアツァーネ21zl(840円)<br />ポテトパンケーキ、名前の割にはガッツリした味で、<br />パンと言うようり肉料理な印象。<br />よく煮込まれた柔らかい肉が美味かった。ごちそうさまでした。

    ・プラツキ・ジエムニアツァーネ21zl(840円)
    ポテトパンケーキ、名前の割にはガッツリした味で、
    パンと言うようり肉料理な印象。
    よく煮込まれた柔らかい肉が美味かった。ごちそうさまでした。

  • 1時間、ここでのんびりしてから、ワルシャワ行の電車に乗る。<br />帰りの電車は、日本で予約済みで54zl(2160円)。<br /><br />この電車でポーランド人のおじさん2人にさんざん絡まれる。<br />(本文参照)

    1時間、ここでのんびりしてから、ワルシャワ行の電車に乗る。
    帰りの電車は、日本で予約済みで54zl(2160円)。

    この電車でポーランド人のおじさん2人にさんざん絡まれる。
    (本文参照)

  • 【23:00〜】<br />ようやく電車はワルシャワ中央駅に到着。<br />左で手を振ってるのは、そのおじさん2人。<br />ウォッカで泥酔してます。

    【23:00〜】
    ようやく電車はワルシャワ中央駅に到着。
    左で手を振ってるのは、そのおじさん2人。
    ウォッカで泥酔してます。

  • 【23:54〜】<br />ワルシャワ市内。<br />新年まであと6分!

    【23:54〜】
    ワルシャワ市内。
    新年まであと6分!

  • カウントダウン前にもいたるところで花火が上がってます。

    カウントダウン前にもいたるところで花火が上がってます。

  • 【00:00〜】<br />目指していたスタジアムに着く前に2014年の年明け!<br />おめでとうございます!<br /><br />花火は市内のいたるところで上がっています。

    【00:00〜】
    目指していたスタジアムに着く前に2014年の年明け!
    おめでとうございます!

    花火は市内のいたるところで上がっています。

  • 歓喜に沸くワルシャワ市内。その1

    歓喜に沸くワルシャワ市内。その1

  • 歓喜に沸くワルシャワ市内。その2。<br />

    歓喜に沸くワルシャワ市内。その2。

  • スタジアムから花火連発中。

    スタジアムから花火連発中。

  • スタジアムへかかる橋。

    スタジアムへかかる橋。

  • スタジアムの花火が終わり、ぞろぞろと市内に向けて帰る人々。

    スタジアムの花火が終わり、ぞろぞろと市内に向けて帰る人々。

  • 祭りのあと。<br />酒びんがごろごろ転がってます。

    祭りのあと。
    酒びんがごろごろ転がってます。

  • 帰り際にあったキレイなイルミネーション。<br />2014年もよろしくお願いします!

    帰り際にあったキレイなイルミネーション。
    2014年もよろしくお願いします!

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