年越しマンハッタン！感動と興奮と芸術の街NY

2013/12/28 - 2014/01/03

一度は行ってみたいリストに乗り続けていた場所。
「ニューイヤーズ・イヴのタイムズ・スクエア」
絶対寒いし…トイレないって言うし…ひとばっかりだし…でも、それでも、トイレがなくても、むちゃくちゃ寒くても、絶対行ってみたい！
そうトラ思い立ったのが2013年の1月。2月には航空券を予約し、ついに、行って参りました、年末のニューヨークへと…！

せっかくならやりたいことを全部やらなきゃ！と、
タイムズスクエアでの年越し、ブロードウェイでのミュージカル、ステーキ食べて、パンケーキ食べて、美術館で芸術に浸って…時間が飛ぶように過ぎて行きました。

NYで、誰かが言いました。
"There's nothing compared with holiday season of New York" と。
ホリデー・シーズンのニューヨークに、並ぶものは何もない。
その片鱗をわたしもすこーしだけ、味わってきた旅でした。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

JFK空港からマンハッタン グランド・セントラル駅まで、NYC Airporterというシャトルバスで向かいました。片道13ドルだったかな？ネットで買うと少しお安くなっていたはず。30分ほどで駅に到着します。

泊まっていた部屋です。観光客向けではなく、出張など短期滞在者向けのアパートメントにお世話になりました。Madison AbenueとPark Avenueの間にあるアパートメントで、グランド・セントラル駅からもほど近く、便利なところでした。

歩いてグランドセントラル駅へ〜
おおー天井が広い！天井には星座の絵が書かれています。
きれい！すごい！と興奮して、友人と二人写真をパシャパシャ。

とはいえ、11時間の長旅でへとへとに疲れていたので、食事をしてさっさと寝ることに。この時、夜7時。東京は、次の日の朝9時。眠すぎ。
グランドセントラル地下のコンコースで、中華料理を買いました。
この量で12ドル、一人分…食べられる、わけがない笑
友人と半分こして二人ともお腹いっぱいに。まだ9時ですが眠気で頭がぼんやりしたまま、最初の食事を終えました。

ちなみにここ、アルゴンキン・ホテルは、支配人ならぬ支配猫のマチルダという猫がいることで有名なホテルです。
わたしたちもわくわくしながら行ってみたのですが、
「ごめんなさいね〜、マチルダは今寝てるのよ」

がーん

まあ…猫が相手だから仕方がない…

次の日、電車で現代美術館へと向かいました。チケットを買うために30分くらい、雨の降る中を並んだかな〜 ようやく中へ。
中はかなりの人混みでした。
MOMAは、そんなに大きな美術館だとは思わなかったのですが、ところがどっこい展示量が多い！2時半ほどかけて見ましたが、それでもだいぶ駆け足になってしまいました。

これは写真の展示。

これは絵の展示。アメリカの芸術はいいですね〜 アメリカ文学も好きですが、絵画も素晴らしい。
空虚だ、と評されることもありますが、その虚しいまでの中身のなさ、表面の仰々しい華やかさ、その裏に幽霊のようについて回る孤独、そうしたものが、アメリカの文化には根付いているのでしょうか。

ゴッホ・ゴーギャン・ピカソなどの展示もあります。
マドリッドとNYの美術館に行った感想ですが、欧米の美術館は日本より展示の仕方がおおらかな感じがします。柵とかもないし。
有名な「星月夜」を間近で見ると、タッチが柔らかく、色合いも思った以上に甘く、繊細でロマンティックな絵でした。

MOMAを出て、近くにあったデリ兼カフェで食事を。
パンケーキwithベーコン！パンケーキシロップをたっぶりつけて頂きます。
あーおいしい。幸せ♡

夕方からオフブロードウェイの観劇を予約していたので、MOMAからタイムズスクエアへ

写真は、タイムズスクエア・ビジターセンターにあるウイッシュ・ウォールです。
小さな紙に、New year's resolutions がたくさん書かれて貼られています〜
いわば短冊のようなもの？これは、イブに撒かれる紙吹雪になるのだとか。
もちろん私も書いてきました！

来ましたタイムズスクエア！雨が降っていますが、人で多いに混み合っていました。
タイムズスクエア前の広場は、空気中の水分に四方を囲む巨大な電光掲示板の光が乱反射して目まぐるしい眩さ。
自分が光の中に入り込んでしまったと、錯覚してしまうようでした。
大興奮でした。

オフ・ブロードウェイのシアターは、ブロードウェイから少し離れた場所にあります。周りにはあまり明かりのない、少しさみしいあたり。
そこで、アベニューQというミュージカルを見ました。
とっても面白かったです！
パペットの出てくるミュージカルなのですが、可愛い見た目とは裏腹に内容は大人向けというか、下ネタ、人種ジョーク、宗教ジョークなどが散りばめられています。笑
会場大爆笑。わたしも爆笑。
しかしただ面白おかしいだけではなく、歌詞にはきちんとメッセージも込められていました。
自分の人種・セクシャリティー・人生の意味・人を愛することなどを考えさせられます。
とても良い大人のミュージカルだなーと思わせられました。

