2013/12/13 - 2013/12/14
801位(同エリア1886件中)
みーなさん
パリからモンサンミッシェルへ、一泊のプチ旅行へ。
パリからレンヌまでTGVで行き、レンヌからはバスで移動。
TGVは満席なことが多いので予約推奨と口コミで読んだため、日本を離れる前に慌てて席を予約。
しかし!
復路のチケットを印刷ミスしていたことに、レンヌへの移動前日(出発当日の早朝というか…深夜?)気がつくというトラブル。
深夜なので若干思考もテンパッており、どうしたら良いかわからず、まぁとは言えいざとなれば駅で交渉してみるか、と思いつつも不安で掲示板で質問…。
そうするうちに段々冷静になってきて、駅で交渉した場合のNG且つ返金なしというリスクも鑑みて、ダメモトでチケット販売元にもメールで問い合わせ。
すると、何と営業時間外(日本では朝8時ごろ)にも関わらず、緊急事態と見たスタッフの方が私の携帯まで連絡をくださいました。
「PRINT@HOME」というシステムなので、駅での再発行はどうあっても無理です。どうにかしてチケットを印刷していただくしかありません、との回答だったので、フロントスタッフにメールを転送し印刷してもらうことも考えたものの、メールアドレス聞いてその転送をまた日本に依頼し…というのは相当手間だし迷惑かかるな、と判断し、キャンセルをお願いして、駅で改めて取り直すことに。
結果、キャンセル料も無事戻り、駅ではやや並んだものの、スムーズにチケットが取れて正解でした。
しかし、不安な中すぐに掲示板で回答くださり、力づけてくださった方々、営業時間外にも関わらず連絡をくださったチケットセンターの方に感謝の気持ちでいっぱいに。
さて、いざモンパルナス駅へ。
広い駅ですが、普段東京駅で慣れているので割とスムーズに乗り場へ到着。
駅では「TGVはコチラ」というような表記はなく、「Train・Grand line」と書かれているのがTGVを含む長距離列車乗り場でした。
TGVの出発ホームは発車時刻10分ほど前に決まると聞いていたので、15分前に掲示板の前に行きましたが、なかなかホームが表示されず…と思ったら、10分遅れの表示。
何も教えられずにいきなりストライキで目的地に着かなかったイタリアのユーロスターと比較すると(笑)、遅れの表示が出るだけ助かります。
結果、予定より15分遅れくらいで無事出発。
車内は見事にフランス人ばっかり~と思ってたら、何と隣の席の方が日本人だったという偶然(乗ったときは、窓の方を向いて寝ていたので気がつかなかった!声をかけられて発覚・笑)。S君と会話しているうちにあちこちの旅行先トークなどで意気投合し、ちょうど目的地も一緒ということで、行動を共にすることに。
一人旅していると、国籍問わずけっこうこういうことがありますが、やっぱり楽しいものです(もちろんすべての方と意気投合するわけではありませんが…)。
レンヌに到着したら、下に降りて北口を出て右手の建物へ。
入口を入って窓口で往復チケットを購入し、入口とは反対側の出口からバス乗り場へ。
さぞかし観光客でいっぱいかと思いきや、乗客は私たちを含み全部で4名…(笑)。
シーズンオフはこれが良いところ。
バスの車窓から見えるレンヌの街並みや、ブルターニュの広大な風景もステキでした。
羊さんたちも見えてちょっとテンションUP(笑)。
1時間弱でMSMのインフォメーションに到着。
ここからMSMの下まで無料のシャトルバスも出ていますが、私たちは歩いて向かうことに。
念のためトイレに行ってから(トイレはキレイですが、暗いです。入って少し経つと照明がつきます)、霧の向こうから見えてくるMSMにいちいち感動しつつ、徒歩20分ほどでMSMへ到着。
パリよりも暖かいので、時折雨が降る天候でもあまり辛さは感じず。
レストランやホテル・お土産やさんが並ぶ狭い坂道を上りつつ、修道院(入場料9ユーロ)へ。
中の照明はけっこう暗めで、装飾も少なく素朴な感じ。
ステンドグラスもとってもシンプル。
なんとなく、パイレーツ・オブ・カリビアンを思い出すようなちょっと荒々しい雰囲気も…。
1人だったらかなり怖かったかも。
ただ、天気が良ければまた違った印象だったとは思います。
修道院はかなり広くて、見応え抜群。
じっくり修道院を見学し、その後路地に迷い込んだりしつつ、一旦自分のホテルへチェックイン(Le Relais Saint-michel。シャトルバスでMSMから一駅。徒歩だと10分ほど)。
ほぼ同じ価格だという島内のホテルと比較すると、驚きの広さ!!!
新しい設備に清潔な水回り(何とトイレと浴室が別室)。一人では持て余す広さでした。
夜はまたMSMまで行き、ル・ムートン・ブランというレストラン(ホテル併設)で夕食。
ノルマンディー産生牡蠣と地元産子羊のローストをチョイス。
生牡蠣は観光地ということで(価格も安かったけど)身はかなり小さめ。
でも、いい感じに海水の味がきいていて、食べやすくておいしかったです。
子羊はけっこう羊のニオイがきつかったかも。でもソースがおいしかった!
デザートのガレットのカルバドス漬けは、お酒そのものの味。お酒が好きな方でもけっこう辛い味(笑)。
お砂糖をもらってふりかけて、かろうじて半分ほど食べました。
シードルは驚きのおいしさ。
甘さ控えめですがリンゴの風味が強く、素朴な味わい。
グラス赤ワインはまあまあでした。
S君がチョイスしたMSM名物のふわふわオムレツを一口いただきましたが、
程よく塩味がきいた、優しい味わいでした。
ホテルに戻り、テラスから夜のMSMを眺めてまったりしてから、就寝。
翌朝は8時にチェックアウトして、まだ薄暗い外へ。
激寒に勝手に流れる涙を拭いつつ(笑)、夜明けのMSMを眺めました。
実際にはMSMのはるか右手に太陽が昇ってくるのですが、
だんだんピンクやオレンジに染まる空と雲、次々に飛び立つ鳥の群れ、
ほぼ人通りのない道の向こう、少しずつ明るく照らされていくMSM。
身に染み入るような寒ささえ、全てが強く記憶に刻まれる、素晴らしいひとときとなりました。
9時過ぎにS君と固い握手を交わし(笑)、記念の品をいただいて別れ、レンヌ経由で無事パリに帰着。
なぜかモンパルナス駅に戻ったとき、ホッとしました。
霧深いMSM、夜の素晴らしく美しいMSM、晴れた夜明けのMSMを経験でき、一泊して本当に良かったと思えました。
高校時代からの念願がまたひとつ叶って、満足♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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