次の日。セントラルパークへと行きました。
セントラルパークはひろーいので、うっかりすると迷います。
行かない方が良い地域(大きな池から上。地元の人もあまり近づかないらしい)などあるので、気をつけましょう。

アイススケートリンクがあり、地元の方々でしょうか、大人から子供までたくさんの人たちがスケートを楽しんでおられました。
中にはベンダーもあり、ホットドッグやナッツなどが売っています。

りす。尻尾がフサフサでかわいい。

しんとして綺麗な池。いいなあ、しみじみ。でもこの時、歯が鳴るほど寒かった…

そのまま外周を通り、メトロポリタン美術館に行きました。広い！絶ッッ対一日じゃ全部見切れない…！
見たいエリアをきちんと決めて周りましょう。もしくは、何日かに分けて見ましょう。
個人的には中世から近代のヨーロッパ美術、コンテンポラリー芸術が良かったです。

いいですね〜夏が恋しくなる…

その後、地下鉄でブロードウェイに戻りました。

この旅で、私たちはマンハッタンの、更に殆どミッドタウンにしかいなかったので、歩き＋地下鉄、2回だけイエローキャブ、という移動手段をとっていました。
評判のあまり良くないNYの地下鉄ですが、特に怖い目には合いませんでした。
ですが、一度間違えてマンハッタンからブルックリンまで地下鉄で行ってしまったのですが、ブルックリンの駅に降りた時はひと気も少なく、ミッドタウンの駅とは違う雰囲気を感じました。電車の内壁にもグラフィティが描いてあったり。客層も少し違うように感じました。すぐに電車に乗り、ミッドタウンに引き返しましたが…

NYは、(他の街でもそうですが)エリアによって暮らしている人々・治安が大きく異なっている街だと言うことです。ひと気のない場所や、中心街から離れた場所に行く時は気をつけましょう

シカゴ素晴らしかったです…！前日に見たAvenue Qとは違い、ダンスが多くて非常にエンターティメント性の高い内容。コメディ要素も多くて、めちゃめちゃ笑える。しかも、みなさん歌うまー！！これはチケット、売り切れちゃうよ…シカゴ、必見です。必見！

次の日は12/31、いよいよ大晦日です！
ブランチとしてル・メリディアン内にあるNorma'sへ着ました。
Super blueberry pancakes!! Super Yummy XD

ふわっふわ、そしてソースが染み込んでしっとり。今まで食べたパンケーキの中では相当上位。ビルズと並ぶくらい。しあわせ。

Triple melting cheese omlet だったかな…
ちょー美味しい〜！！けど、デッカい！さすがです…根性で食べました。満腹！

そして、ここから怒涛の待ち！笑
午後3時、私たちは並び始めました…気温はマイナス2度。寒すぎて膝がガクガクしますが…

今後並んでみようという方にインフォメーションを。

・午後3時に並び始めた私たちは、最前列から5ブロックほど離れたところにいました。
ですが、理由はわからないのですが、並んでいるうちに2度ほど前のブロックに行けて、最終的には3ブロック後ろの位置に。
ブロックは柵で囲われているのですが、柵が解放されてみんながだ〜っと走り出したら、乗っかってください。笑

・トイレは、解放しているお店と閉ざしているお店があります。KFCは開放してました。トイレに行くには柵から出ないといけないんですが、柵の出入り口にいる警察官に言えば出してくれます。
・写真は、私たちのいた場所ですが、ブロックの後ろの方はこのように余裕があり、みんな好きな格好で時間を過ごしていました。どうしても前！というのでなければ、柵の後ろの方にいて待っているのも楽だと思います。

前の方の状況はよくわからないのですが、後ろの方はこんな感じでトイレにも行けたし、温かい飲み物も買えて比較的楽でした。
それでもマイナスの中、8時間は辛かった…身体ががくがくになりました…

でもカウントダウンはとても興奮しました！みんなのテンションもMAX。花火が上がり、紙吹雪が舞い、これこそがわたしの求めていたNYの眺め…！

次の日、1月1日は街歩きをして過ごしました。トリニティ教会に行ったり…

夜、THE RIDEというエンターティメントバスに乗りました。バスの片側がガラス張りで、外が見えるのですが、外に色んなエンターティナーが仕込まれてあり、歌ったり踊ったりしてくれます。
両脇にお姉さんとお兄さんがいて、その二人が司会と狂言回しの役をしてくれるます。
それがまたものすごく面白い！ギャグ満載で笑ってしまいます。
たとえば、偶然バスに日本人が沢山乗っていたら「今頃日本は空っぽね！」、など…

ただ、2人ともネイティブのスピードで話します。英語が聞き取れない方は、もしかしたら言われていることがわからない場面があるかも…お客さんとの掛け合いがたくさんあるショーなので、わかった方が楽しいと思います。

NY、本当に本当に素敵な街でした。帰りたくありませんでした。
今までで出会ってきた都市の中では、一番刺激的で熱気に溢れた街、NY。

よかったなぁ。また行きたいなぁ。絶対にまた行こう。
そんな想いを秘めつつ、日本に帰って行ったのでした。